４．１０３号

　純子には徹から肉の悦びを与えられたという事実が、精神的にも喜びを増幅させていた。
「徹・・・やっと、あなたから悦びの欠片をもらったわ・・・」
　徹は純子の太股の間に割って入り、昂ぶった肉棒を挿入しようとしていた。
「ちょっと・・・待って・・・」
「どうしたんだい？イヤなの？」
「そうじゃなくて・・・わたしも、あなたに悦びの欠片をあげたいの・・・」
　純子は起き上がって徹の身体を押し倒した。
「な、何なんだ・・・？純子・・・」
「いいから・・・黙って・・・ネッ！」
　仰向けに寝た角度から見る純子は、15歳の少女の頃の純子の面影は無く、
　美しく妖艶な魅惑の表情に満ちた女性だった。

　細くしなやかな純子の手の中に徹の昂った肉棒があった。
「純子・・・僕のを・・・その可愛い口に咥えてくれるのか？」
　それには応えず純子は眩いばかりの微笑みで応えた。
　両手で愛しいものを愛でるように徹の肉棒を擦って、何かを確かめているようだった。
　敏感な玉の入った袋を手のひらでそぉ〜と包み、軽く揉み解すようにした。
　徹は信じられない気持ちで純子の顔を追っていた。
　肉棒を擦りながら玉袋を舌先で軽く突き、舐め上げるしぐさをすると、徹は思わず声を漏らした。
「あっ、あふぅ〜ぅ・・・あぁ〜〜」
　純子は視線を上げて徹を見遣り、優しい微笑みを浮かべた。
　そんな表情を見た徹は、純子の美しく妖しい魅力の中に囚われていった。
　肉棒の裏筋を舌先で舐め上げ、柔らかな亀頭を真上からパクリと口に含んだ。
（あぁ・・・あの顔で・・・あの口で・・・咥えちゃった・・・純子・・・）
　純子の小ささ口の中に咥えられた肉棒は、滑らかな舌で纏わりつくように舐められた。
「あ、あぁ・・・っ、あぁ〜〜はぁ、っあぁ〜〜ふぅ〜〜」
　純子の舌技で徹の肉棒はさらに膨張し、玉袋への愛撫と併せて舐められ、美しく妖しい純子の表情にも大きな刺激を受けた徹は、限界を感じていた。
「純子・・・もう・・・充分だよ・・・っはぁ〜〜ありがとう・・・」
　徹は上体を起こし逆に純子の身体を仰向けにし、肉棒を淫らな口唇に挿入した。
　ゆっくり感触を味わうように挿入し始めると、純子も徹の熱い肉の塊の感触を味わいながら歓喜の声をあげた。
「あぁ、あっ・・・はぁ、ああああぁぁ・・・あぁ〜ん・・・あつぅ・・・っぁああ〜〜〜」
「純子・・・いぃ・・・」
「徹〜とおるぅ〜〜あぁ〜〜トオルっ・・・・・・」
　お互いの気持ちを肉棒と淫壷に託すように、深く強く結びあい求め合った。
　激しく身体を絡ませ大粒の汗を飛ばし、挿入の音と汗の音が部屋の中に響き、幾度も絶頂を極める純子の淫らな声が、それらの音と激しい旋律を奏でていた。

