７．４０４号（亜衣−２）

　翌日、徹は約束どおり、亜衣の待つ404号に向かった。
（ゆっくり寝て、体力は回復したから・・・恵子は面接だから、夕方連絡すればいいか・・・）
　徹はケーキを数個買って404号を訪ねた。
　ピンポ〜ン！
「はぁ〜い」
　ドアが開いて、可愛い笑顔の亜衣が出てきた。
「どうぞ！夕方までは、わたしひとりですから・・・」
「じゃあ、これ、ケーキ」
「うわぁ〜ありがとう！」
　亜衣は喜んでケーキを受け取り、リビングに向かった。

　亜衣はケーキを冷蔵庫にしまい、徹に言った。
「わたしの部屋で・・・いぃ？」
「いいよ！僕はどこでも・・・ちゃんと火傷も見たいし・・・」
　ジーンズにトレーナー姿の亜衣は、徹を部屋に案内した。
　部屋の中は厚手のカーテンが引かれ、灯りが点いていた。
「本当に、いいの？」
「さぁ、早く脱いで見せてごらん！」
　徹の真面目な表情に、亜衣はゆっくりと脱ぎ始めた。
　パンティとブラジャー姿になった亜衣に、徹が声を掛けた。
「その２枚は、僕が脱がせてあげよう」
「う、うん・・・」
　亜衣は、義父とのセックスの時とは全く違う興奮を感じていた。
（ドキドキする・・・これがセックスへの期待感？緊張？）
　小刻みに震える亜衣の口唇に、徹は優しくキスをした。
「どう？少しは落ち着いた？今日は感じてもいいんだよ」
「えぇ・・・」
（そうだ！今日は初めてのセックスみたいなもの・・・処女じゃないけど・・・初めての快感を感じたいわ！）
　徹はブラとパンティを優しく脱がした。
「プロポーション抜群だね！素敵だよ！」
「でも・・・見て・・・」
　亜衣は徹に背を向け、ケロイド状の火傷を晒した。
　火傷は肩甲骨の間から腰の辺りまで斜めに及んでいた。
「ふぅ〜確かに・・・だけど、ヒップはアップして魅力的だよ！」
「ん、もぉ〜〜岩下さんったら・・・大好き！抱いて！」
　亜衣は明るく言い放った徹に、裸の身体で飛びついた。

　徹は亜衣の身体を抱きかかえ、ベッドに寝かせた。
「僕も裸になるから・・・」
　徹は素早く裸になると、その姿を亜衣に見せた。
「亜衣が心身ともに魅力的だから、ほら、こんなに興奮してる」
　そう言って、徹は昂った肉棒を亜衣に見せた。
「ありがとう・・・本当に岩下さんって、優しいんですね」
　徹は再び亜衣に口づけし、手足の指まで優しく舐め、股間は愛撫しないで、亜衣の身体をうつ伏せにした。
「知り合いの医者に相談してみようね・・・本当に治らないのかどうか？近いうちに一緒に行こう？」
「えぇ、岩下さんの言うとおりにするわ」
　徹はケロイドになってる火傷の痕を優しく舐めた。
「イヤじゃない？」
「何を言ってるのかな？僕は、最初から何も言ってないよ！」
（そうだったわ・・・岩下さんは、最初も今も変わらない・・・）
　亜衣の中で込み上げてくる感情があった。
　徹は何度も優しく亜衣のケロイドを舐めた後、アップしたお尻を擦り、肉付きのいいふたつの丘を舐め回した。
「あはぁ・・・ぁっ、はぁぁ、はぁ・・・」
　亜衣からケロイドという負い目が解かれ、オンナとして快感を感じ始めていた。
（これでいい・・・これからだ）
　徹は豊かな双丘を左右に開いて菊蕾を舐めながら、指で太股を擦った。
「あっ、あぁぁ・・・はぁ、いぃ、いぃぃ・・・」
　徹は再び亜衣を仰向けにし、両脚を開いて割って入った。

