２．

　その後も母は、家庭に決して迷惑かけないよう、僕や父に知らない所で恋をし、家庭と仕事と恋愛をうまく両立していたと思います。
　それから３・４年と年月が経ち、僕が丁度高校に入った時に、当時３０代後半にさしかかった母に、ついに運命の彼氏と呼べる人が出来てしまいました。その人は母が友達の近所の奥さんに誘われ、通い始めた絵画教室の画家の先生です。
　その人は母よりも７つぐらい年齢が上で、独身で画家をしながら、その傍ら自宅で主に主婦を中心に絵画教室を開いていました。
　最初は母も週に2回ぐらい絵画教室に通っていましたが、次第に通う回数も増え、１ヶ月を過ぎたぐらいには週に４日は通うようになっていました。まだその頃は僕自身、母が先生とそういう関係になっているとは夢にも思わず、ただ純粋に油絵にはまっているのかなと思っていました。

　そして２ヶ月ぐらいたった時、母親にとっては運よく！？、丁度仕事の関係で父親が東北地方に単身赴任となり、間もなくして母は
「今度から絵画教室のアシスタントの仕事をする事になっちゃったの。絵画教室の先生はプロの画家だから、やっぱり生活が不規則みたいで夜が多いみたいなの。その分お給料がいいみたいだけどね。ごめんね。だけどお父さんうるさいから内緒にしてくれる」
　と言いました。

　まもなくして母は週に４〜５日ぐらいは、昼間は家にいて、家の掃除や選択そして夕食の準備をし、午後になると絵画教室に行き、翌日の午前中に帰ってくるってパターンになっていました。そんな不規則な生活で、以前より顔を会わす事が少なくなる事に対して、母としての愛情なのか、たまにある先生の地方での個展の時の出張など、特別な場合を除いて必ず食事は丁寧に手の込んだもの作り、出前や買ってきたお惣菜とかが食卓の上に出る事はほとんどありませんでした。
　もちろん二月に一度に割合で父親が赴任先から帰って来る時には、ちゃんと家に居て、地味な服を身に付けいい妻をやっていました。

　それから一ヶ月程経ち、僕も学校が夏休みとなり、クーラーの効いた部屋でゴロゴロしていたら、突然母が少しはしゃぎながら部屋に入って来るなり
「絵画教室のお友達がグアムに旅行が当たって、お母さんも行こうと誘われちゃって、明後日から2週間ぐらい行くことになっちゃったけどいい。ごめんね。悪いけどしばらくの間お留守番頼むね！」
　表情から嬉しさが抑えられないのか久々に見る、こぼれる様な笑みで話し、随分と急な話だとは思いつつも、一人だけ楽しんでくる事に対しての母の気持ちなのか、余分と思える程の食事代とお小遣いを貰いました。
　当日母は「お土産を楽しみに待っててね。」と言って、黒の少しミニのワンピースに黒の柄の入ったパンストに、同じく黒のミュールを履きは軽い足取りで家を出て行きました。
　そして予定の２週間を少し過ぎた頃、母から
「ごめんね！今グアムから帰ってきたの。少し延びちゃって。本当にごめんなさい。申し訳ないけど今日から直ぐに仕事で直接、絵画教室に来てしまったの。塾の月謝を渡すのを忘れていたよね。本当に悪いけど今から、絵画教室に来てくれる。」
　と言った内容の電話をもらい、言葉の端々から反省しているような感じが伝わってきました。
　僕は今まで母が勤めている絵画教室には行った事がなかったので場所を教えてもらい、たまたま家に遊びに来ていた友人と一緒に、初めて絵画教室に行く事になりました。
　電車を乗り継ぎおおよそ４０分位で母に教えてもらった通り絵画教室に着きました。
　それなりに年数は経っているものの、絵画教室を開いているだけあって、割合と大きな平屋の建物で、一階の一部が絵画教室で、他は住居になっているような感じでした。
　とりあえず玄関から入ろうと辺りを見回しましたが、教室の入り口以外それらしい所がありませんでした。
　仕方がないので、友人と教室のドアをノックしました。しかししばらく経っても返事がなく、そっとドアに手を掛けると、生徒が来る時間なのか、教室のドアには鍵が掛かっておらず、ゆっくりとドアを開けました。教室の中は誰もおらず、やはり絵画教室らしく木製の椅子やイーゼルなどがきちんと並び、壁には各生徒達が使っていると思われる棚があり、画材などがきちんとしまってありました。掃除もちゃんと行き届いて、母がしているのかなぁと、ふと母の仕事の一部を垣間見たようでした。
　そして教室の奥にドアがあるのに気づき、ノックをしました。返事もなく、やはりこちらのドアも鍵が掛かっていなかったので、そっとドアを開けてみました。

