４．野島 慶子（27歳・主婦）

「奥さん！この荷物は・・・？」
「あぁ、すみませ〜ん！それは、地下にお願いします」

　今回の引越し依頼人は独身女性ではなかった。
　学生でもＯＬでもなく、主婦が相手だった。
「何で主婦なんか引き受けたんだ？」
「たまには熟れたオンナもいいかなって・・・」
「独身女性専門の引越しサービスが売りだったのに」
「まぁ、たまには・・・なっ！主婦といっても、旦那は海外に単身赴任だし、独身女性って言えなくもないぜ！」
「バカ言うな！子供もいるんだ、何が独身女性だ！」
「じゃあ、上杉はオレのサポート、今回は、オレが主役だ！」
「いいけど・・・」
　飯島は上杉の反対を押し切って、主婦の慶子の引越しを受けたのだった。

　飯島が慶子に言われて下見に行ったのが一週間前だった。
「地下室があるんですね！？」
「えぇ、それでこの家を買う決心をしたんです」
「でも、お子さんとふたりだけじゃ、広すぎませんか？」
「えぇ、今はね！でも、１年したら主人も帰ってきますから・・・」
「それまでには家も馴染んで落ち着くってことですか・・・ところで余計なことですが・・・地下室は何に使うんですか？」
「ウフッ・・・主人には内緒の、わたしだけのプライベートルームよ！防音になっているので、いいオーディオを入れ、好きな音楽を存分に味わうの！」
「へぇ〜いいですね！上の部屋が空いていても、お子さんや近所の手前、大きな音は出せませんよね」
「そうなの・・・だから・・・ネッ！」
（いいオンナ！堪んない・・・育ちの良さそうなお嬢さんタイプだが、年齢のわりに仕草が可愛いし、身体のラインが崩れてないのがいいね・・・育ちのいいオンナがどんな風に乱れ、どんな声を上げるのか・・・ゾクゾクするね）
　飯島は慶子を犯し、慶子が淫らに悶える姿を想像していた。

　翌日の夜、こっそりと忍び込み、ありとあらゆる箇所に隠しカメラを設置した。
「いやぁ、実に育ちがいいオンナだね〜淫らな雰囲気はどこにも見えない！」
「つまんないオンナ！不感症じゃないのか？」
「上杉は若いオンナが好きだからな〜オレは熟れた人妻のほうがいいね」
「分かった、分かった！好きにしろ」
　オナニーなどに耽ることはなく、ビデオとしては売れない映像ばかりだった。
　それでも浴室での慶子の裸体は、飯島を充分に満足させていた。
　10代の女性とは違う丸みを感じる豊かな肢体、かといって崩れることなく張った肌・・・。
（いい身体だ・・・凹凸が自然な感じがして・・・後はアソコが良ければ文句無し！）

　引越しの荷物は多く、大きな２階建ての家に溢れるほどだった。
　朝から初めて夕方まで目いっぱい時間を費やした。
「大きなものは奥さんじゃ動かないから、今のうちに言ってくださいね！」
「あ、ありがとうございます。だいたいＯＫです。後は、毎日、少しずつ片付けます。時間は充分にありますから・・・」
　上杉と飯島、それに臨時の作業員も全て、夕方には引き上げた。

　慶子は主要な部屋と必要なものを整理すると、地下室に夢中になっていた。
「ここは、わたしの、わたしだけの聖地・・・」
　専門メーカーに特注して大型ビジョンにスクリーン、オーディオ機器などを搬入させ、さらに特注シートまで設置させていた。
　古いレコードからＣＤ、ＤＶＤまで、あらゆる媒体がセットでき、楽しめるようにした。
　後は、片隅にカウンターバーを設け、好きな紅茶を淹れられるようにした。
「完璧だわ！主人にも内緒のわたしの部屋・・・さぁ、先ずはクラシックから・・・」
　紅茶を手にシートに座り、前後左右、好きな音楽に包まれていた。
　子供は日中は幼稚園で、その間に主婦業を片付け、７時過ぎには子供を寝せ、後は完全に自分だけの時間として地下室で楽しむ日々を送っていた。

