| ７２−１ 佳乃の牝本能を若い助手が掘り出すこと１５分ほどが経ち、パソコン画面とにらめっこしている横山は、数値の変化に驚きの声をあげる。 「・・そう・・・今、何をどうした？」 「はい、・・・陰核への刺激で緩んできたアナルプラグを直そうと、奥に押しやりました。」 唇を真一文字につむいだ佳乃は、若い男の揉み解しに耐えはしていたものの、元来ある犯され願望から来る性の昂ぶりを抑えることに必死だった。が、数値化されたデータは見逃されずに克明に記録される。 「それだ。・・・佳乃が牝になるサイン。」 「えっ・・。」 「もう一度押してみろ・・・。」 たどたどしく助手はオロオロとし、横山の叱責が飛ぶ。 「代われ・・・。」 パソコンの画面から佳乃の陰部をかぶり付きで視界に捉えると、アナルプラグをつまみ、出し入れを試みる。出し引きの間、助手はパソコンのデータを読み上げると感嘆の声が上がった。 「せ、先生・・・グラフが・・・上昇します。」 「こうか？・・・こうか？」 プラグをつまみ、出し入れを繰り返すたびに、いたたまれなくなった佳乃は嗚咽の声をあげ始める。 「・・あうぅぅ・・・・や、やめて・・・堪忍して・・・お尻は・・だめ・・だめですぅぅ。」 「押す時と引く時の狭間が・・数値が高くなっています。」 「奥が・・いいんだな・・・良し。」 横山の言葉の後の行動の速さに助手達は、あんぐりとし、重力に負けている乳房をもみ続け乳首を転がし続けた助手はその手を離し、佳乃を固定するテーブルから遠ざかる。 「よしよし・・・。」 横山は白衣を脱ぎ去り、助手達のいる前で陰茎をさらけ出す。勃起の具合も絶頂を極め準備万端の様相で、佳乃の股の間に潜り込むんだ。それは、車の修理工場のように車体の底に滑り込んでいった。 「ただ、気持ちよくなってもらっては・・実験にならん。」 「お、お尻のものを・・外してください。」 「お尻のものが・・牝になる近道だよ。・・・数値は誤魔化せん。」 近づいた横山の顔を拒絶するかのように、顔を反らす。顔をそらすと前にあるのは助手の一人の、屹立した陰茎だった。 「先生・・・腰を落とさせます。・・・それでは・・・僕は、上の口をいただきます。」 「うぅっぅ・・・ぐへっ。」 佳乃の頭のこめかみを掴むと、赤黒く先端を尖らせた助手の陰茎は、易々と佳乃の口内に埋まった。 助手が腰を横山に押し付けるよう圧迫すると、なれた手つきで細長い陰茎を佳乃の牝の入り口に押し当て、いともたやすく奥底へと挿入する。 「あぅぐぐぅぅぅ・・。」 助手の陰茎は深々と咽喉奥に突き刺さり、喘ぎの声もままならない。横山は、牡と牝との交尾を連想するかのような動きを見せず、佳乃に向けて話し出す。 「佳乃・・よく聞け・・・君の直腸に達したプラグそれに繋がれた、点滴パックには、先程の映像で見たものと同じ薬剤が入れられておる。」 「うぐぅぅぅ・・うぐぅぅぅ・・うぅぅぅぅ。」 「そのプラグは繊細な計器が施され・・・君の直腸内における・・腸液の濃度、温度、そして膣外壁から伝わる微細な震動、はたまた子宮の下がり具合を見極め、女性の牝化を測ってくれておる。」 「うぅぅ・・ううぅぅぐぅっ。」 「尚、その牝化の数値が設定時間以内に達しないと・・・一気に君の直腸へと流れ込み・・・。」 「うぐっ・・・。」 横山の話のタイミングを見計らって、助手の一人は佳乃の口内から肉棒を抜き去った。唾液を零さぬように手を佳乃のあごに押し当てると、唾液をすくい自らの肉棒をシゴキ、横山の言葉を待った。 「・・・僕の研究課題が・・・学会に発表される。・・・いいね。」 「し、死ぬってこと・・殺されるってこと。」 「そうじゃぁない・・・永遠に君のデータは世界中の・・同志たちの中に残るんだ。」 「いっ・・いやぁ・・し、死にたくない。き、気持ちよくなれば・・・いいのね。」 「そうだ・・・ただそれだけなんだ。さぁ・・・時間は１５分に設定しなさい。」 「はいっ・・・スタートしました。」 