| ７１ 再会 夏の甲子園もベスト８が決まった頃。 「・・おぅおぅ、そうや・・・・右と左を交互に・・・そうや、そうや。」 大島は、専属秘書となった佳乃に部長室で昼間から口淫を施させていた。満足気な大島の顔からして、佳乃の稚拙であった口淫も一定の段階まで高まってきたことがわかる。 「・・・そろそろ・・・頃合かも知れんな。」 そんな言葉に、佳乃は反応し机の下に隠れている顔をもたげ、大島のぎょろりとこぼれそうな目の玉を見つめた。頃合と言う言葉の中に、解放されるのではなく、今まで以上の責めが自らの身に降りかかることを想像していた。 「そんな目で見るな・・・わしのポコチンがええんか？・・・わしの咥えとるだけでは、嗜好研修所の借銭は、消えへんぞ。」 「ベロッ・・・ベロッ・・・ジュルッ。」 咥え込んでいた陰茎を外気にさらし、えぐれたカリ首を右へ左へ交互に舐め取る。舐め取る液体は佳乃の滴る唾液と、牡の香強い大島のカウパー腺液。目に見えてわかる尿道からの垂れ具合が盆休み中の禁欲生活を報せる。 「・・・４日間・・・出してないから・・・恥ずかしいくらい、いきり立っておる。」 「・・・・。」 「盆休みはどうしてたんや？・・旦那のチ○コ、咥えたんか？」 「・・・いいえ。」 「ほぅ・・・なんでや？」 「・・・喧嘩したので・・・。」 「・・・チ○コの大きさでか？」 「違います・・・言いたくありません。」 「なら・・わしのポコチン咥えるのはしまいや・・・今日も童貞君と・・・朝まで過ごせ。」 いつものように佳乃の反応を見据えた大島の誘導に判りながらも自白してしまう。 「・・・ど、童貞は・・・。言いますから・・・。」 「何があった？」 佳乃の頭を撫でさすりながら告白を待つ。佳乃は、大島の太腿に両の手を置き口淫を中断し小声で呟き始めた。 「と、友之さんが・・・知らない男の人と・・・エッチを・・・。」 「旦那は・・・男色かいな。・・・こらまた・・・。」 「ち、違います。・・・私に・・知らない男の人と・・エッチをしてくれって・・・それで。」 「・・・断る理由、ないやないか。」 「・・でも・・・。」 「でも、なんや？・・・こうしてわしの息子・・・ペロペロしとるやろ・・・童貞君も何人も・・虜にしておるやないか。」 「・・・自分の見ている前で・・してくれって・・・できませんそんなこと。」 「そらぁ・・結構なことやないか旦那公認で、よその男のポコチンハメハメ出来るなんて・・・承諾せぃ。」 「・・・監視員の佐々木さんに嗜好研修に使うって言われました。だから、承諾するようにと。」 「そうか・・・嗜好研修所にも言われてるんやったら・・・拒否も出来まい。」 監視員である佐々木に対し、さん付けで呼ぶ佳乃に大島は僅かながらも嫉妬心を覚えていた。 「・・・。」無言のまま首を小刻みに横に振る佳乃は、携帯ではない机上の電話の音にビクついた。 「・・プルル・・プルル・・・プルル・・・プルル・・・。」 「早く出ろ佳乃。・・・おまえ、秘書の給料もらってるやろ・・・ポコチン咥えるだけの秘書でええんか？」 大島は椅子を少し下げると膝立ちしていた佳乃は、巣穴から顔を出し受話器を手にする。尻を大島に向けた無防備な状態で電話応対を始めた。 「はい、・・・・あっ、しょ、少々お待ちください。」 「誰や？」 「高山さま・・から、お電話です。」 「・・・支配人か。」 「・・はい。」 「おまえが用件を聞け・・・尻を向けて・・・そうや、スカートめくり上げろ。」 「・・・はいっ・・・もしもし・・・ご、ご用件は、・・・えっ・・これから・・あぁぁ・・だめですぅぅ。」 会話の途中で、大島の指先が佳乃の熱く火照った牝肉にずぶりと突き刺さり鍵型にした第二関節を柔肉に食い込ませていた。相手が高山で、電話の内容もすでに織り込み済みの大島は、素直に対応する佳乃の堪える喘ぎを楽しんでいる。 「あぁぁ・・・だ、だめぇぇ・・指を動かさないでぇぇ・・・あっああっっ。」 