６．１０３号ー２


　年齢が育んだ肉体なのか？
　昨日は美雪の下半身を舌で味わった徹だが、今は妖艶な裸体が眼前にあった。
　全裸で向き合うと抑え切れない淫らな欲望が、ふたりの中に沸きあがってきた。
　美雪は徹の胸に手をあて乳首を舐め、舌をそのまま下腹部まで這わせた。
「あぁ・・・あっ、ふぅ〜〜奥さん・・・」
「岩下さんの身体って、欲情を煽るわね・・・でも一番はコレかしら？」
　美雪はヘソまで届くほどに勃起した徹の肉棒を,両手で挟み筒の下から舐め上げた。
「ああぁっ・・・」
「逞しくて・・・カリも張って・・・気持ち良さそう・・・」
　美雪は自分の中に肉棒を入れた時を想定して舐めていた。
　玉袋を両手で優しく揉みながら肉棒をスッポリ口の中に咥えた美雪を見て、徹はすぐにでも射精したい気持ちになった。
　徹は美雪を引き上げ背中を壁に押し付けると、谷間を作っている乳房を揉み、乳首を舐め、昨日味わえなかった上半身を賞味し始めた。
「綺麗な乳房ですね・・・ボリュームがあるのに垂れてない・・・若々しいですね〜」
「あぁ〜はぅ、はぁ・・・あまりセックスしてないから・・・」
「えっ？こんなに艶かしく、肉感的な身体なのに・・・信じられないなぁ・・・」
「あふぅ〜っ、結婚して10年以上になるけど・・・主人が淡白だったから・・・あぁ〜〜主人以外じゃ、あなたが初めてなの・・・」
「でも・・・上手だし・・・感度抜群だし・・・なんと言ってもエロティックさは・・・」
「我慢してたの〜ねぇ〜お願い・・・コレを、早く・・・入れて・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　美雪は徹の下腹部に手を伸ばし、肉棒をつかんで扱いた。

　20代半ばで結婚した美雪は、すぐにセックスの快感に目覚めたのだが、夫は独身時代からセックスには淡白だった。
　結婚しても美雪とは月に１回も無かった。
　そのうち年に２〜３回ぐらいとなった時、美雪は浮気するわけにも行かずネットでバイブやローターを買い、出張の多い夫の留守やお店の休日には朝から、自分で慰めていたのだった。
　しかし快感が高まれば高まるほど本物が欲しくなったのだが、浮気をする勇気も無く、ひとりでいろんなことを試していたのだ。
　外観が美麗だったので誘いも多かったのだが、自分がどうなるか不安でどうにも出来ず怖い思いしかなかった。

　徹は美雪の淫唇が蜜で溢れているのを確認すると、美雪の片脚を腰に抱え、背中を壁に押し付けたまま、肉棒を下から突き上げるように挿入した。
　ズブズブと美雪の淫壷の中に肉棒が挿入されると、美雪は徹の首に手を回し、両脚を腰に絡めて身体を揺すり始めた。
「はぁ〜〜ぁっ、はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ・・・あぁ、ふぅ、あぅ、あぅ・・・いぃ〜い、いぃ〜あぁ〜〜〜〜」
　徹は美雪の尻を両手で抱えるようにして突き上げていた。
「あぁ〜いぃ〜〜あぅっ・・・あぁ〜〜あぁあああっ・・・イッ、くぅううう〜〜〜」
　ガクガクと身体を震わせ、肉棒を小刻みに締め付けて絶頂感に浸った。
　徹は優しく美雪の身体を抱えて蒲団の上に寝かせた。
　汗を噴き出した美雪の火照る身体に、徹は優しく指先を這わせた。
「奥さんのオマ×コ締めつけが絶妙ですね・・・千切れるかと思っちゃいました」
「はぁ、はぁ、ふぅ〜〜ぅ・・・あなたのが太いから・・・すぐにイッちゃったわ〜あなたの張ったカリが、中の壁を引っ掻くみたいで・・・あぁわぁああああ・・・」
　余韻に浸る美雪の括れた腰を擦り、淫唇を指でなぞっていた。
　再び息の荒くなってきた美雪の両脚を自分の両肩に掛け、肉棒を深く挿入し、指２本でクリトリスを弄った。
　腰を不規則に動かしながらクリトリスを指で擦り、しっとりした脚を舐めた。
「あぁ、あぁああああっ・・・うっ、わぁああああ〜〜〜〜〜」
　髪を振り乱し指を咥えて悶え狂喜する美雪を見ながら徹は嬉しくなり、美雪をさらに乱れさせようと意欲が沸いてきた。
　腰の動きを止めると、淫壷の中で微妙な感触があり、肉棒を刺激した。
（あっつぅ〜〜はぁ〜〜動かしていないと、こっちがイカされるよ〜）
　美雪の両脚を曲げて身体に密着させ、一気に腰を繰り出した。
「あぁわああああっ・・・イク、イク、イクぅわぁああああ〜〜〜〜」
　美雪は敷布団のシーツを強く握り締め、大きな快感の波を受けて止めていた。

