| ７５−１ 指先の刺激だけでたやすく膨張した水野の陰茎を佳乃は見ると、心の底にこれまでの男達とさほどの変わりはなく大島ほどの大きさではないことがわかる。カリ首の大きさは、陰茎の太さに比べると大きいだけで、恐怖を感じるほどの物ではない。 「ふふぅ・・奥さんのヌルヌルで、私の息子も元気になりつつある。」 「シュッ・・・シュッ。」 恥らう顔をしつつも指先を上下させる佳乃は、カリ首と根元の間をローカル電車並みのピストン輸送でしごき続ける。 「ほうら・・ヌルヌルが足らなくなったら・・・そうっ・・・涎を・・そうだよ。」 しごきながら視線を感じた佳乃は、次の言葉を言われる前に理解し、手のひらを自らの股間にあてがった。そこは、陰茎をしごいているだけでも泉を溢れさせ、乾きかけの水野の陰茎に潤いを与えた。 「ニュルッ・・・ニュルッ。」 手先の湿潤に羞恥を覚える佳乃は、手の動きを止め、何も言わぬまま水野の先端を頬ばった。 「ほぅぅ・・・自ら、咥えはじめるとは・・・スケベな奥さんだ。」 ぬめる手先は佳乃の淫液でまみれ、その淫音を聞きながら再び牝の汁を湧き出させるのが嫌で仕方がなかった。水野の蔑みの声は承知の上で、肉茎より傘の張る亀頭を口にした。 「ペロッ・・・ジュルッ。・・・ジュボッ・・ジュボッ。」 細長い肉茎をゆっくり擦り、先端の傘を舌先で刺激する。友之にも施す口淫と同じような動きで水野にも対している。変わった動きを友之に見られることを恐れた行動に、水野は理解し、言葉をかける。 「友之くんにも・・同じようにするのかい？・・・それとも・・・。」 その先を言わせない為に佳乃は、咥えた亀頭から唇を離すと、糸引く唇で肯定する。 「は、はいっ・・・いつも・・通りです。」 「そうかいっ・・・じゃぁ・・・今日は、いつもと違ったフェラチオをしなさい。・・自らを慰めながら・・・そうすれば、後ろで見ている友之くんも退屈をしない。・・・そうだよね。」 「コンッコンッ。」 「ほうらっ・・・さぁ・・・もっとスケベになれ・・・佳乃。」 何かのおまじないのように、水野の言葉と友之からの催促の合図に、佳乃の左指はＧストリングスの紐を再度ずらした。湿り気を帯びた紐は、佳乃の左の尻肉に密着する。 尻を突き出し、四つんばいの姿勢に近づけると、摺り戻ることなく保持された紐は圧迫し尻肉に食い込んだ。無毛の陰部は、テラテラとてかり、照り焼きにした若鶏の胸肉を思わせる。その割れ目に指先を近づけると、大陰唇を掻き分け小陰唇を揉み込んだ。 「あっ・・あんっ。」 「感じるのもいいが、こっちを忘れないでくれ。」 「ベロッ・・・ジュルッ、ジュルッ・・・はふぅぅん・・・ジュルルッ。」 佳乃は中指と人差し指とを重ね、サーモンピンクの膣口を揉み込む。友之の視線を感じないわけではないが、快楽の昂ぶりを感じ始めた若妻は押さえる術を忘れかけていた。 「あっ・・あっ・・・フグゥゥゥ・・・ジュボッジョボボ。・・・ジュルル・・・あはぁぁっ。」 亀頭と唾液の絡まる音に加え、佳乃の喘ぎと淫液のヌチャつく音がスピーカから友之の耳に木霊する。陰唇の隙間から漏れる我妻の淫液は、これまで見た中でも一段多い。友之の捉えた感想は、恐らく佳乃に芽生えた犯され願望が花開き、自分色に染める時が今日来たのだと感じていたようだ。 「・・・佳乃。・・・ほんとに佳乃か？・・・あんなにいやらしいなんて。」 「ガチャッ・・・お手伝いいたします。」 「・・・だ、誰ですか？」 誰もいるはずのない扉が開いた瞬間、友之の右手の動きと佳乃の左手の動きを見る事を止めた。問いかける友之は、いきり立った陰茎を手で隠すと、マジックミラーに背をつけた。 「・・・私、三造さまのパートナーの・・・桧山あずさと申します。・・・三造さまに、申しつけられ友之さまのお世話をするように・・・と。」 「あぁぁ・・・ダメです・・洗っていないから・・・あぁ・・あぁ。」 話しながら友之に近寄る桧山は、佳乃とまったく同じコスチュームのまま友之の股間に喰らいついた。