| ６３ 男面 研修二日目も終わりメンバーは解散の言葉に抱き合い、大泣きをしている者すらもいる。 「おつかれでした・・・・加山さん・・・これからみんなで、うちあげなんっすけど。」 「あっ・・・わたし、ごめんなさい・・・子供がまってますから・・。」 「いいじゃん・・・行きましょうよ・・・ね、ねぇ。」 若い同年代のグループの男たち三人に囲まれ、佳乃は自分の意思をはっきり言えず戸惑っている。佐々木や大島からの連絡もなく、帰宅すれば良いのだが、この若者たちと行く訳にいかない理由も答えられない。 「・・・やめなさい。・・・加山さんは、お子さんが待ってるんだよ・・君たちとは付き合えないだろう・・・ね。」 「そ、そうなんです・・ご、ごめんなさい。」 佳乃は児島の助け舟に合わせ、若者たちの誘いを断った。年長者の児島の言葉に三人は、何も言えずにその場を立ち去り、佳乃へ手を振り別れて行った。 「・・あ、ありがとうございます。・・・・こ、児島さん。」 「水臭いです・・・・雅史・・でいいいよ。」 「すいません・・・ま、雅史さん。」 誰もいなくなった廊下で佳乃の肩を触り、昨日の夜のように肩を揉む。 「ああは、言ったけど・・・この後・・私と・・食事でも・・・。」 児島は、佳乃への誘いの言葉が昨日とは別人のようにスラスラと口から滑り出す。だが、食事でもと言ったその後の返事を聞く前に館内放送が鳴り、誘いの言葉の勢いを止めた。 「研修生の・・児島雅史さん・・・至急、研修ルーム３までお戻りください。」 「なんだ、・・・忘れ物かなぁ・・・・。」 「・・・。」 「す、すぐ終わると思うから・・・待っててくれないか・・・よ、佳乃・・。」 「えっ・・・で、でも・・・本当に子供が・・・」 「まだ、僕は君の事を・・あまり知らないんだ・・・だから・・・食事でも・・しながら・・・。」 「・・・では・・子供を預けてる母に・・連絡してみます・・・それまで・・玄関で待ってますから。」 「・・・あぁ・・すぐ、済ませてくるよ・・・じゃぁ。」 児島は、２階にある大島のいる個室の横にある研修室へと足早に向かった。その後姿を、肩を落として眺めている佳乃に聞きなれた声の持ち主が名前を呼んだ。 「・・加山・・佳乃さん・・・お疲れでしたなぁ。」 「・・お、大島・・・とっきゅ・・・。」 「おっと、ここでは大島部長で・・ええで・・・まぁ・・ちょっと・・わしの部屋まで・・・来い。」 「えっ・・・は、はい。・・でも。」 「あぁ・・・あいつに誘われてるんか・・・・ほっとけ・・・さぁ・・来い。」 「・・・。」 夢遊病者のように大島の後を静々と歩き、児島の入った研修室を通り過ぎ、主の部屋へ招かれる。 「ガチャ・・バタンッ。」 「・・・まぁ・・座れ・・・・備品ＮＯ２６。」 「はい・・・。」 「そこやないやろ・・・お前の座るとこは・・・ここや。」 ソファーに座りかけた佳乃に、罵声を浴びせる大島は、指先を黒檀で作られたデスクの脚を入れるスペースを差す。 「・・・は、はい。」 その場所で何をさせられるかは想像が出来、下を向いたまま狭いスペースへ収まった。大島は佳乃がデスクの下で正座をすると、革張りの両袖椅子にどっしり座り、俯く佳乃に声をかけた。 「・・・葬式は・・くたびれるで・・・・なぁ。・・・いろんな人が来るさかい。・・・気ぃつこて・・・・ポ○チン・・・使うん忘れてたわ・・この二日間。」 そういうと、黒いスーツのスラックスのチャックを下げ、沈静している肉棒をさする。 「・・・。」 「・・・おいっ・・・気が利かんな・・・まだ、この時間は・・わしの嗜好研修中やで・・おまえは。」 「・・・ご、ごめんなさい・・・お咥え・・・いたします。」 「そうや・・・言われる前に・・せい。」 「・・はい・・ハムッ。」 トランクスの隙間から出るはずの無い陰茎は、尻まで下げたトランクスのゴムを睾丸で押し分け佳乃の鼻先に飛び出し、それを佳乃の口が受け入れる。 