　飯島は７時前にこの地下室に忍び込み、身を隠して慶子が来るのを待っていた。
　やがて子供を寝かせつけた慶子が地下室の扉を開け、楽しそうに入ってきた。
「今夜は・・・何を聴こうかしら？」
　慶子がＣＤの再生スイッチを押すと、突然、スクリーンへの投影が始まった。
「えっ！？プロジェクターのスイッチなんて押してないのに」
　慌てて慶子は機器をチェックしようとしたが動きを止め、そのままシートに座ったままスクリーンを見つめざるを得なかった。
「これは・・・」
　ＢＧＭが流れ、編集された慶子自身の映像がスクリーンに投影された。
　入浴シーンの全裸姿がデジタル編集され、美しく映し出されていた。
「どうしてこんなこと・・・誰が・・・どうしてできるの？こんなことが・・・」
　慶子は何が何だか分からないまま、自分の裸体が映るスクリーンを観ていた。
「キレイ・・・わたしってこんなに・・・あぁ、そんなことを言ってる場合じゃないわ！」
　再びシートから立ち上がろうとした時、慶子は愕然としてしまった。
「コレは・・・わたしじゃない！！だけど・・・わたしだわ！でも、こんなことしてない！」
　スクリーンには慶子が数名の男を相手に淫らに悶え、狂ったように快感を貪っていた。
　無論、飯島の仕業だった。
　顔を合成し編集した映像を流していたのだ。
「凄い！こんな風なセックス・・・あぁ、何か・・・わたしが感じてるような気が・・・」
　自分じゃないと否定しても、自分の顔をしたオンナが淫らに悦ぶ姿を観ているうちに、慶子はスクリーンの中の自分にシンクロし、引きずり込まれていった。
「あの人淡白だから・・・こんなの、はぁ、はぁ、あぁぁぁ・・・イヤ、か、感じちゃう〜」
　単身赴任した夫との性生活は淡白なものだった。
　処女のまま結婚した慶子は、それが普通だと思っていたが、目の前に映し出される自分の顔のオンナの感じ方は、今まで経験したことが無かった。

　シートに深く沈むようにして、慶子は知らないうちにオナニーを始めていた。
「はぁ、はぁ、前から・・・後ろから・・・あぁ、口にも男のモノが・・・あぁ〜い、いぃ〜〜」
　言うまでもなく、この姿も隠しカメラで撮影されていた。
　しばらくして、慶子は自分の手で乳房と淫唇を愛撫し始め、悶え始めていた。
「あっ！だ、誰？イヤ！や、ヤメテ！！」
「大きな声を出しても、この部屋からは誰にも聞こえないよ！そうだろ？」
（そうだった・・・この部屋の防音は完璧だわ！どうしよう・・・？）
「無駄な抵抗は止めるんだ！ほら・・・こうして・・・自分でやるよりいいだろ？」
　飯島はシートの後ろから両腕を慶子の前に回し、豊かな乳房を掴んで揉み始めた。
「あぁぁ・・・だ、ダメ！はぁ、はぁ、これじゃ、スクリーンのわたしと同じに・・・」
「同じように犯されたいのか？それには人数が足りないが・・・その分、濃厚に・・・」
「そ、そうじゃなく・・・あぁっ！ダメ・・・そこは・・・はぁ、あぁ、ダ、メ、あ、いぃ・・・」
　飯島の手は乳房を片手で揉みながら、もう一方で慶子の淫唇を弄っていた。
　中途半端に乱れた衣服を、飯島は強引に慶子から剥がすように脱がした。
　薄暗い部屋の中、慶子にはハッキリと飯島を目視できなかった。
　両脚を高く飯島の肩に担がれ、濡れた淫唇を弄られ舐められると、慶子は狂ったように快感の声を上げた。
「あぁあああああっ・・・ひぃぃぃ〜〜いぃ〜いぃ〜あぁぁぁ、い、いぃの〜〜」
　飯島の巧みなクンニと指技に、夫では得られない快感を感じていた。
「あぁ、いぃぃぃ・・・どうしよう？あぁ、あぁ、いぃ〜わぁ〜〜」
　多少の自制心も残っていたが、ほとんど飯島の手中にあった。

