１．お漏らしさん

　研二は、アパートの前で、固まってしまったひなたを抱えるようにして、階段を昇った。ジャケットがずりあがり、ひなたの下半身は丸出しだったが、動揺しているひなたは、それどころではなかった。後ろから拓也と宏が続いた。
「杉村さんですよね」
　研二が、ひなたの耳元で囁いた。
「誰・・・なの？あなたたち・・・」
　震える声で、ひなたは訊いた。
「それは、中で話しましょう。さぁ、開けてください」
　ひなたの部屋の前まで、来ていた。
　ひなたは、一瞬、ためらった。
（助けてって叫んだら？・・・・だめだわ。彼らが逃げたら・・・後で、写真・・・・）
　ひなたは、鍵を開けた。
　背中を押されて、ひなたが部屋に入ると、３人もすぐに中に入った。

「まず、シャワー浴びますか？おしっこ、洗わないとね」
（ああ、そう。おしっこをしながら歩いたんだわ・・・・わたし）
　研二にジャケットを脱がされた
「自分で脱ぎます」
　ひなたは、そのまま、バスルームに入り、中で脱いだ。
　何をされるのか、容易に想像できた。
　絶望的な気分で、身体を洗っていると、バスルームの扉が開いた。研二だった。
　ひなたは、声も上げず、狭いバスルームの壁に寄り、研二のスペースを開けた。
「宏がね、思い出したんですよ」
　研二が独り言のように話し出した。
「やつ、ピザ屋でバイトしてたんですよ。もう、やめましたけどね」
「えっ・・・・」
（ピザ屋・・・・じゃぁ、このあいだの・・・・）
「このあいだ、宏、ここのピザ配達したんですよ。思い出しました？あんた、わざとお金を落として、宏にお尻を見せたんですって？」
「わざとじゃないです」
　と、返答はしたが、いまさらどうでもいいことに違いなかった。
「やつね、さっき、あんたのお尻を見て、宏、思い出したらしいですよ。」
　研二は笑いながら、ひなたの背中越しに乳房を揉みはじめた。
　ひなたは、抵抗しなかった。今更、どうなるものでもない。
　研二は、右手でひなたの乳首を擦り、左手は、股間へと這わし、首筋に舌を這わした。
　研二の指が、襞を掻き分け、ひなたの花芯に触れると、ひなたは、思わず腰を引いた。ひなたの腰あたりに研二のものが当たっている。
　研二は、ひなたの顔を後ろに向けると、ひなたの唇を吸う。股間に伸ばした指を小刻みに震わせると、とうとうひなたは、口を開いて研二の舌を受け入れた。
　ひなたの体は、研二の方に向けられ、長身の研二は、たっぷりとひなたに唾液を飲ませる。
　ごくっとひなたののどが音を立てた。
　研二は、ひなたの肩を押し、自分の前に膝まづかせた。
「おしゃぶりしてもらおうかな」
　研二は、ひなたの顔の前に自分のものを突き出したが、ひなたは口を閉ざし、顔をそむける。
「おい、おい、お漏らし女が、なんだよ。それとも、外で人に見られながらじゃないとしゃぶれないのか？」
　お漏らし女・・・泣きたくなるような一言だった。研二は、ひなたの顔を両手で挟むと強引に口の中に自分のものを押し込んだ。しゃがんだひなたを壁に押し付け、顔を両手で固定して、ぐいっと喉の奥まで差し入れる。根元まで差し込むと、両手でひなたの頭を左右に振った。
　ぐふぉっ
　ひなたは、必死に顔をそむけ、研二のものを吐き出すと、うつむいてむせた。
　それでも、おかまいなしに研二は再びひなたの口に差し入れる。
　ふわぁーっ、ぐふぉっ・・・・ふぃー
　何度か、咽にまで差し入れられて、息苦しくなったひなたが、とうとう、顔をあげられなくなると、研二は、ひなたを持ち上げ、バスタブに手をつかせ、お尻を抱えると、いっきにひなたの中に押し入ってきた。
　奥に当たるまで突き上げてくる。精神的なショックで、ひなたは身体にうまく力が入らないでいた。
　バスタブのヘリを持つ手がすべり、前のめりになると、へりに激しくお腹をぶつけた。研二は、バスタブのへりでくの字になった、ひなたのお尻をしっかり固定し、激しく突いた。
　研二に激しく疲れるたびに、お腹が圧迫され、ひなたはさらに呼吸が苦しくなり、ひゅーっひーっ
　ひなたは息をするだけで精一杯になっていた。
「中に出そうか？」
「いやーっ。やめて・・・中はだめぇ・・・」
　研二にバスタブに押さえつけられて、身動きできないひなたは、必死にお尻を振って抵抗した。
「そう。じゃぁ・・・・どこがいい」
「中はだめ。外に出して・・・お願い、外に・・・」
「口に出すよ。口に出してって言いな」
「・・・・・いや・・・外に・・・」
「早く言わないと、このまま出すぞ」
　研二の動きが、どんどん早くなっていく。
「いいわ・・・・口に・・・・口に・・・・して・・お願い、中はやめて・・・・」
　ひなたは、必死に腰を振って逃れようとする。
　研二は離れると、ひなたの顔を持ち上げた。
「口を開けな」
　ひなたは、従った。
「もっと、大きく」
　ひなたは、言われたとおり、口を大きく開けて待った。
　研二は、自分の手でしごきながら、大きく開けられたひなたの口に放出すると、さらにそこにまた、肉棒を押し込んだ。
「きれいに舐めてくれよ。お漏らしさん」
　ひなたの瞳から涙がこぼれた。