12.

　純一との約束の日が来ました・・・。
　この一週間、体の欲求を抑えるのも大変でしたが・・。夫や家族に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした・・。
　心ではそう思っていても、身体や頭の中では純一が言った言葉に非常に敏感に反応している自分自身に憂鬱になる毎日でした・・・。
『薬なしの本当のセックスでのオーガズム・・・。』
　薬を使ったとはいえ、一度でもあのオーガズムを経験したのですから・・、それもお薬を使わないであんな感覚を味わえるなんて・・・。
（本当にできるのかしら？）
　半信半疑ながらも心の中では期待していました・・。
　本当にこの一週間オナニーも我慢して純一とあえるのを心待ちにしていたと思います。
　夫を送り出して、娘を幼稚園に預け、駅のレストルームで化粧を直し、純一との待ち合わせ場所であるシティーホテルのレストランに向かいました・・・。
　もうすでに彼は奥まった席に座って待ってました・・・。
「ごめんなさい・・待たせてしまって・・・。」
　私が申し訳なさそうに言うと・・。
「いや今来たばかりなんだ・・。少し早く来すぎたかも？？」
　微笑んで彼はそう答えました・・。さわやかな笑顔にこないだの冷たい雰囲気は見当たりませんでした・・。
「私と会ってるのは貴美子も知ってるんですか・・？」私が聞くと・・・。
「いや言ってないよ・・・。だけど大丈夫！！あいつは俺の体と薬が欲しくてたまらないんだ！なんでも言いなりだよ・・。」
「でも・・・あのときの貴美子の目が気になって・・・」
　私があの日の別れ際のお話をすると・・・。
「大丈夫！千恵美さんには一切手をださせやしないから・・・。」
　彼が笑いながら答えました・・。
　少し二人でお話をしていたら・・・。
「とにかく今日は何もかも忘れて、楽しく過ごそう！！千恵美さんも安心して僕に身を任せて・・。ここのランチ評判がいいんだ！さぁ〜食べよう！！」
　この間とは別人のような屈託の無い笑顔でそういいました・・。
　私は心を決めて彼とお話をしたり、冗談を言ったり・・・。昼間っからのワインをたしなみ・・。彼に心を委ねていきました・・・。
　一時間ぐらい経った頃、
「今日はこのホテルのスウィートを予約してるんだ・・・。だからそろそろそっちへ移ろうか？」
　彼が言いました・・。
「・・えっ・・・そんなお金持ち合わせてないわ・・・それに四時までには娘をお迎えに行かなくちゃ行けないし・・・。」
　私があせって言うと・・・。
「大丈夫！！こう見えても薬関係で結構儲かってるんだから・・・。それに四時までにはきちんと帰すから・・心配しないで・・・。」

　彼が優しく言いました・・。
「・・はい・・・」
　私が承諾すると、彼は私をエスコートして最上階のスウィートルームへ優しく連れて行きました・・。
　部屋に着くと彼がレストランから持ってきた飲み掛けのワインをグラスについで私と乾杯をしました・・・。
　私の肩を優しく抱いて背中越しにキッスをしました・・。
　すごく慣れたキッスで軽く唇をあわせ、次第に舌を絡ませ・・・夫とはゼンゼン違うあまーい感じのキッスに体がとろける感覚に襲われました・・。
　私がうっとりしていると彼が・・「綺麗な人だ・・・」私を見つめながらそうつぶやきました・・・。
　夫にも最近言われたことが無いので恥らってると・・。優しく抱き寄せて耳元で「本当に可愛い人だ・・。」とつぶやきます・・。
　彼は私とスキンシップを取りながら、口々に私のあらゆるところを褒めてくれました。
　最初は恥ずかしかったのですが、次第に彼の言葉が気持ち良く感じはじめ・・、優しくつぶやくように言ってくれるのが心地よくなってきました・・。
　胸に触れた手をすぐに腰に回し、肩に置いた手が軽く太ももに回ります・・。
　その度心の準備をするんですが、彼は一生懸命私を褒めちぎり、体の色んなところを軽くタッチしていくだけです・・。
　十分ほどそんなことをしているうちに、私はもう体の緊張がなくなっていました・・。
　彼に対する警戒心もすでにこのときにはなくなっていたのかもしれません・・。
　彼がお風呂に入ろうかと聞きました・・。私はうなずいて立ち上がり、彼に肩を抱かれてお風呂に向かいました・・。
　優しく服を脱がしてもらい・・。一枚脱がせるたびに彼は私の体を褒めました・・。
　すべて脱ぎ終わると彼は私のほうを見て優しく微笑みながら・・「僕の服も脱がせて」と頼みました・・。私がはいとつぶやき彼の着ている洋服を上から一枚一枚丁寧に脱がせました・・。
　やがて上半身が裸になると今度はズボンのベルトをはずし、ズボンを下ろし靴下を脱がせ・・。ブリーフ一枚になった彼のブリーフに手を掛けゆっくりと下ろしました・・。
