３５−１

「あっ・あぁぁぁぁぁ・・・」
　こらえながらの喘ぎ声は、集音マイクに拾われ世界中のパソコンの前に座るパンツを脱いだ男たちの耳に届いている。
「おい・・備品女。・・もうあきらめたのか・・・パパの元に戻るのを・・快楽に負けたのか？・・・・・・先っぽにそろそろ当たってきたぞ・・興奮した備品女の子宮が下がってきてるぞ。」
　と、垢太郎は言うと大きなグラインドを止め先端に当たった子宮口を赤く膨らんでいる亀頭でグリグリと圧迫しじわじわと女の芯を温め始める。

「・・あうぅぅぅ・・あてないで・・押さないで・・・はうぅぅぅ・・・だめ・・だめ・・パパ、助けて・・いやぁぁぁ。」
「そうだそうだ・・助けを呼んでも・・誰も気やしないが絶望の中でも一縷の望みを捨てずに抵抗する女ってのがいいんだよ・・俺みたいな男にはなぁぁぁぁ。」
　と声を張り上げると同時に、下がってきた子宮を元の位置に戻すように膣奥を恥垢まみれの亀頭で一気に押し上げた。
「・・あはぁぁぁぁ・・だめ・だめ・・いったいぃぃぃぃ・・・押さないで・・・ゆっくり・・お願いします。・・・あっぁぁぁぁ・・」
「なんだ・・ゆっくり味わいたいのか・・・だったらそう言えばいいじゃないか。・・こうか。」
「あっぁぁっぁ・・・だ・だめぇぇ・・ぅぅぅっぅうぅ。」
「にゅるにゅるしてんぞ・・・奥からトロトロの液が纏わり付いてるがなぁ・・・備品女とはよく言ったもんだ。・・・ヤリチン男の備品だよ奥さんは・・ＮＯ２６は。」
　涙を浮かべた佳乃は、備品と呼ばれる屈辱と女としての性の高ぶりを抑えきれずに声をあげて泣き始めた。その声は、喘ぎを通り越したものであり普通の性行為を楽しむ男女であれば性行為を中断するのであろうが、Ｓ的性衝動の垢太郎には興奮のみを与えていた。

「うわぁぁぁぁぁん・・・・・うぇうぇうぇ・・・・ひっ・・ひっ・・うぇっぇぇぇ。」
　大きな声で鳴き始めた佳乃に、冷静な声色で垢太郎は物申した。

「もっと泣けっ・・・哀願しろっ・・・そして解放をねがうんだっ・・・チンポに突かれたままでいいのか・・・子供が・・旦那が待ってるんじゃねえのか。」
　緩慢な動きに変化させた垢太郎は、佳乃の感情の変化を巧みに捉え膣奥でなく、追いつめられた女の精神の奥を揺さぶり始めた。ズコズコではない子宮口をノックするような肉棒の動きに佳乃は垢太郎の興奮を助長するような哀願を口に出す。

「あうあうあうぅぅっぅぅ・・・かえら・して・・・かえらして・・・あはぁぁぁぁぁ・・・うぐっうぐっ・・・パパぁぁ・・たすけてぇぇぇ・・・・うぐぐぅぅぅ・・・あぁぁぁ・・突かないで・・いぃぃぃたいいたい・・奥は・・だめぇ。」
「もっと・・言えよ・・備品女。・・もっと願え・・・どっちなんだ・・チンポで突かれたいのか？それとも・・パパのもとに帰りたいのか？・・・それともパパの前で俺に突き抜かれたいのか？」
「あっっ・・・何を・・したら・・あうぅぅ・・解放して・・うぅぅ・・くれるの？・・・・教えて・・・・なんでも・・あうぅっぅ・・しますから・・・あぁぁぁぁん。」
　泣きじゃくった後の子供っぽい声色をした哀願に対して、乾いた声でさらりと答えた。

「・・そうだなぁ・・これから聞く質問に全て答えれたら・・・考えてやってもいいぜ・・・今なら、あいつもいないことだし・・・・なぁ。・・・どうだい？」
「・・ひぃぃ・・ふぅぅ・・はい・・なんでもぉぉぉ答えますぅぅぅぅ。」
「よし・・いいだろう・・・おま○この奥をコンコンしながら聞くから・・三秒で答えろよ。・・・答えれなけりゃぁ・・・朝まで・・小便の穴まで・・いじりたくしてやるから覚悟しろ。」
「・・・」
　こくりと頷いた佳乃は肩で呼吸をし始めいかなる質問が浴びせかけられるか緊張して垢太郎の目を見つめていた。

