第一話

　私は今春から親父が経営している会社に専務として入社した。専務といっても名ばかりで会社の経営については全て社長である親父が取り仕切っていた。いわゆる中小企業にありがちのワンマン社長だ。私が意見を述べても社長は経験がないお前は黙って私のすることを見てればよいということでいつも却下される。そんな状態に私の欲求不満は溜まり、会社に来る意義が見出されず、つまらない日々を過していた。
　そんなつまらない会社でも、いいことが１つだけあった。それは、総務部長の趣味であろうか解らぬが女性社員やパートの殆どが容姿端麗だった。その中で特に目を引いたのが人妻の晴子である。入社したときから彼女のことが気になり、社員名簿を調べた。年齢は３８歳ということだが、見た目はもっと若く見えた。お世辞では無く、２０代後半と言われても誰もが納得するであろう。


　私はいつか、晴子を誘いたいと考えていたが、なにせ人妻であるし従業員だ。また私も既婚者であるのでなかなか実行できずに妄想の世界で、晴子との性行為を楽しみながら自慰をして我慢していた。だが、やはり空想の世界だけでは刺激が足りない。
　さらなる刺激を求め、だんだんと私の行為は変態的なものになってきた。皆が帰社し会社に私ひとりになったとき、女性更衣室に忍び込み、晴子のロッカーから晴子の制服を取り出しスカートの裏地へザーメンを発射したり、彼女が毎日唇をつけるコーヒーカップの縁に肉棒の先端から溢れる透明な液体をなすりつけたりなど誰かに見つかったらおしまいである危険な行為を続けていた。

　今日も皆が帰ったので女子更衣室へと向かった。いつものように晴子のロッカーを開くと棚の上に見慣れないものが丸まっていた。私は手を伸ばしそれを取った。想像通りにパンティストッキングだった。伸ばしてみると脹脛から太股にかけて伝染していた。どうやら、伝染し使いものにならなくなったものを置き忘れていったようだ。私は数時間前まで晴子の下半身をすっぽり包み込んでいたパンストに異常に興奮した。彼女の陰部があたる所へ鼻を近づけると、そこからは汗の香りとおしっこの香りが混ざったような臭いがした。その香りに刺激され私はスラックスのジッパーを下げトランクスの窓から、更衣室に入室したときからパンパンに膨れ上がっていた肉棒を取り出した。早速、膨れ上がった肉の棒をそれで包み込み前後にシコシコとしごき始めた。なかないい肌触りである。シコ、シコ、シコ…、ドピュッ！　ドピュッ！　ドピュッ！　白濁液は物凄い勢いでパンストの生地から溢れ床にドクドクと垂れた。
（晴子ぉ…いつか、この肉棒をおま○こにぶち込んでやる）

　そんな変態的な行為から、二週間後のことである。私が気分転換に屋上で日向ぼっこでもしようかと扉の前に立つと男女の言い争う声がしてきた。扉の前に立ったまま聞き耳をたてた。その声の主は経理部長の田中と晴子のものだった。
「なあ、もう一度いいだろ」
「そんな…」
「君だって、あんなに乱れて、腰を振っていたじゃないか」
「あの時のことは忘れてください」
「へっ、あんなにおま○こ濡らして、よがっていたくせに、よく言うよ」
「あの時は、酔っていて…私が寝ているときに無理やりしたんじゃないですか」
「そんなことは言い訳にならないぞ、飲んでいるときに旦那と上手くいってないと君が言うからやってやったんだ」
　私は扉を少し開き彼らを覗いた。
「…いっ、いやっ、やめて！」
　田中は、晴子にキスをしようとしているみたいだが、晴子は顔をそむけ両手をまっすぐに突き出し田中の胸を押しながらそれを拒んでいる。
「へっ、へっ、そんなこと言って、こないだのこと思い出しておま○こ、ビショ、ビショに濡れているんじゃないの？」
「やっ、やめて！触らないで」
　田中の手はブラウスの上から晴子の乳房をわしづかみにした。晴子は田中の手を振り払った。
「そんなに抵抗するならお前とセックスしたこと言いふらしちゃおうかなあ」
「そ、そんな…卑怯です」
「だったら、大人しく言うことを聞くんだ」
「…ひっ、酷い…」
　晴子は抵抗する言葉が出てこないようだ。田中は自分の下半身にごそごそと手を動かしている。
「さあ、舐めてくれ」
「…いっ、いやっ…」
　田中は私に背を向けていたが、奴がなにをさせようとしているかはすぐに理解できた。晴子にフェラ○オを強要しているのだ。私は扉を開き晴子を助けてあげようか迷った。なぜなら、屋上で繰り広げられるその行為に興奮し、もう少し見ていたい気がしたこととスラックスの前は既に膨らんでおり、このまま彼らの前に飛び出すと勃起していることが直ぐに見破られてしまうからだ。
「いやじゃあ、ないだろ、此間はしゃぶってもらえなかったけど、お前のおま○こにはいったちんぽだ」
　田中は両手で晴子の肩を掴み強引に跪かせながらそう言った。
「いやっ、堪忍して…」
「早く、咥えろ！」
　田中は晴子の頭を抑え、肉棒を顔に擦りつけているようだ。
「うぐっ」
「へっ、へっ、やっと咥えたな、さあ、愛する男のちんぽしゃぶるように丁寧に舌を使えよ」
　晴子は懸命に奉仕しているようだ。私の手はいつの間にかスラックスの上から肉棒を撫でていた。
「よしっ、そろそろ戻らないと怪しまれるからな」
　田中はそう言い腰を前後に動かし始めた。田中の尻が邪魔をして晴子表情が見えないが、晴子の口を性器がわりにしていることは明らかだ。
「ごっほっ、ごほっ」
　そんな田中の行為で晴子が息苦しくなり、肉棒を吐き出し、咳き込んだ。しかし、苦しんでいる晴子を許すことなく田中は行為を続けた。
「おっ、いっ、いくぞぉぉ、うっ、うっ！」
　田中は呻きながら腰を突き出した。晴子の口内で果てたようだ。
「気持ちよかたっぞ、明日から毎日してもらうからな」
　田中はそう言って晴子から離れスラックスのポケットからティッシュペーパーを取り出した。田中のモノなど見たくはないのだが、晴子の唾液と田中自身の白濁液によって濡れたどす黒いモノが目に入る。田中は肉棒を丁寧に拭いている。田中が少しずれたので晴子が目に入った。晴子は涙で頬を濡らしながら口から白濁液を地面へ吐き出した。

　私は彼らに気づかれる前にそそくさと専務室に戻り、椅子に座ると直ぐに肉棒を取り出し、目を閉じて脳裏に焼き付いた晴子と田中の行為を思いながら自分の手で肉棒をしごいた。憧れの晴子が田中と…。あんな油ギッシュな親父のものを咥えていた。私の肉棒も晴子にしゃぶらせたい。うっ、うっ、ドックン、ドックンと肉棒は脈打ちながら白濁液を放った。田中の好きなようにさせてたまるか。