20．Ｃ棟-101号（宮内 加奈子−２）／ 603号（出雲 文−２）

　徹は加奈子の身体を肉棒で貫いたまま、ソファまで運んだ。
　加奈子の身体を仰向けにすると、徹は加奈子の長い両脚を掴み、斜め上から突き刺すように肉棒を激しく繰り出した。
「あぁ〜あぁ〜あぁああああっ・・・ぅ、ぁ、ぁぁぁ・・・はぁ、はぁ、ぅあぁあああ〜〜〜また・・・あ、イッちゃう！イク、イク・・・」
　加奈子は掴まれている両脚を突っ張るようにし、頭を支点にして背中を仰け反らせ、大きな快感に呑まれていった。
　徹は快感に朦朧としている加奈子の菊壷に、淫壷から抜いた肉棒を少しずつ挿入していった。
「うあっ・・・・・・はぁ、はぁ、ふぅ・・・ぁぁ、ぃ、ぃぃぃ・・・」
（う、うそ・・・みたい・・・お尻が・・・いぃ〜〜っ・・・どうしよう！？あぁ、初めてなのに・・・あうっ・・・あ、ぃぃ・・・）
「どうします？・・・入っちゃたけど・・・このまま、続けます？」
「はぁ、はぁっ・・・え、えぇ・・・続けて・・・お願い・・・あ、あ・・・」
　加奈子は両手でソファを強く掴み、内臓の奥の方から込み上げてくるような快感に浸っていた。
「あっ！・・・ああっ・・・うあぁあああ〜〜〜〜イッくぅぅぅ〜〜〜あぁ〜すごぉ〜〜ぃ、あ、あ、あっ、イッ・・・くぅぅぅ〜〜〜」
　加奈子は初めてのアナルセックスで、今までに経験したことの無い、激しい快感を感じていた。
「奥さん・・・大丈夫？このまま、僕もイッてもいいかな？」
「えっ、あ、はぁ〜はぁ・・・もぅ一度、イカせて・・・その時に・・・岩下さんも、イッて！」
　加奈子の要望に応え、徹は加奈子を四つん這いにし、柔らかな肉付きのお尻を掴んで再び肉棒を繰り出し始めた。
「あぁ〜いぃ〜あはっ・・・こ、こんな、快感・・・あ、初めて・・・」
　徹は加奈子の柔らかな乳房を掴んで揉みながら、なおも激しく腰を繰り出し続けた。
「あぁああああ〜〜〜〜〜っ・・・・・・あ、あ、ぁぁぁ・・・ぅ、ぁ・・・はぁっ・・・ぃっ、ぃ・・・ああっ、イッくぅぅぅ〜〜〜」
　徹は仰け反って昇りつめる加奈子の乳房を掴んで引き起こし、背後から抱きかかえるようにして、熱い粘液を菊壷に放出した。
「あぁっ・・・熱いのが・・・分かる！あうっ・・・飛び出してる・・・あ、あっ・・・はぁ、また、イッ、ちゃうぅぅぅ・・・・・・」
　加奈子はぐったりとして身体を徹に預け、そのまま気を失った。

　徹は加奈子の身体をソファに寝かせ、寄り添うようにして気づくのを待った。
「あっ・・・わたし・・・」
「気がついた？そう、失神してたみたい・・・」
「ふぅぅぅ・・・岩下さんて、いけない人・・・」
「どうして？」
「だって・・・わたしをこんなにして・・・」
「イヤ？」
「もぉ〜イジワル！これっきりじゃ、イヤよ！あなたが目覚めさせたんだから・・・あなたじゃなきゃダメ・・・」
　加奈子は徹の厚い胸に顔を埋めていた・・・。
（いいオンナは、どこにでも居るもんだ・・・）
　徹は加奈子の口唇に優しく口づけをして髪を撫でた。

　加奈子の手料理で夕食を摂った徹は部屋に戻り、中途になっていた仕事を片付け、加奈子のことを思い出していた。
（しかし驚いたなぁ〜加奈子さん・・・身長が高いから、アッチの方も大味かと思ったら意外だった。まず抱き心地がいい・・・無駄な肉も無くしっとりした肌で・・・その上、前も後ろも、凄い感じ方だ！お尻は初めてだと言っていたけど・・・もっと良くなりそうだ！）