　徹は純子との濃密な時間を過ごして自分の部屋に戻っていた。
　全身に虚脱感が漂い、何もする気が起きなかった。
（もうじき裕美が帰ってくる・・・このままだと何かを感じとられそうだ・・・）
　もっと一緒の時間を過ごしたかったふたりだったが、夕刻の時間が迫り、慌しくそれぞれの時間の世界に戻ったのだった。
（昔のふたりじゃなく、今のお互いをもっと知りたい・・・）
　ピンポ〜ン・・・
（うん？まだ裕美の帰る時間じゃないよな？）
「はい・・・どなたですか？」
「103号の秋山ですが・・・」
　ドアを開けると30代後半らしき美麗な女性が立っていた。
　先日、広報誌を配った時、不在だった秋山 美雪だった。
「どうなさったんですか？」
「あのぉ〜誰に言えばいいのか分からなかったので・・・お尋ねしたいのですが・・・実は、浴室のシャワーが出なくて困ってるんですが・・・」
「あぁ、そうですか・・・その関係は、わたしではなく指定業者の方に・・・」
「そうなんですか〜済みません・・・知らなかったもので・・・それで・・・」
「でも・・・いいですよ〜僕がみてあげましょう・・・それでダメなら業者に連絡しましょう〜」
「済みません・・・ご迷惑をかけて・・・」
　徹はもうじき帰ってくる裕美に純子との時間を悟られるのがイヤで、丁度、好都合だと思い出掛けることにしたのだ。

　徹はテーブルの上に自治会の用事だと書置きをして103号に向かった。
「済みません・・・こういうことになると、どうしていいのか・・・？」
「女性の方には多いですよね〜だから男がいるのかもしれませんね〜ハハハ・・・でも、ご主人に言ってみてもらえば良かったんじゃないんですか？」
「それが・・・昨日から出張していて・・・ひとりなので・・・」
「それじゃ、なおさら不安ですね〜」
　徹は浴室に入り、シャワーとバスタブへの切り替えノブを回した。
「確かに出ませんね・・・バスタブには・・・あぁ〜多少、量が少ないですね・・・」
「そう言えば・・・最初から出方が少なくて・・・」
「奥さんはリビングでゆっくりしててください〜」
「は、はぃ・・・」
　徹は自分の部屋に戻り、フィルターと工具を持って戻ってきた。
「どうしたんですか？」
「いえ・・・ちょっと・・・」
　徹は工具を使って切り替え部を分解し、目詰まりしている箇所を清掃し、新しいフィルターと交換した。
「多分・・・工事の時にゴミが詰まったままだったんですね・・・これで大丈夫だと思いますが・・・」
　美雪は切り替えノブをシャワー側に回した。
「うわっ！冷たい！」
　徹の頭に冷たい水のシャワーがかかった。
「ゴメンなさい！！済みません・・・」
「いえ、大丈夫ですよ〜水ですから・・・でも、良かったですね！」
「本当に済みません・・・どうしましょう？」
「バスタオルか何か貸してください・・・」
「あぁ、気がつかなくて・・・もう、わたしって・・・何をやってもダメで・・・」
　徹は頭をバスタオルで拭きながら浴室を出た。
　美雪はコーヒーを淹れて差し出した。
「費用は負担しますから・・・」
「いいんですよ〜予備があっただけですから・・・でも、故障は困りますよね〜」
「もっと早く気づけば・・・」
「今晩から安心して使えますよ〜熱湯には気をつけてくださいね〜」
「ありがとうございます・・・」
「ところで・・・奥さんも確か働いてらっしゃるんじゃ・・・？」
「えぇ〜ブティックで働いているんですが・・・いつも失敗ばかりして・・・」
（そうか・・・それでセンスがいいのか・・・）
「そんな風には見えませんが・・・素敵なキャリアウーマンって感じですよ〜」
「いえいえ・・・そそっかしいので・・・」
「もっと自信を持たれれば・・・失敗も少なくなるんじゃ〜あっ、済みません・・・」
「そうかしら・・・？自分でも気をつけようとするんですが・・・不安で・・・」
「また、失敗するんじゃないか・・・って、思うんですよね？」
「そう、そうなんです〜良くお分かりで・・・」
　パステルカラーのスーツが良く似合っている美雪からは、そそっかしいというイメージは無かった。
　落ち着いた大人の女性・・・美麗で爽やかな感じの女性というイメージだった。
「それじゃ、これで・・・また、何かあったら言ってください」
「スミマセンでした・・・濡れたのは、乾きました？」
「えぇ、大丈夫ですよ」
　徹は純子との濃密な時間の後だったので、なんとなく爽やかな時間を過ごせ、自分としても良かったと思っていた。

