| ５０ 夜明けの噴水 自らの意思で再び、淫靡な診察所とかしたお風呂場に吸い寄せられる佳乃。リビングにかかる時計の針は、午前４時を少し回り窓の外も明かりがのぞき始めていた。 「・・おい・・何をしておる・・早くせんか。」 風呂場の扉を全開にし洗い場にへたり込む横山老人が、内股で歩く佳乃を手招きする。 「・・は・・いっ。」 佳乃は、こくりと頷き下を向きながら再び段差のある扉をくぐりぬけた。そして、自ら横山に尻を向け扉の取っ手に指をかけ閉じようとする。 「・・・い・・痛い。」 尻にぶら下がる口枷のベルトを一気に引きずり出し、赤いボールギャグを強引に直腸から引き抜いた。 「どうじゃぁ・・・すんなり抜けるようになったじゃろ。・・ふとした瞬間に抜き去られても・・そんなに痛みを感じぬようになったではないか・・奥さん。」 引き抜いた口枷の片方のベルトをもう一度固定しなおし、その口枷を佳乃に向けて差し出した。汚れを拭うことなくそのままの状態で。 「さぁ・・口枷をせい。・・・・最後の供養は、扉を開けたままじゃ。」 「えっ・・それは、汚れています・・それに・・また友佳・・いや・・娘が・・起きて・・・。」 口ごもる佳乃に対し横山の口調は厳しく、 「・・ええい。・・・娘の前で・・気をやらせるぞ・・尻の穴で・・・それでも・・ええと言うのか。」 「・・・それだけは・・・かんに・・ん・・・うぐぅぇぇぇ。」 最後まで言葉が出ず、相撲取り並みののどわを食らわし、強引に汚れた口枷を施した。佳乃は、自分の汚物の臭いに咽びながら、目を閉じ胃液の流れをとどめようと必死にこらえている。 「自分の・・尻の穴の臭いじゃ・・我慢せい。・・そんなに・・くさければ・・洗浄してやるぞい。」 口枷に付着している汚物は微量ながらも、佳乃の唾液と混じりポタポタと顎を伝っている。洗浄という横山の言葉に不安を感じながらも胃液の逆流と戦っている。 「・・・四つんばいでなく・・・仰向けに・・寝ろ。・・・旦那とやっておる交尾のような正常位じゃ。・・・・キュュキュキュ。」 佳乃は、先程までと同じく四つんばいで横山からの施術を受けようとしていたが、向きかえりおろおろと尻をつけた。寝転がり風呂の敷居を枕のようにし、横山の動きを見つめた。立ち上がった横山の手先の動きに視線を合わせると自然と次の動きが読めた。 「・・そんらっぁぁぁ・・・。」 「なにをされるか・・わかるのかい。・・・それとも・・・して欲しくなったんじゃろ。」 横山の手には、シャワーヘッドをはずしたホースの先が握り締められ、先端にワセリンの瓶を塗りたくっていた。その動きを見れば何をされるのか容易に想像でき、開いた股間を少しだけ閉じた。 「・・ごめんな・・らい・・かんにん・・しれくらはい。」 「尻を持ち上げるんじゃ・・・そうじゃ・・そうせんと・・もっと苦しいぞ。・・そうじゃ圧力を緩和するには、・・尻の穴を天井にむかせるんじゃ。」 仰向けに寝転がっていた佳乃は、横山の手伝いでヨガのようなポーズにされ尻の穴を天井に向かせ、その弄くられた陰惨な菊門を照明が明るく照らす。 ホースの中に残った水が、押さえられていたヘッドを失いボタボタとこぼれる。その先端を無造作にも、横山老人は佳乃の菊門にあっさりと咥え込ませてしまった。そのさまは、白蛇が巣穴に戻るような場景であり、くぐもった嗚咽の声は鳴くはずのない蛇の鳴き声に感じさせた。 「・・ぃぃぃぃ・・・らめぇぇ。・・・よ・・よひれぇぇぇ・・よしてくらはいぃぃ。」 声量を抑えた佳乃の懇願の声は、横山には届かずシャワーホースは佳乃の菊門の奥へ飲み込まされた。 「よせと言われてもなぁ・簡単に入りよったものは御主が悪いぞ・・さぁて・臭い直腸を洗浄してやるわい。・・声を出しても良いが・・・娘がみたら・・真似をするかもしれんからなぁ・・ホッホッホッ。」 「ぅぅぅぅぅ・・・はぁぁぁうぅぅ。」 佳乃が体の力を抜いた瞬間が横山にはわかりそれを逃さず蛇口を少しだけひねった。 「・・ぅうぅぅ・・つ・・つめらいぃぃぃ・・あっ・・あっ。」 ジョロジョロと流れ込む冷水は、腸管に染み渡り下腹部を鈍痛が襲う。 「ホホホッ・・・よいよい。・・・おなごが・・大股拡げて・・蛇頭を尻の穴に咥えて・・喜んでおる・・・愉快じゃぁ。」 「・・ぃぃ・・むぅぅ・・もう・・とめれぇ・・くらはい。・・・おうぇぇぇぇぇ。」 佳乃は、腸管に襲い掛かる冷水に力を費やしたためか、胃液の逆流を少し許してしまい喉元に来る酸味に嗚咽した。 「・・これはいかん。・・・窒息してしまうわい。」 横山は異変を察知し、口枷を顎下にずらし佳乃の気道を確保した。 「・・ゲホッ・・ゲホッ・・うえぇぇ。・・・く・・苦しいです。・・うくうぅぅ。」 頬を伝う佳乃の胃液は、床に垂れ涎とともに排水溝へと流れさる。