ああ・・・そんな・・・

　だからってこんなこと・・・わたしには夫がいるのに・・・

「この素晴らしい体・・・あなたは僕の女神さまですよ！！・・・この思い・・・遂げさせてください・・・」
　そんな言葉が次々と松本先生の口から発せられたとき、なんとわたしは自分がレイプされかかっているにもかかわらず、心がときめいてしまったのです。
「ああ・・・そんな・・・いけません！！・・・わたしには夫が・・・」
「でも・・・僕はそんなあなたを愛してしまったんだ！！」
　松本先生は、なおも優しくお尻の肉を愛撫しています。
　柔らかな肉と下着の布地の境目の辺りを指でなぞりながら、太腿の谷間に落ち込む辺りでは指をそよがせてくすぐります。
　わたしはまだ、抵抗しなければと思うのですが足をバタつかせようにも、緩慢によろよろと動くばかり・・・。
　そして腰をよじろうにも、もう力が入らないのです。
　そのうち体のどこからともなく、甘い感覚が沸き上がってきて、最初はおぞましい陵辱者の手としか思えなかった先生の掌の感触が、何だか愛しい人の手のように思えてきて・・・
　やがてわたしはうっとりとした感覚に包まれ始め、すっかり抗うことができなくなってしまいました。
　もう充分と判断したのか、松本先生はわたしの腕の戒めを解き、立ち上がってわたしの体を仰向けに転がしました。
　わたしは、荒い息を吐きながら、もうただじっと床に横たわり目を閉じていました。
　先ほどの先生の告白の言葉を思い出し、そんな熱い思いを自分に対して持っていてくれる相手に、自らの体を捧げようという気持ちにすらなってしまったのでした。
　しばらく先生は、わたしの全身をじっと見下ろしていたようでした。
　そして、もう明らかにわたしが抵抗しないのだと感じたのでしょう、わたしの上に体を重ね、唇を求めてきました。
　反射的に一度は顔を背けたわたしでしたが、追いかけられ、強引に重ねられた先生の唇をそれ以上は避けようとしませんでした。
「智恵美さん・・・愛してるんです・・・」
　譫言のように呟きながら、松本先生はわたしの耳や、首筋、頬などにキスの嵐を降らせます。
　先生の唇が次第に首筋を下がるのと同時に、ワンピースの背中が大きく割られ、肩から下に向かって脱がされていきます。
「ああ・・・先生・・・いけません・・・」
　言葉では咎めてみたものの、わたしの心は、娘の担任教師とのただならぬ関係に妖しく・・・甘く揺れ動いていました。
　先ほどホックを外されていたブラが、乳房の膨らみの上方へ取り除かれ、松本先生はわたしの上半身を恥ずかしい姿にしてしまいました。
「あああ・・・おっぱいも素敵だ！！・・・」
　そう言ったかと思うと、先生はわたしの乳房に吸いついてきました。
「あッ・・・ああああん・・・・」
　思わず甘い呻きを洩らしてしまったわたし・・・
　乳首が先生の口に含まれ、舌先で転がされました。
　乳房の全体を掌でつかまれ、柔らかく揉みしだかれました。
「先生・・・ダメ・・・あ・・・あああ・・・」
　ダメと言いつつも甘い吐息が口から洩れ、快感が後から後から沸き上がってきます。
　そうしているうち、先生の片手がわたしの脇腹を這い下り、ワンピースの裾のめくれた腰の辺りへ・・・
　やがて腰からお尻に手が回り込もうとするのに合わせて、わたしの足は反射的に膝が立ってしまいます。
　むっちりとした太腿の外側をしばらく彷徨った後、先生の手はわたしの柔らかな内腿へ・・・
　その辺りで焦らすように、指先がひらひらとそよぎます。
　片手は相変わらずわたしの右の乳房を揉みしだき、口では両の乳首を交互に舐めねぶりながら、股間に近い内腿を責める松本先生・・・
　その巧みな愛撫と焦らしの技に、わたしの恥ずかしい肉の割れ目はじっとりと濡れ始めていました。
「あううう・・・ううううん・・・」
　甘い呻きを発しながら、わたしの腰がもじもじと揺れています。
　内腿を責める先生の手が次第に核心に近づいてきて・・・わたしは高まる期待感で割れ目から愛液を溢れさせて待っていました。
　しかし・・・股の付け根に食い込んだパンティの縁までやってきた先生の指先は、核心には触れず、そこから迂回してまた太腿の外側へ・・・

