15．４０１号（典子）

　徹はコンビニ弁当を急いで食べ、コーヒーを飲んで時間を待った。
（久し振りに典子の身体を満喫するかな・・・）
　プルッと象られた乳房と黒人のようにアップしたお尻・・・
　徹は典子の感触を思い出しているうちに、肉棒が回復しているのに気がついた。
（おっ！しかし念のために、精力剤も飲んでおこう！）
　３時を過ぎた頃、徹は精力剤を飲み、身支度を始めた。
　出掛けようと思った時、携帯にメールが入った。
（ん？おっ、夕子だ！）
『明日、そちらに戻ります！逢えると嬉しいのですが・・・恵子も一緒じゃマズイ？』
　早速、返信した。
『逢うだけなら恵子さんも一緒でＯＫですが・・・○○○するのなら、マズイと思うけど・・・？』
　すぐに夕子からメールが来た。
『じゃあ、片付けもあるから、諦めるわ・・・（シクシク・・・）でも、恵子の居ない日に、絶対に逢ってね！約束よ！』
（また負担が大きくなったな・・・あっ！時間だ！）
　徹は時計を見て慌てて典子の401号に向かった。

　典子は３時にパートを終えると、すぐに部屋に戻り、浴室で身体をキレイに洗い流した。
（久し振りだもの・・・思い切り乱れたいわ！あぁぁ、考えただけで、火照ってきちゃう〜）
　典子は鏡に裸体を映し、プルッと揺れる乳房を持ち上げ、身体を捩って自慢のアップしたお尻を見ていた。
（夜になると夫から電話が入るから・・・今日は最初から・・・）
　典子は既に濡れ始めた股間を拭い着替えをした。

「お久し振り・・・」
　慌ててドアを開けて徹が入って来た。
「ん、もぉ〜メールの返事もくれないなんて！」
「ゴメン、ゴメン！せっかく上手くいっている夫婦関係に、変に割って入るのもどうかと思って・・・」
「そう・・・そうなんだけど・・・」
　典子は少し憂鬱そうな表情をした。
「どうかしたの？」
「うん・・・確かに夫は毎晩のように求めてくるんだけど・・・身体が絞れてからは・・・『キレイになった！スタイルも抜群！アソコは絶品！・・・』そう言ってくれるんだけど・・・」
「じゃあ、申し分ないじゃないか！」
　徹は素直に喜んでいた。
（良かった。アドバイスした甲斐があった。まぁ、典子の身体を独占されているのは、少し惜しいけど・・・）
「でもね・・・夫・・・アレを入れると、凄く気持ちがいいって・・・」
「そうだろうね！典子のアソコは本当に名器だからね！」
　徹は典子何を言わんとしているのか分からなかった。
「わたし・・・分からないんだけど・・・いいって言われても・・・自分じゃ、何も意識していないし・・・なのに・・・わたしが感じないうちに・・・毎回、イッちゃうから・・・」
「あっ！・・・そうか〜良すぎて我慢できないんだ・・・」
「・・・・・・・・・」
　典子は何も言わず、項垂れていた。
「だけど・・・お尻も、魅惑的なお尻も・・・」
「ダメ！お尻は・・・あなただけのモノ！夫にだってさせないわ！」
（そうか・・・典子は、自分がオルガに達しなくても・・・僕の為に旦那に言っていないのか、お尻も感じることを・・・）
　徹は黙って典子を引き寄せ、優しく身体を抱き締めた。