　徹が美雪から離れると、美雪はうつ伏せになって快感に浸っていた。
　豊かな白桃のようなお尻の肌を見ながら、徹は魅力的な尻を犯したいと思っていた。
　左右の白桃を広げ、菊状の萎んだ蕾を指先で擦ると、美雪は声を上げて悶えた。
「あぁああっ、あぁ〜ん・・・あぅっ、そこ・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　美雪の反応に気を良くして舌先で菊蕾を舐め始めると、美雪は身体を捩じらせて喘いだ。
　舌先を菊蕾に少し入れたり出したりしながら、指で淫壷の中を弄った。
「あぁああああ〜〜〜〜っ、はぁ〜はぁ〜っ、あぁ・・・ダメ、ダメ・・・あぁ〜〜」
　指を淫液で濡らせて菊蕾の周囲と入り口を解し始めると、美雪は締めていた菊蕾の力を抜いて快感を味わっているようだった。
「奥さん・・・ココも凄く感じてるよ・・・」
「・・・・・・わたし、変かしら？」
「そんなことないよ！奥さん、感じやすいから・・・でも、経験あるの？」
「な、無いわ〜だけど・・・あぁ〜〜足の先まで痺れるわ・・・いぃ、感じよ〜〜」
　徹の指の動きに反応して身体を震わせた。
　バイブやローターを購入して自慰に耽った時、恐々と菊蕾に挿入したことがあった。
　淫壷とは異なった深い甘美な快感に酔いしれ、禁断の快感を味わうような気分で、それからは毎回のように密かな楽しみにしていたのだ。

