５.歌＆ダンス

　新しい肉の悦びの余韻に浸っていた茉莉は、次の歌のレッスンに遅刻してしまった。
　自分があれほど淫らで快感に酔う女だとは思ってもみなかった茉莉は、自分の中からそれを引き出した山下に固執する気持ちが膨らんでいた。
（あぁ〜〜ぁ、結局、遅刻するし、山下さんのオチ××ンはしゃぶれないし・・・でも、どうしてあんなに感じるのかしら・・・？本質的に淫乱なのかなぁ〜？）

　歌のレッスン室に入った茉莉だが、担当の先生はいなかった。
（きっと、怒って出て行ったんだわ・・・どうしよう〜）
　茉莉は仕方なくピアノの前に座り、置いてあった楽譜を弾きながら歌っていた。
　パチパチパチ・・・・・・
　手を叩きながら紳士風の男が近寄ってきた。
「君が早乙女 茉莉、かい？ピアノが上手だね〜歌もまぁまぁだし・・・それで、レッスンなんか必要じゃないと思って、遅刻したのかな〜？」
「と、とんでもないです！すみませ〜ん！」
　茉莉は直立不動の姿勢で頭を深く下げて謝った。
「僕は、歌とダンス担当の新島です。茉莉は、踊りながら歌った経験は？」
「いえ、ありません」
「ふぅ〜ん、そうですか・・・音感もいいし、声も悪くない。だが・・・ダンスが伴うと、結構大変だよ〜やってみようか〜」
　新島はカラオケのスイッチを押して、部屋の中央で歌いながら踊り始めた。
（すごい・・・上手いなんてレベルじゃないわ〜カッコイイ・・・）
「さぁ、茉莉、君もやってみて〜」
「えぇ〜っ・・・」
「ダンスの振り付けは、自由で構わないから・・・」
　茉莉は、新島に圧倒されたばかりで、萎縮していた。
　イントロが始まり、茉莉は部屋の中央に立った。
　歌いながらブレイクやムーンウォークを入れて踊った。
　だが、次第に息が切れ、声が出なくなってしまった。
「なっ！分かったろ〜普通に歌う時と違うんだ。わき腹から背中で呼吸するんだ。これがスムーズに出来ないと、舞台の上でミュージカルは出来ない」
　茉莉は打ちのめされたような気分だった。
「それと・・・少し動きが重いなぁ〜グラマーなせいか？適切に肉はあれば充分だ」
　新島は茉莉の後ろに回り、身体の各部位に触れ、肉付きを確認した。
「あぁぁぁ・・・・・・ぅっ・・・ふぅ〜っ・・・」
「鎖骨や肋骨は浮き出させ、乳房はキュ〜ッと盛り上がって張りを失わない。ウエストは乳房とは対照的に滑らかに括れ、余分な肉は感じさせない。お尻は背中からは滑らかに曲線を描き、太股からは急カーブにアップする。当然、太股は引き締まり、俊敏さを感じさせる」
　茉莉は困惑顔で聞いていた。
「ダンスはスタイルの善し悪しが大きく作用する。しかし体力を失ってはダメだ」
　自分には才能が無いような気がしてきた。
「ここで仰向けに寝て〜・・・そう、そして、両手にダンベルを持って・・・開いて・・・息を吐きながら胸の前を交差させ止め、また左右に開きながら息を吸って止める。これを毎日20往復から30往復行なう。どうだ？出来そうか？」
「あぁ、はい！」
「それが成果が出ると・・・こうなる〜」
　新島は茉莉の乳房を左右、下から絞るようにして持ち上げ、茉莉に示して見せた。
「太股とヒップアップは、レッグアームストレッチを行なう。ウエストは・・・これは歌を歌いながら腰を回転させたり反らせたりして絞り込む」
「でも、先生、どこでどうやってやるんですか？器具も無いし・・・」
「そうだな・・・ストレッチの器具なら僕の部屋にあるけど・・・」
「じゃぁ、行きましょう〜お願いしま〜すっ！」

