| ７３−１ 指先での刺激と陰核へのクンニに耐え切れず、牡の挿入を催促する佳乃。 「あぁ・・あぁぁ・・・はぁぁっ・・・・ほ、ほしいぃぃ。」 吐息のタイミングが荒々しくなった佳乃は、咽喉が渇き唾液を呑み込むのもつらくなる。 「クチョ・・・クチョ・・・・クチョ。」 舌先の動きを止めることなく樽本は、見てきた実習通りの動きを見せ、一度の願いでは挿入を聞き入れない横山の行為を真似てみる。 「はぁぁ・・くぅぅぅぅ・・・だめぇ・・・あぁ・・吸いついちゃぁ・・あぁぁ。」 「ぼ、ぼくのが・・・疎かになってますよ。」 ビクつく陰茎の裏筋を佳乃は、再び刺激する。筋に舌先が触れるたび樽本が与える刺激は弱まり、下腹部の力の入り具合が軽減する。 「うぅぅ・・・も、もっと・・しゃぶって。」 強めの口調で促すと、若妻の口内は唾液が戻り、咥えた陰茎に湿潤を与える。満足気味の樽本は、自らの下半身に目を移す。佳乃の陰毛の向こうに見える景色は、水のみ鳥のおもちゃのようで滑稽であった。 「ゴプッ・・ゴプッ・・・ゴプッ。」 佳乃の溜まった唾液が口内で音を出し、垂れ下がらないよう気をつかう若妻の口淫に、樽本の願望が佳乃の口から漏れる。。 「も、う、そろそろ・・・入れて・・。」 「きちんと・・・お願いしてください。」 「・・・わ、たしの・・おま○こに・・・おちん○を・・・入れてください。」 性行為の邪魔になると判断した樽本は、足枷だけ拘束を解くと向きを変え、手だけ拘束された佳乃と同じ向きに頭を入れた。 下から唇を奪おうと腹筋を使い、顔を近づける。それを遮るように上から覆いかぶさる佳乃は、半分だけ願いを聞き入れた樽本の首筋に舌を添わせ奉仕し、挿入を促した。 足の拘束は解かれたものの、自由にならない手では陰茎を狙うにも無理がある。触れ合う下半身に樽本の腰は引け、敏感に研ぎ澄まされた亀頭は、佳乃の肌感を避ける。 「お、奥さん自分から入れてください。・・・気持ち良くなりたいのならば。」 「・・・。」 黙って頷く佳乃は、樽本の先端を自らの陰唇に触れさせ、照準を合わせる。濡れそぼった照準は、先端を咥えようとするとそれを逸らし、何度となくチャンスを逃す。 樽本は陰茎に手を添え、佳乃が割れ目の照準を合わさせるのを待つと、腰を落とす佳乃目掛け一気に合体した。 「はぁぁぁ・・・。」 内部の分泌は申し分なく、纏わりつく粘液は樽本の想像を超えた。これまでの童貞相手の嗜好研修とは違い、佳乃の膣液の分泌は激しく、死への恐怖心と快楽の同化は樽本自信の分身で感ずることが出来た。 「お、・・・奥まで・・・。」 「お、奥さんが・・腰を・・・使えばいい。」 「は、・・はい。・・・あぁぁ・・・あんっ。」 佳乃は言われるがまま挿入された陰茎を包み込み、柔らかく解された膣肉を使い樽本と気持ちを同化させていく。 「はっ・・はぁ・・・はっ・・はっ。」 「あ、あたたかい・・・・お、奥さん・・いいんですか？・・ぼくの・・ぺ○ス・・・？」 「・・・いぃ・・も、もっとぉぉ・・。」 同化した体をよりいっそう近づけると、佳乃の腰に手を回し上下運動を補佐する。粘膜からの分泌は摩擦により激しくなり、熱気を帯びた汁液はジェル化し、クリーミーな色合いに変化する。 「あっ・・あぁぁ・・・あんっ。」 奥を突かれるごとに喘ぎの周波数は短波に変わり、その高めの上ずった声に樽本は興奮を覚えた。 「はぁぁ・・・はぁ・・・はぁんっ。」 「奥が・・・いいの？」 「あんっ・・あんっ・・あんっ。」 腰を高く突き上げると、バウンドしながらも喘ぐ佳乃に答えを聞く間もなく、絶え絶えの周波数で牝が高まるツボは理解できた。 「あんっ・・あんっ・・・あうっ・・・はうぅぅぅぅっ。」 三回に一回浅く突く樽本は、佳乃の喘ぐ様を下から仰ぎ見る余裕さえ見せ始めた。 最初の口内射精で、睾丸から尿道までの輸精管は渋滞せず、出番が来るのを待っている。その余裕が、佳乃を昂ぶらせ横山の意図するデータ採集に寄与していた。 「い、いぃ・・・あっ・・あっ・・・あっ・・・あぁぁぁん。」 黙々と同じリズムで佳乃の最奥を突き、粘膜のぬらつきも陰茎を通して感じ取ることまで出来た。 「お、奥さんの・・・お○んこが、吸いついてくる。・・・ぼくの、ぺ○スを呑み込もうと・・・。」 「あっ・・あっ・・あっ・・・うぅぅぅ。