　徹は指を浅く菊蕾に挿入し手のひらを淫唇にあてがいながら、小刻みな振動を連続して与えた。
「あぁあっ・・・あぁああああっ、っ、いぃ〜いぃ〜イッくぅ〜ぅううう〜〜〜」
　美雪の声にあわせて菊蕾が小刻みにキュッキュッと収縮を繰り返した。
「すごい・・・指が吸い込まれそうだ・・・」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・イッちゃった〜はぁ、はぁ〜まだ、感じてるぅ・・・」
「じゃあ、次は、コレで・・・僕もイキたいし・・・」
「いいわ〜でも・・・優しくしてね・・・初めてだから・・・ネッ！」
　美雪には不安は無かったが、徹に知られるのが恥ずかしかったのだ。
　徹に自分が新しい快感を開発してあげた・・・という悦びを感じさせたかった。
　徹は少し緊張し胸を高鳴らせながら、美雪のふたつの白桃を引き寄せた。
「本当にきれいですね・・・」
　自分のお気に入りの美雪のお尻を犯す・・・という感慨が徹の胸を熱くしていた。
　人妻と関係するだけでも以前は考えもしなかった徹だった。
　張りつめた肉棒を握り菊蕾の中心にあてがい、ゆっくりと挿入していった。
　きつく締め付ける抵抗の強い中に肉棒を３分の１ほど挿入し少し引いた。
「はぁ・・・ぁあっ・・・あぁ〜あぅっ・・・あぅ、っ・・・はぁ〜〜ぁ・・・」
　美雪の喘ぎ声を聞きながら再び挿入を始め、半分ほど挿入してから引いた。
（この締め付けの快感は、特別だな・・・あぁ、我慢しないと出ちゃいそうだ・・・）
　挿入を繰り返すたびに、徹は美雪のことよりも自分の快感を堪えていた。
　何度か挿入を繰り返し、深く挿入した肉棒を回転させ、素早く出し入れした。
「あぁっ、わぁあああ〜〜〜、ふぅ〜ぅっ・・・はぅ、っ・・・あぅ、あぅ、はぁ〜〜 あん、あん、あぁ〜ん・・・ぁあああぁっ・・・うっ、イッ・・・くぅうううぅ〜〜」
　徹は美雪が昇りつめるのを確認して、堪えていた欲望の精を一気に爆発させた。
「うぅぅ・・・あっ、あああ〜〜っ・・・うわっ、つぅ・・・イッ、くぅううう〜〜〜」
　力を込めて美雪の菊蕾の中にドクッドクッと大きく脈打つように射精した。

　しばらくの間、ふたりの時間は止まったままだった。
　快感に酔いしれたふたりは、ピクリとも動かず、身体をあわせていた。

　やっと息を吹き返したような気分で、ふたりは身体を起こした。
「ふぅ〜〜ぅ・・・大丈夫ですか？・・・僕もイッちゃったけど・・・」
「はぁ〜ぁ、大丈夫よ・・・あなたのドクッって出てくるの・・・感じたわ〜〜」
「前でイクより、後ろのほうが凄かったようだけど・・・良かった？」
「フフッ・・・内緒よ！それより今日は安全日だから、前でも出していいわよ〜それとも、もう終わりかしら？」
「とんでもない！少し休めば平気ですよ！」
「まぁ、嬉しいわぁ〜〜じゃぁ、お風呂で汗を流して・・・休憩しましょ！」
　美雪は火照った裸体を隠さないで浴室に向かった。
　徹は初めての快感をまだ味わっていたが、ゆっくり身体を動かして後を追った。
（癖になりそうな快感だ・・・今日を最後にはしたくないなぁ・・・）

　浴室で身体を洗いあい、バスタブで美雪を抱えてくつろいだ。
「こうして奥さんを抱いたまま湯に浸かるのは最高ですね〜乳房を掴んだまま・・・今度は下から突き刺したまま、こうして抱いていたいな・・・」
「ウフッ・・・いいわよ〜どこでも、いつでも感じちゃうから・・・あなたならネッ」
　年齢差は10歳ぐらいあるのだが、それを感じさせない雰囲気がふたりにはあった。

　浴室から出たふたりは、裸のままリビングで冷たいビールを飲み干した。
「このまま隠さないでいましょうか？」
「えぇ、奥さんの裸を見ていられるから、このままのほうが・・・」
「今日は、何時まで大丈夫なの？」
「ずぅ〜と一緒に過ごしたい気分だけど・・・やっぱりダメですよね？」
「そうね・・・わたしたち生活が一緒じゃないから・・・だから、いいのかも？」
「そうかも・・・いつもは別々で、逢いたい時に逢うほうが、新鮮で気持ちも高まるのかな？」
「フフッ・・・淫らな欲望が高まるんじゃないの？」
「そうですね〜ハハハッ・・・」
「あっ！やっぱり若いわねぇ〜〜もぅ大きくなっちゃって！好きなのねぇ〜？」
「奥さんが魅力的だから・・・」
　ふたりは椅子から立ち上がり、肌を合わせ口づけを交わした。