「支配人はなんと言っておるんや？」 「はぁぁ・・はい、・・明日の嗜好研修に・・向けてぇ・・備品２６の、性病検査を・・すると・・・・・・あぁぁぁん・・・大島特級嗜好会員さまに・・・連れてきてもらえとぉっぉぉ・・。」 そういうと、佳乃は受話器を机に落とし尻を向けたまま顔をつけた。尻肉のひきつりを楽しみながら、中指の動きをそのひきつりに合わせ動かす大島。受話器を取ることもなく大きな声で、高山に承諾の返事をする。 「・・・よっしゃぁ・・・すぐ行くから待っといて・・・。」 「佳乃・・そのままで付いて来い・・・パンツはそこに置いとけ・・・どうせ、すぐ脱ぐんやさかい。」 「・・はぁ・・はぁ・・・。」 大島は指を抜き去ると、湿ったと言うより濡れそぼった感の指先を尻たぶと同じ色をした内太腿に擦りつけ拭った。 足に絡まるパンティーを隠すように足から抜き去り、ポケットにしまわず大島のデスクの下にしゃがみながら置く。しゃがんだ瞬間に内股にこすり付けられた自分の膣液の感覚は、大島の指先についていた物とは明らかに量の違う感覚に戸惑いを感じた。自分の中に眠るレイプ願望は、徐々に蕾から開花宣言をまつ段階に進みつつあるのではないかと、大島の後を歩く佳乃は自問自答していた。 「７を押せ・・・。」 「・・えっ・・６階までしか・・。」 「ガチャッ・・・・７を押せ。」 「はい・・・。」 カードを差し入れた瞬間に７から上の数字が現れ、佳乃は指示通り７もボタンを押す。車に乗り、嗜好研修所へ行くと思っていた佳乃は、疑問に思いながらも別の用事を済ましてから向かうのだと思い、すぐさま忌み嫌う性病検査を行われないだけでもましだと安堵していた。 「チンッ・・・ガラガラ」 エレベーターの扉が開くとその安堵は、奈落に落とされ瞬間移動が可能な時代が来たのかと錯覚した。 「・・えっ・・ここって。」 「そうや・・・嗜好研修所へようこそ・・・備品２６。」 「・・・えっ・・どう言うこと。」 「そういう事や・・・嗜好研修所と・・人材創出セミナー・・まさに表と裏・・・。」 「わかりません・・・どういう意味か。」 「その答えは・・・中にいる先生に聞いたらええ・・・。」 「ガチャッ」 扉が開くと、見たことのある光景の中に一人のひょろほそい男が白衣を着て立っている。手招きをするでもなく佳乃は、その男に向かって歩き始め、その顔を凝視した。 「・・ま、まさか・・・じ、自殺したんじゃ・・・。」 「あぁ・・医療も進歩しましてね・・・生き返ったんです。」 「う、うそ・・自殺して・・・え、どうして・・どうしてなんです。」 「説明しましょうか？・・・いいですか大島部長？」 「あぁ・・ええけど・・くくり付けて・・・お○こ・・・オッピロゲてから・・・子守唄のようにしましょうか？」 そう言うか言わないかのうちに大島は、佳乃の後ろ手を掴み、婦人科専用の診察椅子に押し出した。錯乱した佳乃は、もう暴れることも少なくなっていた大島に対し、抗ってみせる。その姿をみた白衣の男は、手にした端末のボタンを押し、にやりと笑みを浮かべて見せた。 「ビクンッ」 佳乃は、声もなくボタンが押されたと同時に白衣の男の前に崩れ落ちた。抱え上げるように佳乃を抱き上げブラウスの前をはだけさせ、スカートを巻き上げ、診察台に乗せ固定した。 「さすが、横山先生・・慣れたもんですな。」 「・・・・。」 無言のまま横山は慣れた手つきでいつもの動きをみせた。そろそろ気がつくであろう佳乃の両の目は、瞬きをしつつ、辺りを見回した。 「・・・ど、どういうことなんですか・・・何がなんだか・・・やめてください・・いやっ。」 「横山先生・・検査はじめたって。」 「・・はい。」 「いやっ・・・いやぁ。」 「まぁ・・落ち着け・・佳乃。」 大島は、股間で作業を開始し始めた横山を見下ろしながら、佳乃の耳元で事の顛末をささやき始める。拡げられた太股の間に横山の手が蠢き始め検査キットの挿入を受け入れる。 