　新島の部屋は新島同様ハイセンスな感じでまとまっていた。
「うわぁ〜素敵なお部屋ですねぇ〜」
「ストレッチの器具はそこにあるから・・・バタフライからやって〜」
　茉莉は重量調整をしてもらって呼吸法と共に行なった。
「はぁ、はぁ、はぁ〜〜ぁ・・・毎日、やったほうがいいですね〜いいですか？」
「あぁ、いいよ〜レッスンの前に来てやればいい」
「そうですね・・・うわぁ〜汗ビッショリ・・・」
「シャワーはその向こうだよ〜」
「すみません、じゃぁ、ちょっと・・・」
　まもなく、洗面所に出てきた茉莉は、髪の毛をドライヤーで乾かして戻った。
「ありがとうございました・・・それで、ウエストはどうしますか？」
「うぅ〜ん、それが難しいんだよね〜回転させたり前後させながら歌う・・・」
「あっ！」
「どうしたんだ？大きな声を出して」
「あぁ、すみません。先生の言葉を聞いていたら・・・変なこと思い出して・・・」
「変なこと・・・？」
「えぇ・・・こうして回して・・・前後させて・・・ハハハ〜何か変でしょ？」
　椅子を跨いで座り腰を回転させたり前後させたりして新島に見せた。
「今、レオタードを乾かしてます・・・その間・・・ウエストの運動しませんか？」
「だから、どうやって〜？」
「先生は、そこに仰向けに寝ててください。後は、全部、自分でしますから・・・」
　新島は茉莉の言うとおりに床に仰向けに寝た。
　茉莉は新島のズボンを下げ、下着も一緒に脱がせた。
「おい、何をしてるんだ？」
「だから、先生はジッとしててください。お願いします！」
　茉莉の強い口調に新島はとりあえず沈黙した。
　茉莉はバスタオルをとってグラマーな身体を露わにして新島の股間に割って入った。
　萎えていた肉棒はドクドクと脈打ちだしていた。
「先生って、センスもいいけど、オチ××ンも美味しそうですね〜」
　両手で包むように肉棒を掴み、茉莉は長い舌で口唇を舐めてから咥え込んだ。
　筒の周囲を渦巻くように下から舐めては口唇で扱き、玉袋を手のひらで摩った。
「うっ、ぁ、ぁ、ぁああああ〜〜〜っ・・・い、ぃ〜いぃ〜〜ぃ・・・っぁああ〜〜」
　新島は巧みな茉莉の口技に我慢できず、喘ぎ声をあげた。
「これは、ウエストのストレッチですから・・・」
　茉莉はギンギンとなった肉棒を、跨いだ自分のワレメに入れるために腰を下ろした。
　ズブズブと壷の口を押し広げながら、奥までキッチリと収まった。
「さぁ、レッスン再開です。先生、感じてイッちゃぁダメですよ〜困りますから」
「あっぁああぁ〜・・・うっ、ぁああぁぁ・・・っあぁ〜はぁ〜はぁ・・・」
　茉莉は腰を回転させながら歌い始め、途中で前後、左右の動きも入れて続けた。
　５分ぐらいで１回目を終了した。
「どうでした、先生・・・？」
「あっ、あぁ・・・いぃ〜いいよ〜〜」
「どっちの話しですか？」
「どっちも・・・いぃ〜よ、ほら、もっと続けて、休まずに・・・」
　新島は茉莉の淫壷の快感に酔いしれていた。
　結局、30分ほど連続して、茉莉は新島の上でウエストのダンスをしながら歌った。
「はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ、また、汗ビッショリ・・・先生もお疲れさまです〜一緒にシャワーしませんか？」

　ふたりはフラフラとしながら浴室に入った。
「先生・・・有難うございます〜我慢させちゃいましたね・・・わたし、します・・・・・・」
　茉莉は新島を腰掛けさせ、自分は開いた膝の間に入り、肉棒を手で洗い流した。
「かわいそう・・・今、気持ちよくしてあげるね！」
　茉莉は肉棒に愛しそうな妖しい表情で呟くと、深く口の中に咥え込んだ。
　上あごに肉棒を押し付けるように下から舌で抑え、口唇を窄めて吸いながら扱いた。
「あぅ、あぅ、ぁっ・・・、っぁはぁ〜ぁ・・・ぁっ、あっ・・・イィッくぅううう〜〜〜」
　茉莉の口の中に、ドクドクと熱い白濁の液が、腰の痙攣と共に吐き出された。
「はぁ〜〜ぁ・・・はぁ、はぁ・・・茉莉、君はセックスに関しては、天才的だな・・・圧倒され放しだよ〜ウエストのレッスンも効果的だし、一石二鳥かな？ハハハ〜」
「先生からのドリンクも最高のお味でしたよ〜ごちそうさまでした〜〜」
　そのままボディソープでお互いの身体を泡だらけにして、絡み合いを楽しんだ・・・。