　部屋に入ると２０畳以上はありそうなダイニングルームとなっており、そしてここからは居住スペースとなっている事がすぐに分かりました。
　部屋の中は、大きな窓から程良い日の光が差し込み、壁紙や家具などがシンプルでありながらセンス良くまとめられていて、大きな立派な食器棚が丁度部屋を二分しているような感じに置いてあり、食器棚を境に左側には、おそらく10人が一度に食事が出来るだろう立派な木製のテーブルと椅子が、右側には大きなテレビとソファーとが置かれ、部屋の中は意外な程シンプルながら、センスの良くまとめられ、思いのほか生活感のない感じの部屋でした。
　友人と部屋を見渡していたら、ふと友人が何かに気づき、部屋の隅を指して「あれなんだろう」と少しうわずった声で言いました。友人の指している方を見たら、仕切りで気づかなかったのですが、ソファーの奥の丁度部屋の隅の方に大きなベッドのような物があり、その上に程よく日焼けをした膝から下の女性のような脚が見えました。
　友人と恐る恐る近づいて見てみると、小麦色の肌をし、髪は金色に近い茶髪でソバージュをかけ、そして脚にはアンクレットを身に付け爪には真っ赤なマニキュアが丁寧に施され、そして何よりもウエストがくびれ、それが返って大きく、まるで男を誘っている様に強調したお尻と、腿はムッチリとした、体つきから見てあきらかに若い女性とは違い、まさに大人のオンナとして成熟したカラダの30代半ばぐらいの女性が全裸で、顔は反対側を向きながら、うつ伏せのままぐったりと寝息をたて熟睡していました。
　一瞬僕は、モデルの人かと思いましたが、しかしモデルにしては、全身から必要以上に色気が漂い、感覚的に男性に歓びを与える仕事をしているような女性ではないかとさえ感じました。ただ母は肌が白いので明らかに別人だと思いました。
　僕も友人もその女性のせいで、すっかり官能的な雰囲気に包まれ、そんな女性を前に、すっかり興奮の絶頂に達していた友人は「どうする。これを前にしてやらないなんて男じゃないぜ。やっちゃおうぜ。」と言いましたが、僕はなんとか友人を制止し、落ち着きを払いもう一度その女性の体を撫で回すように見つめました。
　なんてヤラシイ体付きをした女なんだろうと思いつつ、どういう女性か気になり、反対側に回り顔を覗いてみたら、その時「ハッ」としました。すっかり肌の色も変わり、髪型も金色に近い髪色のソバージュをで、ルージュも真っ赤でしたが、その女性は明らかに母でした。一瞬体が凍りつくような感覚に教われました。小学生の時に偶然見た母の裸からは想像もできない、すっかりとヤラしく熟した体つきに、まるで売春婦とでも言える様な変り様で、とても母とは思えませんでした。
　隣で僕の母と知らない友人が、そんな変わり果てた母を見て、明らかに男の目になり今にも犯したいのをこらえ、我慢するのが精一杯のようでした。もしこの時僕があおったら、間違いなく友人は母としたでしょう。３７・８の女性と１６・７の高校生が・・・。
　
　とりあえず、気づかれない様ソッと家を出て、一旦近くのファミレスに時間を潰しました。
　友人は先程の事が忘れられず、興奮気味に僕に話しかけていました。とても僕はあの女性が自分の母だなんて言えませんでした。やはり僕も心の中では変わり果てた母の事でいっぱいでした。