「・・・咥えたままで・・答えろ・・頷くだけでええ・・・。」 「・・・チュブッ・・・」 「上手く・・・児島のポコ○ン・・・ハメハメ・・・できたか？」 「・・・ウプッ。」 「そうか・・・上出来や。・・・満足したか・・お前は？」 「ウゥゥプ・・・。」 「やっぱりか・・あいつは満足そうやったか？」 「・・・・・・？。」 「まぁ・・たしかに、男は満足でも、そうでなくても・・出すモンは出すからわかりにくいわなぁ。」 「・・・。」 「・・・でも、お前の話が、嘘かも知れんし・・・そうやったら・・娘も・・旦那も・・・・わかってはいるやろ。」 「・・ウウゥプ。」 「・・・まぁ、確かめ方にも色々あるけど・・・どやっ・・・本人さんに、聞くのが一番やろ。」 「・・・・・。」 「そう、思って待ってもらったんや・・・児島はんに・・・。」 「・・えっ・・・・ご、ご本人に聞くなんて・・・。」 「おまえは、咥えて黙っといたらええ・・・・わしが児島はんにきいて・・・ほんまに、おまえが交尾して・・・童貞を捨てたんか聞くさかい。」 「ほ、本当に・・・しました。・・・・本当です。」 「桧山君・・・・児島さんを・・お通ししてくれ。」 大島は、佳乃の頭を沈め自分の肉棒を咽喉浅く舌先に乗せるくらいにすると、電話に手をやり秘書の桧山に児島を呼ばせた。 隣の部屋に待機していた秘書の桧山に連れられた児島は、キョロキョロしながら室内を伺う。 「・・どうぞ、・・・・わたしは、これで失礼します。・・・何かありましたら、部長・・・。」 「あぁ・・ありがとう・・・さぁ、児島さん・・・おかけください。」 「・・・はい。・・・いったい何のようですか？」 「私は・・・ここの業務部長をしております大島といいます。・・・すいません・・足が不自由なもので遠くから失礼します。」 「・・・わたしは、児島雅史といいます。・・・スルガ薬品の営業部長をしております。」 「時間も時間ですから・・・手短にお話します。」 「ええ・・わたしも・・人を待たせているものですから・・手短に。」 「はい。それでは・・・・貴方・・・昨日の晩・・・ホテルで・・・何をしていました？」 「えっ・・・。」 突然の質問に、動揺を隠し切れないこの男の表情を見るだけで、本当の答えは見出せたのだが、言質をとるまで質問をやめない。 「な、なにも・・・一人でいましたが・・。」 「そうですか・・・貴方の隣の部屋の研修生からフロントに苦情がありましてね。・・・なにやらいかがわしい声が聞こえると・・・。」 「・・・そ、そんなこと・・。」 「・・あのホテルは私どもの経営でして、研修生さんの利用されます部屋の・・・アダルトチャンネルは・・放映されていないんです。」 「・・・上の部屋じゃないのですか？」 「生憎、上階は空室だったそうで・・・。」 「・・・・・。」 「この研修所の・・・誓約書・・・書かれておるとは思いますが・・・・良く読まれました？」 「書きましたが・・細部に・・いたっては。」 「持っておられるようですので・・罰則規定・・５をお読みください。」 カバンから取り出したファイルの中から児島は、細かい字で書かれた誓約書の一部分を見、そして読み始める。 「甲は、・・・・・・研修所ならびに・・宿泊施設等に・・おいての・・・研修生どうしの・・一切の・・男女関係行為を・・排し・・・もし、その行為が・・・乙に認められる・・場合においては・・・・・・・・研修費の・・・２０倍を甲は・・乙に対し速やかに供託金として供するものとする。」 「・・・そうなんです。お読みの通りです。」 「・・・そ、そんな・・２０倍なんて・・・２０万の２０倍ってことは４００万ですよ。」 「えぇ・・・男女行為をしていなければ・・・問題は無いのですが・・両隣の研修生さんからの訴えでは・・・どうも、本人さんにお伺いをしなければと思いまして・・・。」 「・・・・・。」 