４、瑤子　その一

　二人が風呂から上がって間もなく瑤子達は帰ってきた。
「メイちゃんに薦められてシャワーを頂戴したよ、失礼かと思ったんだけど・・」
「私もその後は入っちゃった」
　武士とメイは顔を見合わせて目配せした。
　キッチンから瑤子が
「いいのよ、遠慮しないで」
「いいなあ、私も入ってこよう」奈菜が風呂にかけていった。
「すぐ始めるから早くあがってくるのよ」
「はあーい」
　ほんとに入ってきたのかと疑うくらい早く奈菜は出てきて、パイル地のノースリーブにショートパンツで居間に入ってきた。焼肉が始まり、大人たちはビールで乾杯した。
　娘たちは驚くほどよく食べ、ジュースを飲んだ。
　食べている間、武士の向かいに座った奈菜の胸元からメイよりはかなり膨らんだ乳房と乳首がちらちらと目に入り、武士を楽しませた。乳首は奈菜よりも一回り大きく大人のそれと変わりないように見えた。
　大人たちは飲みながらゆっくりと食べていたから、満腹になった奈菜とメイはまたゲームをし始めた。
　食べるのもそろそろというころ、武士は言った。
「食事の後片付けは三人でするから、ママたちもシャワーを浴びてきたら？」
「あら、いいのよ後からするから」瑤子が言うと玲子は
「珍しく素敵な申し出ね、瑤子さん遠慮なく受けましょ」
「でも・・・」
「いいのよ、旦那の気が変わらないうちに・・さあ・・」
　玲子と瑤子はしょちゅう温泉に行っている間柄だから二人で入ることには抵抗はない。

「それじゃ、お願いします。二人とも武士さんのお手伝いちゃんとするのよ」
「はあーい・・」
　洗い物は武士が引き受け、奈菜とメイは食器を運びテーブルを拭いて大人たちの酒の用意までしてコップを並べ始めた。
　浴室では瑤子が先に体を洗い始めた。
「きれいなおっぱいね、うらやましいわ」
「そんな・・もう下がり始めてきたのよ」
「背中流してあげるわね」
「あら、ありがとう」
　玲子は瑤子の背中を擦り終えると言った。
「ねえ、ちょっと触らせて・・」
　瑤子が返事をする前に玲子は後ろから手を伸ばし瑤子の胸を下から持ち上げるようにゆっくりと揉んだ。
　石鹸の泡が滑らかに玲子の手を滑らせる。瑤子の乳首が自然に硬くしこってきた。
　玲子はだんだんと愛撫のように乳房を揉んでいく。
「いやん、いやらしい触り方ね・・」
「何だか男が興奮するのがわかるような気がするわ」
「変な事言わないでよ・・玲子さん」
「これくらいあったら内の旦那も喜ぶだろうな・・」
　そういいながら玲子はゆっくりと揉み続ける。
「玲子さん・・」
　瑤子は再びさっきの疼きが広がり始めたのを感じて身をよじって離れた。
「もう、お返しよ。私が玲子さんを洗ってあげる」
　そういって瑤子は玲子をスポンジで洗い始めたが、胸は手のひらで揉むように泡を伸ばした。
　小ぶりだが形のいい玲子の胸は適度な硬さがあり、少し大きめの乳首はつんと立っていた。
「瑤子さん、何だか感じてきちゃうわね。乳首が立っちゃったわ」
「変な気になるわね、確かに・・」
　玲子は再び洋子の胸に手を伸ばし、今度は明らかにいやらしく揉み始めた。
「だめ、私もへんなきになっちゃう・・」
　二人は無言でしばらく互いの胸を揉み乳首を挟んだり摘んだりしていたが、不意に玲子は瑤子の乳首を舐めた。
「ひゃっ・・」
　玲子はかまわず乳首をぺろぺろと舐め、口に含んで舌で転がした。
「ああん、止めて、玲子さん。だめよ・・感じちゃう・・・」
　玲子は片手で乳首を摘まみ、舐め、吸い続けた。
「だめ、だめよ、そんなことしないでえ・・・」
　玲子はゆっくり口を離し、
「瑤子さん、敏感なのね。つい苛めたくなっちゃった」
「もう、いやな玲子さん」
　そのときメイが呼びに来た声にはっとしてあわてて中断し、浴室から出た。
「もう、女は長いんだからな、ビール一缶飲んじゃったよ」
　二人は顔を見合わせ、微笑むと並んで座った。
　洋子はカットソーの上下で、ひざ上の丈のスカートにVにカットされた半そでのシャツだ。さすがにブラはつけているらしく、白い谷間の上の部分が娘たちとは別格の大人の色気を発散していた。

