ヒトツバタゴの咲く島で 【知佳の美貌録】知佳 作
ひとつになれる予感に歓喜する美咲 「あああっ……ダメ……」 　猛り狂うペニスの熱い息吹を感じ、美咲は躰をブルッと震わせた。瞑っていた目を開くと、翔太の顔が見えた。浅黒く、精悍な顔立ち。いつも澄んでいる目は、官能で少々血走っている。花びらに押し当てられたペニスの先端が湿っているのが美咲にも分かった。翔太とお互いを求め濡れ合ってると思うと、美咲はこの上ないほど嬉しかった。 　翔太は美咲の顔を見ながら、腰をグッと蜜壺に向かって動かしてくれた。 「ああっ……あっ、　あっ、　あっ、　ああー－－っ！」 　いきり勃つペニスが、花びらに突き刺さる。痛みを感じるほどの逞しさに、美咲は獣の咆哮に似た歓喜の叫びを上げた。 「はあっ、　ああん……ふとか……はああっ」 　美咲が大きく吐息を吐いた瞬間、翔太の亀頭冠は花弁を割って中へとめり込んだ。膨れ上がったペニスを奥深くへと呑み込み、美咲は乳首を更に勃起させた。逞しい肉塊の感触が、膣に堪らなく気持ちいい。 「くうううっ……よか……蕩けとって……よう締まる……ぐうううっ」 　奥まで侵入させた翔太も、美咲同様快楽に呻く。美咲の肉壺に締め付けられ、射精感が再び募って来たのか、翔太は額に青筋を立てていた。 　ふたりは藁の上で結合し、激しく抱き合い、身を揺さぶり合った。互いの匂いが、汗の滴る肌が、肉の感触が、いつ誰かが近くを通りかかり、覗かれないとも限らない緊迫感が、ふたりの興奮を更に高めるのだった。 「はあっ、　あああっ……翔太さん……ステキ……はあああっ」 　農作業で鍛えた腰を激しく動かし、翔太は美咲の花びらを激しくえぐった。逞しいペニスの一突き一突きが、まさに突き刺さるようで、美咲の肉壺に凄まじい快楽を与える。 　ビニールハウスを叩く雨の音、熟れ切ったトマトの香り、土の匂いに藁の肌触り。 　それらすべてが、官能をさらに刺激する。翔太に女陰を突かれ、美咲はめくるめく快楽に溺れながら、ぼんやりと思っていた。 　自分が欲していたのは、果たしてこのような原始的なセックスだったのだろうかと。身も心も丸裸になって、ぶつかり合う、野性的なセックス。 　美咲は、そのようなセックスを与えてくれた翔太が愛おしく、膣に力を入れてペニスをキュウッと締め付けた。 「くうううっ……あああっ、イキそう……良すぎるばい……くうううっ」 　翔太は涎を啜り、激しく腰を打ち付ける。怒張するペニスを奥深く咥え込みながら、痛みを超えた甘痒い快楽に、美咲の蜜壺はとろとろに蕩けていた。 「んんっ……はああっ……ステキ……もっと……ああん、もっと……」 　翔太のリズムに合わせ、美咲も艶めかしく腰を揺さぶる。 「ああっ……なんか、ミミズが蠢いとーみたい……チ〇ポに絡みついてきて……締め付くるったい……ぐうううっ」 　美咲の肉壺を突きながら、翔太が呻く。　彼も限界が近づいているようだった。 　翔太のペニスが、美咲の中で最大限に膨れ上がる。あまりの逞しさに、美咲は思わず唇に涎を浮かべた。大きく目を見開き、翔太の野生的な躰を見ながら、一足先に達した。 「あああああんんっ……んんんっ」 　膣が緊張し、クリトリスがヒクヒクと痙攣する。女壺の中が蠢き、ペニスを一層キュウッと締め付けるのが、自分でもわかった。 「くうううっつ……すげえ……うううっ」 　美咲に咥え込まれたソレを膣奥に向かって絞り上げられ、翔太も達した。膨れ上がったペニスを暴発させ、白濁液を飛び散らせる。ペニスの痙攣を感じながら、美咲はうっとりと目を瞑った。
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【知佳の美貌録】
2025年1月22日掲載
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