いぃの・・そのまま・・そのまま。」 「こ、こうですか・・・・あぁ・・チュッ・・・チュッ。」 興奮の度合いを推し量る佳乃の舌先の動きは、樽本の力を入れ、噛み締めている歯の表面を舐め上げる。上の粘膜も触れ合いたいのか歯を開けるよう促し、上唇を甘咬みする。 「はぁぁ・・チュッ・・・あはぁぁぁ・・チュッ。・・・いいよぉぉ・・・いぃ・・・あっあっあっ。」 隠れた舌先は、佳乃の舌先に触れ、上の粘膜の触れ合いを活発にさせ、下半身の動きを止めた。 「あぁ・・と、止めないで・・・つ、続けて。」 矢継ぎ早に催促の言葉を受けた樽本は、主導権を奪われ始めている。言われるがままの動きをする樽本に呼応する佳乃。繋がれた手首を支点に腰は跳ね上がり、ロデオマシーンのような動きを見せている。 「あっ・・あっあっっ・・・はんっ・・・はぁんっ。」 激しく腰を打ちつける佳乃に、樽本の手は静止を求め腰の動きを止めに掛かる。腰にまわった手を無視するように刺激を求めるが、耐えられなくなりそうな樽本の顔に、射精の時期が訪れることがわかった。 「あっ・・はぁぁぁ・・・そ、そとに出して・・・お願いです。」 「はぁ・・はぁ・・先生が・・言われました。・・本日は、安全日だと・・・。」 「中に出さなければ・・・また・・。」 「そうです・・動画が保存されれば・・・もっとひどい仕打ちを受けることになります・・・。」 予測の範囲の言葉を聞いたが、佳乃の中では膣内射精を受け入れることに抵抗するわけでなく、単なる理由付けがしたいだけだった。何も言わなければ、ただの牝であることを認めてしまい、内に残るかすかな加山佳乃としての女の部分を必死に残したいだけであった。 何も言わなくなった佳乃は、膣内射精の同意を表明せぬまま承諾し、再び樽本の活動を受け入れる。 「あふぅんっ・・・あっ・・あっ・・あっ・・・あふぅぅんっ。」 「かわいい乳首が実を落としそうなくらい・・勃起してる。経産婦とは聞いていたけど・・・。」 「あっ・・あっ・・・吸って、・・あっ・・あっ・・・あはぁぁぁぁ。」 性感帯の領域が増え、勃起した乳首を口内に含んだ樽本は、グラインドを柔らかく奥を削ぎ取るような動きに変え、両面での攻めに佳乃は声をあげる。 絞り上げるように乳房の根元を揉みあげると、赤く尖った乳首を歯先で甘噛みし先端を舌先で舐る。 「あぁぁ・・・いぃぃ・・そこ・・そこぉぉぉ・・・強くもんでぇ・・あぁぁ。」 その声に合わせ深くえぐるように乳房を揉み、更には陰茎を突き、ジュクジュクした若妻の膣肉の奥底を掘り返す。甘美な声を塞ぐように、樽本の乳房を捕らえていない余った左指先は、佳乃の舌先を摘み、柔らかいタンを引っ張り出す。 「あぅぐぅぅぅ・・・あっ。・・・ペロッ・・ペロッ・・・あはぁぁぁ。」 指先をしゃぶり始めた佳乃は、擬似的な３Ｐを錯覚させ、もう一人の見えない男の擬似陰茎を咥える。細長い指先は、３本に増え、木元ほどの陰茎を想像させていた。 指を舐り始めた佳乃は、二人の男に犯される姿を想像し、膣肉の粘膜に眠る分泌物を放流させる。指を吸われ、腰を振り続ける樽本も、二度目の射精のタイミングが、輸精管の圧迫を受け佳乃に報告する。 「こ、このまま・・出します・・・騎乗位であれば・・・もしも、先生の判断が・・間違っておられても・・受精の確率は・・減少します。」 樽本は自分の昂ぶりを表明し佳乃への気遣いを見せる。牡と同化したままの佳乃は、うんうんと頷くだけで言葉を発しない。 咥えた指先を離させ、腰肉に指が埋まるほど握力を加え、一気にグラインドを加速させた。１０回ピストンを加えた辺りで、同化した牡と牝は、タイミングを同じく往き果てる。 「あっあっ・・・お、奥さん・・・あっあっ・・・。」 「あっ・・いぃ・・・いくっ・・いくっ・・・あっあっぁぁぁ。」 「うっ・・・・・ドクンッ・・ドクドクンッ。」 膣内を躍動した樽本の陰茎は、初対面の若妻の柔らかい膣肉に絡みついたまま射精し、初めての牡の行動を終えた。 |
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| 2010.3.24掲載 |
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