　その頃、加奈子は・・・
　徹との情事の痕跡を消そうと、入浴していた。
（自分でも信じられないわ！あんなに感じるなんて・・・しばらく夫とはセックス出来そうに無いわ・・・アナルセックス・・・話しには聞いていたけど、まさか、あんなに気持ちがいいものだったなんて・・・わたしって、本当は淫乱だったのかしら？
ううん！そうじゃないわ！岩下さんが、前で信じられないくらいに感じさせたから、その快感の中でお尻も自然に感じちゃったんだわ！そう、きっとそうだわ！
でも・・・多分・・・癖になりそう・・・あぁ、次は・・・）
　加奈子は自分は性格が男っぽいから、あまりセックスは感じないと勝手に信じ込んでいたのだ。

　徹は床に就こうと思ってハッとした。
（そうだ！文さんにメール・・・）
『明日の12時に伺いますので・・・楽しく過ごしましょう！』
　徹は文に返信し、眠りに就いた。

　翌日、徹は早い昼食を摂って入浴し、12時を待った。
　文も早くから入浴し、早く12時にならないかと落ち着かなかった。
（今日はどんな風に淫らに過ごそうかしら・・・裸で待っていよう！うん、それがいいわ！）
　文は徹にメールをした。
『鍵を開けておきますので、入ったらロックしてください。奥の和室で静かに待っています・・・』

1　2時前になると、徹は文のメール通りに行動した。
　人目に注意しながら603号のドアを開け、中に入ってロックした。
（あっ、来たわ！）
　文は和室の蒲団の上に、その見事な裸体を晒しドキドキしていた。
（まるで、初心な少女みたいだわ・・・）
　少女は大袈裟だとしても、40歳の年齢から10歳は若返っていた。
（奥の和室か・・・とすると・・・）
　徹は文の待っている姿を想像していた。
（ここで裸になっていった方が・・・）
　徹は襖の前で衣服を脱ぎ、そっと襖を引いた。
　中はオレンジの小さな灯りだけで、中央には蒲団が敷かれ、その上で文が豊かな乳房を晒していた。
「お待たせ・・・」
「岩下さん、やっぱり気持ちが通じてるのね・・・」
　文は両手を広げて徹を迎え入れた。

　徹は文の首の下に腕を通し、肌を密にして抱き寄せた。
「この間の文さんの素敵なパイ擦り、忘れられなくて・・・」
「じゃあ、今日もしてあげましょうか？でも・・・今日は安全な日だから、中に出してもいいわよ！わたしの方こそ、岩下さんのコレ・・・堪らなかったわ」
　文は徹の腕に抱かれながら、肉棒を弄った。
（あぁ・・・コレ、コレよ！早く淫らに乱れたいわ！）
　文の淫唇は火照り、熱い蜜を溢れさせていた。
「それじゃ、先ず、お互いのを味わいましょうか？」
　徹は文の身体を跨いで互いの性器を目の前にした。
「文さん、この間のように素敵な乳房に挟んで舐めてもらえます？僕は・・・熱い蜜の溢れたココと、今日はお尻も・・・」
　徹は文の股間に顔を埋めて優しく蜜を舐め始め、文は徹の希望通りに昂った肉棒を乳房に挟んで揉み、舐め始めた。
　しばらくの間、ふたりは互いの性器を貪るように愛撫していた。
　徹はクリトリスを舐めながら、指で淫壷の中を弄っていたが、文が興奮してきたのを見計らって、淫壷と同時に、菊状に萎んだ文のお尻の穴にも指を挿入し、愛撫し始めた。
「うあっ、ぁ、ぁ、ぁはぁ、はぁ・・・もぅ、ダメ、ぁ、はぁ・・・前も後ろも・・・あ、凄く、感じちゃって・・・あ、はぁ・・・」
　文は徹の肉棒を愛撫できなくなっていた。