　部屋に戻るとまもなく裕美が帰ってくる姿が窓から見えた。
（良かった・・・間に合ったよ〜ん〜？）
　裕美はひとりではなく、見知らぬ男と談笑しながら歩いていた。
（誰だ？バカに親しそうな感じじゃないか・・・）
　徹は自分の挙動を棚に挙げ裕美に焼餅を焼いていた。
「ただいま〜」
「お帰り・・・誰なんだ？一緒に帰ってきたのは・・・」
「同じ団地の橋本さんのご主人よ〜そこで偶然会ったので・・・どうしたの？」
「いや、別に・・・ただ誰かなぁ〜と思って・・・」
「やだぁ〜〜あなた焼餅焼いて・・・」
「バカ！そんなもの焼くか！」
「本当は、そこで偶然会ったんじゃなかったりして・・・フフフッ」
　徹は憮然として自分の部屋に入っていった。

　机に向かうと携帯電話にメールが入っていた。
「２通も来てる・・・今日は何か予定があったかな？」
　仕事の連絡事項かと思い、嫌々ながら受信ボックスを開いた。
「えっ？由美と美佳からだ・・・」
『まだ出来ないのかしら？写真・・・わたしと逢うのがイヤで連絡してこないのかな？それとも、上手く撮れてなかったの？ だったら・・・また撮り直してもいいわよ〜 　由美 』
（マイッタなぁ・・・逢いたいけど・・・どうしたものか・・・？）
『美佳で〜すっ（はぁ〜と）また、したいよ〜〜徹はしたくないの〜？ それと・・・わたしのママだけど・・・まだ30代だよ〜〜徹、興味な〜ぃ？』
（可愛いなぁ〜美佳は・・・だけど、どこで逢うかな？ママ・・・って？）
　徹はふたりに同じような返信メールを送った。
『週末までには逢いたいと思ってる・・・』
　具体的には書かなかったが、２〜３日以内には逢いたいと思っていた。
　その夜は、溜まっていた仕事を片付け、裕美も相手にしないで眠った。

　翌日は、朝一番にクライアント迄、仕上がったＣＧを持って訪問した。
（どうにか間に合って良かった・・・最近、日中の時間が潰れたから・・・）
　帰宅する前に昼食を摂ろうと思い、街中のファミレスで食事をした。
「あら？岩下さん・・・昨日はどうも・・・お昼ですか？」
「えぇ、仕事が終わったので・・・奥さんはこの近くですか？」
「そうなの〜すぐ近くよ〜お昼、もう食べたの？」
「はい・・・」
　相変わらず、美雪はセンスの良いお洒落な服装でまとめていた。
　熟女と言うより新鮮な色香を漂わせている女性という感じだった。
「それじゃあ、昨日のお礼に今晩、お食事でも・・・」
「いえ、お気を遣わないでください・・・たいしたことないですから・・・」
「あぁ、そうか・・・奥さんに怒られちゃうものね〜」
「それはないけど・・・」
「無理には誘わないわ〜こんな年上のオバサンとじゃ、デートできないわよね？」
　美雪は注文レシートを持ってレジに向かった。
「ゆっくりしてね〜これは、昨日のお礼よ〜」
「す、済みません〜」
　徹もすぐに席を立って美雪の後を追った。
「もっとゆっくりされてれば良かったのに・・・わたしのお店、ここよ！」
　ほんの1ブロック歩いたところに美雪のブティックはあった。

