この物語の主人公は川上千恵美（２８歳）幼少の頃から私立の某有名女子学園に通い、５年前に父親の知り合いの紹介で今の夫である川上幸人と結婚をした。
　夫の幸人は某有名大学出のエリートサラリーマンだったが、２年前に会社を経営する義父が亡くなり今は従業員２００名程を抱える中大手企業の社長である。
　三歳になる娘の綾香と三人で幸せな家庭を絵に描いたような生活を楽しんでいた・・・そう・・・あんなことがなければ・・・。

　そう・・・あれは半年前のこと・・・。
　娘の幼稚園の入園式にの帰りに町でばったりと学友の坂下貴美子に会ったんです。
　綾香をお家に送って義母様に預けて喫茶店で昔の話に盛り上がってました。
　貴美子は女学園の学友で幼少部から大学部まで一緒の時をすごしたお友達です。
　私と正反対の性格で、明るく活発で・・・恋愛の方もおくてな私と違って、かなり青春を謳歌していた女の子でした。お互いにないもの同士で馬があったのか、結構色んなことを打ち明けられるお友達の一人でした。
　1〜2時間ほど昔の話や今のお互いの家庭について話が弾んでいたのですが、貴美子が２年前に子供をつれて離婚をしたことや、今６歳年下のイケメンの彼氏と付き合ってることとか、その彼氏とも最近はうまくいってないことを聞いてるうちになんだか話が弾まなくなってしまいました。しばらく沈黙の後私が喫茶店の伝票を手に取ろうとしたとき、貴美子が突然「本当に今の旦那とうまく言ってる？」とまじめに聞き返しました。
「うん、私にはもったいないくらいいい人よ！」と私がいうと。
「じゃーこんなの必要ないわね・・・。」
　貴美子がそういって何かをバッグの中にしまいました。
「何？何が必要ないの？」と聞き返したら・・・。
「幸せな夫婦には必要ないものよ！！」
　そういってごまかそうとするから、気になってしつこく問いただしました。そしたらしぶしぶ貴美子がボソッと小さな声で・・・。
「セックスが良くなる薬！！」と耳元でささやきました。
「そんなのあるの？？」
　いたって平凡なセックスしか経験のない（しかも男の人は主人だけしか知らなかった）私は驚きました。
「これは私たちみたいな体の繋がりしかないカップルが使う薬なの。千恵美たちみたいに幸せなご夫婦には必要ないでしょ。」貴美子が笑っていいました。
　・・・・（確かに夫とのセックスには不満はないけど・・・２年前に義父が亡くなって夫が会社を任されて以来かなり回数が減ってることも確かだ。子供が生まれる前はあんまり気持ちが良くなかったけど、産んでからは少しづつ良くなっていたのに）・・・
　私がその薬に興味を持ったのは、月に一回あるかないかのセックスでも今までより気持ちが良くなるなら使ってみたいなと思ったからでした。
「貴美子そのお薬頂戴！」貴美子に訳を話してお薬を分けてもらいました。
「あんたたちみたいに絵に描いたような夫婦でも悩みはあるんだね〜！まぁ〜せいぜい楽しみなよ」
　笑って貴美子が言いました。
　それから二人でなんともない会話をして家に帰ろうとした時に、帰り際に貴美子が。
「その薬、私の彼がバイト代わりに売ってるんだ、もし良かったら続けて使ってくれない？千恵美のことは彼には絶対内緒にするから！！お願い！」
「いいわ！！もし良かったら続けて使ってあげるから、このことは他の人には絶対言わないでね！！貴美子だから話したんだから、絶対よ！！」念を押してお別れしました。

　家に着き綾香と遊んで一緒にお食事をして寝かしつけた頃やっと夫が帰ってきました。
　綾香の入園式の事や、帰りに貴美子に会ったこと・一緒に喫茶店で懐かしい話をしたことをうれしそうに話すと、「楽しかったみたいだね」って優しく言ってくれました。
　もちろんお薬のことは夫には言いませんでした。
　夫が食事をして、お風呂に入ってる間に私は貴美子にもらったお薬をおトイレで貴美子に教わった通りにあそこに塗ってみました・・・・。
　瞬間にかぁっと熱くなったような気がしましたが、それ以外はそれほどたいした変化もなくネグリジェを着てベッドにつきました。
「何だ、こんなもんなのか」と内心がっかりしていた所に、夫がベッドに入ってきました。
　私は少しづつ体を夫の方に近づけると、夫も最初は知らん振りを決め込んでいたのですが、しばらくして「しょうがないなぁ〜」っとでも言いたげにこっちを向いておっぱいをネグリジェの上から触ってきました。
「う〜ん」
　私は今気づいたかのごとく夫の方を向き両手を首に回しました。
　夫は無言のままおっぱいを手で揉んだり乳首をつまんだりしていましたが、そのうち指の動きがおろそかになり、そのまま寝てしまいそうになったので、私は首に回した両手を強く抱きしめました。さすがに夫も目を覚まして耳元でつぶやきました。
「今日はずいぶん積極的だね、なんかあったの？」
「綾香もやっと私と同じ女学園に入れたんだから、お受験で大変だった私に今日はご褒美をくれてもいいでしょ？？」
　普段はこんなこと言ったこともないので、夫も狐につままれたみたいな顔をしていました。
　それから夫は真剣に愛撫をしてくれました。
　ネグリジェをまくり上げ丁寧におっぱいを揉んだり舐めたりしていたときはいつも通りに気持ち良かったのですが、夫の手がパンティーの上に乗ってあそこを指でなぞった瞬間、「きゃぁっ」頭の上になんかがぶつかったような気がするほどびっくりして声が出てしまいました。
　夫がびっくりして飛び起きたほどです！！「何だ？どうかした？」夫が言いました。
　私もとっさに「なんか外で物音が聞こえたみたいだったから！！」必死に言い訳をしました。
「ちょっと綾香を見てくるね」と言って綾香の部屋に行きました。
　もちろん綾香はぐっすり寝ています、綾香の寝ている横であそこを触ってみると自分でもびっくりするほど濡れていました。
　今まであそこを触られて少しづつ気持ちが良くなっていくのは経験があるけど、クリトリスをパンティーの上から触られて電気が走ったような快感を感じたことがなかったので驚いて声が出てしまったのです。
「お薬ってこんなに利くものなのね」驚きと感激と戸惑いで頭の中が真っ白になったほどです。
　綾香の部屋を出てパンティーを履き替えて何もなかったみたいにベッドに戻って再び夫に抱きつきました。
「どうだった」夫が言うと「なんでもない、空耳だったみたい、ぐっすり寝てたわ」と私が言った瞬間、夫が上に覆いかぶさってきました。
　夫の指があそこを襲います、私は声を出さないよう気をつけているのですが、あまりの快感につい「あ〜んっ」、「ふっふ〜ん」声が漏れてしまいます。
「今日はいつもと違うみたいだ！！」夫がうれしそうに言いました。
「すごい濡れてるよ」
「イヤッ恥ずかしい」
　すごい快感がどんどん来ます。
　夫もいつもと違う私が珍しいようでいつもよりしつこく攻めてきます。
　その度に声にもならない悲鳴のような声を押しつぶして、必死で耐えるのですが嗚咽が漏れるようにしーんとしたお部屋に響くのです。
　ついに夫が勃起したものを私のあそこにあてがいました、私はその瞬間に初めて「イク」と言うことがどういうことかわかりました。
　その夜はたった一回の射精で何度も気をやり最後にはついに失神してしまいました。