「典子・・・今日は素敵なスーツだね！」
　徹は典子の珍しいスーツ姿を誉めた。
「ウフッ！あまり着ないから・・・」
　スーツのジャケットの胸元からは、白く艶のある乳房が谷間を作っていた。
「プロポーションがいいから、何を着ても似合うんだね！」
（早く突き出したお尻を擦って舐め回したい！）
　徹は典子の身体を眺めながら肉棒を昂らせていた。
　典子の腰から太股を擦り、徹は堪えきれずに典子のスカートを脱がしていた。
「ノーパンだったんだ・・・だけど色っぽいなぁ〜ノーパンに黒いストッキングなんて・・・」
「あなたに見て欲しくて・・・」
　徹は典子のスーツの上着を脱がした。
「おっ！黒のブラ・・・ふぅ、零れてるよ、キレイな胸が・・・黒いブラジャーに黒いストッキングか・・・いいねぇ〜」
（今日はストッキングは脱がさないで・・・しかし、見事な身体だ！ますますメリハリがついて・・・）
　徹は典子の両脚を椅子の上に上げ、Ｍの字に開脚させた。

　典子のブラのフロントホックを外すと、プルッとした乳房が解放されたように弾んだ。
　徹は膝をついて揺れる乳房を揉み上げ、乳首を口に含んで舐めた。
「あぁぁ・・・いぃわ・・・」
　典子は日頃の中途半端な淫欲を満たすかのように、淫らな快感に浸り始めていた。
　徹はＭの字に開いた典子の太股を何度も擦り、濡れて半ば開いた淫唇を舌先で素早く舐め始めた。
「あっ、あっ、あぁああああっ・・・あ、あぁ〜い、いぃ〜〜」
　典子は淫らな格好で股間を舐めている徹の頭を抑え、快感に気を集中するようにし、顔を左右に振って悶えた。
（もっと！もっと！強く吸ってぇ〜〜〜）
　徹は淫壷と菊壷に指を入れて擦りながらクリトリスを舐め続けた。
「あぁ〜あぁ〜あぁああああ〜〜〜〜っ、はぁ、はぁ、いぃ・・・」
（あぁぁ、やっぱり、岩下さんは・・・いぃわ・・・あ、あ、あ・・・イキたい！けど・・・はぁ、まだイキたくない・・・）
　典子は強く込み上げてくる快感を感じていた。
　徹もまた夢中になって典子を味わっていた。

　典子はオルガに達する前に徹の身体を起こした。
「ん？どうしたの？まだイッて無いんじゃ・・・」
「いいの！イキたいけど、イキたくないの！」
「えっ!?」
「ウフッ・・・」
　典子は艶っぽい笑みを浮かべ、立たせた徹のズボンを脱がせ、手際よくトランクスも脱がし、昂って先走りの液に濡れた徹の肉棒を握り、亀頭、肉茎、鈴口と、続けざまに舐め回した。
（うぅぅ・・・今日は一段と・・・）
　典子は淫らに肉棒を舐め上げ、口の中に入れては出していた。
　ズポッ！ズポッ！・・・・・・
「ふ、ふぅ〜はぁ、はぁ・・・もぅ・・・」
　徹は止めなければ何十分でもフェラを続けそうな典子を制し、典子を立たせて後ろ向きにし、椅子の背を持たせ、お尻を突き出させた。
　黒いストッキングに包まれた長く伸びた脚の上には、プルッ、キュッと盛り上がったお尻が盛り上がっていた。
「ますます堪らないお尻になってきたね・・・あぁ、いぃよ・・・」
　徹は両手で典子のお尻を擦り、舌を這わせて舐め回した。
　典子はお尻を回転させるように振り、さらなる愛撫を求めた。
（あぁぁぁ・・・いぃけど、はぁ・・・お願い、早く穴まで舐めて！）
　その気持ちが通じたのか、徹はお尻を左右に割って舌を入れ、感じやすい典子の萎んだ菊の穴を突くように舐め、さらに淫壷から菊蕾まで何度も往復させて舐め続けた。
「あぁっ・・・あふっ、はっ、はっ、あ、あ、ああああ・・・はぁあっ、はぁ、はぁ・・・お願い、イレテ・・・」
　典子は両脚を開き、さらにお尻を突き出して求めた。