「毎日、欲しくなったら・・・どうしよう？」
「それは〜わたしも同じよ・・・お互いの気持ちが合わないと感じあえないから・・・気持ちが一致した時に、逢えばいいんじゃないの？」
「そうですね・・・そうしましょう〜」
　徹は今日だけで終わらないと確認できたので、あらためて美雪と感じあいたいと思った。
「ねぇ〜お互いのアソコ・・・舐めたり触ったりしない？」
「いいですね〜６９・・・好きですか？」
「経験ないから・・・何でもしてみたくて・・・いぃ？」
「奥さんが望むことなら、僕は何でもしますよ！遠慮しないでください〜」
「嬉しいわ・・・やっぱり勇気を出して、あなたとこうして・・・良かったわ〜」
　恋人同士のように気持ちが重なり合い、再び燃え上がってきた。
　美雪の身体を上に乗せ股間に顔を埋め、濡れて熱くなっている淫唇を舐め始めた。
　美雪も勃起した肉棒を上から咥え、ネットリとした舌を肉棒に絡ませた。
　徹は淫唇だけじゃなく、感じやすい菊蕾も舐め、指でも刺激を加えた。
「あぁ〜〜ぁ、もぅ、ダメだわ〜耐えられないわ・・・はぁ〜ぁ・・・お願い・・・」
「きれいな奥さんが淫らな格好してるのを見るだけでも興奮しますよ〜早く四つん這いになって、そのきれいなお尻を振って誘ってください〜」
「ホントに好きねぇ〜〜わたしと同じだけど・・・いいわ〜」
　美雪は上体は伏してお尻だけを高く上げ、身体を弓のように撓らせて誘った。
　徹は肉棒で淫唇を割って入り、淫らな蜜で溢れる淫壷の中に深く挿入した。
「あぁ〜あぁ〜〜ぁ・・・いぃわぁ〜〜入ってきただけでイッちゃいそうよ〜」
　徹は肉棒の動きに変化をつけ、締まる淫壷の中を縦横無尽に駆け回った。
　同時に菊蕾に指を挿入し、内側の壁を圧しながら擦り、リズミカルに動かした。
「あぁっ、ぁああああああ〜〜〜〜〜あぁ！あぁ！あぁあああ〜〜！！ イク、イク、イッちゃうぅ〜〜イッ、くぅううう〜〜〜あっ、あぁ〜〜！！」
　美雪の喘ぐ声は次第にトーンを上げ、外まで響くほど狂喜した。
「はぁ、はぁ、はぁ〜ぁ・・・ごめんなさい〜叫んじゃって・・・快感が強くて・・・」
「思い切り叫んでください〜こんな時、何かに気遣うことのほうが変ですよ〜」
「岩下さん・・・本気で愛しちゃいそう・・・」
「僕はとっくに本気ですよ〜」
　徹はゆっくり腰を動かし始めると同時に、指の愛撫も再開した。
　美雪は高く上げた尻を徹の腰に押しつけながら、すぐに上り詰めていった。
　美雪の興奮が醒めないうちに、徹は肉棒を菊蕾に挿入しなおした。
　締め付けてくる快感を堪えながら、美雪の悶えを最大限に引き出そうとした。
「うっ、わぁ〜っ、あぅ、あぅ、あぁあああっ・・・あぁん、あぁん、あ、あっ、あぅ、ふぅ〜っ・・・あぁ〜あぁ〜〜もぅ・・・あつぅ〜イッ・・・くぅううう〜〜」
　しばらくジッとして、美雪の快感に浸るのを見守りながら、身体を反転させて仰向けにし、普通に合体して淫壷に挿入を繰り返した。
　美雪の身体を両腕で抱きしめ、艶っぽい口唇に口づけし、何度も美雪を昇天さた。
「はぅ、はぁ、はぁ・・・もぅ、あぅっ・・・ぁ〜ぁ・・・」
「イッてぇ〜はぁ、っ、わたしも・・・あぁ〜あぁあああっ、イクぅううう〜〜」
「奥さん・・・僕も・・・イッ、イッくぅううう〜〜〜〜」
　そのまま抱き合い、お互いの余韻を味わっていた。