助手の掛け声と共に、カウントダウンは始まり、押し付けてきた佳乃の膣肉は、横山の細長い陰茎を子宮口付近にまで潜り込む。動きのない横山は、佳乃の必死な表情を見ながら鼻で笑い、助手に指示をする。 「・・どうだろう・・・咥えさせては、犯され願望の強いこの奥さんだ、・・すぐに数値が達してしまうかもしれん・・・それとも、ほって置こうか。」 「えっ・・て、徹夜明けで・・・・溜まってるんです・・・だめですか？」 「そうだなぁ・・・奥さんに聞いてみろ。」 若い助手は、横山に促され真一文字に紡いだ佳乃の口に先端をあてながら問う。横山の尖った先端を、膣道深く咥え込みながら耐え忍ぶ佳乃は、有無を言わさず男の先端を口にほうばった。 「そうだ・・・飲み込みが早い。・・・自分を牝に落とす術を知っていやがる。」 「ジュボッ・・ジュボッ・・・ジュルジュルッッッ。」 固定された手を使うことの出来ない佳乃は、頭を前後左右に動かし、若い助手の滾った肉棒の先端を、丹念に舐め取っていく。自らの生の為とはいえ、横山の科したハードルに挑戦する佳乃の健気さと淫らさの対比が横山の興奮を増大させる。 「佳乃、・・・若い男の・・亀頭はどんな味だい？・・・出てくるお汁の味も違うのかい？答えなさい。」 「・・ジュッ・・ジュルッ・・・か、変わりません・・・。」 「変わらないそうだ・・記録しておきなさい。」 「・・・。」 パソコンを見つめる助手は、テーブルの上の３人を恨めしそうな目で見つめ、横山の言葉を聞いていない。 「若い者には、たまらない様だな・・・若い人妻の、口淫、交尾。・・・さぁ佳乃・・・腰の振りが足らんぞ。それでは、１２,３分後には、・・・娘の顔すら・・・見れなくなるがそれでも良いのか？」 「・・・ごめんなさい・・すこししゃがんで下さい。・・・高すぎて・・・出来ない。」 「こ、こうか？」 「えぇ・・・ジュボッジュボボボッ。」 若い助手を膝立ちにさせ、再び亀頭をくわえ込む。頭の位置を下げることにより、横山との密着度を高め、自らするグラインドにスピード感を与えていった。 「うぅぅ・・うぐぅぅぅ。」 「いいぞ・・・そうだ・・・そうだ・・・どうだ、データの方は・・・奥さんに途中経過をお知らせしなさい。」 「お、奥さん・・・まだまだです。・・・このままでは、薬剤が・・・。」 若い助手の狼狽振りは顕著で、薬剤の投与を危ぶんでか横山の支持を仰ごうと目で訴える。 「このままでは・・・佳乃っ、硬く冷たくなってしまうぞっ・・・それでもいいのか？」 佳乃の膣奥深く突き刺したまま何もせぬ横山は、佳乃の言葉を待ち続ける。もうすぐ佳乃自ら牝に落ちる呪文を唱えるのを。 「・・うぐぅぅぅ・・・こ、腰を・・・。」 「・・・どうした・・はっきり言え。」 「腰を使って・・・お、奥を・・奥を突いてくださいぃぃ。」 「どこの？・・・どこの奥を？」 「ジュルジュル・・・。」 「僕が、咽喉の奥を突きましょうか？」 「そうだな・・・はっきりと言わないお口には・・栓をしたまえ。」 こめかみに手を当て咽喉奥に突き刺そうと助手が腰を引いた瞬間、佳乃の覚悟を決めた一言が口から漏れる。 「・・・佳乃の・・おま○こ・・の奥を・・突いてください。・・・奥を突いて。」 「僕に・・犯されたいのか？・・・君を陥れた僕に。」 「あぁぁ・・はい、構いません・・・犯して・・・犯してください。」 「良し、いいだろう・・・では、木元くん・・・咽喉奥深く押し込みなさい。私は、子宮口をノックするから・・・上と下の・・牝奥をいっせいに突き上げるよ・・・せーのっ。」 言葉と同時に啄木鳥のような腰の動きを見せた二人に遠慮の言葉はなく、咽喉奥を塞がれ喘ぐことすらできない佳乃と黙々と腰を振り続ける男二人との、肌と肌の叩きつけられる音のみが木霊する。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2010.3.17掲載 |
はちみつ太郎さんの作品群→ |