佳乃より大柄なあずさは、膝立ちになり一心不乱に友之のぺ○スを咥える。 扉の開いた音と、佳乃が自分の亀頭をしゃぶり続けているのを確認すると水野がリモコンを押し、鏡はガラスに変わり隣の状況を映し出す。桧山の登場と友之へのフェラチオを見届けると再びマジックミラーに変え、佳乃の頭に力をかけ咽喉奥に押し付けた。 「ウグォォ・・・グヘッ。」 「ジュッ・・ジュルゥゥ・・・はぁぁっ・・・・あぁぁっ・・・ジュルジュルル、オグップッ。」 カリ首から奥を口内に入れ込んだ佳乃は、それに合わせ指先を膣口からぬるりと挿入させ淫液を掻き上げた。 「あはぁぁぁ・・・ゴポッ・・ゴボボッ・・・あんっ・・あんっ・・グォッポッ。」 敷布団には、垂れ落ちる佳乃の膣液が染みを作り、水野の睾丸を伝った唾液も同じ染みを作る。その染みの広がり具合にも、ある一定の歯止めが掛かりかけたその時、やおら立ち上がった水野は、マジックミラーを背にもたれかかる。それに追随した佳乃は、亀頭を咥えたまま水野に付き従う。 鏡越しに背を合わせた二人の男は、それぞれのパートナーに同じ口淫を施させ満足げな顔をしている。口を真一文字にした友之、舌なめずりで佳乃の咥え顔を覗きこむ水野。恥らう友之の乳首をいじりながらフェラチオをこなす桧山あずさ、鏡に写り込む自分のフェラチオ姿を見られず伏せ目がちにこなす加山佳乃。 我妻の口淫が気になる友之は、背を合わせたミラーを向き佳乃の動きを気にする。初めてのはずの体験にも動じない妻の姿に少しばかり恐れを抱いた。 気を利かした桧山は、するりと向きを変え自らミラーを背に口淫を施す。友之は覗き込むようにミラーに顔を近づけ、しゃがんだ佳乃の口元を凝視する。 愛する妻の施す口淫を目の当たりにした友之は、自らこれまで受けてきた佳乃の口淫以上に熱い物がこみあげ、下腹部の興奮と視覚による興奮は十二分に伝わり、桧山の口元を汚す。 「あっ・・・ビュュッ・・ビュッ。」 「あたたかいですぅ。・・・奥さまにはいつもどうされてますか？・・処理のほうは？」 「えっ？・・・あぁ・・・の、飲んでもらって・・ますよ。」 「やさしぃ・・・奥さまですね。あんな童顔でかわいらしい奥さまなのに・・・こんな濃い精液を・・・いやらしぃわ。」 「ま、毎回では・・・た、たまにね。」 「たまにでも、うらやましい・・・こんな濃いものを・・・でも今日は・・・私が飲んで差し上げます。・・・奥さまは・・・うちの三造の薄い精液を飲まされるんだから・・フフフッ。」 「どういう・・お付き合いなんですか？三造さんと。」 「ゴキュッ・・・・三造さまの秘書をしております。昼も・・・夜も。」 「あぁ・・そういう関係なんだ。」 「友之さまは、うちの三造とは？」 「えぇ・・・ネットでね。・・・スワップ嗜好のサイトで知り合ったんです。」 「ハウスワイフ・・・何とかって奴ですね。・・・最近嵌ってるみたいで・・・私をかまってくれないんですよ。」 「僕ならほっとかないけどなぁ。」 「ありがとうございます・・・乗り換えちゃおうかなぁ・・・友之さまに。・・・・ペロッ。」 先端から残りを垂らす友之の尿道口を舌先で捉え、上目遣いでいやらしく訴えかけた。すると、隣からもれ聞こえる佳乃の切ない声が耳に入り、友之の視線を隣に誘導する。 「友之さま・・そろそろ奥さまが・・・辛そうになって・・・。」 「えっ・・あぁ・・・。」 佳乃の口の動きは、いつも以上に艶めかしく、頬張った亀頭をかいがいしく舐めまわす姿は、見違えるほど女の色香を放っていた。 「ジュブジュブッ・・・あはぁぁ・・あっ・・あっ・・も、もうぅぅ。」 「お願いしなさい・・・友之くんの見ている前で・・・さぁ。」 「お、おちんち○・・・入れてください。・・・佳乃の・・おま○こに・・・入れてください。」 「表現が足らんよ・・・何をどのように・・・どうして欲しいのか？」 「佳乃の・・・お○んこに・・・さ、三造さまの・・・おち○ちんを・・・入れてください。」 「もっと・・・表現力を・・・そうだなぁ・・・ゴニョゴニョ。」 