１．小日向 ユリ（18歳・学生）

　早春、いち早く桜が咲いた・・・ユリが希望の大学に合格したのだ。
（憧れの大学、一人暮らし・・・何もかもが最高だわ！）
　大学から電車で20分ほどの街で、１ＬＤＫマンションを探した。
「駅から５分ぐらいで良かったわ！お店やコンビにも近いし、ついてるぅ〜」
　不動産屋で契約を済ませた後、引越しサービスのチラシを見た。
『学生さん専門の引越しサービスです！
　全国、どこからでも対応します！
　しかも、料金は格安！！梱包用ダンボ−ル20枚、無料！
　タンスなどは、引き出しに衣服が入ったままでＯＫ！！・・・』
「電話しよ〜っと！！安心で安い！」
　ユリは早速、携帯電話で連絡をとり、引越しの日程を決めた。

　３月の下旬、生温い水を感じる春めいた日、ユリは引越しをした。
　重い荷物も軽々と持ち上げて運ぶ男ふたりに、ユリはビックリしていた。
（若くてカッコイイ人たちなのに・・・どうして？）
　２０代の引越し会社の男たちは、要領良く次々と４tトラックに荷物を積み込んだ。
「これで全部ですか？まだスペースがありますが・・・あなたはどうしますか？」
「わたしは・・・電車で先に行って、部屋を掃除して待っています。お願いします」
「分かりました。じゃあ、２時には着くと思いますので・・・」
　男は爽やかな笑みを浮かべ、手を上げてユリに言い、トラックを走らせた。

（前日の夜・・・）
　ユリの引越し先のマンションに、人影がふたつあった。
「ここだ・・・早く開けろよ！」
「待ってろよ、そんなに慌てなくても、こんな錠、すぐに開くから・・・」
　男たちは、飯島 健治と上杉 旭のふたりで、引越し会社の共同経営者だった。
「開いたぞ！盗聴器とカメラを仕掛けたら、すぐに出るぞ！」
　ふたりは手馴れた様子で、各所に上手く仕掛けて出て行った。

　１時半頃にはマンションに着いたユリは、大人になった気分で鍵を見ていた。
「ドアの上のネームプレートは、小日向だけにしておかないと・・・でも、何か・・・ウキウキしちゃうわ！」
　ユリは部屋の中を簡単に拭き、１階の郵便受けにもネームプレートを入れ、引越しトラックの到着を待っていた。

　２時少し前に、約束どおりトラックが着き、手際よく丁寧に荷物を運び入れた。
「後で動かすのは大変だから、指示してください。配置しますから」
　上杉が涼しい目線でユリに言った。
「そうですね・・・それじゃあ、お願いします。えぇ〜と・・・テレビは・・・」
　ＬＤＫには台所用品と小さなテーブル、テレビなどを配置し、隣の部屋は、ベッドと鏡台などを置くと、いっぱいになった。
「狭いものね・・・でも、おかげさまで上手く収まりました。ありがとうございます」
「何か不都合がありましたら、ご連絡ください」
　ふたりは爽やかな印象だけを残して去っていった。
「助かったわ〜やっぱり頼んでよかった！これで整理も速く終わりそう」
　ユリはコンポにＣＤをセットし、好きな曲を聴きながら片付けを始めた。

　トラックに戻ったふたりは、ユリの住むマンションの陰に車を停車させた。
「さて、上手くセットできているかな？」
　飯島は助手席でＦＭの周波数を合わせていた。
「〜♪〜♪・・・」
「よく入るぜ！可愛いユリちゃん、ルンルン気分はいつまで続くかな？ハハハ〜〜」
「おい、ＰＣで映像も確認してくれ」
「はいよ！」
　上杉に言われて飯島はノートＰＣを開き、仕掛けたカメラからの映像を確認した。
「どうだ！浴室もベッドもバッチリ！」
　画面を確認したふたりは、ニヤッと顔を見合わせた。
「今晩からの新規のお楽しみ〜って感じかな？」
「今回は、格別にいいオンナだ」
「中身まで、当りかどうかは・・・フフフフッ」
　イヤらしい笑いが車の中に響いた。

