７

　娘が明日も授業を受けるその教室で、娘の担任教師に再び犯され、あられもない嬌声をあげながら絶頂を極めてしまったわたし・・・
　ああ・・なんて恥知らずな母親なんでしょうか・・・
　淫靡な宴の後の物憂さの中で、わたしは自責の念にとらわれ、重く心が沈むのでした。
　娘の担任教師、松本先生はその日もわたしのパンティをズボンのポケットにしまい込み、返してはくれませんでした。
「先生・・・困ります・・・わたし、このままでは家へ帰れません・・・」
「いいじゃないですか・・・僕はこの下着でまた智恵美さんのことを思い出すんです！！・・・」
　そんな・・・下着をどのように使ってわたしのことを思い出すというのでしょうか？
　まさか・・・自室で一人、わたしの下着の匂いなど嗅ぎながら、マスターベーションするのかしら・・・
　わたしの脳裏にそんな変態チックな松本先生の姿が一瞬浮かんでしまいました。
「今日だってご主人はお仕事でしょう？・・下着を穿かずに帰ったところで、ご主人に疑われるわけじゃないんだから・・・」
「ああ・・・でも・・・家へ着くまでが・・・」
「大丈夫ですよ・・・どうせ車なんでしょ？」
「ええ・・・そうですが・・・」
　先生に促され、教室を出て校舎の廊下を歩む間も、股間の危うさが気になって仕方がありません。
　松本先生は、情欲を遂げた満足感からか鼻歌など歌いながら軽やかな足取りで玄関に向かっていましたが、わたしは後ろめたさばかりで、ついつい伏し目がちにその後をついていきました。
「じゃあ・・・お母さん・・・そういうことですから、どうぞ心配なさらないでください・・・」
　職員室前の玄関で、体裁を繕ってそんなことを言う松本先生に送られ、わたしは学校を後にしました。
　家へ着くと、わたしはすぐにまたシャワーを浴びました。
　入念に股間を清め、松本先生が放った残滓を洗い流します。
「あら・・・もうこんな時間・・・！！」
　着替えをすませて時計を見ると、もう夕方の５時半になろうとしています。
　慌てて娘が遊びに行っているお友達の家へ電話をかけ、娘を迎えに行きました。

　そして・・・その夜・・・

　娘が眠り、洗い上げも済ませてリビングのソファでわたしがくつろいでいると、
「智恵美・・・風呂はどうする？」
　と、風呂上がりの夫が缶ビールを開けながら尋ねてきました。
　腰にバスタオルを一枚巻いただけの姿です。
「ううん・・・夕方シャワーを浴びたんだけど・・・」
「やめるかい？」
「でも、またそれから汗になったし・・・」
「入るんなら、早く入って来いよ・・・な・・・」
　そう言いながら夫は、わたしの横へどさっと座り込みました。
　こうやって夫がわたしの入浴を急かすときには、決まってその後わたしの体を求めてくるのがいつものパターンです。
　しかしその日は・・・昼間松本先生に抱かれて・・・松本先生の精液を・・・たっぷりとあそこに注がれてしまっているのです。
　帰宅してすぐにシャワーを浴び、しっかりとあそこを清めたので、そこには何も残っているはずはないのですが、そんな日に夫に抱かれるのは、何となく気が引けてしまって・・・
「わたし・・・もう少しパソコンでしたいこともあるし・・・寝る前に入るから・・・あなた、先に寝てて・・・」
　と答えました。
　そう言えば夫が諦めるかなと思ったのです。
　ところが・・・
「パソコンって・・・またインターネットか？・・・智恵美がインターネット始めると遅くなるからなあ・・・」
　そう言いつつ夫は、わたしの肩を抱き、自分の方に引き寄せようとするのです。
「なに？・・ちょっと・・・」
「夕方シャワー浴びたんだったら・・・な・・・いいだろ？」
「やめてったら・・・」
　わたしは夫の腕から逃れようとしました。
「しばらくご無沙汰だったじゃないか・・・俺はもうこんなになってるんだから・・なあ・・・」
　松本先生に３日前初めて犯され、今日もまたその極太の肉棒を受け入れてしまったわたしでしたが、その間、夫との営みはありませんでした。
　夫が腰に巻いたバスタオルが外れ、勃起したペニスが顔を出しています。
　かつてはそのペニスを逞しく、愛おしい唯一のものと感じていたのですが、松本先生のあの素晴らしい肉棒を知ってしまった今は、夫のそのペニスがひどくみすぼらしく見えてしまって・・・
「だぁめッ！・・やめて・・・」
　わたしは夫と揉み合うような形で抵抗を続けました。
　でも、あまり真剣に拒むのもまたへんに疑われてしまいそうだし・・・
「そんなつれないこと言うなよ・・・夫婦が愛し合うのは当たり前だろ？」
　言いつつ夫はノーブラのわたしの乳房を服の上からつかみ、揉みしだきます。
「で・・でも・・こんなところで・・・それに電気もつけたままじゃ・・・」
　いつものようにベランダの窓は開け放たれ、カーテンも開けてあるのです。