「ど、どうなんですか？児島さん・・・あなたのお父上・・・に相談しても良いのですが？」 「そ、それは、困ります。」 「ほぅ・・困るということは・・・やはり・・あったのですね？男女の・・・行為が。」 一瞬大島は、口先の動きの止まった佳乃を睨むと、口淫をするよう促した。 「・・正直に・・・話します。・・・えぇ・・・しました。」 「ほぅ・・そうですか。・・・・で、相手は？」 「そ、それは・・・勘弁してください・・・。」 「それでは・・・罰則規定の５の次にある補則を・・お読みください。」 パラパラと裏面に書かれた補則の場所を指で探り、改めて読み始めた児島。 「補則・・・罰則規定・・５にあたる供託金は・・・その行為を行った当事者のうち・・・自ら誘った・・者に・・支払いを履行するよう・・・乙が請求できる。」 「そうなんです・・連帯ではないんです・・・・どの・・研修生か特定できれば・・・そちらに責任を、・・・ってことも。」 「・・・彼女を・・売れと。」 「売れと言っていません・・・・研修所の名誉を著しく失墜させた行為を行った女は・・・誰なのかそれが知りたい・・・そうすれば、児島代議士の下に連絡せずとも済む・・・ただ、それだけです。」 「・・・・・か、・・・加山・・よ、佳乃。・・・加山佳乃です。」 「・・貴方が・・誘ったんですか？」 「・・い、いえ。・・・彼女から・・・研修のお礼がしたいと・・・。」 「それで・・・？」 「・・・男女の関係になりました。・・あ、あの娘が・・誘ってきたんだ・・・それは、間違いない。」 「そうですか・・・わかりました。」 「わたしは、断ったんです・・あ、あの娘が。」 「児島さん、この話は両者の意見を聞かなければ、判断できないことです。あなた・・・何回・・コホン・・されました？」 「言わなければ・・なりませんか？」 「えぇ、相手の言い分もあるでしょうから。」 「・・さ、三回・・しました。・・・一度目は・・口で・・二回目は・・・。」 「三回となると・・貴方の方からも、望んだことのように思えますが・・・。」 「ち、違う・・彼女は、私を押し倒し・・自ら・・・。」 「もう、いいでしょう・・・どちらにせよ、児島代議士のご子息に迷惑の掛かることは、我々にも出来ない。そのことは貴方もご存知のはず。厚生労働省に睨まれるわけにもいかないんですよ、我々の様な補助金を頂く身分ではね。」 「た、助かります。・・・親父に知られると・・ばつが悪いから・・。」 「お手間をとらせました児島さん。・・誰かがお待ちの筈でしたよね？」 「い、いや・・いいんです。・・・もう・・・いいんです。」 「そうですか・・・それでは、お父上によろしくお伝えください・・・お疲れ様でした。」 「・・・伝えておきます・・大島部長さん・でしたよねぇ。」 「そうです。・・・もう一つの足が悪いもので座ったまま失礼します。」 「では・・・・ガチャ。」 後ろを振り返ることも無く児島は、いそいそと部屋を後にする。扉の向こうの桧山に声をかける児島。 「・・あ、あの・・・・裏口ってありますか？」 「・・・ありますけど・・何か？」 「ちょっと・・・裏口から帰りたいもので・・・教えてください。」 「いいですよ・・案内します。」 「ありがとう。」 児島は、佳乃がいるであろう表玄関をさけ、裏口である従業員用の通用門に桧山の後ろをついて行く。父親の雷を予見しているのか、佳乃への罪悪感なのか、顔を伏せながら暗い出口に向かう。 「間違いないようやな・・・・佳乃。」 児島がいなくなると大島の声は、再び佳乃を追い詰める声に変わる。ズボンを脱ぎきった大島は、太ももで佳乃の頬を挟み込み頭の動きを止めさせ舌先での口淫をさせている。 「ペロッ・・チュパッ」 「しかし、・・・あの童貞男、お前をかばうわけも無くあっさり、ゲロしよった。」 「チュッ・・チュルッ」 「お○こ出来たら、後のことは知らん。