「もう、二人とも休みなさい」
「はあーい」
まだまだ遊びたそうであったが、同時に眠そうな顔でもあった二人はお休みなさいと二階へ上がっていった。
　大人たちは二次会の飲みなおしである。ワインの栓が開けられた。
　楽しかったせいか、瑤子もいつもよりワインがすすんだ。だんだんと砕けた話になってきたころ
「たけちゃん、滑り台で抱きしめた憧れの瑤子さんの体はどうだった？」
「嫌だわ、玲子さん。ねえたけちゃん・・・」
　子供たちの前では決して呼ばないが、よってくると瑤子もたけちゃんと呼ぶ。
「はいはい、おかげさまで気持ちよかったです」
　ふざけた言い方で武士は答えた。
「瑤子さんは？久しぶりの旦那以外の男に抱きしめられた感想は？」
「ええ、素敵だったわ。玲子さんが羨ましいわ・・・」
　瑤子も笑いながら答えた。
「よかったねえ、たけちゃん。瑤子さんも感じたってよ。敏感なのかしら・・」
「感じたなんていってないでしょ、エッチねえ」
　そういいながら玲子は瑤子に目配せをした。瑤子はさっきのことを思い出し玲子に目配せを返した。
「よかったらたけちゃんを貸してあげるわよ・・」
「あら、本当？でもレンタル料は高そうねえ・・」
　三人は一緒に笑った。
「いつでもいいわよ。たけちゃんはうまいほうだと思うわ」
「まあ、ご馳走様」
「ホントよ、結構あそこも大きいし・・」
「何言ってんだよ、飲みすぎたんじゃないか？お前。瑤子さんが困ってるぞ」
「うそじゃないでしょ・・」
　そのやり取りを聞きながら瑤子は体の奥のくすぶりがじわじわと広がってくるのを感じていた。奥のほうが熱くムズムズする。
「ごめんね、うちのやつ酔ったみたいで・・」
「ううん、平気よ。玲子さんはそう思ってるのよ、うらやましいわ。うちの人なんて私冗談でもそんなこと言えないもの」
「へえ、優しくてうまそうだけどな」
「たまにしか帰ってこないのに、一度きりだし時間も短いし・・」