　美雪は徹を連れて店内を案内した。
「是非、奥様に・・・男性物は扱ってないけど、奥に小物があるから見ますか？」
「えぇ・・・」
「お客様を奥に案内しますので、お願いね〜」
　美雪は若い店員に声をかけると、奥の部屋に徹を案内した。
　ショーケースの中には有名ブランドの財布やセカンドバッグ等が並んでいた。
「高そうですね・・・」
「そんなことはないですよ〜これらは３万円ぐらいですし・・・コーヒーを淹れますから、そちらにお座りになって・・・」
　仕事をしている時の美雪は、身のこなしがしなやかだった。
（やっぱり女性は30後半になると違うねぇ〜色気が自然だ・・・）
　コーヒーを淹れてる美雪の後姿を眺めていた。
　薄いベージュの落ち着いたスーツ姿・・・上着を脱いでコーヒーを淹れている。
　シルクのブラウスの背中にブラが透けていた。
　ウエストが締まった体形であることがすぐに分かる。
　少し前屈みになった時、ヒップの形がきれいに象られた。
（あれっ？下着のラインが無いなぁ・・・それにしてもいいお尻だ・・・）
「どうしたの？コーヒーをどうぞ〜」
「えぇ・・・ありがとう〜」
「どう？」
「いやぁ〜〜綺麗ですねぇ〜奥さん・・・」
「えっ？もぅ・・・イヤね〜わたしじゃなくて、そこの小物よ〜」
「あぁ、済みません・・・奥さんの後姿に見とれちゃって・・・」
「またまた・・・オバサンをからかわないで・・・あぁ、そうか、後姿だけね？」
「いえいえ、前は美麗で爽やかで・・・魅力的なことは言うまでもないでしょ！」
　徹の真面目な言い方に美雪は冗談で切り返せなくなった。
「主人は出張続き・・・わたしはお店で忙しい・・・最近はオンナの時間なんて・・・岩下さんってＣＧデザイナーなのに、身体は鍛えて逞しいわね・・・女性にもてるでしょ？セックスアピール抜群だものね・・・ところで・・・わたしの後姿のどこに見とれていたの？」
「・・・そのぉ〜素敵なお尻に・・・パンティのラインが無くて・・・締まった感じで」
「お店で一日中立ってるから、引き締まるのは当然ね・・・パンティラインが見えないのは・・・穿いて無いからよ！パンティ、キライなの・・・」
「そうなのですか・・・？締め付けるから・・・？」
「そうね・・・窮屈だからかしら・・・でも、嬉しいわ〜誉めていただいて・・・最近、男性に真正面から誉められるなんて無かったから・・・ひょっとして下心があったりして・・・？触ってみたいとか・・・フフフッ」
「えっ？えぇ〜まぁ・・・」
　美雪の言葉に徹は思わず正直に反応してしまった。

　美雪は徹の前に立ち、背中を向けた。
「岩下さんて可愛いのね〜ここは、事務所を兼ねてるから、誰も来ないのよね・・・」
「えっ・・・？」
「確かに最近は夫婦関係も希薄だけど、浮気したことは一度も無いのよ〜」
　美雪が何を言っているのか、すぐに理解できなかった。
　ただ、手を伸ばせば触れる距離に、美雪の引き締まったお尻があった。
「本当に素敵な形をしてますね・・・これは浮気じゃありません。美しいものに触れたいと思うのは自然なことですよ〜そうでしょ？」
「そうね・・・わたしも岩下さんの逞しい胸に触れてみたいと思ったわ・・・」
「胸だけですか・・・？それじゃ、先ず僕から・・・」
　徹は座ったまま両手を伸ばし、美雪のスカートにクッキリと象られたお尻を、下から包むように手のひらで撫で上げた。

