17．５０２号（北川 愛美−２）

　徹はすれ違いと言うことで、さらに疑問が沸いた。
（ん？すれ違い・・・休日も合わない・・・と言うことは・・・）
「失礼なことを伺うようですが・・・ひょっとしたら、アッチの方も全然なんですか？」
「えっ!?・・・アッチのほう・・・？」
「えぇ、俗に言う夫婦生活・・・」
「あっ、イヤだわ！岩下さんったら〜」
「でも・・・大切なことだと思いますよ！食事を一緒にできないことより、性の不一致の方が、はるかに離婚の理由になっているし・・・」
「そう、ですね・・・ソッチも新婚旅行の時だけで・・・」
「えっ！じゃあ、新婚生活と言っても、何も無いということ？」
「そうですね・・・結婚したと言うより、共同生活を始めた・・・それも、お互いに、起きている姿を見たことも少なく・・・」
「だけど・・・今日のように、あなたがお休みの時は、早く起きれば朝食もセックスも可能なんじゃ・・・？」
「そうなんですけど・・・わたしも昨日は遅番で帰宅が遅く、早く起きても・・・主人はもっと帰宅が遅かったので、ギリギリまで寝てて・・・」
「甘えて見せれば・・・男は弱いんじゃ？」
「・・・・・・わたしも試してみたんですが・・・ダメでした。今朝も、いつもより１時間ほど早く声を掛けたんですが・・・」
「応えてくれなかった・・・ですか？奥さんも若いし、生身の身体・・・よく堪え切れますね？」
「・・・・・・さすがに１年も何も無いと・・・辛いです」
　愛美は悲哀に満ちた顔で項垂れた。
（夫婦とは名ばかりか・・・僕ら以上に悲惨だな！）

　徹は性生活から活路を見出そうと思った。
（それしか解決策を思いつかないからなぁ・・・）
「こういう言い方は、大変失礼だと思いますが・・・」
「構いません！何でも仰ってください」
「あくまでも一般論ですが・・・男は相手の女性のセックスがいい場合は、疲れていても眠くても、やはり求めるものだと思いますよ！奥さんは、結婚前に、あまり経験が無かったのかな？」
「そうですよね・・・わたしに魅力が無いということなのよね・・・実はわたし・・・結婚前に何人もの男性と経験があって・・・でも・・・それを主人に知られるのがイヤで、新婚旅行の時は初心なフリをして、求められても・・・」
「応じなかった・・・分かるような気もするけど・・・それが原因ですね！」
「ふぅ・・・どうしよう？」
「急に求めて、Ｈに振舞ったら変に思われますよね〜」
「えぇ・・・フェラも応じなかったし感じないフリをしてたし・・・」
　徹は結構驚いたが、正直、チャンスだと思った。
（何とかして試してみたいなぁ〜こんな女性を試すチャンスは、そうそうある訳無いし・・・）

　徹は愛美をその気にさせようと一計を案じた。
「僕から奥さんを見れば・・・とてもいい道具を持ってるように見えますが・・・？」
「えっ!?いい道具・・・ですか？本当のことを言うと、わたし、セックス大好きだったんです。だから、真面目な主人に嫌われないようにと思って・・・」
「そう・・・だから、奥さんのアソコが良ければ・・・もう一度、ご主人に相手をしてもらえれば、きっと夢中に・・・」
「アソコが良ければ・・・って？」
「外見からじゃ正確な判断は出来ませんが、僕の経験から言えば・・・多分、奥さんのアソコ、名器だと・・・」
「えっ！そんなこと、言われたこと無いわ！」
「今の仕事は、いつから？」
「22歳からだから・・・２年と少し」
「なるほど・・・じゃあ、前の彼氏もご主人も気づかなかったかも」
「本当ですか？」
　愛美は身体を乗り出して徹に詰め寄った。
「試していないから分からないけど・・・もし、そうでなかったとしても、そうなる可能性は高いと・・・」
「じゃぁ！・・・・・・試して・・・もらえます？」
　愛美は俯き加減で徹に訊いた。
（あぁ・・・言っちゃった！もぅ後戻りできない・・・でも、こうするしか道が無い・・・少し怖い気もするけど・・・）
「奥さんさえ良ければ、僕は・・・」
　愛美は黙って頷いた。