　夕方、ユリは荷物の片付けも終え、やっと人心地がついた。
「ふぅ〜っ、やっと片付いたわ・・・でも荷物少なかったし、引越し屋さんがいい人たちだったから良かったわ」
　最後のカーテンを吊り終え、コンビニから買ってきた冷たい飲み物で一息ついた。
「夕食は・・・今日は作らないで外食にしよう！その前に、汗を流さないと・・・」
　ユリはローブとシャンプーなどを抱えて、浴室に行った。
「キレイなお風呂で良かったわ！・・・お湯を張って・・・」
　給湯スイッチを押し、一旦リビングに戻った。

　上杉と飯島は、時を同じくして、パソコンの画面に見入っていた。
「おい、もうじきだぞ！」
「そうか、いよいよユリちゃんのボディが拝めるのか・・・」
「あぁ、顔と同じで、アッチもいいと・・・フフフッ」
　ふたりは、ユリの浴室を映し出し、今か今かとユリの裸に期待していた。
　これまでも何人の女たちが、ふたりの餌食にされたことか・・・
　裸の盗撮や音声の盗聴だけでなく、それをネタに姦淫したり売春を強要したりし、淫欲と金欲の一石二鳥を満たしてきていたのだ。

　すぐにバスタブは適温の湯で満たされ、ユリは浴室に入った。
　軽くシャワーで汚れを洗い流し、バスタブに浸かって手足をゆったりと伸ばした。
「お風呂がゆったりしてたから、ここにしたのよね〜一番安らぐ場所が、窮屈なのはイヤだったから・・・あっ、あぁぁ〜〜はぁぁ・・・」
　軽く身体を擦りながら、これからの新生活に思いを馳せていた。

　一方、男ふたりは、画面に視線が釘付けになっていた。
「おぉっ！いいねぇ・・・やっぱり若いと堪らないね」
「あぁ、いい身体してるよ！・・・18歳のわりにウエストが括れてるな〜胸の形のいいのは予想してたけど・・・尻は分からないなぁ・・・」
「アソコの毛が、柔らかそうに湯に揺れて・・・ゴクッ！はぁ、はぁ、早く姦りてぇ」
「慌てるなって！時間なら、これからタップリとある・・・先ずは楽しまなきゃ・・・」
「オマエは結構、陰湿なことが好きだよな〜？」
「フフッ・・・オンナのいろんな面を見たいだけさ！」
「オレは姦りたいのが、一番だな」
　上杉と飯島は、それぞれの淫欲の眼をギラギラさせていた。

　ユリは身体を洗い流した後、大きな鏡に自分の裸を映していた。
「肌はキレイに・・・髪はナチュラルにサラサラと・・・お尻はもっとアップして・・・」
　男たちが見にくかったユリのヒップは、滑らかな曲線を描いていた。
「だけど・・・ここのホクロ・・・どうしようかな〜病院で取ってもらおうかな？」
　ユリ自身、結構、自分の身体に満足していたが、お尻のライン上にあるホクロを気にしていた。
「結構、目立つわよね・・・うふっ、まだ誰にも見せてないから、いいけど・・・」
　乳房を自分の手で持ち上げてみたりして、自画自賛していた。

　夕食を終え、部屋の戻ったユリは、テレビを観たりネットしたりメールをしたりと、アッと言う間に夜中になっていた。
「はぁ、あぁ〜あぁぁぁ・・・疲れたぁ〜さて、今日はもう・・・寝ようかな」
　肌や髪の手入れを終え、ユリは裸の身体に大きめのＴシャツを着てベッドに入った。
　一方、男たちは、ユリの寝姿を見ながら生唾を飲み、それぞれの計画を考えていた。