　あッ・・・

　ひょっとしたら・・・松本先生が今夜も覗いているかも知れない！！

　あの写真・・・この部屋で灯りを消してお風呂上がりに涼んでいたわたしの裸を写真に撮ったくらいなんだから・・・

　次第に体を夫の自由にされながら、わたしはそんなことを考えていました。
　そのうち、
「あッ・・あああ・・・」
　夫の指がわたしの乳首をつかまえました。
　服越しであってもその刺激は、わたしの甘い声を絞り出してしまいます。
　その声に勇気を得たのか、夫はますますかさにかかって、わたしの性感帯を的確に責めてきました。
　そもそも、夫によって女にされ、夫によって性の悦びを教えられた体ですから、どこをどう責めればわたしが感じるのか、いちばんよく知っているのは夫なのです。
　その手慣れた夫の責めに、わたしの体は気持ちとは関係なく反応し、その印を早くも溢れさせ始めていたのでした。
「ふふ・・・智恵美もその気になってくれたようだね・・・」
　夫はその湿りを下着越しに指先にとらえ、勝ち誇ったように言いました。
「お願い・・・あ・・あん・・・電気だけは・・・消してちょうだい・・」
「また覗きの心配かい？・・・大丈夫だよ・・・ここは４階なんだから・・・
それに灯りを消したら、智恵美のこの素敵な体が見えなくなっちゃうじゃないか・・」
　夫はそう言う間にもわたしのワンピースを脱がせ、下着一枚の恥ずかしい姿にしてしまいました。
「あん・・・あああ・・・でも・・・もし覗かれていたらどうするの？・・・あ・・あああ・・・」
　剥き出しになった乳首が夫の唇に含まれました。
　舌先でその肉の蕾を転がされ、鋭い快感がわたしの背筋を駆け抜けます。
「いいじゃないか・・・見たい奴がいるならそいつに、智恵美の素晴らしい体を見せてやればいい！！・・・ふふ・・・智恵美は俺のものだって・・・見せつけて羨ましがらせるのさ・・・」