　徹は丁寧に時間をかけ、指を締め付ける菊壷を解すように愛撫し、舌でもお尻の穴を舐め回し、先を細くして時折り中に入れた。
「あはぅ・・・ぅぅ、ぁぁぁ・・・いぃ〜あ、ぁぁ・・・イクぅぅぅ〜〜」
　文は淫壷と菊壷を同時に激しく収縮させ昇りつめた。
（よし！これで下地は出来た！さて・・・）
　徹は文の身体の上から両脚の間に身を移し、豊かなお尻を抱えて、昂った肉棒を熱い淫壷に挿入した。
「うぅあぁぁぁ・・・はぁっ、はぁ、はぁ、い、いぃぃ・・・」
（入れられただけで、イキそうだわ・・・夫とのセックスじゃ、こんなこと無かったのに・・・あぁぁ・・・）
　文は身体を捩って悶え、徹の繰り出す肉棒に夢中になっていた。
「あぁああああ〜〜〜うあっ！・・・・・・い、イッ、くぅぅぅ・・・」
　文の淫壷が徹の肉棒を強く締め付け、収縮を繰り返していた。
（おおっ、やっぱり、いいオマ○コしてる・・・）
　徹は下唇を噛んで堪えていた。
「文さん、今度は四つん這いになって！」
　徹に言われ、文は快感で重い身体を起こし、四つん這いになった。
　徹は再び肉棒を快感に震える淫壷に挿入し、文の腰をしっかりと掴んで、激しく腰を繰り出した。
「あぁ〜あぁ〜ああっ・・・ダ、ダメッ・・・あうっ・・・いっぃぃ・・・
またイクッ・・・あっ、うっ、あはっ・・・イッくぅぅぅ・・・・・・」
　お尻を突き出して徹の股間に圧し付け、背中を弓なりに反らして、全身を震わせた。

　文の収縮が少し収まるのを待って、徹は肉棒を抜き出し、お尻の肉を左右に開いて、ゆっくりと菊壷に挿入し始めた。
「うあっ・・・あ、あ、ぅぅぅ・・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」
（前より窮屈・・・やっぱ、締りがいい！）
「大丈夫？文さん・・・」
「えっ!?あぁ、だ、大丈夫・・・いぃわ・・・ゆっくり動かして・・・」
　文にとって初めてのアナルセックスだった。
　だが無意識のうちに文のお尻の穴は、徹の肉棒を奥深く引き込んでいた。
（いいわ・・・何とも言えない、いぃ感じ・・・はぁ、はぁ・・・）
　オルガに達しなかったが、痛みより快感を感じていた。

　ふたりは、その後もバスタブの中で交わり、浴室から出てきて、壁に文を押し付け、立ったまま突き上げた。
　文は無我夢中で徹に応え、最後は蒲団の上で抱き合い果てた・・・。
「ふぅ〜〜やっぱり、岩下さんって、最高ね！」
「いやぁ〜文さんこそ・・・お尻は、そのうちにイキそうですね！」
「イヤ、恥かしいわ！でも、気持ち良かったわ！」
「僕も良かったですよ！」
「娘の弥生もお世話になっているのに・・・わたしまで・・・」
（えっ!?まさか？弥生ちゃん、話しちゃったのかな？）
　徹は胸の鼓動が早くなった。
「親切に教えてもらったって喜んでたわ！少し変わった娘だから・・・また、面倒見てあげて」
「えぇ、勿論！文さんの娘さんだから・・・」
　徹はホッとして、文の口唇に口づけをした・・・。

　弥生が帰宅する時刻が近づき、徹は603号を出ていった。
　駅前まで行き、少し早い夕食を摂り、団地に向かっていた。
「あのぉ〜すみません・・・Ａ棟の岩下さんでしょ？」
　声のする方を見ると、20代前半のような女性がいた。
「そうですが・・・あなたは？」
「突然、声をかけてスミマセン！わたし・・・Ｃ棟601号の笹原 真帆と言います。宮内さんから、今度、ＰＣの講習をやるって聞いて・・・」
「あぁ、組長の加奈子さん。えぇ、その予定です」
「それで、その前に、チョッと見てもらいたいのですが・・・ご連絡しようと思っていたら、今、丁度、お見かけして・・・」
「ＰＣの何を？」
「わたし趣味で詩を書いてまして・・・数名の仲間が居るんです。皆、パソコン持ってまして、今度、ネットで話し合えないかと」
「なるほど・・・誰かが書いた詩を、皆で批評しあったり・・・？」
「そう、そうです！それで、何か良い方法が無いかと・・・」
「じゃあ、明日にでも、ツールを持って行きますよ！」
「本当ですか！それじゃあ、午前中でもいいですか？」
「えぇ、構いませんよ！」
「じゃあ、10時頃に来ていただけます？」
「分かりました・・・」
　真帆はこ踊りするように喜び、去っていった。