　♪・・・♪・・・
　ユリのt携帯の着メロが流れた。
『はい』
『ユリさんですね？』
『え、えぇ・・・』
『素晴らしいプロポーションしてますね！フフフ・・・』
『な、何なんですか！切りますよ！』
『切らない方が君のためだと思うよ！お尻のホクロの可愛いユリさん！』
『えっ！・・・・・・』
（うそ・・・何で？この男・・・誰？わたしだけしか知らないホクロを知ってる・・・）
　上杉はユリの沈黙の中に、確かな手ごたえを感じていた。
『どうして・・・お尻のホクロのこと・・・』
『ホクロだけじゃなく、何でも知ってますよ！キレイに上向いた乳房の先の乳首の大きさや、アソコの毛の柔らかいことまで・・・』
『な、何で・・・？」
『そうそう、ユリさんだって気づいていないことも・・・背中の肩甲骨の間にあるハート型のような小さなアザ、知ってましたか？』
『えっ！？』
『それじゃ、今日は、この辺で・・・』
『もしもし、もしもし！』
　ユリの声は虚しく部屋に響くだけだった。
（どうして・・・？わたし誰にも・・・）
　見せたことの無い裸を男は知っている・・・
　そう思うと、ユリは鏡を合わせて、背中の肌を確認した。
（あっ！ホントだ・・・確かにあるわ・・・ハート型のアザ・・・何で？）
　何が何だか分からないまま、不安な日々が続いた。

　数日が過ぎ、その男からは何の連絡も無く、ユリは忘れかけていた。
　週末は部屋に飾る絵を探すことなど、楽しいことを考えていた。
　金曜日、大学から戻ったユリは、郵便がきていることに気づいた。
「あれっ？差出人が書いていないわ・・・セールスかしら？」
　部屋に入り郵便物の封を切ったユリは、顔面蒼白になった。
「これは・・・わたしだわ！」
　封筒の中には写真が数枚入っていた。
　言うまでもなくユリの裸の写真だった。
「どうして？・・・お尻のホクロ・・・背中のアザ・・・」
　寝ているベッドの上の自分自身の姿が、そこには写されていた。
「この間、裸のまま寝たときの写真だわ・・・だから背中まで・・・でも、どうして・・・？」
　疑問と同時に恐怖感が込み上げ、ユリはその場に蹲ってしまった。

　その夜、何もする気になれずボォ〜としていた時、携帯が鳴った。
　♪・・・♪・・・
『ご覧になっていただけましたか？写真・・・』
『・・・・・・・・・』
『そんなにしょ気た顔をしなくても・・・キレイじゃないですか』
（窓から見てるの？）
『何が望みなんですか？わたしは、普通の学生ですよ！』
『僕はユリさん、あなた自身が望みなんですよ！他には何も・・・』
『わたし自身・・・？身体が欲しいんですか？』
『そう、それもあります。もう、ユリさんは、僕の言うことをきくしかないでしょ』
『・・・・・・・・・』
（確かに・・・でも、何をされるか・・・？）
『お尻のホクロも背中のアザも、僕から見ればチャームポイントですね〜』
『気にしてること・・・どうして知ってるんですか？』
『さぁ〜それはともかく・・・ユリさんが素敵であることは間違いないですよ！今日はこの辺で・・・』
　また一方的に電話を切られてしまった。
　話しが中途半端なまま、ユリの気持ちも混沌としていた。