　スカートの生地の上からでも美雪のお尻の肉の感覚が充分伝わってきた。
「あぁ〜〜いいですね・・・引き締まって盛り上がり、両サイドにエクボがあるみたいだ」
　徹は太股の裏側から盛り上がる曲線を何度も手のひらで味わった。
　美雪は両手を机の上について、少し両脚を広げ前かがみになった。
　徹は美雪の足元にかがみ、素肌の太股を摩り、そのままスカートの中に手を這わせた。
　生地の上からとは異なる温もりと素肌の心地よさを手のひらに感じ、太股の延長にあるお尻のしっとりした肌の感触を堪能した。
「あぁぁ・・・ダメよ・・・直接は・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　美雪は徹の手の動きに少し身体を震わせて喘ぐような艶っぽい声をあげた。
　徹は指先でお尻の形を確かめるようにそっと撫で、左右の肉の谷間に指を這わせた。
　指を上から下に這わせると、菊の蕾がキュッと締まっているのが分かった。
　徹は蕾の周囲を指先で摩りながら徐々に中心に向かった。
　きつく締まった蕾の中心を爪の先で軽く突くと、前のほうから淫らな液が流れてきた。
「あっ！・・・あぁ、あぁ〜ふぅ・・・っ、あぁああああっ・・・」
　美雪はお尻を左右に振りながら喘ぎ声を上げ続けた。
　流れてきた淫液で指先を濡らし、菊蕾から淫唇まで前後に指を動かして弄った。
　同時に徹はスカートを捲り上げ、舌で引き締まったお尻を満遍なく味わった。
「はぁ〜〜ぁあっ・・・あぅ・・・あぁ、あぁ、あぁああああああ・・・・・・」
　美雪は身体を反転させ徹の顔に濡れて欲情している淫唇を押し付けた。
　徹は美雪の望むように両手で尻をつかみ、
　抱え込むようにして蜜の溢れる淫唇を舐めた。
「あぁぁああああ、あっ・・・いっ、いぃ〜〜〜あぁ〜〜ぁ・・・いぃ・・・いぃわぁ〜あぁ、あぁあああ〜〜〜〜〜」
　ワレメに沿って充分に舐めた後、中で疼いていたクリトリスを舐め始め、指を淫壷の中に挿入して壁の襞を擦ったり圧したりすると、美雪の淫壷は徹の指を逃がさぬように締め付けてきた。
「あぁああああああぁぁ〜〜〜っ・・・いぃ〜イッ・・・イッくぅうううう〜〜〜〜」
　後ろ手に両腕を机について身体を仰け反らせ、太股で徹を強く挟んで絶頂に達した。

「はぁ、はぁ、はぁ〜〜ぁ・・・、・・・ふぅ〜〜今度は・・・わたしよ・・・」
　美雪の美麗な顔が火照り、欲情した妖しい表情に変わっていた。
　徹を座らせ、シャツの胸を開いて、筋肉質の広い胸を撫で回した。
「あぁ〜〜逞しいわぁ・・・」
　指で摩りながら頬を摺り寄せ、乳首を舐めてキスをした。
　徹のズボンのチャックを下げベルトを外してトランクスと一緒に引き下ろした。
　勢い良く飛び出るように勃起した肉棒が姿を現した。
「ここも逞しいのね・・・素敵ね〜元気が良くて・・・」
　美雪は片手で玉袋を揉み解し、もう一方で肉棒を扱き始めた。
「あぁつぅ・・・あぅっ・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　美雪の扱きに徹の肉棒はさらに太く大きく膨張した。
「うわぁ〜すごぉ〜〜ぃ・・・」
　美雪はスッポリと肉棒を根元まで咥えると、ネットリと舌で味わうように舐め回した。
　徹は美雪の頭を抑えて肉棒を深く咥えたままにし、両手を伸ばして乳房を弄った。
「うっわぁっ、ダメよ〜大人しくしてて・・・ゆっくり味わいたいの〜」
　妖しい瞳で言われた徹は、ソファに深く腰掛けて目を閉じ、美雪の為すがままにされていた。
　しばらくすると、美雪は咥えたまま手で肉棒を扱きだした。
「あぁっ・・・あうっ・・・はぁ〜はぁ〜もう・・・イキそぉ〜〜」
「いいわぁ〜〜このままイッてぇ〜〜わたしの口の中に・・・出してぇ〜〜」
　徹は美雪のフェラに下半身を痺れさせ、勢い良く白濁の粘液を美雪の口に放出した。

