３．２０１号（恵子ー１）

　恵子は団地まで戻ってくると、自分の部屋に徹を誘った。
「あの〜お礼と言っては何ですが・・・ビールでも飲みませんか？いろいろ教えていただきたいこともあるんですが・・・」
「えっ、えぇ、構いませんが・・・」
（全く無防備な娘だな・・・一応、危ないオトコなんだけど・・・）
　徹は自嘲しながら恵子の部屋に入った。

　部屋の中は、まだ片付け物が残っているようだったが、リビングやキッチンは、キレイに片付いていた。
「大分、片付いたね！」
「えぇ、ビールでいいですか？」
「いや、コーヒーがあれば、その方が・・・」
「あ、はい。コーヒーなら、わたしも好きで」
　恵子はキッチンのコーヒーメーカーに挽いた粉をセットした。
「ところで、ここは、君ひとりじゃないよね？」
「えっ、えぇ」
「他の方は？」
「姉がひとり・・・１ヵ月後に来る予定です」
「じゃあ、姉妹２人で？」
「はい、両親は３年前に他界して・・・北海道から来ました」
「そう・・・それで、君は今、いくつになるの？」
「はい、18歳です。高校を卒業したので・・・それで・・・」
　恵子の話しをする表情が少し曇った。
（何か事情があるんだ。やっぱり・・・）
「仕事？それとも・・・」
「えぇ、とりあえず、どこかで働こうと・・・姉が上京してくるまでには、決めておこうと思うのですが」
「どんな仕事を？」
「何でもいいんです。姉に負担をかけないようにしたいので」
「そう。じゃあ、僕の知人に聞いてあげようか？」
「本当ですか!?何でも一生懸命にやりますから・・・」
「じゃあ、明日にでも・・・お姉さんは何を？」
「姉は、電気メーカーの東京本社に来月から・・・前から、わたしの卒業にあわせて異動願いを出していて、１ヶ月ほど前に、本社からＯＫの連絡が入ったので・・・」
「それは良かったね！」
　徹は恵子の運んできたコーヒーを飲みながら、この姉妹に興味を抱いた。

（本当に白くてツヤツヤした肌をした娘だな！瞳が潤いがちで、なんとなく惹かれる表情をしてる・・・）
　徹は恵子の顔から身体に視線を何気なく落とし、恵子の全身を観察していた。
「３年前に両親が他界・・・ってことは、君は高校生だよね？この３年間、大変だったんじゃない？」
「え、えぇ・・・」
　恵子の表情が益々暗くなっていた。
（親切で素敵な人だから・・・やっぱり話しておいた方が・・・就職の件もあるし、やっぱり話さないとマズイよね・・・）
「別に話したくなければ話さなくてもいいんだ。ただ、就職先に聞かれると・・・多分、僕が保証人に・・・」
「そうですよね・・・」
　恵子は少し間を置いて、大きく深呼吸をした。
「実は・・・会社を経営していたんですが、うまくいかなくなり、借金が重なって・・・自殺したんです・・・」
「えっ！そうだったんだ・・・それじゃ・・・悪かったね、聞いて」
「いえ、いいんです。岩下さんは、親切で優しい方だし・・・生命保険で、大きな借り入れは返済できたんですが、伯父への借金が残ったんです」
「伯父さんなら、何とかなるんじゃ・・・」
「それが・・・うぅっ・・・」
　恵子は思わず涙が込み上げていた。
「どうしたんだい？」
　徹は恵子の肩を抱き、ハンカチで涙を拭った。
「す、すみません・・・もぅ大丈夫です・・・ここからは、姉にも内緒にして欲しいのですが・・・話さなくても、いいのですが・・・誰かに聞いてもらいたかったんです。３年間ずっと・・・」
　徹は恵子の肩を放し、ジッと潤んだ瞳を見つめた。

　恵子はそんな徹から視線を反らして、ポツポツと話を続けた。
「わたしたち・・・伯父の家に引き取られる形になったんです。伯父は亡くなった父の兄で、ひとり暮らしでした・・・。