　夕食も摂れず、シャワーだけを使ってベッドに入り、何もはっきりしないまま、ユリは、なかなか眠りにつけないでいた。
　それでも、いつの間にか、疲れた気持ちを癒すように眠っていた。
　カチャッ！
　ユリの部屋のドアが開いた。
　男がふたり、寝静まったユリの部屋に入ってきたのだ。上杉と飯島だ。
「上杉の趣味は変わってるよ！あんな電話や写真を送って・・・」
「静かにしろよ！あの恐怖感に慄く美人の顔に、オレは興奮するんだ！」
「ふぅ〜ん、オレは姦れればいいんだ・・・」
　小声で話しをしながら、ふたりはユリのベッドに近寄った。
　ふたりは歴代アメリカ大統領のマスクをつけ、下半身を剥き出しにした。
「準備完了！いつでも犯せるぜ！」
「カメラの角度を考えて動けよ！あとで編集して売り捌くから・・・」
「あぁ〜あ、このオンナも、今晩で人生終わりだな！可哀想に・・・」
「よく言うよ！喜んでるくせに・・・」
　ユリのベッドサイドのやりとりだったが、ユリ自身、眠って気づかなかった。
　部屋の照明を点け、手際よく蒲団を剥がし、ユリの口に猿轡をした。
「うっ！うぅぅぅぅ・・・」
　驚いて目を醒ましたユリは、ふたりの侵入者の異様な姿と自分の状況に驚愕し、バタバタと暴れた。
「無駄だ！大人しくしないと、とんでもないことになるよ！」
「あ、あなたは・・・」
「そう、電話の男さ！それだけで、今から自分がどうすればいいか・・・賢いユリさんなら、言わなくても分かるよな！」
「・・・・・・・・・」
　ユリは今の状況を何とかできても、その後があることを悟って大人しくなった。

　上杉は飯島に手でユリを犯す合図をした。
　飯島は自分の肉棒を誇示するようにユリの目の前に突き出し、形の良い乳房を揉みしだき、乳首を吸い、荒々しくユリの身体を弄び始めた。
　上杉もユリのスラリと伸びた両脚を広げ、足の指から丁寧に舐め始めた。
「まったく、オマエは異常に楽しむなぁ〜」
「バカ！オマエが乱暴なだけだ！」
　対照的なふたりの愛撫に、ユリは身を強張らせて耐えていた。
「確か、処女だよな・・・どっちが先にいただくんだ？」
「オマエに任せるよ！」
　上杉は飯島にユリの処女を破ることを譲った。
（わたし・・・これが、わたしの処女喪失・・・あぁぁぁ、もう死にたい・・・）
　身体中をふたりの見知らぬ男に弄ばれながら、ユリは自分の不遇を嘆き諦めた。
　上杉がユリの両脚を高く上げ、誰も犯したことの無い恥部を覗き込んでいた。
「キレイな色してるぞ！犯される準備で、淫らな液が滲んでるよ！」
「本当か？だとしたら・・・このオンナ、見かけはキレイだが、根は淫乱かもな」
（そんな〜わたしが淫乱なんて！確かにオナニーぐらいはしてるけど・・・みんなやってることだし、処女を大事にしてたのに・・・）
　ユリが身を捩って股間を閉じようとするが、ふたりの男は、それぞれ１本ずつユリの脚を持って大きく開いていた。
「本当に濡れてるよ・・・どれ」
　飯島が指で濡れてる淫唇をスゥ〜と撫でた。
「うっ、うぅぅぅ・・・」
　ユリは感じたくないのに身体が自然と反応してしまってることに驚いていた。
「オマエが先に入れるんだから、オレに弄らせろよ」
　上杉は飯島に両脚を持たせ、ユリの股間を目の前にしていた。
　飯島もユリの顔を跨ぎ、両脚を頭の方に引っ張り、身動きが出来ないようにしていた。
　ユリの顔に肉棒をのせ、顔を乳房に押し付け、ユリの乳房の感触を味わっていた。

