第二章〜純一編〜

７．

　貴美子と義母さんとの変な三角関係も一年が過ぎようかとしていた頃です・・。

　この頃僕は義母さんには大学を辞めたことが言い出せず、かといって貴美子との生活費も稼がなければならなかったので・・、仕方なくネットやつてを使って媚薬（合法の）を売りさばいたり、既に僕の思いのままになってる助教授や一部の教授たちに女の子の落とし方を伝授したりして（もちろん非合法の薬を使った・・・）・・・。
　結構いい稼ぎを得ていました・・。

　相変わらず貴美子の性に対する欲求は貪欲で、昼間でも夜でも暇さえあれば求めてきますし・・、二日に一回は実家へ帰って義母さんとも関係を持っていました・。

　貴美子とは子宮口のセックス以外にも媚薬やヤバイめの薬を使ったセックスにも挑戦し、（もちろん中毒にならないように気を使いながら・・。）かなり濃厚で充実したセックスライフを送っていました・・。

　いつだったか・・・、セックスを終えた後、貴美子といちゃつきながら・・・
『貴美子ももう少しおっぱいが大きかったら！間違いなく俺の理想にぴったりなんだけどなぁ〜！！』
　何気なく言った僕の一言にかなり敏感に貴美子が反発しました・・。
『あなたもそんな目で私を見るの！！あなただけは他の男と違うって思ってたのに・・。』
　かなり興奮して言い返した貴美子に僕は戸惑い・・・
『ごめん！！・・・気にしてたんなら謝るよ！』僕はすかさず謝りましたが・・・。
　貴美子の怒りは収まらず、ついには僕と義母の関係まで引っ張り出してしまい（この時既に貴美子には義母さんとの関係を話していました・・。）
　今まで積もっていた僕と義母さんとの関係に対する嫉妬もあったんでしょうが・・。
　言いたい放題の貴美子に初めは謝っていた僕でしたが・・・
『そんなに俺や義母さんが気に入らなければ出て行けばいい！！』
　僕が語気を強めて言い放つと・・・、貴美子はふと我に帰り言いすぎたことを僕に謝りました・・・。

　そのときを境に貴美子の行動がおかしくなってきました・・・。
　今まで以上にセックスに貪欲になり・・、普通のセックスを受け入れなくなり・・。
　薬を使ったセックスもだんだん回数が増し、僕が「これ以上は使えない」と言うと、こっそり持ち出して他の男と薬を使ったセックスを貪るようになっていきました・・。

　僕も最初は結婚まで考えていたのですが・・・。しだいの荒れていく貴美子の生活に嫌気が差していき、だんだんその気が薄れ・・、貴美子への関心も薄らいでいた頃・・。

　ふと貴美子から薬を少し多めに分けて欲しいと頼まれました・・。
　また他の男とのセックスに使うつもりかと問いただしたら・・。
　自分で使うからと強く言い、机にあった薬をありったけ持っていきました・・。
　もう既に貴美子の事はどうでも良くなっていたので、「そのうち中毒にでもなるだろう・・・」と半ばあきれながら、薬を持ち出す事を止めはしませんでした・・。

　二日ほどたって・・・、久しぶりに貴美子と身体を合わせている最中に何気なく聞いたところ・・・。
　あの薬は貴美子の友人で、ある会社の社長婦人に渡したといいました・・。
　貴美子に色々問いただしたら・・・、渡した相手の素性や容姿・・、貴美子との関係を聞いているうち、（よし・・・今度はその女をカモにしてしまおう・・）と思っていました・・。

　それからその女に起こった出来事を貴美子から事細かに聞いてるうちに、自分が作った薬に敏感に反応する彼女に僕はいつしか興味を抱き始めていました・・。

　彼女・・・千恵美をこの手に抱くまで・・・。僕は女に対してまるで義母コンプレックスみたいに・・・義母さんがこの世で一番だと思って疑いませんでしたが・・。
　千恵美はそんな僕の妄想を一掃するくらいに魅力的で・・・また身体においても、もう若くはない義母さんの肌や乳房をなお一層際立たせるほどのすばらしい身体を持ち。
　それでいて女としては（人妻で子供を持つ・・・）まだ十分に経験を積んでいない・・。

　まるで僕の理想とするものを全て兼ね揃えた女をこの手で抱くまでは・・。

　千恵美と関係を持ってから僕は・・・、貴美子の事もどうでも良くなったし・・。
　あれほど愛してると思ってた義母さんもなんだか色あせて見えるようになりました・・。

　さらに千恵美と子宮口セックスが出来たときには僕は嬉しさのあまり涙が出るほどでした・・・。

　これからどうして千恵美を僕の物にしていくか・・・・。薬を使えば簡単だけれど・・・・・。
　僕は生まれて初めて千恵美の旦那さんに嫉妬を覚えました・・・。

〜第二章〜　　純一編　〜終わり〜