「質問その１・・・三人いるなかで・・なぜ俺を選んだ？・・１・・２・・」
　間髪いれずに佳乃は子宮口をノックされながら、目をつむったまま答えた。
「それは・・他の二人は怖そうだった・・あっぁぁぁん・・ので・・・あなたに・・・はあぁぁぁ・・に・・・はぁぁぁぁ・・しましたぁぁぁ。」
　頭の中の思考は、女の奥を貫かれた佳乃には快楽に負けまいとする方に集中してしまい、ついつい質問をおろそかにしてしまいそうになるが解放への望みを保つために従順に答えている。
「そうかい・・チンポの大きさなら・・黒人に負けるが・・大きさで選んだわけではないんだな。」
「・・あうぅぅぅあぅ・・・突かないでぇぇ・・・おかしくなるっぅぅからぁぁぁ。」
「質問その２・・・旦那以外のポコチン何本咥えたんだい？・・１・・・２・・・・さ・・・」
「・・５・・人です・・・あうぅぅ。」
　佳乃が答えた数、「五人」の中には社長の山本、大島、それとこの生贄研修の主催者である大友勝の三人も含まれていた。友之と知り合うまでの二人と研修が始まってからの三人では、セックスの濃密さ、異常さなど何から何までもが別次元の行為であった。

「へー・・五人ねぇ・・・少ないなぁ・・・それでは質問その３・・・どのポコチンが一番気持ちよかったんだい？・・・名前で言ってくれても構わないし・・・プレイ内容も教えてくれるかい？」
　垢太郎の腰のグラインドが少し弱まり始め、佳乃への質問に耳を傾けている。肉棒での膣奥への刺激が少し弱まったその時、佳乃から咽び泣く声で最近の研修内容が漏れ聞こえ始めた。

「・・あうぅぅ・・大島という人に・・・うぐぅ・・自宅で・・うぐぅ・・犯された・・・時・・・で・・す・・うぅぅぅ・・・ひぃひぃひぃ・・・。」
「ほぉぉぉ・・・犯された時が気持ちいいとは・・・・ここまでスケベだとは・・質問その４・・・その時は・・・中出しかい・・それとも強姦犯がゴムつけるとは思わんがどっちだい？・・１・・」
「・・中で出されました・・・うぅぅ。」
　完全に腰の動きを止めた垢太郎は、佳乃を抱きしめ耳元に口を近づけ質問を続ける。

「かわいそうに・・・・質問その５・・その後生理は来たのかい？・・・１・・２・・」
「・・はいっ・・・来ました。・・・・ぐっ・・うぐっ。」
　涙をこらえながら悪魔のような尋問に素直に答える佳乃を、子供をあやすように艶やかな黒髪をなでさすり始めた垢太郎は、止めることなく質問を耳元に浴びせかける。

「質問その６・・・旦那と交尾する前は、何人のポコチン咥えたんだ？・・・１・・・２・・・・さ。」
「二人です。・・・・抜いて・・・奥に当たって・・あぁぁぁぁ・・」
　佳乃が肉棒を抜いて欲しいと懇願すると、天邪鬼な垢太郎は再び子宮口をノックし始めた。
「あうぅぅぅぅ・・もう・・・ぬいてぇぇぇぇ・・・おかしくなるから・ぬいてっぇぇぇ。」
　哀願を無視するように再び、佳乃の答えの矛盾点を粗捜する。

「何が抜いてだ・・気持ちいいくせに・犯された時が一番気持ちいいなんていう女が、どうして抜いてくれなんていうんだ。・・・質問その７・旦那よりもその二人のうち、備品ＮＯ２６・・おまえを気持ちよくさせてくれた男はいたのか・・・最初の男と・・二人目の男の交尾の特徴を教えてくれ。」

「・・あぅぅぅ・・・初めては・・・大輔・・くんです・・・高校の・・あうぅっぅ先輩でした・・・・・・一回だけ・・しかしてません・・・うぅぅぅ・・・二人目は・・・澤井さん・・・会社の同期です・・・・彼は・・あぁぁぁぁ・・だめ・・じっとしてないと・・おしっこ・・・あぁぁぁ・・・・」

「漏らせばいいじゃないか・・・おしっこ漏らすくらい気持ちいいのか・・その澤井としたときもおしっこ漏らしたのか？」

「・・いいえ・・あうぅう・・彼は・・すぐに・・いってしまうので・・・・・・長続きしませんでした・・・もう・・いいでしょ・・おしっこ・・出ちゃうから・・突かないでぇぇぇ。」

　数年前の淡い思い出を、見知らぬ男に膣奥深くまで犯されながら告白をし続ける佳乃の姿はＷＥＢ上で見つめる男たちの脳裏まで確実にこびり付いている。