佳乃の耳元に三造は、口を寄せ卑猥な呪文を唱えていた。 「・・・。」 「どうした？・・・恥ずかしいかい？」 いつも言っているだろうといわんばかりの水野に煽られた佳乃は、その呪文を口に出して唱え始める。 「パパ、ごめんなさい。・・・佳乃は、ぐしょぬれのおま○こを・・・三造さまの肉棒で・・・犯していただきます。・・・パパは、シコシコして・・見ててください。」 「上出来だよ。・・・四つんばいになって・・・自ら埋め込みなさい。・・・ミラー越しには友之くんも・・シコシコしながら・・見ててくれるから。」 「・・・。」 四つんばいになった佳乃の陰部は、友之の目に飛び込み、濡れ具合から血液の充血具合までが、夫婦生活とかけ離れていた。 膝立ちのままの水野の矛は水平に、佳乃の鞘は同じ高さに狙いをつけている。自ら後ろを振り向き、徐々に牡の矛先へ吸い寄せられる佳乃の鞘は、先端の熱量を感じると一度ためらうが、水野の矛をいとも容易くぐしょ濡れの鞘に収めてしまう。 「あぁ・・はぁぁぁ・・・。」 初対面の陰茎を、拒むことなく埋め込む姿は、友之には新鮮に映るが、他の３人にはその新鮮さを享受することはなかった。佳乃が受け入れた陰茎の数を知らない友之のみが、２０年以上前の精通に似た興奮を覚えていた。 「佳乃、突かれる方が好いか・・・それとも、自ら腰を振るか？」 「あぁ・・つ、突いて・・突いてください。」 「よしっ・・・こうか、こうか？」 「あっ・・あっ・・あっ・・・。」 陰茎の出入りにつれ、纏わり突く佳乃の汁液は濃く粘り気を帯びる。透明だったはずの膣液は、摩擦を重ねるごとに熱く熱せられ粘性を増す。 「あぁ・・あぁぁぁ・・・はうんっ・・・うぅぅんっ。」 水野の両の手のひらは、佳乃の尻肉をがっしりと掴み、爪の跡さえ経つほどに食い込ませ引き寄せては、突っぱねその往復運動をミラー越しの友之に見せ付ける。 「友之くん・・・どうだい、奥さんの・・・感じようは・・・いつもと違うだろう。」 「あんっ・・あぁんっ・・・い、いわないで・・・あんっ・・・パパ、パパ・・ごめ・・・あんっ・・・あんっ・・・ごめ・・あぁんっ。」 水野は、佳乃のうわ言のような友之への懺悔の言葉をかき消すように、腰を打ちつけ佳乃の膣奥深くに陰茎を打ち込んだ。 「言わせないよ・・・友之くんへの懺悔の言葉は・・・言わせない。」 「あぁ・・あぁ・・あぁぁぁぁ。」 激しい腰の打ち付けに佳乃の懺悔の言葉は消えうせ、喘ぎ声だけが友之の耳に飛び込んでいる。犯されると言うより隠微な不倫関係を思い浮かべさせるミラー越しの関係は、友之の嗜好に完全にマッチしていた。 桧山の口淫を再び受け入れながらも、愛する佳乃の無毛の陰唇と、そこに打ち付けられるぶら下った睾丸が視界を奪い、どちらの刺激が海綿体に血流を促しているのか自分でもわからなかった。 「よし・・・繋がったところを・・よく見てもらおうか。」 「あぁ・・・は、はずかしいぃぃ・・・そうしたら、丸見えに・・・いやっ。」 深く突き刺さる陰茎を抜き去ることなく、余しながらも佳乃の体を仰向けに横たえる。脱がされることのなかったＧストリングスも紐をこよりのようにし、尻肉の外側までずらされている。 「あぁ・・・ふ、深く・・・あぁぁ・・・奥がぁぁ。」 体を重ね、交合部分をミラーへ向けると、出し入れを止め、膣肉に埋め込まれた自らの陰茎を誇示するように友之に見せ付ける。無言で見せ付ける水野は、佳乃の舌先を引っ張り出し、吸い付いた。膣奥の陰茎の動きを再起動させるのを止めた水野の意図は佳乃にも判り、舌先を同じように絡ませていった。 「・・・あぁ・・・あぁん・・・お、お願いぃぃですぅぅ。」 「・・・。」 無言の水野は、佳乃の目を見つめるとその先の呪文を唱えさせようと顔を近づける。退避線に引き込まれた水野の陰茎は、指令所の指令を待ち、信号を見つめるままだ。止められた退避線の車両から漏れる混合液は線路を伝い、肛門付近にまで垂れ下がる。