アパートを出ようとした時・・、純一さんが小さな紙切れを私に渡しました・・・。
　その紙には・・・『一時間後、僕の携帯に連絡してくれ・・・。090-****-****』とだけ書いてありました・・・。
　綾香をお迎えに行き、家に着いて・・・、今日の出来事を思いっきり後悔していると、純一さんが指示した時間になりました・・・。
　携帯に番号を入れ、数回の呼び出し音の後に純一さんが出ました・・。

純一（以下・純）「よく電話をくれたね・・。今日はどうだった？」
千恵美（以下・千）「は・はい・・気持ちよかったです・・・。」
純　「僕も今日・・千恵美に興味が出てさぁ〜！！」
千　「興味？？」
純　「本当は今日、貴美子と一緒に千恵美を性奴隷にするつもりで計画を立てていたんだ・・。」
千　「性奴隷？？」
純　「言葉通り・・性の奴隷！！つまり薬漬けにして僕たちの言いなりに動く性のおもちゃにしようとしてたんだ・・・。」
千　「そ・そんな・・。ひどい！！」
純　「だけど・・やめた！！僕が作った薬の感想を聞いてるうちに・・・、僕のパートナーとして役に立ってもらえるんじゃないかと思ってね・・・。」
千　「パートナー？？」
純　「そう・・・、今・僕のパートナーは君の友達の貴美子なんだけど・・・。彼女薬にはまりすぎちゃって・・・」
千　「貴美子が・・・？お薬にはまるって？どういうことですか？」
純　「彼女、男に対してコンプレックスがありすぎるからかもしれないけれど・・。セックスに対して貪欲すぎるんだ！若い頃からの経験がありすぎて薬に対して鈍感な身体になっているのかも・・・？。」
千　「薬に対してですか・・？」
純　「薬に対して鈍感になると、ただひたすら快楽を求めてより激しい薬や快感を求めてしまうんだ・・・。」
千　「そうなると・・・どうなっちゃうんですか？？」
純　「ほぼ100％中毒患者になる！！薬に慣れてくるとアップ系の薬には反応してくるけど、ダウン系の薬には反応しなくなるんだ・・・。」
千　「アップ系？？？」
純　「アップ系ってのは気持ちが良くなるほうの薬で、感覚を鋭くしたり、テンションを高めたり・・・。千恵美に使った一回目と二回目の薬のようなもの！！」
千　「そうなんですか・・・。ではダウン系って言うのは？？」
純　「逆に感覚を麻痺させたり、気持ちを穏やかにする薬・・・。今日千恵美に嗅がせた薬がそう・・、あそこの感度をアップ系の薬で敏感に反応できるようにして・・・それ以外の感覚を麻痺させると・・・あそこの感覚も少し鈍るわけだけど・・・、そこ一点に感覚が絞られてより一層気持ちが良くなるんだ・・。」
千　「だから今日は身体の感覚が鈍い割りに気持ちが良くなったんですね？？」
純　「前回の若い子相手にしたセックスより今日のほうがよかっただろ？」
千　「・・はい・・この前は強い波がどんどん来るような快感があったんですけど・・今日は小さい波と大きい波が交互に来ていた感じがしました・・・。」
純　「そう・・・君のそんな感性のよさが気に入ったんだ・・・。君の歳でそんなに感性の良い人はそんなにいない・・・。」
千　「そんな〜・・・」
純　「多分僕が思うに・・・失礼だけど旦那さんが下手なんじゃないかと思うんだ！」
千　「そんなことは・・・」
純　「千恵美は薬なしのセックスで絶頂にいった経験がないんじゃないかな？」
千　「・・・・」
純　「君が薬なしのセックスで最後までいけることを知ったら・・・、絶対貴美子みたいに中毒にはならないと思うんだ・・・。」
千　「・・・・・でも・・・」
純　「もう僕たちに世界にどっぷりとはまってしまったんだから・・、君にとってよりよい方に進むのが良いと思うんだけど・・。」
千　「だけど私には夫や娘がいます・・・。みんなを悲しませたくない・・・。」
純　「僕に君を預けてくれるなら、君の旦那や子供には決して悲しい思いをさせないと誓うよ・・・。もちろん貴美子にも釘を刺しておく・・。」
千　「本当に・・・！！本当に家族には内緒にしてくれるんですね！！」
純　「ああ・・誓って・・。僕はあくまでも実験体が欲しいんだ！！君が従順な実験体だと誓えるなら、僕は全霊を持って君にすばらしい体験をさせてあげる・・・。」
千　「本当ですね！！・・・誓います！私は純一さんの従順な実験体になります！！」
純　「うれしいよ・・・。これで僕の実験も良い方向に向かう気がする・・・。貴美子のことは心配しなくてもいい！何とかするから・・。」
千　「嬉しい・・・・本当によかった・・・・。」
純　「じゃぁ〜早速だけど・・・。君にセックスの本当のよさを知ってもらいたいんだ・・・。」
千　「・・・はい・・・なんでもします・・・。」
純　「まずは僕のことを好きになってくれないか？」
千　「エッ・・・はい・・・？好きにですか？？・・・」
純　「誤解を解いて欲しいんだ・・・。今日君を殴ったことや・・今まで君を騙していたこと・・。」
千　「・・・はい・・？？」
純　「少なくとも君が僕に対して自然な気持ちで抱かれなければ、薬なしのセックスのよさがわからないと思うんだ・・・。」
千　「・・・・・」
純　「僕のことを君が自然体で受け入れることができれば・・・！きっと満足のいくセックスができるはずなんだ！！」
千　「わかりました・・・。純一さんの言う通りにします・・・！！」
純　「では一週間後・・。それまでは旦那とのセックスはいいけれど、一人でオナニーは禁止だよ！！感度が落ちるからね！！」
千　「わかりました・・・。」
純　「貴美子にはもう連絡させないようにするから！安心して幸せなな生活を送ってください・・・。じゃぁ・・・」

　電話が切れて私はほっとしたのか涙が止まりませんでした・・・。