　普通に考えれば母は不倫をし、そして男の好みのオンナとなっていたのは明らかですよね。
　当然母はアシスタントとして、そして愛人として、先生の性欲処理までしていたのでしょう。しかしその時の僕は、実際に今まで母が他の男とセックスをしている現場を見た事がない事もあってか、母が不倫をしているというよりは、母が画家のアシスタントという仕事も関係してか、多分母は、画家である先生から、どうしてもモデルになって欲しいと頼み込まれ、母の性格からして絵を描くためだったらと承諾したのではないか。だから母がまるで売春婦のような姿になっていたのも、おそらくモデルとしてそういう格好になっていたのではないか。そういう絵を描く為ならば母が他の男性の前で裸になっていたとしても、別におかしくないと自らを納得させていました。
　
　一時間ぐらいファミレスで過ごした後、僕は再び絵画教室に行く為、店内の公衆電話から母に教えてもらった絵画教室の電話番号をかけました、まもなくして母が出て、今から行く事を伝えました。当然母の口調からも、まさかさっき僕と友人がすぐそばまでいき、そして裸を見られた事など気付いている様子もなく、少し寝起きのような声で、「すぐに用意して待っているから。」みたいな事を言い、そして、僕は友人にまさかさっきの女性が母と知られるのを避ける為、一緒に行きたがる友人を何とかなだめ、ファミレスに待たせて再び絵画教室に行きました
　そして電話で新たに教えてもらった教室の入り口ではなく、奥の方にある玄関に行きチャイムを鳴らしました。間もなくして、慌てて着替えたのか、母がドキッとするような白いバスローブ姿で現れ、
「あら、早いわねぇ。本当にゴメンネ。これがグアムのお土産と、そうそう月謝ね。すっかり忘れていてほんとごめんなさい。」
　と僕が意外と早く来たので少し驚き、母親としてすまなそうな声で言いながら、僕に大きな箱に収まったチョコレートと月謝の入った袋を渡し、更に少しばかりのお小遣いを貰いました。そして僕はなんとか冷静さを装いながら
「どうしたの？その髪型といい、日焼けといい」
　と母の大きく変わった姿の事を聞いてみました。
　母は、一瞬ハッと気付いた様の表情から、少し間を置いて
「これね。せっかくグアムに来たから友達が、似合うからって髪の毛を脱色した方がいいって、こんな色にされちゃったの。わたしは嫌がったのだけど。あとビーチでうとうと寝てしまったらこんなに焼けちゃってびっくりしたよぉ。日焼けは時間かかるけど、髪はすぐに戻すから、お父さんだってびっくりしちゃうでしょう。」
　と少し動揺を隠すように言い
「今日は早速、絵画教室の仕事でこっちに直接来てしまったけど、明日家に戻るからごめんね。」
　と普段の母にしては少し早い口調で言いました。
　そして母と別れて急いでファミレスに待たしてある友人のところに行き、その日は駅で友人と別れました。
　帰り際も友人は16歳という年齢には、かなり刺激的だったのか、終始今日の出来事に興奮気味でした。

　翌日、昼前に家に戻った母は、すっかり髪の毛も以前の程よい栗色に戻し、家の掃除や料理などをした後、疲れているのか、すぐにぐっすりと眠ってしまいました。やがて夕方になり母が寝室から起きてきて、突然僕に
「3ヶ月に一回、絵画教室で先生と生徒の人達とで、食事会というのをやっていて、今度は今週の土曜日にあるの。その時ちょっと手伝って欲しい事があるんだけど、もちろんお小遣い出すから来てくれる？」
　と言葉の端々からも僕に手伝ってもらいたいような事が感じられ、僕自身母の画家の先生がどんな人か一度見たかったという思いと、高校生にとってもお小遣いという言葉は魅力的でもあり、二つ返事でＯＫしました。
　それを聞いた母は、急に笑顔になり、「そろそろ絵画教室に行かなきゃいけない時間ね」と言い、黒いスリットの入った短めのスカートに、上は胸のふくらみを強調したような服に身につけ、むっちりとしてきた太ももには黒のストッキングが包み、ハイヒールという格好で、ソバージュがかった栗色の髪の毛が相まって、今思えば普通の主婦というよりは、どことなく不倫をしている人妻といったような格好でした。そしてうきうきしたような足取りで絵画教室へと行きました。