　彼のおちんちんがすでにブリーフに引っかかるほど大きくなっていました・・。
　目の前で大きく逞しいおちんちんがそそり立っていました・・。
　私がそれをいとおしく感じ、つい両手で触ろうとすると「まだ早いよ・・ゆっくり楽しもう・・！」
　彼が笑って言いました・・。私は少し恥ずかしい気持ちになりました。
　お風呂に入ると彼が優しく全身を洗ってくれました・・。おっぱいも私の恥ずかしいところもお尻の穴まで・・。丁寧に優しく褒めながら洗ったくれました・・。
　私はその時点ですでに感じ始めていました・・。あそこやお尻の穴を洗ってもらったときはつい切ない声を上げてしまいました・・。
　今度は私が彼を洗ってあげました・・。背中や両腕・・逞しく締まった体を丁寧に洗っていきました・・。最後に彼のおちんちんを両手で優しく洗ってるときはつい口に含みたくなる思いを必死で耐えて洗い終えました・・。
　お互いの体を拭き合い、ベッドに抱きかかえられて入りました・・。
　彼はやさしくキスをして私を抱きしめます・・。次第に唇から肩へ・・肩からおっぱいへ・・丁寧に舐めてくれます・・。
　私は次第に体が熱くなっていきました・・。
　彼は私を色んな方向から抱きしめ、色んなところにキッスをしてくれました・・。
　その度に彼のおちんちんが私の色んなところに当たります・・。私はついつい声を漏らし、息遣いもだんだん荒くなっていきました・・。
　体も徐々に熱くなっていき彼の吐息が体に当たるたびに私の体の奥に響いている感覚に戸惑いを感じました・。
「気持ち良い？」
　彼が優しく問いかけると、
「ええ・・・とっても・・。」
　私は答えました・・。
　今度は彼の手がめまぐるしく私の体を攻め立てます・・。
「気持ちが良いときは『いい』って言ってね！」彼が優しく言いました・・。
　私は軽くうなづいて彼の手の動きにあわせ気持ちの波が来た時は『いい・・気持ち良い』と素直に表現していました・・。
　ずいぶん口や手で私を攻めていた彼なんですけど・・、肝心のあそこにはまだ指一本触れてくれません・・。私は体をよじりながら待っているのですが、軽くタッチはするんですがなかなか触れようとしてくれません・・。
　徐々に手や舌があそこの周りに集中してくると私の体の奥の方・・・特にあそこの奥の方が一極集中して熱くなってくるのを感じました・・。
　初めて彼の舌が私のあそこを捕らえました・・。待ちに待った快感に私の体はビクっとして腰を彼の顔に押し付けたような体制になりました・・。
　私は思わず気持ち良いと叫んでいました・・。彼が丁寧にあそこを舐めている間、私は体が中に浮いているような感覚でした・・。
　彼が顔を離すと、今度は指で攻めてきます・・・。舌の快感が優しい気持ちよさだとすると、指での快感は強い快感です・・。
　私は自然に腰を振りながらあえいでいました・・。
　いよいよ前戯が終わり待ちに待った彼の逞しいおちんちんがあそこに添えられます。
　私は腰をくゆらせながら彼のそれを呼び込もうとしているのですが、彼はなかなか入れてくれません・・。
　私はついに我慢しきれず・・「は・はやく・・お願い・・」と頼みました・・。
「欲しい？？・・」
　彼が言うので、うんと甘えた声で「う・ん・・欲しいの・・」と答えました・・。
　彼のおちんちんがゆっくり私の中に入ってきました・・・。もうすでに十分に濡れていたあそこは彼をスムーズに受け入れました・・。
　最初は入り口の方をゆっくりと出し入れして来る彼に、私はじれったさを感じながら腰をもぞもぞ動かしていました・・。
　彼のゆっくりとしたセックスに最初はじれったさを感じていた私ですが今まで感じたことの無いような甘い快感を感じ始めていました・・。
　彼のセックスはまるで海のようなセックスでした・・。寄せては帰し・・浅いと思えば突然深くなるような・・。
　優しい快感が突然深い快感になり、気持ちが良くなったかと思えば突然空虚に襲われる・・。今まで体験したことの無いような小さく長く続く快感と短い強烈な快感が交互に襲ってきます・・。
　私は次第に声を上げ腰を振り・・彼に強く抱きついていました・・。
　薬を使ったセックスのようにしびれるような強い刺激や快感は無いのですが・・。
　小さく優しい快感が体を包み込むような・・・。そんな感じでした・・。
　彼が小さな声で『いくぜ・・』というと、私も全身に力を込めて彼にしがみつきました・・。突然彼の体から力が抜けると私も軽い絶頂を迎え彼を抱きしめていました。
　薬を使ったときのような激しいオーガズムを感じるまではいきませんでしたが、それでも前戯を含め一時間に及ぶ長い優しい快感は私の想像以上でした・・。
　彼は優しく私を抱き寄せ・・、頬にキッスをするとタオルで私の汗をぬぐってくれました・・。