その感触を感じたか、指令所からの信号は水野の目に青を灯した。 「お、奥を突いて・・・い、往かせて・・・このままでは・・・あぁぁ・・・往かせてくださいぃぃ。」 「聞いたかね・・・奥さんの・・・牝の・・・お願いを。・・・・いいだろう、いいだろう。」 「あっ・・・あ、そうぅ・・・あ、あ、あ・・・そこっ・・そこぉぉ。」 ゆっくり奥深く埋め込んだ陰茎の先端は、徐々に血流を集合させ、咥えていた頃の亀頭をよりいっそう膨張させ始めている。佳乃の膣奥深くに埋め込まれた亀頭は、誰も見えぬところで恐ろしさを増し始めていた。 佳乃の大きく開いていた足は、水野の腰に大蛇のように絡みつき、激しい腰の打ち付けを要求している。妻のその動きに、嫉妬心を覚えた友之は、咥え続けるあずさに向かいこう言った。 「俺も・・・させてくれよ。・・・じゃないと、割が合わない。」 「はいっ。・・・奥さまの状態が見えるように・・・します？それとも・・・。」 「あぁ・・・そこに手をついて・・・尻を突き上げてくれ・・・佳乃のように・・・紐をづらして・・・・・。」 命令を下す友之の声は、どこか上ずり迫力に欠ける。それもそのはず、正常位で交わるミラー越しの二人は下の口で交わりながら、上の口では舌を絡ませ佳乃は細かい絶頂を小刻みに迎えていた。 「こうですか？・・・友之さま・・・・私も奥さまのように・・・指で慰めますから・・・待ってください。・・・・・クチュクチュッ。」 桧山は佳乃と同じく紐を尻肉の外側に食い込ませ、陰唇を露出させる。友之は、交わる佳乃の動きを視線から外すと、あずさの陰唇に目を奪われた。そこには、佳乃と同じく無毛にした恥丘と、陰核包皮に打ち込まれた真珠のピアスが顔を出す。 「それ、・・痛くないの？」 「えぇ・・・これを・・・弾かれると・・・たまんないぃぃのぉぉ。」 あずさは大きく足を開くと二本の指先を膣道に潜り込ませ、反対の指で真珠ピアスを勢い良く弾いた。弾いた音は聞こえないが、隣に聞かれまいとするあずさの呻きは友之の興奮を増幅させた。 挿入して２０分の間に、佳乃の奥底を蹂躙する水野の亀頭は増幅し、口の中に納まっていた状態と異なる大きさに膨張していた。膨張具合に合わせ佳乃の発し続ける言葉は、友之の存在を忘れ、与え続けられる快楽に没頭しきっていた。 「奥を・・突いて・・もっとぉぉ。・・・あぁんっ。」 動きの緩慢さをつかれた水野は、佳乃の唇に蓋をし、咽喉奥まで舌先を差し入れる。差し込まれた舌先を自らの意思で絡め、目をつむり鼻息で呼吸を続ける。 「よしっ・・・引っかかった。」 「あぁ・・奥が・・ぬ、抜けない？・・えっ・・・どうして・・・あっあっ・・・。」 「佳乃の・・・子壷の入り口に喰らいついた。・・私の亀さんが・・・喰らいついたんだよ。」 じわじわと膣奥を探っていた水野の亀頭は、佳乃の下がり始めていた子宮口付近の円蓋に納まると、返しがついたように抜き差しが出来なくなっていた。 「ハハハ・・・ノックすると・・どうだい？」 「あっ・・・あぁぁぁ・・・あぁぁぁ・・・あぁぁぁ。」 水野の緩慢だがねじり込むような腰の動きに、交わる佳乃は言葉を失い、ビクついて反応をしている。喘ぎよりも震えだけの反応は、体の力を削ぎ取られ、腰に纏わりつかせた両の腿を無意識に解き放している。 「言葉もないかい？・・・このまま１時間は・・・繋がったまま・・・膨らんだまま・・・入り口をノックし続けるから。」 「あう・・あうぅ・・・あっあっあっ・・・。」 小刻みな震えのみで、まともな返答をすることの出来ない佳乃は、反し針のような亀頭を膣奥に感じた。その先端を抜き去ろうと力を抜くが、巧みな水野の刺激で逆に膣肉の収縮を促してしまう。 「ハハッ・・抜こうなどと考えれば、抜けなくなる・・・存分に楽しんだほうが身のためだ。」 「あぁ・・・うぅ・・・あぁ・・・うぅ・・・ひゃ・・あっあっ・・・。」 「少し引いてあげようか。・・・それっ。」 「あぁぁぁぁ・・・いぃぃぃぃ・・・・あぁぁぁぁ・・・いぃぃぃ。」 