　アッと言う間に時間が過ぎ、夕刻が近づいたのを感じると、無言で別れていった。
　徹は部屋に戻り、帰って来た自分を情けなく感じていた。
（仕方がないんだ・・・美雪さんも同じ気持ちだろ・・・）
　着替えをして近くのコンビニまでビールを買いに出かけた。
（ふぅ〜〜なんとなく心地良いなぁ〜）
　ゆっくり歩きながら夕方の風を肌に感じ、気分良く歩いていた。
「すみません〜缶ビール２本・・・」
「はい、岩下さん、ありがとうございます」
「えっ？・・・僕を知ってる？」
「401号の内野です。わたしは良く知ってるんですよ〜」
「えっ？どうして・・・？」
　内野という女性は、まだ22〜3歳ぐらいに見えた。
「まてよ・・・内野・・・あぁ〜ご主人が車の販社に勤めている、あの内野さん？」
「えぇ、ちょっと待っててください・・・もう終わりで、帰りますので・・・」
　徹の返事も聞かずに事務所のほうに行き、５分ぐらいして戻ってきた。

　内野さんの若い奥さんは、コンビニの制服を着替えると、さらに若く見えた。
　ショットヘアーで目が大きく、タンクトップにショートパンツという格好で、キュートなミニグラマーという感じだった。
「岩下さん、いつもお昼を買いに来たりビールを買ったりして・・・声を掛けようと思ったんですけど、タイミングがつかめなくって」
「そうだったんですか・・・気づかなくて済みません」
「いえ、いつもは10時から４時までなんですが・・・今日は１時間延長で・・・」
「大変ですね・・・じゃぁ、ご主人とも時間が合わないんじゃないんですか？」
「えぇ、あの人は月曜日が休日で・・・わたしも休むようにしてるんですが・・・毎日、帰りが遅くて・・・帰ってきても話もしないことが多いんです」
「ふぅ〜ん・・・疲れているんでしょうね〜でも奥さん、可愛いから、ご主人は、大事に思ってるんじゃないんですか？」
「・・・・・・どうかなぁ〜？最初はそうだったけど・・・結婚してからは・・・」
　ふたりは帰り道を話しながら歩いていた。
　徹は人生相談を聞いている気分だった。
「まだ結婚して・・・どのくらい？」
「半年・・・と言っても、付き合っていたのが２年ぐらいあったから・・・成り行きと言うか惰性と言うか・・・何となく結婚しちゃった感じで・・・」
「それは無いだろうけど・・・ところで奥さんの名前は？」
「あっ、済みません〜典子です！だけど、みんなノンノとかノンちゃんって・・・22歳にもなってノンちゃんはおかしいでしょう？」
「そんなことないよ〜イメージ通り可愛いくていいと思うよ〜ノンちゃん！」
「あぁ〜〜！ノンちゃんて言ったなぁ〜〜フフフッ・・・でも、ありがとう〜そうだ！岩下さんって結構人気あるんですよ〜カッコいいって！」
　可愛い少女という感じで、人妻という気がしなかった。
「へぇ〜そうなの？！じゃぁ、ここで・・・」
「あっ、着いてたんですね。また、お話しさせてください〜」
「あぁ、いいですよ〜いつでも、どうぞ〜」
　棟の玄関先で典子と別れた徹は、疲れ切っていた。
（明日は、仕事に集中しよう〜今日は早く寝て・・・ふぅ〜ぅ・・・）
　その夜、徹は裕美ともあまり話をせず、床に就いた。
　裕美は仕事で疲れているのだと思い、そっとして休ませた。