| １． 私の両親は、私が幼い時に離婚している。そのため、私は母と二人でずっと暮らしてきた。 もちろん、裕福ではなかったが、普通の親子として仲良く生活してきた。 そんな私と母の関係が、少し変なものになったのは、今から10年ほど前、私が高校生の時だった。 勉強も運動も取り立ててできなかった私は、ごく普通の高校生であった。 バレーボールの部活をしていたが、特に熱心だったわけではなく、何となく練習に参加しているだけであった。 体育館が利用できない時には、ランニングなどの自主練習があったが、私はほとんど参加していなかった。 夏休みのある日、突然、別のクラブが体育館を使うことになり、バレー部の全体練習は中止された。 私は、家に帰ってゲームでもしようと思い、自主練習に参加することなく、家路についた。 家に着いて玄関を開けると、見たことのない男ものの靴が並べてあった。 来客に挨拶させられるのは面倒だと思った私は、直接自分の部屋に行こうと、音をたてないように注意しながら靴を脱ぎ、玄関をあがった。 静かに家に入っていくと、応接室で人の気配がしたが、当然聞こえてくると思っていた母と来客の話し声がしない。 私は、どうしたのだろうと思い、気づかれないように、応接室の様子を伺った。 確かに、部屋に人がおり、人が動いている気配もわずかにするのだが、1分近く耳をそばだてても、話し声らしきものが聞こえてこない。 私は、応接室に入らず、外に回って庭から様子をうかがおうと思い立った。 なぜ、その時に、そんなことを考えたのか、全く分からない。 いま思えば、この時の私の判断が、私と母を変な関係に変えてしまったのである。 音を立てないようにして、入ってきたばかりの玄関を出て、私は庭へと回った。 応接室はエアコンが入っているようで、窓が閉められていた。 しかし、レースの薄いカーテンが中途半端に閉められているだけで、窓に近づくと中の様子がよく見える状態であった。 私は、気づかれないように注意しながら、窓の中をゆっくりと覗き見た。 最初に視界に入ってきたのは、見知らぬ男の顔であった。 男はソファに深く腰掛けており、視線は自分の足の方向へ向けられているようであった。 私は、母は席を外しているのかなと思いつつ、男の全身が見える態勢になった。 ゆっくりと頭を出し、視線を落としていくと、私の眼には、にわかに信じられない光景が飛び込んでいた。 なんと、男は、上半身はシャツを着たままであったが、下半身には何も着けていなかったのである。 そして、さらに信じがたいことに、大きく広げられた男の両足の間には、女性がひざまずいており、その女性の頭は男の股間の上にあった。 私は、一瞬、何が起こっているのか分からなかったが、すぐにそれが何を意味しているのか了解した。 女性はフェラチオをしているのだ。女性の頭は小刻みに上下しており、男は、時おり、女性の髪を優しくなでている。 アダルトビデオの中でしか見たことのなかった行為が、目の前で、しかも自分の家の中で行なわれているのである。 興奮しないわけはなかった。いや、興奮を通り越した、怒りのような感情が湧いてきた。 当然、私の下半身は急激に勃起し、私は全身がカーっと熱くなるのを感じた。 そして、見なれた応接室の中の行為から目を離せなくなってしまった。 その時、私はもう一つの驚くべき事実に気がついた。 見なれた応接室でフェラチオという行為が行なわれていることに気が取られていたが、男性に奉仕しているその女性は、他でもない、私の母なのである。 私の家の中で行なわれているのであるから、赤の他人であるはずがないのだが、フェラチオに夢中になっていた私は、瞬時にそのことに気がつかなかった。 そのことに気がついた私は、ペニスがさらに勃起するのを感じた。 母の様子を見ると、母は服を着たままであったが、ブラウスの前のボタンは全部開けられていた。男からは、母の胸の谷間が丸見えなのであろう。 肝心の男性の股間は、母の頭に隠れて見えなかったが、頭の上下する様子から、母が激しく男性器を愛撫していることは明らかであった。 男は、気持ち良さそうな表情を浮かべ、時おり母に小声で話しかけている。母はうなづき、フェラチオを続けていた。 初めて他人のセックスを目の当たりにし、しかもそれが母のセックスであることで、私の興奮は完全に常軌を逸したものになってしまった。 すぐにでも自分のペニスをしごいて射精したかったが、その欲望を何とか抑えて、ズボンの上からペニスをこすりながら、応接室の二人を見つめ続けた。 しばらくして、男が母に声をかけると、母はフェラチオを止めて立ち上がった。 私の眼には、男の勃起したペニスが飛び込んできた。 他人の勃起したペニスを見たのは初めてだったが、それは、私の物よりはるかに長くて、たくましくそそり立っていた。 女を知らない私の物とは違って、何度も女性を貫いてきたものであることが、私にも一目で分かった。 男の物は、遠くから見ても、先端部分が大きく張り出していることが分かる形をしており、母の唾液で濡れて一層グロテスクさを増していた。 男がペニスを大きく揺らしながら立ち上がると、今度は、母がソファに腰をおろした。 母は、すぐに両足をソファにあげて、足を大きく広げる態勢をとった。スカートの中から、黒い下着が見えた。 上半身は、ブラウスのボタンが外されているものの、ブラジャーは着けたままであった。 しかし、それでも、母の胸がかなり豊かなものであることが分かった。 母の胸が大きいことは知っていたが、女性の胸として見たのは、その時が初めてであった。 ブラジャーの中を見てみたいと思ったが、同時に、自分の母の胸を見たいと思っている自分が嫌だと思う感情も湧いてきた。 男は、フェラチオをしていた母と同じような態勢になると、スカートの中に手を入れて、母の下着に手をかけた。 少し乱暴に母の下着をぬがせると、男は、母の大切な部分をしばらく覗き込んでから、母を見上げて声をかけた。 男が何と言ったのか分からなかったが、母は、恥ずかしそうに男に返事をした。 「いやぁ」という声が私にも聞こえた気がした。男は、母の性器が既に濡れていることを指摘したのだろう。 この後、男が何をするのかは、高校生の私にも分かっていた。クンニという行為をするのだろう。これもビデオで見たことがある。 男は、私が期待したとおり、自らの口を母の性器に近づけていった。 母のフェラチオの時と同じように、母の大切な部分は、男の頭に隠れて見えなかった。 しかし、母の性器を舐めまわしていることは想像ができた。 母は、私には見せたことのない表情を浮かべながら、両手で男の頭を押さえていた。 時おり、軽くのけぞるようにして、男の舌がもたらしてくれる快感を男に伝えていた。 それは、私が想像さえしたことのない母の姿、性感を味わっている女の姿であった。 母は、優しいような、美しい顔をしていたが、その顔には、私には見せたことのない淫靡さが浮かんでいた。 私の時間の感覚は麻痺していたが、5分間くらいだろうか、男は母への愛撫を続けた後、ゆっくりと立ち上がった。 男が女性器を愛撫する目的はただ一つである。自分の分身をそこに挿入するためである。 男はその目的を遂げようとしている。女性もそれを受け止めようとしている。 しかも、その女性は、私のよく知った母である。 そう思うと、私は、いよいよ我慢できなくなり、自分のペニスを引っ張り出してしごきながら、次の展開を凝視した。 |
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| 2009.4.4掲載 |