「あぁぁ・・・回さないで・・。」 「気持ちよくなりながら聞いておけよ。端から決まってたわけではないが、表の研修に来た女を裏の研修所で牝に変えるんやけど、横山先生と一緒に大河内という男がおったやろ・・・その男の催眠術で、先生に尺八させたんや。」 「尺八ビデオの後は、知っての通りやけど、示談の話、借金の話、その他色々・・・真っ赤な嘘や。」 「・・・・くっっ・・はぁぁぁ。」 「まぁ事実なんは、このこと聞いたかて、備品２６は備品２６のまんまやし、女から牝に変わり始めたのもまぎれもない事実やしな。」 「あぁぁ・・・あぁぁ・・お、鬼・・・借金がないなら・・・帰らせてぇぇ。」 佳乃は、横山による膣壁への刺激を感じつつ大きく首を振って抵抗する。事実を知らされた佳乃の狼狽振りを楽しむように大島は腕組みをにや付く。 「警察にもぉぉ・・いいません・・・だから・・だからぁぁ。」 「大島さん・・・この備品だいぶ、感度がいいようですけど・・。」 「そうか、さっき下で指マンしただけやで・・・一分ほどや。」 「・・一分で？・・・それはもう、立派な牝で・・・よし、気持ちいいのはここまで・・抜き取るよ。」 「ニュルッ・・ニュルン」 「はぁぁぁ・・あっあぁぁん・・・。」 抜き去った検査キットの先端を試薬の入った試験管に挿入する。白濁した粘液が試薬に溶け込み反応を始める。カラカラと混ぜ合わせるように回転させると瞬く間に色が変化した。 「・・健康体です。・・・明日の嗜好研修・・・ＯＫですね。」 「そうですか・・・じゃぁ、総帥にも連絡しとこか。」 「・・・。」 「よっしゃ・・・この後は先生のお楽しみの時間ですは、わしはこの辺で。」 「・・・まってください・・置いてかないでください。」 「名残惜しいか佳乃。・・・先生のち○こも・・・奥まで届いてええぞ。あっ催眠術かけられて知らんかったんや」 横山は、白衣の前をはだけ、何も身につけていない下半身を露出させ、医療器具を整え始めた。その姿を確認すると思い出したかのように大島は、佳乃の顔を見ることもなく椅子から離れる。 「わし次の備品の調達もあるんでなぁ・・・ほな、ごゆっくり。」 大島は、振り向きもせずに開いた扉から立ち去った。まるで佳乃への興味がうせたかのような感じだったた。 「僕のこれも・・・大島さん並みの仕事はするよ。」 「・・・。」 大島の行方を目だけで追った佳乃は、その視線を遮るかのように顔を出した横山の股間が嫌が追うにも目に入る。 「あなた・・は・・・なんて事を・・・医者として恥ずかしくないんですか。」 「奥さんは・・・女として、母として恥ずかしくはないんですか？」 「・・・。」 「こんなに膣壁から分泌させ・・・乳首を硬直させ・・・陰核を勃起させつつある・・・女、母として恥ずかしくないんですか？・・・キキキィ。」 「そ、そんなことされれば・・だれだって・・。」 「私は、婦人科の医師ですが・・・誰であれということはありません・・・奥さん、あなたは・・・もう女ではありませんよ・・・ここでは備品といわれるが・・・僕からしてみればただの・・・牝だ。」 「・・・ひどい・・あぁぁん。・・お、おおし・・ま・。」 「陰核包皮に触れられるだけで・・・この喘ぎ・・なかなかいませんよ。奈落に落とした張本人の・・さんに・・・助けを求めるとは・・・。」 「さ、さわらないでぇぇ・・・あっ・・あっ。」 「かわいらしく小刻みに震えて・・・今日はたっぷり楽しめそうだ。」 横山は、指の腹で陰核包皮を揉みこみ指の湿り気を佳乃に見せつけ視線を逸らさせる。大島への助けは気に入らないがその分闘志がわいてきた。 |
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| 2010.3.3掲載 |
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