２．南川 エリ（23歳・ＯＬ）

　エリは短大を卒業すると、そのまま都内の中堅企業の事務職として社会人となった。
　短大の時に住んでいたワンルームマンションは狭く、働き始めて２〜３年し、少し落ち着いてきたので引越しをすることにした。
「少し通勤時間がかかっても、もう少し広い方が・・・」
　家賃を考えると、給与からして仕方が無いと思った。
「あぁ〜あ、誰か援助してくれる優しい男はいないかな〜」
　決まった彼氏のいないエリだったが、付き合う男は多かった。
　プロポーションのいいエリに近づく男は多かったが、エリの方が固定化しなかった。
（なまじ特定の彼氏を作ったら、その後に現れたいい男と付き合えないし・・・いろんなタイプの男と経験もしたいし・・・）

　勤務先まで電車で１時間近くかかるが、安くて２ルームあるマンションを見つけた。
「台所は小さいけど、洋間と和室の２部屋あるのがいいわ！お風呂とトイレはユニットで狭いけど・・・お風呂の中で生活するわけじゃないし」
　仲介の不動産会社に行き契約を済ませ、引越しの準備にとりかかった。
　引越しは一度経験してるので段取りは分かっていた。
「そんなに離れていないけど、２〜３時間はトラックでかかるかしら？」
「そうですね・・・大きいのはベッドとタンス、洗濯機に冷蔵庫、あとは・・・」
「そんなものですね！」
「じゃあ、据付まで完璧にやってくれ、料金の安いこの業者がいいでしょう」
「＊＊引越しサービス？ふぅ〜ん、じゃあ、○○月××日に引っ越すわ」
「それじゃ、何日か前に、引越し屋さんに行ってもらうように連絡します」
「そうね！段取りがあるから・・・前の週の日曜日に・・・」
　エリは打合せを済ませると、新しいマンションに必要な物を買いに出かけた。

　引越し予定日の１週間前の日曜日、予定通り引越しサービスが来た。
「すみません！荷物の確認をお願いします」
　エリはやってきた上杉と飯島に部屋の中の荷物を確認させた。
「分かりました！後は、移転先のマンションの配置場所を確認したいのですが・・・」
「それは・・・当日じゃダメですか？この後、予定があるので・・・」
「いいですけど、当日、時間がかからないように・・・」
「分かりました。当日までにレイアウト書いておきますので」
「はい、じゃあ、宜しく！」
　上杉と飯島は、エリの言うことを聞いて引き上げた。
「今度のオンナも当り！だな」
「フッ・・・結構、姦りマンかもな」
「丁度セックスが面白くなってきたって年齢かな？」
「ＯＬ２年か・・・そうだな〜何人ぐらい経験してるか、まぁ、いいオンナの部類だな」
「じゃぁ、また、隠し撮りセットしてきますか！ハハハ〜〜〜」
　ふたりは、その日のうちに、エリの移転先の部屋にカメラなどを設置した。

　引越し当日になった。
　エリは前日の土曜日に荷物をまとめ、引越しサービスが来るのを待っていた。
　午前９時・・・幌つきのトラックがやってきた。
「おはようございます！」
「よろしくお願いします！荷物はまとめてありますので・・・小物は自分で・・・」
「分かりました」
　上杉と飯島は手際良くトラックに荷物を運び込み始めた。
（やっぱりプロね・・・力もあるけど、要領がいいわ）
　エリは短時間で片付けられていく荷物を確認しながら感心していた。
「さぁ、完了ですが・・・何か忘れ物がありますか？」
「いいえ、これで全部です」
「そうですか、じゃあ、出発しますが・・・乗って行きますか？」
「えっ、いいんですか？」
「えぇ、前に３人ゆったり乗れますから・・・２〜３時間しかかからないでしょ」
「そうですね・・・高速と市街地と半々ぐらいかしら？」
「えぇ・・・じゃぁ〜」
　上杉は飯島に片目を閉じニヤッと笑ったが、エリは気づかなかった。