　亜衣の淫唇からは熱い蜜が溢れていた。
　徹は黙ってその蜜を舐めあげ吸い、淫唇の中を愛撫し始めた。
「あぁ、あぁ、ぃぃぃ・・・ふぅ、はぁ、気持ちが、いぃ〜〜」
　亜衣は義父の呪縛から解き放たれたかのように、徹の愛撫で込みあげてくる快感に、素直に反応し声をあげた。
（本当は感じていたんだろうな・・・でも、そんな顔は出来ない。辛かったろうなぁ・・・さぁ、目いっぱい感じるんだ！亜衣！）
　徹はクリトリスを舐めながら淫壷と菊壷を愛撫した。
「あぁ〜いぃ〜そ、ソコ・・・あ、あっ、いぃ〜あぁぁぁ・・・」
　淫壷の肉壁を擦ると、亜衣は脚を突っ張って快感に震えていた。
（お尻は処女のようだ・・・だが、今日はお尻はやめよう・・・）
「じゃあ、入れるよ」
　徹は亜衣のお尻を持ち上げ、昂った肉棒を淫壷に挿入していった。
「あ、あ、あぁああああっ・・・はぁ、はぁ、あぁぁ、いぃぃ・・・」
（凄い締め付けだ！いいオマ○コだ・・・）
　肉棒の挿入を繰り返せば繰り返すほど、亜衣の淫壷は、徹の肉棒を不規則に締め付けてきた。
（こりゃ、持たないぞ！ううっ、我慢しないと・・・）
　徹は懸命に射精感を堪え、変化をつけて亜衣を責め続けた。
「あぁああああ〜〜〜はっ、はっ、あぁ〜ダメぇ〜〜〜〜っ・・・」
　亜衣は目の前が白く光り、徹の背中を強く掴んで昇りつめた。
「はぁ、はぁ、ふぅぅ・・・すごい・・・ぁぁぁ・・・」
（まだ、身体が・・・何て言えばいいの？すごい快感・・・）
「良かった！感じたんだね？」
「・・・・・・・・・」
　亜衣は無言で頷き、徹の身体を強く抱き締めた。

　徹はオルガに震える淫壷の感触に射精感が込み上げていた。
「出したい？」
「えっ、あぁ、亜衣、魅力的だから・・・」
「今日は安全だと思うけど・・・口の中とソコと、どっちがいい？」
「えっ!?あぁ、そんな風に気を遣わないで・・・」
「でも・・・うぅん！わたしがしてあげたいの！今日は初めて感じた日だし・・・岩下さん、好きだし・・・ネッ！」
　亜衣は起き上がって徹の股間に顔を埋めた。
　昂った肉棒を根元から舐め上げ、肉茎を指で扱きながら、小さな口の中に亀頭を咥え、カリの部分を舐め回した。
「あうっ・・・あ、ぁぁ、出そう・・・」
「いいわ！出して！」
　亜衣は徹の肉棒を深く咥え、口唇で上下に激しく扱き始めた。
「うあっ！・・・・・・あ・・・ふぅ、はぁ・・・ぁぁぁ・・・」
「うぐっ・・・ゴクッ・・・はぁ、ふぅ〜〜」
　亜衣は徹の粘液をキレイに飲み干し、精液で濡れた亀頭を舐め、優しく何度も肉棒を舐めていた。
（うあっ、すごっ・・・出した後の舐め方が・・・）
　徹は亜衣の可愛い顔を見ながら快感を感じていた。