　愛美は寝室に徹を連れて行った。
　厚手のカーテンを引き、小さな灯りだけを点けた。
「奥さん、大丈夫ですか？抵抗があるのならやめましょう！今なら、まだ間に合いますよ！もし本気なら・・・開き直って大胆にならないと・・・」
　徹は躊躇っている愛美に告げた。
「いえ・・・そうですよね！中途半端な気持ちじゃ、いい結果は望めませんよね・・・」
（ここまできたら、岩下さんに任せよう！ふぅ〜〜）
「じゃあ、同時に裸になりましょう！」
　そう言うと、徹は素早く衣服を脱ぎ裸になった。
　愛美も徹の裸を見て、慌てて衣服を脱ぎ始めた。
「素敵なプロポーションですね！」
　徹は少し離れて愛美を眺めて言った。
「えっ！そんなことないですよ！胸は大きくないし、逆にお尻は大きくて・・・」
「それは、奥さんの思い違いですよ！乳房は突き出るように膨らんで形がいいし、お尻はアップして引き締まり、太股はスラッと・・・素敵です！」
「本当ですか？」
「えぇ、お世辞ではなく、本当にそう思いますよ」
　愛美は少し嬉しそうな愛美を浮かべ、徹の身体を見た。
「岩下さんは、裸になると逞しいんですね・・・」
「ハハッ！スポーツ好きなだけで・・・こっちは、もっと逞しいと思ってますが・・・」
「え、えぇ・・・逞しいと思います」
　愛美は恥かしそうに徹の肉棒を見て言った。
（今まで経験した男の中では一番逞しいかも・・・）

　愛美はベッドに仰向けになり、静かに目を閉じた。
（どうしてこんなにドキドキするの？まるで処女を喪失した時のような・・・ふぅ〜〜）
　愛美は両手で恥部を隠すようにして、大きく息を吐いた。
「ダメですよ・・・そんなに堅くなっちゃ！大好きなセックス、ずっとしていないんでしょ!?１年分の欲求を満たすつもりで・・・」
（そうだわ！オナニーはしてたけど・・・満足できなかったし・・・もぅ、こうなったら、淫らに快感を求めないと！）
「１年分の快感を感じるつもりで集中しててください・・・希望があれば聞きますが・・・任せてもらえますね!?」
　徹は愛美に寄り添い、優しく尋ねた。
「えぇ・・・」
　徹は愛美の首筋に舌を這わせながら、突き出すように膨らんだ乳房を手のひらで覆い、乳首を軽く擦るように乳房全体を擦った。
「ふあっ！・・・ふぅ、はぁ、ぁぁ・・・ぃぃぃ・・・」
（凄い刺激だわ！久し振りのせいか、感覚が鋭くなってる！）
　愛美はピクッと身体を震わせ、徹の愛撫に淫悦の声を洩らした。
（いい感触だ・・・こんな乳房には初めて出会ったなぁ・・・）
　徹は両手で乳房を優しく揉み、乳首を口に含んで舐め回した。
「あっ、はぁ〜ん・・・ぁ、ぁ、あっ、いぃ〜っ・・・ぅぁっ、ふぅ〜」
（岩下さん、上手だわ・・・あっ、乳首の快感がアソコに・・・あぁぁ、痺れるみたいな・・・ふぅ、ふぅ・・・いぃわ・・・）
　愛美は淫唇から熱い淫らな蜜が滲み出るのを感じていた。