　ああ・・・それもいいかも知れない・・・

　と、わたしは思いました。
　もし松本先生が今この時間にわたしと夫との営みを覗いていたなら、わたしが人妻であることを改めて意識するに違いありません。
　そうすれば、わたしとの許されぬ関係をもう続けられないと、諦めてくれるかも知れない・・・
　その考えがいかに浅はかであったか・・・わたしは後に思い知らされるのですが、その時はそう思うことで、その場の状況を受け入れようとしていたのでした。
「それにしても智恵美の体は素晴らしいよ・・・このまま雑誌のグラビアに出してもいいくらいのナイスバディだよな・・・」
　夫はわたしの乳房を貪りながらそんなことを言います。
「あん・・あああ・・」
　わたしは夫の言葉を面はゆく感じつつ、甘い悶えを繰り返します。
　そのうちとうとう、夫の手がわたしの下着の中に潜り込み、夥しい愛液に濡れそぼった恥ずかしい淫肉の割れ目を、指先でこじ開けました。
「あッ！！・・・ああッ・・・あああ・・・」
　わたしは体を仰け反らせ、甘い悲鳴を発します。
「智恵美・・・もうこんなに濡らしてるじゃないか・・・いやだなんていいながら本当は欲しかったんだろ？・・どうだ・・感じるのか？・・・え？」
　夫の指は早くも硬くしこっていたわたしの肉芽をとらえ、わたし自身の淫汁をそこにまぶしながら、ぐりぐりと揉み動かしました。
「ほらほら・・もうこんなにクリトリスがおっきくなってる・・・」
「あ・・ああ・・・あなた・・そ・・そう・・・感じる・・・ううう・・・」
　わたしは体を震わせ、夫の体にしがみつきながら快感を訴えました。
「最近の智恵美はますます感じやすくなって・・・いやらしさが増したようだなあ・・そら・・・ここはどうだ？」
「あッ！！・・・だ・・だめえッ！！」
　夫の指が蜜壺に潜り込み、一気にＧスポットを・・・
　わたしはまたぴくぴく体を震わせ、喉を突き上げていました。
「ああ・・・ほんとにいい女だ！！・・・智恵美・・・お前は最高の女だよ・・体といい、この感度といい・・さあ・・・そのいやらしい割れ目を・・・もっとよく見せてくれ・・・」
　そう言うと、夫はわたしの下着をぐいぐい引っ張って、脱がせてしまいました。

　ああ・・・こんなに明るい部屋の中で・・・全裸にされてしまうなんて・・・

　松本先生・・・見ているのかしら・・・

「このむっちりとした太腿と、いやらしそうにお毛毛が覆ったこの陰阜・・・ああ・・・たまんないよ・・・智恵美・・・」
　そんなことを言いながら、その辺りを執拗に愛撫する夫の手・・・
　その微妙なタッチにますますわたしの性感は研ぎ澄まされ、発する声も震えを帯びていきます。
　わたしのあそこは、もっとそこを直接的に愛撫して欲しくて、いやらしい涎を後から後から垂らし続けます。
　やがてその待ち焦がれた場所に、再び夫の指先を感じて、
「あッ！！・・・ああ・・・んんんッ！！・・・」
　と、わたしは甲高い叫びを発しました。
「ほんとにもうびちょびちょだな・・・智恵美のいやらしいお○んこは・・・」
「や・・やだ・・・Ｈッ！！」
「どっちがＨなんだい・・・え？・・・智恵美のお○んこの方がよっぽど・・・Ｈじゃないか・・ほら・・・」
　そう言いつつ、淫肉の狭間に潜り込んだ夫の指が細かなバイブレーションを繰り返すと、その動きに合わせてぴちゃぴちゃと猫が水を飲むような音が、わたしの股間から聞こえてくるのです。
「あん・・・んんッ！・・・」
　ぐちょ濡れのお○んこの中でＧスポットが刺激され、指の腹でクリトリスも刺激され・・・
「あ・・あなた・・・だめぇッ・・・あん・・」
「どうしたの？・・・気持ちいいんでしょ？・・・ほらほら・・・」
「そ・・そんなに・・・されたら・・あああ・・・いっちゃうから・・あん・・あああ・・・」
　下半身から溶け崩れてしまいそうな強烈な快感・・・
「智恵美・・・ますます感度が良くなったね・・・いいよ！！・・・いけよ！！」
　足の甲が反り返って丸まり、力の入った太腿がぶるぶる震え始め・・・それでもますます激しさを増した夫の指バイブで情け容赦なく責められたわたしは・・・
「あッ！！・・・ああああんんんッ！！・・・あ・・あなたあッ！！・・・い・・いくぅッ！！・・・いっちゃうよぅッ！！・・あんッ・・ああッ・・・」
　夫の肩にしがみつき激しい痙攣に襲われて・・・
「ああああッ！！・・・いくぅぅッ！！・・・ううううッ！！」
　灯りが煌々とついたままのリビングのソファーで、全裸のわたしは夫の指だけでいかされてしまったのでした。