　そして約束の土曜日になり、その日はしばらくぶりの朝からの雨で、それと同時に蒸し返すような日でした。
　午後の2時頃に、電車に乗り継ぎ絵画教室に着きました。
　奥の方にある玄関のチャイムを押すと、すぐにむっちりとしてきた体に割りとピッタリとした黒のワンピース姿の母と、そして初めて見る先生が迎えてくれました。
　歳は４５歳位で、背は僕や父よりも少し高く、おそらく１８０センチはあると思われる、長身でわりとスマートな体型で、以前スポーツをやっていたのか、服越しからでも引き締まった体付きである事が分かりました。それとは対照的に口髭をたくわえ、表情からも温和な感じが漂い笑顔で感じのよさそうな、画家と言うよりは紳士のような印象の男性でした。
　お互いに挨拶を交わし、先生は僕が来てくれて事に非常に喜んでくれ、そして早速教室に行き、先生と二人で大きなロッカーや台や家具を動かしながら、古く汚れていた教室の壁紙を剥がし、そういう仕事していたのではないかと思えるぐらい、先生は手馴れた手つきで新しい壁紙を貼っていき、一枚貼り終わる度に「助かった、助かった、ありがとう。」と何度も口癖の様に僕に言っていました。
　お互いに息も合い、また先生の手際のよい作業から3時間程で終わり、教室も以前とはすっかり見違えるようになりました。そして先生は財布から一万円札を一枚取り出し、「本当に助かったよ、ありがとう。」と何度も感謝しながら言い、こちらの方が恐縮する程でした。

　時間も夕方の5時を回り、ダイニングルームに行くと、以前友人と見た10人程座れる長いテーブルと椅子には３０〜４０代前半と思しき生徒である主婦達で、もう半分ぐらい埋まり、世間話に花を咲かせていました。そしてその中には母を絵画教室に誘った、近所のＡさんもいて、僕に気付くなり挨拶はさておき、学校の事など色々と世間話に引きずり込まれていました。
　そうこうしている内に全員集まり、母と先生が席の真ん中に並ぶような形で座り、先生が全員の前で挨拶した後、母が自分で作ったシチューを皿にもりながら皆に配り、食事会が始まりました。
　お酒が入り次第に皆、会話で盛り上がり、僕も他の生徒である主婦の人から学校の事などを聞かれ軽く雑談を交わしました。ふと母のほうを見ると、僕の目を気にして抑えているのでしょうが、先生のアシスタントと言うよりは、妻の様に自然と振舞って様に見え、まるで母と先生は夫婦のようでした。そんな母が年の割には若く、明るく輝いてさえ見えました。
　そして僕も周りの生徒である主婦の人達に、「高校生にもなったのでから少しぐらいいいじゃない」などと言われ、ついついお酒を少々飲まされ、今でもお酒にはさほど強くない僕はすっかり酔いが回ってしまいました。そんな状態の僕を心配した先生は、
「ドアの奥に廊下の先の右奥の部屋にベッドがあるから休んだ方がいいよ。まだ夏休みで学校がないのだし、今晩は泊まっていっても別にかまわないから。」
　と笑顔で言ってくれて、僕も軽く笑顔で礼を言い、古い家らしく１０メートル近くはあろうかという途中で右に曲がった長い廊下を行き、右奥の部屋に行きそのままベッドにもぐり、手伝った疲労感や食事会での緊張感も手伝ってか、倒れこむように寝てしまいました。

