| ４６−１ 社長の山本と覆面のまま匿名で交わり、大島には白昼自宅で犯され、大友親子には世界に自分の交わりを配信された佳乃に、これからはじめる懲罰研修と名づけられた時間は脳裏にどう映されているのか。 いままでより激しい性的嗜好の人物を相手に交わり、蔑まれ、女性としてでなく備品としてお○んこを犯され、舐られ、嗜好会員の嗜好のままに朝を迎えさせられるのであろうと佳乃は感じずにはいられないでいた。 「・・・遠いお空の向こうに・・・飛んで行ってしまいました。・・・おしまい・・・・ともか・・。・ともか・・・寝ちゃったの・・・。」 小さな布団に横たわった娘は、いつもと同じく好きな絵本の内容を最後まで聞くことはなく、夢の世界へと落ちていった。 一度眠りにつくと朝まで起きない娘は、親想いの娘で今日の研修を感じ取ってか早くもスースーと寝息をたてている。 佳乃は、友佳の寝顔を見ながらうとうとし始め、会社の制服姿で着替えをせぬままで横たわり、娘同様に寝息を立て始めていた。それそのはず、時間はとうに１１時を過ぎ外界の音も車の音から虫の音が大半を占め始めるころであった。 １１時をすぎても始まらない懲罰研修に怯えながらも人間の生理的欲求である眠気には勝てずに徐々に重い瞼が閉じ始めている。 「・・・スー・・・。」 佳乃の寝息は、深くなり完全に睡魔に負け重い瞼を閉じてしまう。二人の親子の寝息しか聞こえない空間は甘く癒される空間。 だが、その癒しを自分たちの性的嗜好の空間に変換する者たちが一歩づつドアノブへと邪悪な手を差し伸べていた。 この扉の奥を知る一人の脂ぎった右手は施錠のされていないドアノブを簡単にひねり開け、母と娘の寝息のする方へと進軍していく。開いた扉をそのままにし後ろに控える男を先に送り込んだ。 「カチャ・・・・パタンッ。」 「・・・・ほぉぉ。・・・なんとも生活感のある家ですなぁ。大島君。」 「・・・先生は、地下に居るよりこんなとこのほうが好きなんでっしゃろ。・・ケケッ。」 大島に先生と呼ばれる男は、てかてかのはげ頭をさすりながら親子の眠る寝室の引き戸に手をかけ、敷居のすれる音を最小限にし半開きにすると亀のような頭で覗き込んだ。 「・・これは・・よい。・・・・今日の匂いが染み付いたままの・・おなごかね。・・ありがたい。」 口元の緩んだ老いた男は、睡魔に負けた佳乃に向かって両の手を合わせながら念仏を唱えた。 「先生。・・・久しぶりの子持ちですぞ。・・・今日こそは、・・・立派な御神体を復活させねばなりませんなぁ。」 「・・・わしの・・いちもつは・・・今日の・・お昼の・・診察でもピクリともせんかったんじゃ・・若いＯＬの尻の穴・・を診察してもじゃぞ。」 年老いた男は、指先をたてクルクルと回しながら診察で行ったと言う動きをやって見せた。その動きを見た大島は、年寄りの肩を叩きながらこう言った。 「その動きで・・この・・牝の尻の穴を・・・いじり倒したら・・・いやでも、勃起しまっせ。」 少し大きな声を張り上げた大島の濁声が、夢見心地の佳乃の聴覚に無理やり進入し懲罰研修は幕をあけた。 「・・誰？・・・あっ。」 目を開いた先に見えた二人の男は、緩んだ口元を戻すことなく横たわる佳乃を透視でもするかのように視姦していた。 ４６−２ 目覚めた佳乃は大島の顔を見るなり、すぐさま正座をし頭を下げ口上をのべた。 「・・お待ち申し上げて・・おりました。・・・備品ＮＯ２６・・懲罰研修を・・・お受けいたします。・・・・いかようなお仕置きも覚悟いたしますので・・娘には・・・。」 