　いつの間にか酔っていた瑤子は普段言ったことのない夫婦生活の愚痴を話していた。
　その隣で玲子はいつの間にか寝てしまっていた。
「でも、しばらくぶりで帰ってきたら俺だって何回かはしちゃうけどな、きっと」
「私も一回じゃ・・いやっ変なこと言わせないで」
「おしとやかに見える瑤子さんも、普通にエッチなんだね」
「もう、言わないでよ、たけちゃん」
「勿体無いなあ、こんな素敵な体なのに」
「いや、もうエッチね・・・」
　そして思い出すように瑤子は小声で言った。
「たけちゃん、あの時胸を揉んだでしょ・・」
「あっ、ばれてた？」
「当たり前よ、あんなにされてわからないわけないでしょ」
　テーブルに両肘を付いて頭を寄せた瑤子の胸元がブラまで丸見えになっている。
「そんなに素敵な胸だもの、ついしちゃうのはしょうがないよ」
　武士の視線に気がついた瑤子はあわてて体を引いた。
「エッチねえ、、、ホントにそう思うの？」
「ああ、かなり魅力的だよ。あの時気持ちよかったかい？」
「えっ・・ええ」
　否定とも肯定とも取れるようにうなずきながら瑤子はうつむいてしまった。
「もう、変なこと言わないで・・・トイレにいってくるわ」
　瑤子はいたたまれない様に立ち上がろうとしたとき、酔いのせいでよろめいた。
　武士はすばやく瑤子を支え、瑤子はバランスを崩して武士の体に倒れこんだ。
「ごめんなさい、酔ったみたい・・」
　そういって顔を上げた瑤子の唇を武士はふさいだ。
　体を硬くして武士にしがみついてしまった瑤子の口の中に武士の舌が入り込み瑤子の舌を求めて動き回る。瑤子は顔を離すと小さく言った。
「だめよ、やめて・・・」
「あいつは眠りが深いから大丈夫だよ」
「そういうことじゃなくて・・」
　そう言いかけたとき武士はさらに瑤子の胸を揉み始めた。
「プールで感じちゃったんでしょ、続きをしようか？」
「あっ・・」
　と口を開いたところに再び武士が唇を併せ舌を滑り込ませてきた。
その動きは滑らかで強引で優しかった。
　次第に瑤子はその動きに引きずられ自ら合わせるように舌を絡ませていた。
　昼間の刺激と浴室での玲子との行為で瑤子の体はすでにスイッチが入っていたのだ。
　瑤子の手はいつの間にか武士の背中に回され、じれったいように指先が動き、ダイニングの隅で立って抱き合う二人の足は互いの絡ませ、瑤子のお腹には武士のすでに熱く硬くなったものが生地の上から押し付けられ、潤み始めてきたスリットがもどかしく瑤子も押し付けさするようにもじもじとすり合わせている。
　いつの間にかずりあげられた瑤子のシャツから薄いカップなしのブラが露わになりその上から右手で武士がゆっくりと揉み、左手はヒップの上を交互に這い撫でている。
「お願い、ここじゃいや。二階で・・」
　喘ぎながら必死に瑤子が言うと、二人はもつれ合いながら二階の寝室に移動した。
　武士は瑶子の上半身を露わにすると、後ろから両手を回し豊かな白い乳房を揉みすでに硬く尖った乳首を捏ねながら耳から首筋に舌を這わし、顔をねじって振り向きキスを求める瑤子に応えて舌を絡める。瑤子のヒップの割れ目に武士の熱く固い強張りがこすれ、脈打っている。

　瑤子の腰はすでにそれを求めて揺れている。
　武士の指は器用にスカートのフックをはずし足元にすとんとそれが落ちるとブラと同じ薄いブルーのパンティが現れた。
　武士はベッドにそのまま座ると瑤子を股間に座らせ自分の両足で瑤子の足を開かせると右手をゆっくりと下ろしていく。瑤子のその部分はすでに染みが広がり、襞がうっすらと透けている。
　武士の指がいきなり的確に瑤子の一番敏感な突起を捉えたとき、瑤子は
「はうう、、」
　と堪らず小さく声を上げてしまった。
　左手で胸をもまれ乳首を捏ねられ首筋に舌が這い回り股間の突起を微妙なタッチで刺激され瑤子ははあはあと呼吸を荒くし頭の中が芯まで痺れて来た。
　奥のほうからとめどなく陰汁が流れだし、染みは立てに長く広がっていた。
　今まで感じたことの無い快感の中で瑤子はもう武士の愛撫にわれを忘れ、気が付くと瑤子は後ろ手に武士の怒張を擦っていた。自分から男のモノを求めたことなどなかったが、今はただ欲しかった。もっと感じさせて欲しかった。
　武士は瑤子の最後の一枚を腰から抜き取ると、すっかり勃起した陰核を捏ね左右に弄り下から刷り上げてもてあそんだ。
「だめぇ、いくっいっちゃう、、」
　瑤子は声を抑えつつも体を震わせ、足をピンと伸ばし最初の絶頂を迎えた。
　この前にイッタのはいったいいつだったろう？体全体が敏感になり今はただ快感が支配していた。