　徹は愛美の張りのある肌とプロポーションを味わうように、淫部を除いて満遍なく舌と指を這わせた。
「あはぁ・・・はぁ、はぁ、もぅ・・・はぁ、おねがい・・・」
（あぁぁ、早くアソコを弄って！舐めて！おかしくなりそう〜）
　愛美は身体中の火照りを感じ、身悶えして徹に懇願した。
　徹は愛美の身体を反転させ、背筋や太股の裏側を愛撫し、引き締まってアップしたお尻を擦り、双丘を優しく揉んだ。
（おぉっ、やっぱり・・・立ち仕事をしているから・・・いいぞ！）
　徹は双丘を左右に開き、淫唇を愛撫する前にお尻の穴を舐めた。
「あうっ！・・・ああっ・・・い、いぃ〜ぁぁぁ・・・ふぅ、いぃ・・・」
　徹の舌が菊状にキツク萎んだ穴に触れるたびに、愛美は身体を弾ませるようにして快感に震えた。
（す、すごぃ・・・お尻が・・・凄く、感じるぅぅぅ・・・）
　徹は指で菊蕾を弄ってみた。
「うあああああっ・・・はぁぁ、はぁ、は、はぁぁぁ・・・」
（凄い締りだ！ここも、味わいたいな！）
　徹は愛美を再び仰向けにし、引き締まった両脚を大きく開いた。
（とにかく今日は、こっちの具合を確かめないと・・・）
　徹は愛美の熱く濡れた淫唇を覗き込んだ。
（あぁぁ、見られてるわ・・・はぁ、はぁ・・・そぅ、ソコを・・・）

　先ずは、熱い蜜で濡れて光っている肉芽を舐め始めた。
「あぁ、いぃ〜あ、あああっ・・・うあっ・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
（あぁぁ、クリトリスを舐められただけで・・・あっ、イキそぅ・・・）
　愛美はお尻を浮かし気味に両脚を突っ張り、狂ったように淫悦に悶えて昇りつめていった。
（はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ、もっと、もっと感じたい〜〜）
　徹は肉芽を舐めながら淫壷に指を１本入れてみた。
（うおっ！）
　徹の指が淫壷に入るとすぐに、入り口がキュッと締まった。
（奥さんが意識して締めてる訳じゃない！と言うことは・・・）
　徹は愛美の淫壷がいい物であると確信した。
　徹が淫壷の中の肉襞を擦ると、愛美は再び昇りつめていた。
「あぁあああああ〜〜〜い、いぃ〜っ・・・イッくぅぅぅ〜〜〜」
　徹の指を千切れるほど、締め付けを繰り返した。
「い、れ、て・・・ねっ、はぁ〜はぁ、早く・・・あぁぁ・・・」
　徹は愛美の両脚を抱え、昂った肉棒を熱い淫壷に挿入し始めた。
（うっ・・・処女みたいにキツイぞ！おおっ！な、何だ！オマ○コに咥え込まれる・・・）
　亀頭が挿入されると、愛美の淫壷は徹の肉棒を少しずつ奥へ奥へと引き摺り込み、肉茎に締め付けと柔らかな感触を、交互に繰り返していた。
（これは・・・うっ、ヤバイ！堪えきれない・・・）
　それでも徹は、必死になって腰を繰り出した。
「うああああっ、い、いぃ〜〜っ・・・ああ、はぁ、はぁ・・・あつぅっ・・・あ、い・・・あぁ、イッ・・・くぅぅぅ〜〜〜〜」
　愛美は激しく全身を震わせ、徹の身体を力いっぱい掴み、背中を反らせて昇りつめていった。
「あ、あっ・・・ぅあっ！ま、また！ああ、イッくぅぅぅ〜〜〜」
　徹が腰を動かすたびに、愛美は淫悦に震えていた。

　徹は限界だった。
「奥さん、出してもいいですか？」
「えっ！はぁ〜あ、いいわ！出して！いっぱい出して〜〜！」
　徹は愛美の淫壷を充分に満喫し、熱い粘液を激しく放出した。
「うぅわぁあああっ・・・い、いぃ〜また・・・イッちゃうぅぅ〜〜」
　徹が果てると同時に、愛美もぐったりと気を失った。
（ふぅ〜〜凄い・・・想像を遥かに超えてたよ・・・最高だ！こんな名器、初めてだ！これっきりにしたくないなぁ・・・キツク萎んだお尻の方も・・・そのうちに・・・）
　しばらくして気がついた愛美の身体を優しく擦り、徹は愛美の耳元に優しく囁いた。
「奥さんのアソコ・・・最高級品ですよ・・・保証します・・・」
「えっ!?ホント？本当ですか？」
「本当です！こんなにいいのは、滅多にありませんよ・・・」
　愛美は無言で徹の身体を抱き締めていた・・・。