「もう、30分も経ったのね・・・早く戻らないと変に思われるわ・・・」
　ふたりは急いで身支度をした。
「岩下さん、お上手ね・・・わたし夢中になったわ〜あんな風に我を忘れたの・・・本当に何年ぶりかしら・・・それに、アレも逞しくて美味しかったわ〜」
「奥さんこそ〜、僕もいつもより何倍も早い時間でイカされちゃって・・・」
「明日・・・部屋に来ない？お店、お休みなの・・・朝からでもいいわよ〜ネッ！？ そうそう、あなたの携帯の番号、教えてくれない？」
　美雪の妖しい表情に徹は再び股間が熱くなるのを感じた。
「えぇ、構いませんよ*** **** ****です。明日は・・・伺いますよ！」
　ふたりは店舗に戻り、明るい美雪の声に送られて帰途に着いた。

　家に戻るとドアのところに若い女性が立っていた。
「あれっ？誰だろう・・・あのぉ〜何かご用ですか？」
　徹は見覚えの無い20歳前後の女性に不審を抱いて見た。
「あっ！良かった・・・チャイムを鳴らしても返事が無いので困っていたんです」
　女性は徹を知っているようで、何の違和感も無く話していた。
（可愛い娘だけど・・・どこの娘だろう？）
「あのぉ〜どちら様ですか？」
「105号の桑原です。実は・・・鍵を失くしてしまい中に入れなくて・・・部屋の中には予備があるのですが・・・」
（そうか・・・あの時の声だけの女の子か・・・）
　徹は少し安心して余裕を持って応対した。
「ご両親に連絡は？」
「えぇ、携帯に電話したんですが・・・電源が入ってないみたいで・・・実は・・・昨日、結婚25年を祝して旅行に出ちゃいまして・・・だから、どうしたらいいかと・・・」
「合鍵は、僕のところにも無いんですよ〜合鍵の業者を呼べば・・・何とかなりますが・・・そうだ！ベランダ側の窓は開いてませんか？ ５階だから・・・閉めてないんじゃ〜？」
「えぇ〜と・・・そう言えば、リビングの方が開いていたかな・・・？」
「じゃぁ屋上からベランダに下りて、窓から入れば・・・よし！君はドアの外に・・・」
　徹は用心のためにロープを持って屋上に上がった。

　屋上から105号室のベランダはすぐだったが、雨樋を伝って降りるしかなかった。
（どうしようかな・・・？手摺りにロープを結んで降りた方が安全で早いかな？）
　そう決断すると徹は手際良くロープを結んで、端を自分の腰に巻いて結び、後ろ向きに立ってベランダに降りた。
　窓に手をかけると、確かに鍵は掛かっていなかった。
（良かった・・・これで面倒なこともない・・・）
　ロープを解き屋上に放り投げると、窓から部屋に入り玄関のドアを開けた。
「さぁ〜どうぞ・・・」
「えっ！？もう、降りちゃったんですか？すごぉ〜ぃ・・・」
「でも、内緒ですよ・・・こんなことが知れると、無用心だから・・・ネッ！」
　そう言って徹は彼女にウィンクをした。
「そうですよね・・・それに、わたしも両親に叱られます」
「そうだね〜だけど・・・窓の鍵はしっかりロックしないと・・・」
「はい！分かりました・・・あっ！手から血が出てる！」
「あぁ、これね・・・たいしたことないよ！ 久しぶりに登山の真似をしたもので、手袋もしないで・・・」
「今、消毒を・・・」
　急いで救急箱を取り出してきた。
「大丈夫！かすり傷だよ〜ちょっと洗面所で洗ってもいいかな？」
「えぇ、そうですね・・・」
　心配そうな彼女の顔を見た徹は、今時の女子大生とは思えない彼女に興味が抱いた。