　上杉は目の前に露わになったユリの淫唇と萎んだ尻の穴を前にし、しばし考えていた。
（どうせなら、ふたつとも処女をいただくか！痛かろうが何だろうが・・・そのうち・・・）
　濡れた淫唇を指で広げ、ヌメヌメと妖しく光るクリトリスの根元を指でなぞり、舌先で敏感な先端を優しく舐め回した。
　同時に、指で淫壷の縁をなぞり、菊蕾までを触れるか触れないかのタッチで擦った。
「ううっ・・・うぅ〜うぅ〜」
　ユリは身体を捩って堪えていた。
「抵抗しても無駄なのに・・・」
「そうじゃない・・・感じるのを堪えてるんだ。オマエが言うように、本人は気づいていないかもしれないが、相当、好きかも・・・」
「へぇ〜そうなんだ・・・そりゃ、楽しみだ！」
　指を淫壷の中に入れ、中を探るように弄り始めると、ユリの反応に明らかな違いを感じた。
「ほら、やっぱり感じてる・・・おい！ユリさんよ！」
　上杉はユリへの指の愛撫を続けながら話しかけた。
「素直に感じればいいよ！どうせ犯されるんだ！だったらイヤな経験で終わるか？それとも快感を感じて、気持ちよく経験するか？どっちがいい？」
「・・・・・・・・・」
「もし、素直になるのなら・・・猿轡を外してもいいよ！でも、騒げば・・・」
　ユリは迷った挙句、首を縦に振り、猿轡を外して欲しいと頼んだ。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・ふぅ〜」
　ユリは呼吸を整えると、静かに口を閉ざし目を閉じた。
「よし、それでいい」
　上杉はクリトリスを口に含み舐め回し、淫壷の中を擦りながら菊蕾を擦った。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・いぃ、いぃ・・・あっ、ああ・・・そこ、はぁ〜ぁ、ぃぃぃ・・・」
「感じやすいんだ・・・これはまた、楽しみだ」
　飯島は興奮しながら呟いた。
「おい、もぅ、いいだろう〜入れてやれ！」
　上杉は飯島にユリを犯すよう言った。

　ユリはドキドキしながら、その瞬間を待った。
「お願い・・・優しくして・・・」
「おいおい、犯される時に言う言葉か？」
　飯島は一笑しながら、ユリの下半身に移動し、肉棒を握って淫壷に挿入を始めた。
「うぐっ・・・あ、あ、痛っ・・・ああああっ、はぁ、はぁ、あっ、イヤ、痛ぃ・・・」
　なかなか窮屈な入り口は、飯島の肉棒を容易に受け容れなかった。
「静かに・・・力を抜いて・・・深呼吸して・・・」
　上杉はユリの耳元で優しく囁きかけていた。
　次第に余分な力みが抜け、少しずつ飯島の肉棒を受け容れ始めた。
「あぁぁぁ・・・」
　飯島は窮屈なユリの淫壷の感触を充分に肉棒で味わった後、少しずつ、ゆったりとした動きで、肉棒を前後左右に動かし始めた。
「あ、あ、はぁ、はぁ・・・あうっ、ああっ、はぁ、はぁ・・・あぁ、あぁ、あぁぁぁ・・・」
　次第にユリが飯島の動きに反応し始めた。
「いいよ〜ユリ・・・そう、そのまま・・・そう、素直に感じるんだ・・・可愛いよ〜」
　上杉は巧みにユリの気持ちを誘導し、飯島を助けた。
「おい、いい道具だよ！きっと、馴れれば、いいオンナになるよ！」
　飯島が上杉にユリの淫壷の感触を伝えた。
　乳首と乳房を同時に優しく愛撫しながら、上杉はユリに囁き続けていた。
「あぁ、あぁ、あぁああっ・・・あっ、い、いぃ〜っ・・・はぁ、はぁ、あぁぁ、いぃ・・・」
　快感を感じ始めたユリは、一気にその感度を増していった。
「あぁ、いぃわ〜いぃの〜あぁ、あぁ、あ、あ、あっ・・・イキそう・・・あぁぁぁ・・・」
　上杉はユリの可愛く喘いでいる口唇に自分の肉棒を咥えさせた。
「もっと感じたかったら、これを舐めてむしゃぶるんだ！」
　ユリは懸命になって初めてのフェラをやった。
「おぉぉ・・・初めてにしては、上手いぞ！」
「上手いことして・・・さぁ、一気に感じてもらおうかな」
「いいけど、まだ出すなよ！」
「何で？」
「いいから・・・後で・・・」
　上杉は飯島にそう言うと、ユリの口から肉棒を抜いた。