（もぅ、入れて！は、早くぅぅぅ〜〜〜）
　徹は典子のお尻を両手でしっかり掴み、熱く濡れた淫壷の中に、昂った肉棒を挿入した。
「うああああっ・・・ふぅ〜〜」
（おおっ！何かが絡むように締め付けてくる・・・）
　徹は肉棒に快感を与える典子の淫壷の感触に改めて驚いた。
（うっ、お、お、おっ・・・これじゃ、旦那がイッちゃうのも・・・ますます、凄くなった！堪えきれるか!?）
　徹はここで放出したら典子の夫と同じになると思い、必死で堪えて腰を繰り出し始めた。
「あぁ〜あぁ〜まだ、まだ・・・あっ、イッ・・・くぅぅぅ〜〜〜」
　典子はお尻を徹の股間に押し付けて回転させ、昇りつめた。
（はぁ、はぁ・・・前戯で堪えた甲斐があったわ・・・最高！最高だわ・・・やっとイクことが出来たわ！）
　典子の淫壷は、オルガと同時に徹の肉棒を強く締め付けていた。
（うあっ・・・ヤバッ！堪えないと・・・）
　徹は辛い日々を送っていた典子の為に、必死になって堪えた。
　プルッと揺れる柔らかに張った乳房を掴み、徹はさらに激しく腰を前後に繰り出した。
「あぁあああ〜〜ダメェ〜〜〜イクイク、すっごぉ〜〜ぃ・・・」
　繰り返し押し寄せる快感の高波に、典子は真っ白になった。

　ガクガクと崩れ落ちる典子を抱え、徹は肉棒を淫壷に入れたまま椅子に座った。
「あっ、うぅぅ・・・はぁ、はぁ・・・あ、ダメ、あはぁ・・・」
（岩下さんが少し動くたびに・・・アソコから頭まで貫くような快感が・・・）
　徹は片手で典子の乳房を優しく揉み、もう一方でクリトリスを愛撫していた。
「あぁぁぁ・・・そぉ、こういうセックスが・・・したかったの」
「まだ終わらないよ〜さぁ、自分で腰を上下させて！」
　徹は典子の腰を掴んで引き上げた。
「あふっ・・・あっ、ぁぁ・・・」
　典子は思わず歓喜の声を洩らした。
　両脚を床に着き、ゆっくりと身体を上下させ始めた。
「あぁっ、あぁ〜あぁ〜あぁああああ〜〜〜」
　身体を貫く快感が次第に高まるに連れ、典子は激しく身体を上下させていった。
「あぁ〜ダメェ〜あぁ、いぃ〜っ、あ、もぅ、イッくぅぅぅ〜〜」
　豊かな乳房を揺らし、頭を後ろに反らせ、激しく昇りつめた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ふぅ〜〜」
　典子は一息つくと、肉棒を淫壷から抜き、自ら肉棒を握って菊壷の中に沈めていった。
「あぁああああ〜〜イク、イク、あぁ〜イッて！あなたも・・・はぁぁ、ぁぁぁ、いぃ〜っ、イク、イッて！だ、ダメ〜〜〜」
　典子は日頃、満たされない淫欲を激しく発散させた。

　短い時間を濃厚に過ごした典子は、充分に満足していた。
「１ヶ月に１度でいいから・・・淫らにさせて！」
「典子が良ければ・・・僕はＯＫだよ！」
（今までで一番最高な典子を味わえた・・・時間の長さが問題じゃなく、やっぱり、中身だよな）
　徹は熱いキスをし、部屋に戻った・・・。

（本当にいい時間だった・・・）
　部屋に戻った徹は、気持ちがホッとするような気分だった。
　ふとＰＣの画面を見ると、メールが着信していた。
「何だ？仕事の連絡かな？」
　メールは取引先からの仕事依頼だった。
「まいったぁ〜明日、大阪まで行かないと・・・」
　ＴＶで使用するＣＧの打合せだった。
「明日は日曜日だから、のんびりと楽しもうと思っていたのに・・・月曜日じゃ間に合わないって言われれば、仕方が無いけど」
　徹は仕事なら仕方が無いと割り切って、行くことにした。