殊勝な口上は、予め監視員からのメールを読み佳乃の本心からではないであろう言葉が口に出る。 「・・おうおう。・・・自らの申し出・・あっぱれじゃ。その娘には手を出さぬよって・・安心せい。」 「・・あ・・ありがとうございます。・・・・あっ。」 年寄りの男の言葉に安堵し、少し友佳の方を向いたところ、後ろに束ねた髪の毛を手に鷲掴みにした大島は佳乃の耳に物申す。 「・・・わしへの口上がないやないか。・・・何べん言われたらわかんねん。・・こっちこい。」 頭を小突かれた佳乃は、二人の男にしたがって我が家のリビングへと向かう。その足取りは重く、二人の後ろをついて行く大島の連れてきた年寄りの足取りは妙に軽かった。 ソファーに座った年配の男、ダイニングテーブルにカバンを置きその横に座る大島、住人であるはずの佳乃は白いブラウスに薄っすらと透けるピンクのブラに朝からノーパンで過ごした会社支給のタイトスカートを膝上までたくし上げたまま正座をしうな垂れている。 「おい・・備品ＮＯ２６。・・・わしへの口上を忘れるとはどういうことや。・・まあええ・今日は、わしが嗜好会員ではない。・・・この先生が、今晩のお相手である特級嗜好会員さまや・・ええな。」 「・・はい。」 「口上はいつも通りでは・・面白くない。・・今日の懲罰研修用にちょっとアレンジしたさかい・・よく聞けよ・・・・ゴニョゴニョ・・・」 「・・・・どうや。」 満面の笑みを浮かべる大島に対し、怯えて何度も首を振る佳乃に大島の怒りの矛先は扉の向こうの友佳へと向かう。それだけは回避しなければと大島への服従の言葉をアレンジした口上をソファーに座る年寄りに向かって発する。 「・・・はじめまして・・うっ・・・・・備品ＮＯ２６加山佳乃の・・一人娘友佳を産み落としました・・ち膣肉は・・大島特級嗜好会員さま用の・・肉穴です。・・申し訳ありませんが・・よ・・横山特級嗜好会員さまには・・・別の・・穴を用意いたしました。・・不潔ですが・お・・お尻の・・穴を・・・お使い・ください。それから・・・・」 「それから？・・・」 後ろから小突いた大島に促がされ、膝立ちになり横山と呼ばれる男の方に尻をむけ、タイトなスカートをたくし上げながら白い双尻をむき出しにした。その格好のまま口上を続けた。 「・・用意いたしました・・お尻の穴は、こちらです。・・・う・・うんち・・以外は・・入ったことのない・・処女ですので・・・どんなち○ぽでも受け入れられるように・・ほぐしてやって下さい。」 佳乃は、尻の割れ目を静々と両の手で開き、窄まった毛の生えていない綺麗な菊門を横山と呼ばれた年寄りに見せ付けた。 「・・先生の顔を見ながら拡げねぇか・・・先生はなぁ・・。」 「まぁ・・ええやないか大島君。・・・正体はいずればれるんや・・・・職業柄な。よろしく頼むよ・・奥さん。」 大島に耳打ちされた言葉の中で大体の懲罰研修の内容が理解され、まだ誰にも奥まで侵入を許したことのない一般的な性行為の対象ではないと思っていた尻の穴を陵辱されることを諦めの中で覚悟した。 その内容は横山の職業と言う言葉で普通の状況であれば理解され拒絶の意思を投げかけるのであろう。 懲罰研修にはそんなことは暖簾に腕押しどころか、やぶ蛇でさらに恐ろしげな懲罰に進化することを本能的に感じ取り無言で頷くだけの佳乃だった。 その頷きは受け入れの返事ではなく諦めの表現であっても、自らの嗜好を罪もない若妻にぶつけるだけの二人には余り意味もなく気づかれることのないアピールなのだった。 「なかなかの尻の穴じゃ。