佳乃の菊門に差し込まれたホースから滲み出た冷水が、山から駆け下りる溶岩流のように、麓でそびえる乳房の間を濡らし、鎖骨には滝を作り、溢れた水流は、胃液と混ざり排水溝へと向かう。 麓の住民の意思である佳乃の願いを山の神である横山が聴きいれるわけもなく溢れ出る流水をにやりと眺めていた。 「・・・おなか・・がぁぁ・・・だめです。・・もうぬいてぇぇ。」 腹に力を入れた抑え気味の声を聴きいれたのか、それとも山の神の採決が下るのか横山老人の左手は、蛇口をひねり流水を止めた。 「は・・はぁ・・はぁ・・・。」 肩で大きく息をし、目を天井に向けた佳乃は、掛ける言葉もなくただ息使いを大きくし尻の穴に力を入れていた。 「・・そうじゃ・・・力を入れておけ・・・このままじゃとわしの顔に掛かるでなぁ。」 そういうと佳乃の尻たぼを撫でさすり、咥え込んだ白蛇の頭を抜き取りすぐさま親指で栓をした。 「最後の供養じゃ・・・本日最後のなぁ。」 「・・う・・うぅぅ・・くるしい・・です。・・お・・おトイレに・・」 「なにを言っておる・・・ここが・奥さんに与えられた・・・便所じゃよ。・・備品女にトイレなどないのじゃ。」 「そうじゃ・・・ひとつだけチャンスをやろう。・・・そうじゃなぁ。」 横山老人は、湯船に漬かった淡いブルーのパンティーを掴みとり、股布の臭いを嗅ぎながら話し始める。 「・・このパンツ・・・なにか、最後に残ったには・・・縁があるようじゃ。・・・このパンツに纏わるエピソードがあるじゃろ・・・言ってみろ・・さすれば、トイレに連れて行ってやろう。」 「・・・そ・・そんな・・もの・・何も・あ・・ありません。」 佳乃の少しあいた間に横山が気づかない筈もなかった。 「・・・なにか・・あるようじゃ。・・・奥さんの顔に・・書いておるぞ。・・ほれ・・観念して言うてみいぃ。」 そう言うと、尻穴から指を抜き取り親指で肛門の周りを揉みこんでいた。 「・・わ・・わかりました・・いいます。・・・約束してください。」 「よかろう。・・・・」 横山老人は佳乃の肛門を再び親指の腹で柔らかく栓をし、告白をまった。 「・・うぅぅぅ・・・す・・すこし前に・・・お客で来た・・男に・・・うぅぅぅん。」 唇をつぐみ、去来する排泄感が告白を中断させる。横山老人は、告白の序章から出てくるお客の男が気になって仕方がない。 「・・・ほう・・客の男と・・ホレ・・続きを・・。」 「ぅぅぅぅ・・・。・・客の男に・・・案内した部屋で・・・ぅぅっぅ・・はっ・・はっはっ。」 絶え間ない腸への刺激の感覚は、短くなり始める。尻の穴の窄み方である程度の時間を見極めている横山老人は、佳乃の告白を急がせた。 「奥さん。・・アヌスがひくついておる・・もうすぐ時間じゃぞ・・・案内した部屋でどうしたんじゃ。」 「・・痴漢されました・・ぁぁぁ・・・スカートの中に手を入れられて・・・」 「入れられた手は・・どこを・・まさぐったんじゃい？・・ここか？」 佳乃は、首を振り菊門ではない事を表情で告げた。 「・・お・・お○んこ・・を・・・触られました。・・・と・・トイレにいかせてぇぇ。」 「まだじゃ・・・・直接か・・それとも・・・パンツの上からか？」 「・・・ちょ・・直接・・・です。・・・もう・・くるしいぃぃぃ。」 「その男は・・どうなったんじゃ？・・・えっ。」 「・・・社長を・・呼んで・・そのあとは・・・・あぁぁぁぁ・・わかりません。」 「よろしい・・・痴漢されたパンツであったとは・・因縁深い・・・パンティーじゃ。こいつは、供養せず・・・後に・・たんまりと続きを聞いてやる。・・なぁ・・・大島君。」 その名に気づいた佳乃は、扉の外にしゃがみ泣き顔を覗き込んでいる大島を見ると力が抜け、その抜けた感覚が伝わった横山の指先は、尻肉を開き噴水の射出口を垂直に定めた。 「・・・・・ジョボ・・・ジョボッォッォォ。・・・・・・・・ピュゥゥゥゥ。」 「・・はぁぁぁぁ・・・話がちがいますぅぅ・と・・トイレにぃぃぃ・・あぁぁぁ見ないでぇぇぇ。」 少し茶色がかった糞水は、放物線を描くことなく佳乃の腹に浴びせ掛かり固形物は見られなかった。横山は、佳乃の両足を高々と持ち上げ、渓谷の底から吹き上げる間欠泉を楽しんでいた。 「先生・・・そのパンツ・・貸してくださいな・・・佳乃の・・大事な痴漢パンツ・・・これは・・またまた・・楽しみが増えましたでぇ・・・。」 大島は、横山老人から手渡された佳乃の淡いブルーのパンティーを頭に被る。と、その隠された頭の中に新たな佳乃への責めを想像しながら茶色い間欠泉が絶えるまでまじまじと見つめていた。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2009.10.14掲載 |
はちみつ太郎さんの作品群→ |