| ８０ 値踏み 「三番目に登場いたしますのは、備品２６・・・加山佳乃、人妻でございます。みなさまのお手元の資料にありますように、まだ離婚は成立しておりません。」 「ほぉぉ・・・子持ちの人妻には見えん。幼さと、イヤラシサを両方持っておる。」 「その通りでございます。・・・この備品２６には、なんと、プレミアつきでございまして、・・・・かの有名な横山老医師の子種を搾り出し、胃の中に納めた備品。数々の成功を納めた偉人達の傍女には、この老医師の子種を含んだ女が居たという逸話のプレミアつきでございます。」 「聞いたことがある。・・・一億でも安いくらいと言われる、あの子種をなぁ。」 「みなさまにご挨拶と、口上を・・・・さぁ、備品２６・・・。」 「び、備品２６・・・か、加山・・よ、佳乃です。・・・たくさんの、ご入札・・・お待ち申し上げます。・・・ご落札の暁には・・・柔らかく・・・解した・・・処女肛門を・・・お使いください。」 「ヒィィ・・・早くスタートの値段を・・・わし、このおなご、絶対に落とすからなぁ。」 「なにをいうかっ・・・わしが、あの尻の穴の、処女花をちらすんじゃぁぁ。」 男達の伸びてきた手を振り払う佳乃は、幻想の中で暴れ、再び戻った現世の中でも手足を反射させていた。 「遠いとこに行っていたようね。」 あずさは、佳乃の首筋にかすかに爪を立て、夢の中から痛感を持って呼び戻す。 「あーら、こんなに寝汗をかいて・・・お尻の周りも、ぐっしょりねぇ。」 「うぅぅんっ・・・。」 佳乃の反応は拒絶をするわけでもなく、あずさの指先を受け入れ、それに呼応している。指先の動きは、佳乃の汗ばむ股間に向かい、摘んだ肛門拡張具は、簡単に抜き差しされている。 「クチョッ・・・クチョックチョッ・・・クチョッ。」 「あはぁぁぁ・・・あっ・・あっ・・・あはぁぁぁ。」 肛門から漏れだす腸液の音と同じくした佳乃の喘ぎは、数日前の拒絶の反応は皆無で、あずさにされるまま声をあげ続ける。 「ほらぁぁ・・・こうよねぇ。・・・お尻、・・・いいんだよねぇ。」 「あんっ・・・あんっっっ・・・あぁぁんっっ・・・そ、そこぉぉぉ・・・お、おねぇさまぁぁ・・・いぃぃぃ。」 「そう、かわいい子猫ちゃんになってきたわぁ。・・・さぁ・・・あなただけ、気持ちよくなってないで・・・教えたこと・・・ちゃんとなさい。」 「は、はい。・・・あずさ、おねぇさま。」 言われるまま動き出した佳乃は、あずさによって抜き差しされ中途半端になった肛門拡張具を、再び奥深く差し入れる。腸液にまみれた肛門への挿入は簡単で、数日の拡張のおかげか痛さもわからないくらいだった。 「かわいぃわぁ。・・・自ら、拡張具を沈める姿。・・・老先生にさんざんやらされてるのねぇ。」 「い、言わないでください。・・・恥ずかしいです。」 「あらぁ、まだ恥ずかしさがあるのね。・・・まぁいいわ、老先生も恥ずかしさのない女の尻の穴は、ただの糞穴だっていってたし。」 笑いながらあずさは、佳乃が仰向けに寝転がるのを確認すると、穿いているＧストリングスを脱ぎ去ることもなく、佳乃の顔面に跨った。極少の股布はあずさの小さめの割れ目をつつましく隠している。尻に食い込む紐の部分をつまみあげると股布はめくれ、着色の進んだ陰唇が佳乃の鼻頭に覆いかぶさった。 「呑み込みが早いわぁ・・・あんっ・・・そう、そこよっ・・・。」 「ペロッ・・・ベロッ・・・ペロペロッ。」 鼻頭に張り付いたあずさの陰唇を、子豚が母豚の乳首を探るように舌先でかき分け、膣道に差し入れる。 「・・・んっぐっ。」 「あらっ・・・まだ残ってたぁ・・・。」 佳乃の舌先は、あずさの膣道からズルリとこぼれる汁液を感じていた。女の淫液ではなく、男臭さの残る汁液は、あずさが先程まで行ったであろう行為を想像させた。 「佳乃っ・・・飲み込みなさい。」 「んぐっ・・・コクンッ。」 生唾を混じらせ食道を通り抜けた男の精液は、通り抜けた後にも鼻の奥に臭気を残していた。 「どうっ？・・・臭ったでしょ。」 「フグッ・・・はい。」 誰のものとも言わないあずさは、佳乃にいたずらめいた視線を送り、再び自分の陰唇を押し当て舌先の温もりを感じ取る。 「はぁぁん・・・わたし、殿方よりも・・・あぁぁ・・・子猫ちゃんが好き。・・・あっ・・あっ。わたしにもお金があったらぁぁぁん・・・佳乃を・・・落札してあげるのにぃぃ。」 佳乃の舌先の動きに堪えを忘れ、両の乳房を揉みしだき、官能を増幅させる。 「・・・お、お願いします。・・・あずさおねぇさまの・・・元に・・・おいてください。」 佳乃の視線はあずさの興奮した鼻先しか見えず、その懇願も届かない。 