　慶子は無意識のうちに快感を高めようと、飯島の頭を自分の淫唇に押し付けていた。
（セックスには無知なお嬢様だったんだ！こりゃ、責める甲斐があるね）
　飯島は慶子の身体中に舌と指を這わせた。
「あぁぁぁぁ・・・すごい・・・はぁ、はぁ・・・こんな快感が、あったなんて・・・あぁぁ〜〜」
　飯島はシートを跨いで慶子の顔の前に昂った肉棒を突き出した。
　慶子はそれを手に取ると夢中になってむしゃぶり、舐め回していた。
「上手じゃないか！スクリーンのアンタと同じくらいに・・・」
　慶子がスクリーンを見遣ると、そこでは四つん這いになってバックから責められながら、目の前の男の肉棒をむしゃぶる自分の顔のオンナが映っていた。
「わ、わたし・・・初めてなの・・・こんな風に男の人のモノを舐めたりするの・・・」
「そうかい〜それにしちゃ上手いぜ！アンタ、本当は淫らなこと好きなんだろ？」
「・・・・・・そうなの？」
「じゃあ、スクリーンのようにバックから責めてやるから、シートの背を掴むんだ！」
　飯島は慶子を四つん這いにし、淫らな液の溢れる慶子の淫壷に肉棒を挿入した。
「あっ、あぁあっ・・・ふぅ、はぁ、い、いぃ、ぃぃぃぃ・・・」
　慶子は白桃のような尻を飯島の股間に押し付けるようにして悶え始めた。
「あぁああああ〜〜〜・あはぁ、ふぅ、はぁ、あぁぁ、イク・・・イッちゃうぅぅぅ〜〜〜」
　豊かな乳房が大きく揺れ、頭を大きく左右に振って慶子は絶頂に達した。
「奥さん、普通は上品で淑やかなのに・・・今はまるで獣だ！旦那ともそうなのかい？」
「そんな・・・初めてよ！何もかもが初めての経験で・・・わたし変になったみたい」
「変になったんじゃなく、本来の姿、奥さんの本性が素直に出ただけだよ！」
「そぉ・・・じゃあ、わたし・・・やっぱり淫らなオンナだったんだわ・・・ねぇ、もう一度、もう一度、イカせて！お願い！もっと激しく感じさせて！！」
　慶子は狂ったように飯島に迫り、激しく乱れた。

「おい、上杉！今度、やっぱ、あの人妻、手伝ってくれよ」
「隠しカメラの映像見たけど・・・貞淑な人妻の本性って感じで凄かったな！」
「だろ！だから・・・今度はふたりで責めたいんだ！この映像も売れるぜ、きっと！」
「そうだな〜それは同じ意見だ！育ちの良さとの落差がいいね！」
「じゃぁ、今晩でも・・・」
　ふたりは慶子の動向を確認した上で地下室で待っていた。

　７時を過ぎ子供を寝かせつけた慶子は、いつものように地下室に降りてきた。
「今日はどうしようかしら？懐かしい名画でも観ながら・・・」
　慶子はプロジェクターのスイッチを入れ、シートにゆったりと腰を下ろした。
『あぁ、あぁ〜ん、お願い・・・もう一度、イカせて！』
　スクリーンに映ったのは、先日の飯島との淫猥な自分の姿態だった。
「あっ！また・・・ねぇ！どこにいるの？こんなことをするのは、この間の・・・」
　慶子は周囲を見渡し、飯島を探した。
「静かにするんだ！奥さん・・・いい気持ちになりたかったら、大人しくするんだ！」
「やっぱり、あなたなのね！どうやってここに？」
　慶子はシートに深く座りなおしながら飯島に問いかけた。
「そんなことはどうでもいいだろ！それより観ろよ！自分の姿を・・・いいオンナだ」
「は、恥かしいわ！」
「そんなことないだろ？あんなに素直に乱れていたのに・・・ほら、キレイじゃないか」
「そ、そお・・・・・・」
「そのまま静かに目を閉じて・・・楽にしてるんだ・・・」
　慶子は飯島の言葉にまるで催眠術にかかったように静かに目を閉じた。
　飯島は慶子の正面に回り、ワンピースの裾から両手を潜りこませ太股を擦った。
「はぁ、あぁぁぁ・・・」
　艶かしい声を洩らしながら身体を伸ばし、飯島の愛撫を受けやすくした。