そんな感じやなぁ、中で出したんか？」 「・・・。」 「ほぉ、抜き遅れて出てしもたって感じやな。」 「うぅぅ・・・。」 「日曜が、安全日やったから大丈夫やろうけど、人妻が他人棒とゴムなしとは、ふしだらな女や。」 「・・・。」 「そやけど、いかせてもらってないんやろ？・・・どうなんや。」 「・・・はい。」 「そうか、せやったら跨れ・・・。」 「・・・は、はい。・・・大島特級嗜好会員さま、備品ＮＯ２６加山佳乃の一人娘友佳を産み落としました膣肉を十分にお楽しみください。そして子宮に向けて子種を飛ばしてください。佳乃の卵が子宮内でお待ちしておりますので、友佳の弟妹を孕ませてください。」 佳乃はいつもの口上を小さな声でさらりと伸べ、大島の前に立ち上がり、紺のタイトスカートをたくし上げる。替えの横山式下着の黒い色が大島の目に写り、思い出したかのように佳乃の動きを制する。 「佳乃・・・先生の供養や、パンツ穿いたまま股布ずらして跨れや。」 「・・・・は、はい。・・・横山さまは・・ほ、本当に・・・」 「あぁ・・あのままポックリや。・・・まぁ最後に、お前の逝き顔見ながら射精できたんや、先生も本望やろ。」 「・・・。ちょ・・懲罰研修は？」 「無期限延期やな・・・尻の穴パンツをどうするか、聞きたいんやろ？」 「・・・。」 「まぁ・・跨ってから教えたるがな。」 「・・・うぅぅ・・はぅぅぅ。」 大島の肉棒の根元を右手で支え、左手の指先は自らの陰唇を覆う股布を横に広げる。先端を膣口に当て、自らユルユルと沈め大島の二日ぶりの剛棒を膣肉に触れさせる。 「おっ・・しっかり分泌させとるな・・ふしだらな牝めっ。」 「はっ・・はい。・・・あぁぁぁ。」 口淫を施している間に女の本性は、意識と別に受け入れの為の分泌を始めていた。児島の物と違い、大島の大きな肉棒を沈めるため、脳内に履歴が残っているように反射的に膣液を分泌しているのであった。 大島はピクリとも腰を動かさず、向かい合った対面騎乗位の形で佳乃の膣肉を楽しんでいた。口淫だけで膣液の分泌を活性化させ、愛撫や指による刺激のないまま剛棒を受け入れることが出来るようになった佳乃の生殖器に満足する。 「ほう・・締め付けよる・・咥えとるだけで、濡れてしまうとは・・。」 「あぁぁ・・あぁ・・い、言わないで・・ください。」 「それより、先生のパンツをどうするかや・・・それは、お前が決めろ。」 「えっ・・・・・。」 「こういう事や、尻の穴を犯されるのも嗜好会員さん次第では、明日になるか、一年先になるか判らん。」 「・・・。」 「そうなると・・・尻の穴を掘られるまでウォーミングアップするのは、お前の自由ということにしてやな、肛門処女を相手する時に楽にしたいんやったら、穿き続けたらええし、痛くても構わん言うんやったら、穿かんでもええ・・・こういうこっちゃ。」 「・・・・は、穿かなくても・・懲罰は・・？」 向かい合ったままの佳乃は、黒檀の机に手をやり仰け反るように大島に問いかける。大島は、覆いかぶさるように佳乃の腰を引き寄せ答えた。 「・・無しや、まぁ初めて尻の穴を掘られる時の痛みが懲罰のようなものやなぁ。ガッハハハハ。」 「うぅ・・・・あぅぅぅ。」 佳乃は返事をせぬまま、被さる大島に唇を奪われ舌先を吸い取られる。尻の穴責めはいつ始まるかわからないが、肛門性交の経験したことのない痛みを緩和するためのプラグを挿入し続けるか、そのままにするかは、大島のピストン運動に負け結論を先延ばしにしてしまっている。 するも地獄、せずも地獄、どちらの判断も大島にとって痛快の極みであることは下品な笑いからも想像ができた。 |
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| 2009.12.12掲載 |
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