　私も彼の唇にキッスをして体を抱き寄せました・・・。彼は指で私のあそこをいじりながら「どうだった？」と聞きます・・。
「うん・・気持ちよかった・・」私が答えると・・「だけどイケなかった・・・？」彼が聞き返します・・。
「ううん・・お薬を使ったときのような感じじゃなかったけど・・。それ以上に気持ちがよかった・・。優しい気持ちよさみたいな・・」私が言うと・・。
「今度はもっと気持ちが良くなるよ・・・」
　そういって今度は荒々しく私を抱きしめました・・。
　少し力を込めおっぱいを揉みながらあそこをいじってきます・・。時々痛いくらいに力を込め背中やおっぱいをつかみながら・・・あそこはさっきと別人のような荒々しい指使いで攻め立てます・・。
　私は今までかすかに感じていたじれったさが一気に吹っ飛んでさっきより大きな声で喘いでいました・・。
　彼が私のあそこにしゃぶりつくと私の目の前には彼の太く逞しいおちんちんがそそり立ってました・・。
　私も夢中で彼のものにしゃぶりつくと狂ったように舐め始めました・・。
　下から来る快感とに喘ぎながら・・彼のものを狂ったように舐めまわす自分自身に興奮してしまう私がいました・・。
　今度は強い波が交互に来るような快感に襲われ、みだらな自分にも酔いしれて・・。
　体に感じる快感もさっきとは比べ物にならないぐらいに気持ちが良いんです・・。
　さっきは体中を優しく舐め回してくれていた彼が今度は背中や肩を荒々しく噛んできます・・。最初は痛かったのですが次第に強烈な快感に変わっていきました・・。
　噛まれたり捕まれたりする度に体に電気が走るような感じです・・。
　私は次第に声を荒げて激しい快感に酔いしれていました・・。
　突然彼がおちんちんを入れてきました今度は奥の方まで・・・。子宮口のところまで一気に腰を突き上げ激しく出し入れしました・・。
　私は声にもならないような・・もう悲鳴に近い声を上げて一瞬気が遠くなりそうでした・・。
　彼が激しく攻め立てます・・。出し入れしながら肩やおっぱいを噛んだり、背中を鷲掴みにしたりします・・、その度に私はすごい声を上げて悶えました。
　彼が突然おちんちんを抜きました・・。
「な・なんで！・・」
　私が言うと、彼があぐらをかいた格好で座り私に上になるよう言いました・・。
　私は恐る恐る腰を下ろし彼のものをあそこに入れると・・・。今まで経験がないくらい奥の方におちんちんが入ってきます・・。
「恐い・・・」私が言うと「痛くないところまで腰を下げて・・。」今度は一転して優しく彼が言います・・。
　おちんちんの先が膣の奥までくるのがわかりました・・。私が膝を使ってゆっくり体を上下させました・・。すごく気持ちが良かった・。
　しばらく上下させてると今度は彼が私に力を抜くように命じました・・。
　彼が自分の膝をうまく使って私のお尻を支え、私は体の力を抜いて彼に持たれかかって、彼が膝を軽く上下させて・・・まるでおちんちんがあそこの中を探ってるような感じで・・。
　私はうんうんと唸りながら体を任せていると・・、すぅーっと体が奥に沈むような感覚があり、今まで膣の奥だと思っていたところよりも深くにおちんちんが入っていった感じでした・・。
　今まで感じたことのないなんともいえない快感が広がりました！！
「何？？ああぁ〜・・・これは？？」私が声を震わせながら彼に聞くと・・。
「今僕のモノが君の子宮に入ったんだよ・・」
「子宮？？ああ〜気持ちイイ！！なんで？？ああぁ〜・・・こんな・に・・・」
「動かしちゃだめだよ！すぐに抜けてしまうから・・。気持ちいいだろ？ここは・・・なかなか入んないんだ・・。千恵美と僕はセックスの相性がいいのかなぁ〜？」
「んぁぁ〜！！イイッ！！気持ちがイイの！！ぁぁぁ・・・ああぁぁ・・」
「ここはじっとしてるだけで気持ちが良いんだ！！先が入ってるだけで千恵美も気持ちが良いんだろうけど・・僕も気持ちが良いんだ！先をぎゅうと締め付けられる感じがするし・・・・」
「それに千恵美の心臓の鼓動で生き物のように僕のモノの先をマッサージでもしてるみたいに優しく揉んでるみたいに動くんだ！！」
　彼がそういうと私達はその体勢のまましばらく動かずそれでも波のように来る快感に私はすごい声を出しながら何度も気をやってしまいました・・。
　やがて私の体が痙攣したみたいになって、その瞬間に彼のモノが子宮からするっとこぼれました・・。
　彼も限界に来ていたみたいで激しく腰を使い私を責めるとすぐに射精して果てました。
　私はしばらく体が動かず、ボーっと天井を見ていました・・。
　やがて手足の痙攣が治まり体が動くようになると横で果てている彼に抱きつき熱いキッスをしました。
　しばらく二人でいろいろお話をして時間が来たので彼にキスをして部屋を後にしました・・。