　トラックは市街地を抜け高速に入った。
「おふたりとも逞しいんですね！」
「いやぁ、南川さんの色っぽさというか魅惑的な雰囲気には・・・」
「えぇ〜っ！そんな〜わたしなんて、ちっとも魅力無いわ」
　上杉の問い掛けにエリは嬉しく思いながらも否定してみせた。
「隣に座っていて、僕なんか興奮しっぱなしですよ！」
「うそぉ〜若くて逞しいふたりが・・・あっ！」
　飯島の股間に視線を落としたエリは、思わず声を上げた。
「それ！」
「だから、言ったでしょ！さっきから興奮しっぱなしだって・・・あなたの太股が触れたり、乳房が揺れたりするから・・・あなたのせいですよ！」
「えぇ〜っ！ど、どうして？ねぇ〜何とかして！」
　エリは運転する上杉に助けを求めた。
「高速で走るトラックの中は、密室のようなもの・・・外からは見られないし、ここで何があっても、誰にも分からないよ！」
「そ、そんな・・・あっ！や、ヤメテ！」
　飯島はエリの豊かな乳房を掴んで揉みながら首筋に舌を這わせた。
「い、イヤッ！警察に・・・警察に言いますよ！」
「いいですよ！誰が信じるんですか？男ふたりのトラックに自分から乗ったくせに・・・それに・・・たとえ、この後、何があっても、どうやって証明するんだい？」
（そ、そう・・・そうだわ、誰も信じてくれないわ・・・あぁぁ、どうしよう・・・）
　そう思った途端、エリの身体から力が抜けていった。
　飯島はエリの下半身を弄り、次第に下着まで脱がしていた。
　上杉も運転しながら左手でエリの太股や剥き出しの尻を擦っていた。
「あぁぁ・・・や、ヤメテ・・・ふたりで・・・ぁぁぁ・・・」
　拒絶しながらも、次第にふたりの愛撫に身悶えいていくエリだった。

　狭い運転席からの視界は抜群だったが、外からは良く見えないのが現実だった。
（なんか変な気分だわ・・・こちらからは良く見えるのに・・・誰も気づかないなんて・・・それに・・・妙に興奮しているのは何故？犯されるかもしれないのに・・・）
　エリは異常なシチュエーションに、自ら性的興奮を感じ始めていた。
　飯島の指はエリの股間から淫唇、淫壷と動き回り、グチュグチュと弄っていた。
「イヤらしい音だな！本当は犯されたいんじゃないの？ハハハハ〜〜〜」
「うぅぅぅぅ・・・はぁ、はぁ、ぁぁぁ・・・わたし・・・濡れてる・・・ぁぁぁ、ぃぃぃぃ・・・」
　ついにエリの口から否定する言葉ではなく、悦びの声が洩れ始めた。
「どうだい、コレが欲しくないかい？」
　飯島はエリの顔を自分の肉棒に押し付けるように股間に引き寄せた。
「あぁぁ・・・大きいわ・・・はぁ、はぁ・・・でも・・・」
　剥き出しの尻を上杉に向けた格好で、エリは飯島の肉棒を前に躊躇していた。
　上杉は運転しながら２本の指をエリの前後の穴にいきなり挿入した。
「うあっ！・・・・・・あ、あ、ぁぁぁ・・・はぁ、い、いぃ〜〜あうっ・・・ぃぃぃ・・・」
　上杉は挿入した２本の指を前後に動かしながら言った。
「早く諦めて咥えちゃえよ！そうすれば、君も楽しくなれるんだぜ！」
　エリは上杉の愛撫と言葉に衝き動かされるように飯島の肉棒をしゃぶり始めた。
「うっ、ぅぅぅ・・・ふぅ、ふぅ、上手いな・・・かなり慣れてるじゃないか」
「チュバチュバ・・・ふぅはぁぁぁ、そんなには・・・」
「そうかな？別に気取んなくても・・・もぅ、ここまできたら本性出せよ！」
（わたし確かにセックス好きだけど・・・こんなアブノーマルなのは・・・でも・・・凄く興奮してるわ！あぁぁぁ、早く欲しくなってきちゃったわ）
　上杉の指を根元まで咥えるように前後の穴に自ら押し込み、感触を貪った。
（あぁぁ・・・どっちも感じちゃう〜〜あぁ、やっぱり異常だわ！コレって・・・はぁ〜）
　エリは時折り明るい窓の外を見ながら興奮を増していった。