・・・・・・・・・回想・・・・・・・・・

「お前達の父親は、こうしてオレに500万円の借金をし、他の借金は返したみたいだが、オレのだけが残った。相続放棄をしなかったお前達には、返済の義務がある。それは理解できるよな？」
　恵子と姉の夕子は、借用書を前に頷くしかなかった。
「それで、相談なんだが・・・夕子は就職したばかりだし、恵子はまだ高校生。どうやっても返済は難しい・・・
　そこで、提案なんだが・・・３年間、オレの身の回りの世話をしてくれれば、この借用書は、お前達に返す。どうだ？」
　恵子は何も言えず、姉の夕子を見るだけだった。
「身の回りの世話と言うのは？」
「あぁ、食事や洗濯、掃除など、死んだ女房がしていた事。それを毎日・・・１年で200万円として計算すると・・・金利を含めると少し足らないが、それでどうだ？勿論、覚書は今、署名捺印しても構わないが・・・」
　恵子と夕子は顔を見合わせて考えるが、伯父の申し入れを受け容れるしか、対応策は無かった。
「分かりました。わたしがお世話しますので、恵子は高校を出させてください。授業料などは、わたしの給料で何とかしますから・・・」
「あぁ、いいよ！」
　翌日、恵子と夕子は伯父の家に引っ越した。

　慌しさが過ぎた頃、恵子が午前中で帰った時のことだった。
「恵子」
　伯父が恵子の部屋に入って来た。
　着替えようとしていた恵子はビックリし、固まってしまった。
「ああ、いいよ、そのままで・・・」
　セーラー服を脱ごうとしていた手を元に戻した恵子は、椅子に座って伯父の話しを聞いた。
「何でしょうか？」
「ここに来る時に約束したのを覚えているかい？」
「えぇ、借金の返済の件ですね？」
「そうだ。姉の夕子は約束通り、毎日、掃除や洗濯など、仕事から帰ると休まず働いて、朝も早く起きて・・・大変だよな？」
「えぇ・・・」
（何が言いたいの？）
　恵子は伯父の言わんとすることが、想像できなかった。
「恵子は、今までと変わらず、高校生活を送っている・・・姉妹でそれじゃ、不公平だと思わないか？」
「それは・・・お姉さんには、悪いと思ってるけど・・・」
「オレは、死んだ女房の代わりをして欲しいと言ったよな？」
「えぇ」
「夕子は、会社と家事でいっぱいいっぱい・・・だから恵子にひとつだけ負担してもらおうと思ってな」
「何ですか？わたしに出来ることなら・・・」
「これは、夕子には内緒にするんだ！いいな！夕子が恵子も負担してると知ったら、困るだろうし・・・オマエは、夕子にこれ以上の負担をさせたいか？」
「いえ！お姉さんには、これ以上は・・・」
「じゃあ、約束だ！黙っているんだぞ！」
　伯父は少し強面の表情で恵子に念を押した。
「死んだ女房がしていたことで、今、欠けてるものは・・・オレとのセックスだ！それを恵子が負担するんだ！」
「えっ!?・・・・・・」
　恵子は何を言われたのか、咄嗟に分からなかった。

　伯父は椅子に座った恵子の傍に寄っていった。
「分かったろ！夕子にさせてもいいが・・・そうなれば、夕子は大変だよな〜恵子は、それでいいのか？」
「・・・・・・・・・」
「恵子は処女なのか？」
「・・・・・・・・・」
　恵子は無言で頭を上下に振り、頷いた。
「いつかは経験するんだ！それに、そのうち、オマエの方から求めるようになる・・・じゃあ、今から・・・夕子が帰ってくるまでに・・・」
　伯父は椅子に座った恵子の前でズボンを下ろした。
「うっ！」
　恵子は思わず伯父の肉棒から目を反らした。
「馬鹿野郎！反抗は許さないぞ！積極的に言うことをきかないと、借金は一生返せないぞ！それとも・・・あんなに働いてる夕子に負担させるのか？」
（あぁ・・・お姉ちゃんには、させられない！だけど・・・こんなこと・・・でも、しないと・・・）
「どうやら納得したようだな！じゃあ、先ずは、オレのを舐めて咥えるんだ！フェラチオぐらい、知識はあるんだろ!?」
　確かに学校の女生徒同士の会話では、セックスの話しも具体的に出ていて、知識はあった。
　恵子は恐る恐る伯父のダラリとした肉棒を手に取り、目を閉じて舌先で舐め始めた。
「もっとネットリと舐め回すんだ！・・・うっ、そう・・・そうしたら、スッポリ咥えて、口唇で扱きながら舐めろ！」
　恵子は目を閉じたまま、伯父の言うがままにフェラを続けた。
　恵子は自分が何をしてるか、何も考えないようにした。