　飯島は上杉に言われたとおり、自分はイカないでユリだけをイカせようとした。
「はぁ、はぁ、あぁぁぁぁ・・・もぅ・・・あっ、イッ・・・あぁぁ、イッくぅぅぅぅ〜〜〜」
　ユリは身体中を小刻みに震わせ、大粒の汗を噴出し、絶頂に達した。
「すげぇ〜本当に初めてでイッちゃったよ！好きモノだな〜」
「わたし・・・イヤらしいの？あぁぁ、恥かしい・・・」
「いいんだ！気にしなくても・・・淫らなことをして、淫らに感じない方が変だよ！淫らになるときは、目いっぱい乱れて感じればいいんだよ」
　上杉がすかさずカバーしてユリに優しく接した。
「おい、今度は下になって、ユリを上にするんだ」
　飯島は言われたとおりに仰向けに寝て、上杉がユリの身体を支えて上から受け容れた。
「あぁぁ・・・どうすれば？」
「自分で腰を動かして、感じるようにすればいいんだよ」
　上杉の言うように、ユリは少しずつ腰を動かし始めた。
　飯島は手を伸ばしてユリの乳房を下から揉み、喘ぐユリの表情を楽しんでいた。
「あぁぁ、いぃ・・・」
　腰を前後にスライドさせ、身体を前に屈め、ユリは夢中で快感を貪った。
「おい、ユリの身体を引き寄せて抱いてくれ！」
「どうするんだ？オマエは・・・」
「オレか？もうひとつの処女をいただくのさ」
「おっ！そういうことか・・・道理で素直に先に姦らせてくれた訳だ」
　飯島がユリの身体を引き寄せると、ユリは身体を伸ばして飯島に密着し、腰を少し浮かして前後に早く動かし始めた。
「あぁ、あぁ、あぁあああっ・・・いっ、いぃぃぃ・・・はぁ、はぁ、ぃぃぃ・・・」
　昇りつめようとするユリのお尻の穴を、上杉が舌先で突くようにした。
「あっ！・・・あぁ、そこは・・・あぁ、いぃ・・・わぁ、ぁ、ぁ、ぁ、はぁ、いぃわ・・・」
　上杉の菊蕾への愛撫に、ユリは思わず興奮し淫悦の声を洩らした。
　指と舌で菊蕾を愛撫し、菊壷の中も指で少しずつ解し愛撫を加え始めた。
「キレイなお尻・・・ホクロが感じやすくて可愛いね〜」
「あぁぁ、そう・・・あぁ、いいわ・・・もっと、して・・・」
　上杉の言葉に快感の虜となったユリは、犯されていることも忘れ求めた。
　しばらくしてユリの感度が増したのを感じると、上杉は肉棒を菊壷に挿入し始めた。
「ウグァッ！・・・うぅぅぅ・・・っ、すごっ・・・擦れるぅ〜〜あぁ、いぃぃ・・・」
「よし、大丈夫だ！おい！同時にイクぞ！」
　上杉は飯島に合図し、ふたりで前後の穴を責め始めた。
「うわぁゎゎゎゎ・・・いっ、いぃ〜〜っ、あぁ、はぁ、あぁぁぁ、どうしよう！あぁああああっ、どっちも・・・あぁ、イクッ・・・あぁ、イッくぅぅぅぅ〜〜〜〜」
　ユリは前後の穴を激しく収縮させ昇りつめた。
「俺たちも・・・」
　上杉と飯島は、呼吸を合わせて、同時にユリの前後の穴に射精した。
　ユリは昇りつめた快感が連続しているようで、繰り返し歓喜の声を上げていた。

　その後、ユリのＡＶは裏のルートで評判になり、ふたりは大儲けした。
　ユリはセックスの快感に酔いしれ、学業も忘れるほど、快感を貪っていた。