　飯島はエリを起こし自分の太股の上に乗せるようにして肉棒を挿入した。
「うわっ・・・ぁ、ぁ、ぁ、はぁ、いぃ・・・あぁぁぁ〜〜〜」
　両手をダッシュボードにつき、高速に流れる風景を見ながら、エリは歓喜していた。
（あぁぁぁ・・・こんなことって・・・す、すごいわ！あぁあああ〜〜〜）
　エリは初めてのシチユエーションに淫らに悦び、自ら尻を飯島に押し付けていた。
「あぁ〜また、またイクわ！あぁああああっ、イッちゃうぅぅぅ・・・・・・」
　何度も絶頂を繰り返し、エリは淫悦の世界を彷徨っていた。
　トラックを退避スペースに停め、ハザードランプを点滅させ、上杉もふたりの淫らなプレイに参加することにした。
「さぁ、座席の上で四つん這いになってオレのを咥えるんだ！」
　エリは上杉に言われるがまま上杉の肉棒を咥え、貪るようにしゃぶり始めた。
　飯島はなおもエリの背後から肉棒を激しく動かし責め立てていた。
「うっ・・・オレ、もぅ限界・・・」
　そう言うと、飯島はエリの淫壷から肉棒を抜き、白い尻に白濁の粘液を放出した。
「仕方が無いな〜早くキレイに拭けよ！」
　上杉は飯島に射精した後始末を促し、エリのフェラを味わっていた。
「本当に上手だな！一石二鳥のバイトを紹介しようか？そうすれば、もっといい所に住めて、いい暮らしが楽にできるぜ！」
「ふぁ〜っ・・・危なくないの？はぁ、はぁ、はぁ・・・だったら・・・」
　エリは快感に痺れる身体を起こし、上杉に訊き帰した。
「あぁ、大丈夫さ！でも、その前に・・・もっとオレたちを楽しませてくれないと・・・」
　上杉はエリの身体を入れ替え自分の方に尻を向けさせると、肉棒を淫壷に挿入した。
「おっ！結構、いいオマ×コしてるじゃないか！これじゃ、みんな喜ぶかもな・・・」
「あぁ〜あぁ〜あぁああああっ・・・い、いぃ〜〜っ・・・いぃ〜いぃ〜もっとぉ〜〜」
　エリは我を忘れて上杉の肉棒に夢中になって吠えていた。

　新しいマンションまでの間、エリは口で上杉の肉棒を咥え、淫壷で飯島の復活した肉棒を咥え、淫悦に全身を震わせていた。
　引越しの荷物を部屋に運んだ後、再びベッドの上で３人は淫らに乱れた。
「もう、今日はこのくらいにしようぜ？」
「そうだな、いくらなんでも仕事に差し支えそうだ！」
　ふたりはグッタリとしたエリを部屋に残し去って行った。
「わたし・・・なんか凄い経験しちゃったわ！今付き合ってる彼なんか物足りないわ！」
　エリは快感で気だるい身体を起こし、浴室でシャワーを浴びた。
「ふぅ〜人生変わりそう・・・」
　エリは荷解きもしないまま、しばらくベッドで眠っていた。

　事務所に戻った上杉と飯島は、エリの部屋のカメラを確認した。
「おっ、バッチリだぜ！と言っても、もぅ、頂いちゃったけどな〜ハハハハ・・・」
「でも、プロポーションを鑑賞するのもいいもんだ！それに、お客さんたちに紹介するＶＰを作らないとな・・・バイト、するって言ってたし・・・好きなオンナは好かれるし」
「ホントに好きなオンナだな〜あと１回か２回楽しんで・・・あとは商品として稼いでもらうとするか！」
　ふたりはエリの裸の映し出された浴室の映像を見ながら話しをしていた。

　５日経った金曜日の夜、ふたりはエリの部屋を訪ねた。
「どうだい？その後・・・片付いたかい？」
「えぇ、今日は・・・ゆっくりしていけるの？」
　エリは淫欲に火照った身体を捩りながら訊いた。
「あぁ、朝までタップリ可愛がってあげようか？」
「わぁ〜嬉しいわ！あれから毎日、我慢が出来なくて・・・」
　ふたりは部屋に入ると早速エリを裸にし愛撫し始めた。
　エリもふたりの男を並べ、交互に肉棒をしゃぶり手で扱いた。
「ふたりとも凄いんだもん！わたし・・・」
　上杉と飯島はエリの豊かに張った乳房を揉み、太股から淫唇まで舐め回した。
「はぁ、はぁ・・・早く・・・入れて・・・」
　エリは飯島の肉棒を口に咥えたまま、淫壷に上杉を迎え入れた。
「あぁああああっ・・・いっ、い、いぃぃ〜〜はぁ、はぁ、ぅぁぁぁぁ、ぃぃぃぃ・・・」
　ＶＰ用のビデオ編集を気にしながら、ふたりはエリと楽しんだ。
　エリの身体を横にし、抱き合うような格好で上杉が淫壷に肉棒を挿入し、同時に、飯島がエリの背中を抱くようにして菊壷に肉棒を挿入した。
「うわっ！・・・わ、あ、あ、あぁぁぁ・・・はぁ、いぃ・・・ふぅ、ふぅ、いいわぁ・・・」
　サンドイッチのような形で、前後の穴をふたりの男に同時に責められ、エリは括れた腰を捩じらせ高波のような絶頂感を繰り返し味わっていた。

　一晩中楽しんだ３人は、再会を約束して別れた。
「充分過ぎるほどの映像も撮れたし、いい身体も飽きるほど味わったし・・・さて、しばらく休息をとってから仕事に行くか！」
「そうだな・・・疲れたよ〜でも、新しいオンナが待ってるかも」
　ふたりは帰って仮眠をとり、新しい獲物を探しに出かけた。