　ああ・・・い、いや・・・

　は・・・はやく・・・

　わたしは思うようにならないもどかしさに、また両の足を摺り合わせていました。
　そんなわたしの太腿に、先生のズボンの前の膨らみが当たりました。
「あああ・・・」
　なんと逞しい量感でしょう！！
　わたしはその硬度と、その容積の巨大さに驚かされました。
　いやでも夫の物と比較してしまうわたし・・・
　そして、夫の物など比較にならないほどの大きさと硬さを、その感触の中に感じますますわたしの期待感はつのっていくのでした。
　やがて松本先生の手は、待ち焦がれた核心の部分に近づいてきました。
　そしてとうとう、パンティの薄い布地越しにわたしの恥ずかしい股の間を襲ってきたのです。
「あッ！！・・・だ、だめッ！！」
　先生の手が、既に愛液の湿りを帯びた股布を捉えたとき、わたしはまた反射的に叫んでいました。
　自分が性感を掘り起こされ、既にその恥ずかしい部分を濡らしてしまっていることを先生に知られることが恥ずかしかったからです。
　先生の指先はわたしの割れ目の筋をパンティの布地越しに辿り、数回上下に往復した後、陰阜の膨らみを優しく撫で回しました。
「ああ・・・うううう・・・」
　思わず甘い呻きが洩れてしまいます。
　そして・・・
「智恵美さん・・・もう濡れているじゃありませんか・・・」
　そう耳元で囁かれたわたしは、恥ずかしさで真っ赤になりました。
　と同時にまた快感の波が、そのうねりを強めたのを感じました。
　先生の指は、陰阜と割れ目の付け根の境目の辺りを押し揉み始めます。
　すると、まだ莢の中に収まったままのクリトリスが、上から強く圧迫される形となりゾクゾクッと鋭い快感がそこから背筋を駆け上がりました。
「あッ・・・ダメッ・・・あッ・・・あああんッ・・・」
　わたしは腰をよじって身悶えました。
「智恵美さん・・・ダメなんて言いながら・・・本当は感じてるんでしょ？・・・」
　先生は圧迫する力を強くしながら、そこを揉み回します。
「ああ・・・先生・・・本当に・・・あん・・・いけません・・・もう・・・おやめになって・・・」
　わたしは高まる快感に我を失いそうで、必死に身をよじりました。
「もうやめるだなんて・・・ますますやめられませんよ・・・ここまできたら・・」
　先生はそう言いながら、とうとう指をパンティの縁から中に潜らせてきました。
「ああん・・・そ、そんな・・・あッ・・・」
　茂みを這い下りた先生の指先が、淫肉の扉をこじ開け、熱い蜜壺に・・・一気に愛液が溢れ出してしまいます。
「もうグチョグチョじゃないですか・・・！！」
　松本先生は驚きの混じった声で囁きました。
「ああ・・・やだ・・・わたし・・・は・・恥ずかしい・・あッ・・あああッ！！」
　わたしの肉襞に潜り込んだ先生の中指は、蜜壺の中をクニュクニュまさぐった後、早くもわたしのＧスポットを探り当て、的確にそこを責めてきたのです。
　同時に親指でクリトリスの包皮が剥かれ、コア全体を押し転がされました。
　愛液を塗りつけるように硬くなった肉芽にまぶしながら、指の腹でクリクリ揉んでくるのです。
　この２点と同時に、乳房や乳首も責め苛まれて、
「ああッ・・・そこはッ・・・あッ・・・あッ・・・あああッ・・・」
　得も言われぬ快感が、わたしの全身を何度も何度も突き抜けました。
　わたしは体を仰け反らせながら、鋭い叫びを何度も発しました。
　そして、信じられないことに、その時のわたしはもう既に絶頂に達しかけていたのです。
　年下なのに松本先生のテクニックが、女を扱い慣れたものだったこともあるのでしょうが、娘の担任教師とのただならぬ関係が、異様にわたしを高ぶらせていたことも事実でした。
　結婚して８年になろうというわたしですから、夫との営みの中で指や口による愛撫だけで絶頂を極めたことももちろんあります。
　しかしこんな短時間で・・・何しろわたしはまだ下着すら身に着けたままの状態なのに、もういきかけているなんて・・・本当に初めてのことでした。
「ああ・・・松本先生・・・あッ・・ああッ・・もう・・・や・・・やめて・・・」
　わたしは苦しげに訴えました。
　でも震えを帯びた甘い声は、ますます先生の情熱に油を注いだだけでした。
　蜜壺の中で指をバイブレーションさせたり、乳首を強めに吸い上げたり・・・
　あらゆる手練手管を用いてわたしの快感を高めていきます。
　わたしの足腰が細かく震え始め、時折大きなビクンビクンという大波が混じり・・・
「ああああ・・・・ああッ・・・あッ・・ああッ・・・」
　よがり声が間断なく洩れ・・・
　そして・・・とうとう・・・
　押し上げられた官能がその頂点に達したのでした。
「あッ！！・・・だめッ！！・・・あッ・・あッ・・あッ・・・ああああああ・・・」
　わたしはひときわ高い声を洩らし、全身をのたうち回らせながら、先生の腕の中でいってしまったのでした。