　ふと目を覚まし、慌てて近くにあった目覚まし時計を見たら、時刻は既に夜の１１時を過ぎていました。
　お酒を飲んだ事もあり、トイレに行こうと、部屋を出て廊下へ出て向かいのトイレで済ませ、まだ電車に間に合う為、先生に一言礼を言って帰ろうと、ダイニングルームに行こうと数メートルぐらい歩いたその時、雨音に混じりながらもダイニングルームの方から、あきらかに女性のセックスの時の声がかすかに聞こえてきました。僕は驚きながらも足音を立てずにそっと歩みを続けると、次第にその声は大きくなってきました。そしてダイニングルームの入り口まで来たとき、廊下の壁にダイニングルームが見える小さな洒落た小窓がならんでおり、高鳴る鼓動を抑えその中の小窓の一つを覗いて見ました。
　天井の照明は既に消され、その代わり、壁にアンティーク風の明かりが、温かみのある光でほんのりと部屋全体を照らしていました。
　以前友人と見たダイニングルームの奥にある母が裸で寝ていたベッドの上に、がっしりと筋肉質の男の人が、黒いブリーフをだけを身につけ、そしてうつ伏せになり頭を動かしていました。部屋の方の壁にカレンダーのような物が掛かっているらしく、窓の上の方が邪魔してよく見えないでので、もう少しはっきり見える隣の窓に移動して見ると、黒のブラとパンティーと思われる下着がベッドの端に無造作に置かれて、そしてなんとベッドの上に母が、惜しげもなく胸を露にし、ムッチリと色気づいてきた体に黒のガーターを身に付け、その太ももから下は、包み込むように黒のストッキングだけを身に付け、仰向けになって寝かされ、脚を大きく開かされ、そこに先生が顔を埋め、女の大事な部分にクンニを行っていました。母の眼はとろんと既にオンナの目にとなっており、喜悦の声を漏らしていました。そしてそれは僕が初めて見る母が父以外の男性に、女の大事な部分を受け入れ、自分の体すべてを委ねていている姿でした。目の前に行われている出来事に、そんな母の姿に呆然と僕は見ているだけでした。

　先生の体は思った以上に筋肉質で、引き締まった体からは、明らかに何かトレーニングをしている事が分かりました。母に対してじっくりと先生のクンニが続き、しばらくして先生は母の部分からそっと顔を離しました。その時露になった母の大事な部分は、先生の好みでアソコの毛は剃られているのか、パイパンにされ、母の奥まではっきりと見えました。
　そして先生は、すっかり快楽の世界に酔い浸っている母の体を起こし、仰向けから今度はうつ伏せにさせ、そして過去の不倫によって一回りも大きくなったであろうデカ尻を、自らの方に向けさせ、突き上げるようなポーズをとらせました。僕の方からも母のアソコの周りが光沢を帯び、もう既に濡れているのが充分に分かりました。
　当然僕は母の体が、次はどうなるのかはおおよそ分かりました。分かっているにもかかわらず、母は本当に父以外の男性である先生のペニスを受け入れてしまうのだろうかと、今更ながら母を信じている自分に気付きました。
　ふと見ると既に先生は黒のブリーフを脱ぎ、40代とは思えないほどペニスは大きく勃起し、一方母はうつ伏せにされて、まるで先生に向けて差し出すようにしている母のデカ尻は、おそらく抵抗しても受け入れざる得ないくらい、両手でガッチリと掴まれ、何も付けずにそそり立ったペニスを今まさに受け入れるところでした。
　そして母は何のためらいもなく、ゆっくりと少しずつ入ってくるペニスを受け入れ、それと同時に母は「あ、あ〜〜」と今まで聞いたことのないような様な、女としての体が奏でる声をあげ、次の瞬間、妻や母という殻を破り、一人のオンナとして、夫以外の男性のペニスをしっかりと受け入れました。そして僕が初めて見た、母と父以外の男性が完全に一つになった姿でした。僕は体が凍りついたように動けず、ただただ立っているので精一杯でした。
　母のデカ尻は先生の両手でがっちりと固定され、バックでガンガンと突かれ次第に母の大事な部分からは、愛液で満たされクチュクチュと音を立てるようになり、それと同時に喜悦の声は更に色っぽく大きくなっていきました。
　そして、目の前に僕を産み育ててくれた母が今、まるで高級売春婦のように真っ赤なルージュとマニキュアをつけ、栗色のソバージュがかった髪と、肌は小麦色で、体は今まで経験してきた不倫の為か、以前小学生のとき見た事のある母の裸より、いっそうオンナとして成熟し、胸は大きくなり、逆にくびれきたウエスト、そのウエストには黒のガーターを身に付け、そしてムッチリとしてきた太ももから下には黒のストッキングが包み、そして不倫を重ね大きくやらしくなってきたであろうデカ尻をがっちりとつかまれ、陰毛がなくなり奥まではっきり見えるようになったオンナの大事な部分には、今、父ではなく他の男性のペニスを生で受け入れ、クチュクチュといやらしい音をたてながら激しく突かれている。