　飯島は慶子の白い太股を、まるで無数の虫が這うように指を這わせ、スキャンティの上から淫唇を舐め始めた。
「あ、あ、あぁあああっ・・・あふぅ、はぁ、い、ぃぃぃ・・・はぁ、いぃ・・・ぁぁぁ・・・」
　上杉はしばらく静観していたが、慶子が身体を捩って悶え始めると、慶子のワンピースを肩からスルリと脱がせ、上半身をブラだけにした。
（いい胸してるな・・・子供がいるとは思えない・・・）
　上杉はフロントホックを外し、慶子の豊かな形のいい乳房を露わにした。
　慶子の肩越しに手を伸ばし、上杉は両手でゆっくりと乳房を揉み始めた。
「えっ！？・・・誰か、もうひとりいるの？はぁ、はぁ・・・」
「あぁ、オレの相棒だよ！心配ない・・・奥さんは快感に集中してればいいんだ！」
「ホント、オマエの言うとおり、奥さん、いい胸してるよ・・・触り心地、抜群！」
「だろ〜人妻とは思えない・・・イヤ、人妻だからこそ、魅惑的なんだ！なぁ。奥さん！」
「えっ・・・あぁ、いぃわ〜ふたり同時に・・・身体中が同時に感じて・・・はぁ、はぁ・・・」
　飯島は慶子の両脚を高く掲げ、昂った肉棒を熱く濡れた淫壷に挿入し始めた。
　同時に上杉は、慶子の口に肉棒を咥えさせ、フェラを強要していた。
「うっ・・・すごいなぁ、そんなに貪るようにしゃぶらなくても・・・」
　上杉は慶子の不慣れだが夢中にしゃぶるフェラを堪能し、飯島は何度も絶頂を繰り返し、その度に激しく収縮する慶子の淫壷を楽しんでいた。

　飯島は体位を入れ替え慶子を上にし自分はシートに仰向けになった。
　慶子は自分で腰を動かし感じる初めての経験に、狂ったように悶え淫らに悦んでいた。
　そんな慶子の白桃のような尻を抱え、上杉は菊蕾を舐め指で弄り始めた。
「あうっ・・・はぁ、そ、そこは・・・イヤ、汚いわ・・・あっ、でも・・・はぁ、いぃ〜〜」
　生まれて初めて男に自分のお尻の穴を舐められ、慶子の興奮は最高潮に達していた。
　しばらく菊壷の愛撫をしていた上杉は、頃合良しと見るや、肉棒を菊壷に挿入した。
「うわっ！・・・・・・うぅぅぅぅ・・・はぁ、ふぅ、あぁ、あぁぁ・・・ぃぃぃぃ・・・」
　飯島は下から激しく慶子の淫壷を突き上げ、上杉は後ろから菊壷を責め続けた。
「あぁぁ・・・ん、いぃ〜〜はぁ、いぃぃ〜〜ふぅ・・・あぁぁ、もぅ、ダメぇ〜〜〜」
　慶子は艶かしい肢体を妖しく動かし、何度も昇りつめ、淫悦の世界を彷徨った。

「どうだ？いい映像に仕上がったろ？」
「あぁ、全くだ！これもヒット商品になりそうだ！」
　飯島と上杉は、慶子との３Ｐの映像を編集していた。
「あの淑やかな雰囲気と上品な顔が・・・いいねぇ〜本物の良さだな！」
「フフッ・・・あの尻も堪んなかったぜ！何回イッたかな〜」
「ホント！あの奥さん、旦那が帰ってきたら困るだろうな〜満足できなくて」
「ハハハハ〜〜前後の快感に目覚めちゃって！もう、普通じゃ満足できないよな」
「あぁ、しばらくは面倒をみてやるが・・・後は・・・」
　ふたりは一石三鳥と言わんばかりに、満足げに語っていた。

　一方、慶子は・・・？
「今度はいつ来てくれるのかしら？あぁぁ、もう、毎日でも欲しくなっちゃった！」
　ひとり地下室で、自分の犯される映像を観ながら悶えていた。
「男の価値は・・・アレよね！うふっ・・・」