・・・大島君のち○ぽはまだまだ無理じゃが・・・毎日、ほぐすか・・アナルプラグで塞いでおけばひと月後には・・・締め付けのええ・・・アヌスになるやろで。」 前のめりに乗り出した横山老人は佳乃の四つんばいで割り広げられた尻の谷間に指を這わせ柔らかい谷間の菊肉を指先で楽しんだ。 「ヒィィィ・・・いや。」 年寄りの指先は、窄まった菊穴へ差し込まれることもなく、恥ずかしさからか閉ざされた陰唇の隙間へも伸びることもなかった。執拗に繰り返されるのは菊門の周りにある無数の皺をもみこむように指先へ力を入れ込んでいる。 「・・ホホッ・・・奥さん・・・これは・・最近施されたのかな？・・・んっ。」 親指に押さえられ大きく広げられた尻肉の内側に刻まれた蚊に刺されたほどの炎症を見つけた横山老人は、その針の穴ほどの傷を大きく揉みこんだ。 「・・・あぅぅ。・・そこは・お・押さないで・・ください。・・で・・で・・」 自ら尻の穴を見やすいよう拡げていた手を床につき、懇願の目で横山老人を見つめ訴えた。 佳乃は横山老人に尻肉を揉み込まれはじめてから床を見つめるだけであったが、蚊に刺されたようなのような炎症を見つけられ指圧される。 「やはり、この壺を刺されたんやなぁ。・・さぞかし辛かったやろ。しかしここで・・出されたら・・難儀や。・・・つづきは風呂場で楽しむとするかのぅ。」 そういい終わると横山老人は、大島に目配せをし床の準備ではなくハウスメーカの集合住宅では比較的防音性の高いユニットバスへと持ち込んだカバンを移動させる。蔡に施された括約筋弛緩のつぼを見抜いた横山は再び菊門の皺をゆるゆると揉みこむ。 「・・・おまえは・・・仕置きに耐えらず・・牝の泣き声をあげるやろから・・・これを咥えとけ。」 大島の手に握られた物は、研修所に置いてあるはずの佳乃の番号が刻まれた口枷。無造作に投げ捨てられ、佳乃のへたり込んだ膝元にコツッと当たった。 その口枷を手に取った老人は、穴の開いたピンポン玉のような部分をねぶり、そのまま佳乃の口元に背後から装着した。年寄り特有の口臭と唾液の乾いた臭気に目を細めながらも抵抗することなくうなじの部分で固定される。 「・・うぅぅぅ・・・。」 声にならないうめき声を背後から聞きながら横山老人は、佳乃に覆い被さりながら大島の言葉をまった。 「・・加山佳乃さぁん・・診察室へどうぞぉ・・・・いやらしいパンティーは・・おぬぎくださぁい。」 下着を穿いていないことなど百も承知の大島は、おどけた声で脱衣所から佳乃を呼んだ。 「さぁ・・・行こうか・・・診察室へなぁ・・・おぉ・・おぉ・・準備のええことで・・・パンツは脱いできてるんやなぁ。」 横山老人も同じく大島のようなからかいをノーパンでいる佳乃に向かい辱めている。 「・・・むる・め・・は・・むるめに・・は・・てを・・らさらい・・れ。」 「・・ええ子・・にしとったら・・手は出さんようにしてやる・・・せやから・・はよう・・。」 佳乃は、背後の横山老人に頷き診察室と呼ばれる風呂場へと向かうため立ち上がった。風呂場への扉を、開ける前に友佳の眠る部屋を一瞥した。その目には薄っすらと浮かべた涙がこぼれそうになるが、涙はこの男達の精力剤となるのが判るのか堪えきる事が出来た。 |
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| 2009.9.30掲載 |
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