　激しい母と先生の交わりからか、次第にお互いの体からは汗がにじみ始め、グアムで小麦色になった母の肌を汗が覆い、折から来る柔らかな明かりによって艶やかな光沢となって、より美しく妖艶に母の体を引き立てていました。栗色のソバージュがかった髪と、以前より大きくなった胸とが激しく揺れ、そんな快楽に耐え切れなくなった母の体は、自然と腰が動き始め、母は夫ではない先生と、お互い汗まみれながら激しく貪欲に、より強い快楽を求めるように交わっている。そんな母の表情は、今までに見たこともない恍惚の表情を浮かべていました。
　外は一段と雨脚が強くなり、打ち付ける雨音が僕の気配を完全に消し、当然二人には全く僕の事などは気付く由もありませんでした。
　普通に考えても母はこれまでも何人かの男性と交際をし、当然肉体関係を結んでいたでしょう。しかし実際に母の不倫現場を見たことがなかった事もあり、僕の心のどこかには本当は、母はセックスまではしていないのではないという気持ちが少なからずあったと思います。しかし今、目の前で妻として一生夫である父としか交わる事を許されない母が、タブーを破り今、父以外の男性によって、女として生まれた事に体全体で歓びを感じ、不倫と言う官能の世界に溺れていく母を見ていると、その姿がなぜか美しくさえ感じました。
　結婚しているとか不倫とか人妻とか、他の男性とセックスをしているとか言うのではなくて、一人の女が妻や母というしがらみを脱ぎ去り、ただオンナとして愛する男とセックスをしているという感じに映りました。今の彼氏である先生によって、改めて恋をする素晴らしさと、一人のオンナであるという事を気づかせてくれたのでしょう。母が精神的にも充実し、そして肉体的にも年齢以上に若く、女として美しくも官能的な体に変えたのは先生によるものでしょう。
　そんな母と先生の交わりは、小学生と中学生の時に数回程夜中に見た、父と交わっている母より、先生交わっている母の方がはるかに夫婦の様にさえ感じ、イキイキと女として輝いてさえ見えました。
　母と先生の激しいセックスは終盤を迎え、母はもう絶頂に近づいているのか、喜悦の声から、やがてすすり泣くような声に変わり、そしてついに「イク、イク〜」と声をあげた瞬間、突然、先生がピストン運動をやめ、まるで時が止まったようにペニスを母の大事な部分に挿入したまま動かなくなりました。程なくして先生がペニスを少しずつ母の体から抜き始め、ペニスが「ドクッドクッ」と脈を打っているのがはっきりと分かりました。そしてそれは先生が母の中に射精している事だとはっきり分かりました。母の子宮の奥深くに、父以外の男性の精液が注ぎ込まれている瞬間でした。高校生になった僕でも、母の子宮に精液を注ぎ込めば十分妊娠する可能性があることぐらいは分かっていました。しかしもうその頃には、不思議と目の前で起きている事を止めようとか、どうかしようと言う気持ちはありませんでした。ただただ母の行為を見守っているだけしか、僕には出来ませんでした。
　母の中に射精が終わったのか、先生は静かにペニスを抜き、そそり立っていた先生のペニスは、すっかりと小さくなり、それと同時に母も逝ったのか、へたり込む様にしてベッドに崩れていき、少し間を置いて母の女の部分からは、母の愛液と先生の精液が混ざり合い、愛し合った証がゆっくりと流れ出し、そのまま伝ってシーツにしみとなっているのが、こちらからも分かりました。
　そして母は、激しさのあまりうつ伏せのまま、「ゼエゼエ」と息が切れかっている状態から、やがて余韻に浸っているのかぐったりとし、母の目はぼんやりと焦点の合ってないまどろんだ目になっていました。先生はだらしなく股を開き、脚を伸ばしたまま余韻浸っている母の体を仰向けに起こし両手で抱きしめ、そして
「きみは、旦那との間に子供を産みそして、もう高校生まで育て上げた。そしてもうおそらく、旦那との間には子供をつくらないだろう。いわばきみの子宮は開いている訳だから、今度は僕の妻となり、子どもを産んでくれ。」
　と言い激しい交わりで朦朧として果たして分かっているのか、母は静かにうなずき、そんな母を確認するかのように先生は、自分の精をしっかりと子宮の奥に受け止めた母の体をギュッと強く抱きしめ、そんな先生の腕の中で今尚余韻に浸っている母の体は、部屋の柔らかな明かりに照らされ、ムッチリしてきた脚を包み込んでいるガーターベルトのストッキングが、静かに光を放っていました。
　僕は以前雑誌で、アメリカで若さを保つ研究として、女性ホルモンを調べた所、既婚女性でも不倫を経験している女性の方が、女性ホルモンが多く分泌され、当然体つきもオンナらしく、そして妊娠もしやすくなると見た事があった。そして今母が、父と子供がいるにも関わらず、不倫をして相手の男に、子供を産んでくれと求められている。そして実際、目の前で母はまるで夫婦のように男とセックスをし、母の子宮の中には今、父以外の他の男の精液が注ぎ込まれている。まして母の体はまだ３７歳と言う年齢を考えるとまだまだ出産が出来る年齢でしょう。まして母の体は、不倫以前よりをした尻は大きく、むっちりとしたデカ尻となり、普通にしても男を誘っているようにさえ見えます。普通の女性よりも妊娠しやすい体なのは間違い事でしょう。おそらく母は先生との営みは今日が初めてではないわけですから・・・。
　しかしいくつになっても女にとって、異性から好意をもたれ、セックスを求められる。まして子供を産んでくれなんて言われるなんて・・・。それも二人の男の妻を経験し、そして二人の男の子供を産むと言う事は、普通の女性では一生経験の出来ない、ある意味オンナにとって幸せな事かも知れません。
　僕は、少し興奮を抑え気づかれないように部屋に戻り、ベッドへともぐり込んだものの、初めて母の不倫現場を目の当たりし、目に焼きつき暫く眠れませんでした。