「あぁぁんっ・・・無駄口をたたかずにぃぃ・・・そうぅぅ・・・そこぉぉぉ。」 興奮したあずさは佳乃の鼻先がつぶれるくらいに自分の陰核の突起を押し当てた。音はしないものの、コリコリとした感覚は、佳乃の鼻先にも判るくらいあずさの陰核は勃起していた。 「前だけじゃぁ・・・うしろもぉぉ・・・。」 少し腰を浮かすと身動き早く１８０度回転し、佳乃の鼻先はあずさの菊門でふさがれる。その菊門には少し前の行為がはっきりわかり、先程のどの奥にしまい込んだ液体と同じ牡汁が、かさぶたの様にこびり付いている。 「お尻も・・・きもちいぃぃのよぉぉ・・・いっぱい・・・いっぱい出されたのぉぉ・・・あなたの・・・アナルも・・・こうなるのぉ。」 「こ、・・こわい。」 「大丈夫っ・・・あなたの処女肛門は、・・・まだまだ、守られるわ。・・・老先生が言うんだから間違いない。」 「・・・。」 あずさの返答は、約束手形のようなもので期限のくるその時には、必ず代償を払わされるその文言が含まれていた。 尻の穴にこびり付いたザーメンかすは、佳乃の舌先に拭い取られると、少しめくれあがった菊門をあずさはピクつかせた。 「はぁぁ・・・気持ちよかったわぁぁ・・・今度は、佳乃っ・・・往かせてあげるから・・・四つん這いになってぇ・・・自分でおっぴろげなさい。」 佳乃の顔面から腰を浮かすと、穿いていたＧストリングスの腰紐に、卑猥な色をしたディルドゥを固定し右へ左へ揺れ動かした。 ゆっくりと体を起こし、涎とあずさの汁を拭い、肘と膝で上体を持上げ、獣のスタイルで項垂れた。その姿を見るとあずさは、鏡の向こうにウインクをし、自らの唾液を変色したディルドゥにまぶり付けた。 「佳乃っ・・・おまたの染み・・・すごいわね。・・・犯して、犯してっていってるみたい。」 「うぅぅ・・・あずさ、・・おねぇさま・・・ほ、ほしいぃのぉ。」 「かわいぃぃ・・・お尻に刺さったまま・・・お○んこを犯して欲しいのね。」 「うぅぅ・・・はい。・・・お、おねがいしますぅぅ。」 「ビ・・ビリィィィィィ・・・ニュプゥゥゥ。」 染みのついた拡張具つきの下着は、股布の部分が和紙の様に薄く、陰唇の形を浮き出させたまま、あずさの血の通わぬ分身が佳乃の膣道深くに突き刺さった。大きく腰を浮かしたあずさの股の間からは、淫水焼けしたディルドウが、サーモンピンクの膣肉を分け入る姿が覗き、大きなマジックミラー越しにその有様をカブリつきの牡々に晒されていた。 「どうです？・・・ただいまご覧になられました備品２６。・・・お手元の資料にもありますように・・・子持ちの人妻には・・・。」 「あぁ・・・到底見えんっ。」 「従順そうだが・・・商売女ではないのか？」 「それでは、立花様・・・あとで、証拠のＤＶＤをお見せいたしますので・・・。」 「どんな内容かね。」 「普段暮らしから・・・備品としての納品の経緯。・・・その他・・調教の数々。」 「おぉ・・・たのしみですな・・・それは。」 「備品２６の入札開始は・・・明後日の正午。・・・１２００万からのスタートです。」 「１２００万・・・それは安い。・・・４０００万は出す、即落ということにはいかんか。」 「それは・・・資料の最後にもございますように・・・。」 「・・・うーんっ・・・あの御仁の・・・子種をねぇ・・・・・・よしっ・・・腰をすえて掛からねばならんな。」 「ありがとうございます立花様・・・これよりあの備品２６は、どの男とも交わりません。・・・落札日の１２月２５日まで・・・あの女により、男へ対する禁欲生活に入ります。」 「尻の穴も、お○んこも・・・使わぬのか。」 「えぇ・・・拡張具は施しますが、その先は・・・落札者さまの・・・お楽しみにと。他に・・・ご質問があれば。」 「いや・・・わかった。・・・資金管理会社に・・・金の段取りをさせるゆえ・・・ここで失礼をするよ水野さん。」 「はい、ご入札をお待ちしております。」 数人の男達は皆、携帯で連絡をしている。銀行に預金残高を確認するもの、証券会社に持ち株の売却を依頼するもの、金相場の確認をするもの。その銭勘定のさまを頭を下げながら見送る水野の笑顔は誰にも見えず、頭の中で弾かれるそろばんのタマの音も聞こえてはいなかった。 直近に見ていた佳乃の夢は、すぐそこにある現実世界を写しだし、その世界は夢の世界よりも過酷な時間を刻みだそうとしていた。 |
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| 2011.1.22掲載 |
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