　続いて伯父は、恵子をセーラー服のままベッドに寝かせた。
（あぁぁ、イヤッ！でも、逃げられない！）
　恵子は再び目を閉じ、何があっても自分とは無関係だと自分に言い聞かせていた。
　伯父は、恵子のセーラー服の裾を持ち上げブラを外した。
「おっ！いいねぇ〜これが15歳の乳か！プルプルして・・・」
　伯父は目の前で揺れる恵子の乳房を鷲掴みにし、むしゃぶりつくように舐め回した。
　恵子は頭の中で好きな歌を歌っていた。
　やがて伯父は恵子のスカートを捲り上げ、パンティを下ろした。
「少し肉付きがいいが、ここに処女のオマ○コがあるのか・・・」
　伯父は恵子の両足を大きく広げ、股間を覗きこんでいた。
（あぁぁ、見られてる・・・うぅん！関係無い！わたしじゃない！）
　恵子は何をされても、関係無いと自分に言い聞かせ、好きな歌を頭の中で口ずさんでいた。
「キレイな色してるよ！」
　伯父は恵子の恥毛を撫で、穢れを知らない淫唇を指で擦り、左右に開いた。
「ほぅ〜クリトリスはちゃんとあるんだ・・・弄ってるのか？」
「・・・・・・・・・」
　恵子は無言で首を左右に振った。
　伯父は恵子のキレイな淫唇の中を指で弄繰り回し、ネットリとした舌で舐め始めた。
「うっ・・・」
　恵子は思わず声を洩らしたが、そのまま黙っていた。
　伯父は15歳の処女のオマ○コを執拗に味わっていた。
　クリトリスを指で擦り舌で舐め回し、淫壷へと移った。
「これが、処女のオマ○コか・・・おっ、良く締ってる！」
　伯父は恵子の快感など全く頭に無く、ひたすら自分の淫欲を満たす為だけに恵子を味わっていた。
「あっ、あっ・・・はぁふぅぅぅ・・・」
「ん？何だ？感じてるのか？恵子はエッチなんだな〜」
（あぁぁ、何と言うこと！犯されてるのに感じてる？）
　しかし自分の淫らな姿を想像すると、尚更、伯父が弄る恥部に、快感が込み上げていた。
（セーラー服がたくし上げられ乳房が揺れて・・・スカートが捲り上げられ、脚を大きく開かれ、そこに伯父が顔を埋めて舐めたり弄ったりしてる・・・）
　恵子は自己嫌悪になるが、初めての快感を感じないではいられなかった。

　しばらくして伯父は、恵子の両脚を肩に乗せ、歳に似合わず太く昂った肉棒を、ゆっくり淫壷に挿入し始めた。
「おおっ、なかなかキツクて入らないな」
　伯父は恵子のことなど構わず、入り口の窮屈な淫壷に、無理矢理押し込み始めた。
「いいいい、痛〜〜い!!あぁあああ、イヤッ！痛いぃぃぃ〜〜」
　恵子は身体を捩って痛がるが、伯父は構わず奥まで挿入した。
「おおぉぉぉ、いぃぞ・・・ふぅ、はぁ、これだけでイキそうだ！」
　恵子は何も考えないようにしていたが、肉棒の挿入された痛みは、想像以上のものだった。
「おい！生理はいつあった？」
「うぅぅぅぅ・・・」
「早く答えろ！」
「２〜３日後に・・・」
「そうか！じゃあ、今日は安全日だな！じゃあ、出すぞ！」
　伯父は恵子の処女の締め付けを味わいながら、腰を前後に繰り出し、大量の粘液を淫壷に放出した。
「ふぅ〜〜良かったぞ！これからは、夕子に見つからないように続けるぞ！いいな！」
　恵子は涙が溢れて止まらなかった。
　処女喪失の痛みの涙なのか？
　自分の哀しい運命を呪う涙なのか？
　自分でも分からなかったが、ベッドに伏せたまま涙を流した・・・。

・・・・・・・・・回想終わり・・・・・・・・・