　浴室でお互いの身体を洗いあった後、徹はバスタブの中で亜衣を抱き、優しく乳房を揉んでいた。
「セックスは決して悪いことじゃないんだ。いいセックスをすれば、心身ともに潤いが増し、充実した日々が送れると思うよ」
「うん、いいセックス・・・何となくわかる気がする。わたし・・・セックス好きみたい・・・勿論、誰でもいいんじゃなくて、岩下さんとのセックスよ」
「僕に拘ることないよ！亜衣が好きになったオトコと自然とそうなれば、それはそれで素晴らしいセックスになると思うよ」
「あぁ・・・またしたくなっちゃった」
　亜衣は後ろ手で徹の肉棒を掴み、扱き始めた。
　徹も片手で乳房を愛撫しながら、もう一方で亜衣の股間を弄った。
　徹の指は亜衣のクリトリスを挟むように擦り、亜衣の首すじを舐め、耳の中を優しく舐めた。
「あ、あぁぁ・・・はぁ、はぁ、い、いぃぃぃぃ・・・あ、はぁ・・・」
（義父に犯され我慢していても、身体は快感を覚えて・・・）
　義父の痕跡を亜衣の中から払拭するように、徹は亜衣の淫壷から菊蕾まで、愛撫を続けた。
「はぁぁ・・・お願い・・・もぅ、もぅ入れて・・・」
　徹はバスタブの中で亜衣の身体を起こし、両手を壁に付かせてお尻を突き立たせ、肉棒を挿入した。
「あ、うっ・・・あぁぁ、ぃぃ・・・はぁ、はぁ、いぃわ〜」
　亜衣は自分でお尻を回転させ、徹の前後の動きに合わせた。
　徹は弾力に富んだ乳房を両手で掴み、激しく腰を繰り出した。
「あぁああああ〜〜〜いっ、いぃ〜〜っ・・・はぁ、はぁ・・・すごぃ、あぁ、また・・・イク、あぁああああ〜〜〜〜〜」
　亜衣は頭を上下に激しく振り、お尻を徹に圧し付け昇りつめた。
（うっ、また、この締め付け・・・はぁ、凄い・・・癖になりそうだ）
　徹は亜衣の淫壷の収縮に伴う不規則な締め付けを感じていた。
（お尻は・・・どうなんだ？指で・・・）
　徹は絶頂に悶える亜衣のお尻の穴に指をそっと入れてみた。
（お、おっ、ここも収縮が激しいよ・・・あぁ、入れたいな！）
　徹は腰を繰り出しながら、菊壷を指で挿入を繰り返した。
「あぁあああっ、また、あふっ・・・イッちゃうぅぅぅ・・・はぁ、あ、ぁぁぁ・・・あ、オシリが・・・ぅ、ぃぃ、はぁぁ・・・」
「亜衣、僕も・・・」
「あぁ、いぃわ！はぁ、はぁ、イッてぇ〜わ、わたしも・・・」
　徹の射精と同時に、亜衣は激しく絶頂感を味わっていた。

　その後も、お昼を少し摂っただけで、ふたりは淫らな時間を過ごした。
「わたし・・・笑わない？」
「何が？」
「うん・・・何か・・・お尻でも、感じちゃうみたい・・・」
「そう〜お尻のセックスも経験して・・・」
「もぉ〜思い出させないで！無いわ！初めて感じたの！」
「ゴメン、ゴメン！じゃあ、僕が感じさせてあげたいな」
「変じゃない？」
「とんでもない！お尻だって、オマ○コ以上の性器なんだよ。亜衣が感じたいのなら、今度、ゆっくり感じさせてあげるよ」
「ホント！嬉しいわ！何か、やっと、生まれ変われそう・・・」
　徹は大きな瞳を潤ませる亜衣を優しく抱き、口づけをした・・・。

　夕方、部屋に戻った徹は、メールをチェックした。
（女性のお尻は魅力的だよ！若くても成熟してても・・・あぁ、亜衣のお尻の締め付けが楽しみだ！）
「おっ、恵子からだ！それと・・・おっと、佳乃さんだ！後は・・・未来に典子・・・ふぅ〜大変だ・・・」
　徹は先ず、恵子のメールに目を通した。
『ありがとうございます！面接、大成功でした！即答で入社ＯＫとのお返事をいただきました。夕方には帰っていますので、連絡ください！！』
「う〜ん、良かった！これで、恵子は普通の人生を歩める・・・」
　徹は恵子にメールの返信をした。
『おめでとう！入社できたのは、恵子の力だ！これからが大事だよ〜頑張って！』
　送信すると、すぐにメールが来た。
『今、帰ってきました。時間が都合つけば、夕食を一緒に・・・』
（そうだな！お祝いしてあげなきゃ！いつまでも関係してる訳にはいかないけど・・・本心で言えば、いつまでも関係していたいけど・・・）
　徹は恵子の若いのに淫らなセックスに魅力を感じていた。