波のような絶頂感は絶え間なく訪れ、横隔膜のあげさげで顕著に表している。たとえ言葉を失うほどの昂ぶりを感じていても、牝の本質は女体の表面に現れ、尚且つ内面からも沸き立っていた。 「ホホッ・・・涙を流して・・・かわいい奥さんだ。・・・そんなにいいのかい？」 「あう・・あうっ・・・はぁぁぁうぅ。」 「そうかそうか・・・パパよりも・・・いいか。」 「あっ・・あっ・・・・いぐぅぅぅぅぅ。・・・・・あぅっはぁぁぁ。」 水野の問いかけと鈍く突き上げる亀頭の動きに観念した佳乃は、頷きながら涙を零し、一度目の絶頂を迎えた。 「奥さま・・・往っちゃいましたよ・・・私も・・奥さまみたいに・・・。」 「あぁ・・こんなに、勃起したの何年ぶりか。・・・あずささんの、おまん○・・・と、とても気持ちいいよ・・・・アッアッ。」 「な・・中で出しても・・かまいません・・・私、・・・去勢されてますから・・・。」 「あっ・・・あっあぁぁ・・・出、出る。・・・・ドクッ・・・ドックンッ。」 後背位で交わり続けていた友之とあずさは、片方の絶頂だけで幕を閉じる。中で出されたあずさは、気をやむこともなくドクドクと放出される精液を膣内で受け止めている。 「ほんとに・・・大丈夫ですか？・・・早く抜いたほうが・・・。」 「お気になされないで・・・私達カップルは・・・去勢カップルなんで・・・だから、奥さまも・・・気になされずに。」 「あぁ・・・三造さんは・・・パイプカットでも？」 「いいえ・・・あの方は、精液は出るのですが無精子症なんです。・・・ですから、奥さまとの子供もいませんし、・・・今日も生で・・・。」 「・・・あずささんは？」 「わたしは・・・お薬で・・・あの方が奥さま方と生性交をされるのに・・・私のお相手だけゴムをされるのは忍びないと・・・。」 「なるほど・・・それを受け入れるなんて・・あずささんは・・三造さんのことを・・・それほど。」 「はい・・・正妻には・・なれなくても・・・あのおち○ぽさえ・・・私の物になれば・・・佳乃さんに取られなければ・・いいんだけど。」 「・・・。」 「そうなったら・・・わたし・・・友之さんを戴いちゃいます。・・・ニュポッ。」 腰を引き、柔肉から抜き去った友之の陰茎を口内に咥え込むあずさの目に溜まった涙は、佳乃への嫉妬と友之は捉えていた。 搾り出されるように呑み込まれていく友之の遺伝子は、あずさの胃の中に納まり、場所を違えた己の分身は、行き先を変更されて戸惑うどころか、安住の地を見つけたような意識に落とされてしまった。 一度目の絶頂を終え、幾度かの絶頂を続けた佳乃のお○んこには、喰らいついた亀頭の根元だけが動きを見せ、奥底の膣肉を貪り続けている。その肉から滴り落ちる肉汁は、粘り気を帯、隙間から垂れ落ち肛門を濡らしている。 「もぉぉぉ・・・だ、だめぇぇ・・・ね、ねっ・・・あうぅぅぅ。」 「おねだりかい？・・・言い方があるでしょ？」 「お、お願いですぅぅ・・・佳乃を・・い、いかせぇ・・いかせてぇぇ。」 「何度往ったのですか？・・・今日は？」 「あっ・・あっ・・・４・・回っぃぃ。」 「まだ４回か・・・その十倍は往って貰いますよ。」 「あぁぁ・・・また、またいぃぃぃぃ・・・・イクゥゥゥ。」 突き上げた亀頭は佳乃の解され続けた円蓋を喰らい尽くすと、膣道に下がり道の拡張に勤しみ始めた。奥底の広がりを受け、縮んでいた膣道は、不意の拡張を受け溜め込まれた淫汁を吐き出させてしまった。 「ジュバァァ。」 吹き上げた潮は、水野の皺腹に噴きかかり、沁みこまれることなく白髪交じりの陰毛に英気を与える。恥ずかしさをどこかに追いやった佳乃は、水野の膨れ上がった亀頭を引きずり込むように再び、足を巻きつけ始めていた。 |
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| 2010.4.10掲載 |
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