　翌朝、昨日の雨はあがり、窓の外はすっかり明るくなっていて、僕は慌てて起きました。そして部屋に出て廊下に行った時、ハッと、昨晩母は父でもない男性とセックスをしていた事を思い出し、しばらくその場で夢の様な現実を思い返していました。
　そして緊張を抑えダイニングルームに迎い、ドアを開けました。部屋の中は雨上がりの後のさわやかな朝の日差しが窓いっぱいに差し込み、部屋の白さと相まってなんとも言えない清涼感で満たされていました。既に母は起きていて、珍しくゆったりとしたラフなワンピースに身を包み「おはよう！」と母がニコッとして言い、僕は昨晩の出来事から、どうしても母と目を合わす事ができず、出来る限り平静に装うのでやっとでした。先生は出かけたのか、部屋にはいませんでした。
　そして部屋の奥の母と先生と激しく交わったベッドを見ると、綺麗に整えられ、ベッドからもそして母からも、不思議な程昨晩の濃密なあの事は感じられませんでした。そして昨日食事会を行ったテーブルの上には、トーストとサラダが用意してあり、椅子に座るとすぐに母は牛乳を持ってきて、僕はトーストとサラダを食べ始めました。先生の姿が見当たらないので、一呼吸置いてさりげなく聞いたら、それまで特に昨晩の事が感じられなかった母の表情から、一瞬オンナの顔になったのを僕は見逃しませんでした。
「今日は午前中、個展の打ち合わせに行っているの。あの先生は、本来はプロの画家だからね。だけど暇な時間を利用して絵画教室を開いたら教え方が親切で上手だって結構遠くからも生徒さんが来るのよ。」
　とどことなく誇らしげに言う母を見て、明らかに母が恋をしている事が感じました。
　僕は「そうなんだぁ」とさりげなく答えました。
　結局、僕は平静を装うことに必死で、朝食を食べた後、僕は塾があるからと言って家に帰りました。
　母は、仕事がまだあるからと言い翌日の朝、家に帰ってきました。ミニのスーツ姿で、やはり僕が帰った後も彼氏と激しく交わったのか、そのまま格好でまるでへたり込むように2階の寝室のベッドへと行き、夜まで起きて来ませんでした。
　それが人間という生き物なのかもしれません。