　その様子を閉めたはずのドアがいつの間にか細く開けられ、隙間から一部始終を見ている視線があるのを武士は途中から気が付いていた。
　気が付かない振りをして武士はパンツを脱いだ。
　ベッドからずり落ち床でしばらく放心状態で肩で息をしていた瑤子は、ゆっくりと振り向くと盛り上がった武士の股間に手をやりさすり始めた。
「これが欲しいの、舐めさせて・・舐めていい？」
　無言で武士がうなづくと瑤子は棹を握ったまま玉袋に舌を這わせ始めた。玉の裏側から丹念に這わし片方ずつ玉を吸い込みながら棹をさすり武士のモノは先ほどお風呂で出したにもかかわらず、硬く膨れてきた。
「おおきい、こんなの初めて・・」
　瑤子は口を離しうっとりと見つめながら、細い指で棹をいとおしそうに擦った。
　瑤子の舌は根元から舐め上がり、張り出したカリを回り込むように舐めまわし先端に達した。
「いつか見ていただろ・・」
　不意に武士が言った。瑤子はハッとしたが棹を擦りながら答えた。
「やっぱりわかっていたのね、目が合ったような気がしていたの」
「あれから何度も思い出してしまって・・」
「一人でしてたんだろ」
「・・・ええ。ずっと欲しかった」
「いいよ、たくさんしてくれ。瑤子が欲しくなるまでね」
「今すぐにでも欲しいの。でも同じくらい舐めたいの、感じて欲しい・・」
　そういって先端にチュっと口付けるとゆっくりと飲み込んでいった。
　瑤子の口には大きすぎて半分ほどしか入らない。瑤子は今まで夫のものをしてあげたことは何度もなかった。したいと思ったこともなかった。今は違う。
　圧倒的な圧迫感で口いっぱいになり、硬い棹と柔らかい亀頭の感触でしゃぶっているだけでイッタばかりの瑤子の体に再びジンジンとした感覚が生まれてくる。アソコが欲しがってヒクヒクと震えてくるのを我慢しながらしゃぶり続けることが新たな快感なのを始めて知った瑤子だった。
　時折ビクンと棹が脈打つたび、先走りの液がとくっと流れ出す。
　粘りのあるそれを瑤子は飲み込みながら、なお舌を這わせ口いっぱい頬張った。
　夢中になって四つんばいでしゃぶり続ける瑤子の腿をとうとう溢れたものが伝い始めた。

　月の光が差込み薄明るい部屋の中を見つめる影は、もそもそと手を動かしていた。
　そのシルエットは、片手を胸に差し入れ、片手はパジャマのズボンの中でゆっくりと動かしている。
「もう我慢できないの。お願いこれを頂戴」
「その前にその大きな胸でペニスを挟んで欲しいんだ」
「えっ・・」
　武士はベッドの端に腰掛けると大きく足を開いた。
「どうすればいいの？」
　武士は瑤子を引き寄せると乳房の間にモノを挟むと瑤子の手を両側に添えさせた。
「このまま挟んで上下に胸でしごくんだよ」
　瑤子は恐る恐るいわれたとおりにゆっくりと動き始めた。
「うう、、気持ちいいよ。瑤子さん」
　夢中で動かしているうちに瑤子も乳首が擦れてきて思わぬ快感が胸から突き上げ始めた。

　熱く脈打った肉棒の先から透明な汁が流れ、乳房とペニスの潤滑剤となって瑤子はますます乳房が張って、快感は増していった。
　瑤子は体の動きを止めると、左右の手で乳房をゆするようにペニスを扱いた。
　見ているうちに堪らなくなり、瑤子は胸から突き出た亀頭を口に含むと舌で嘗め回した。

「瑤子さん、すごく気持ちいいよ・・もう我慢できなくなってきた」
　瑤子は口をやっと離すと、
「私も・・お願いもう頂戴」
「それじゃ後ろを向いて四つんばいになるんだ」
　瑤子はいわれるがまま床にひじを付き自らしりを高くなるような格好をとった。
　武士は瑤子の顔を見学者に見せるべくしたのだ。
　カリの張ったものがゆっくりと差し込まれていく。
「ああ、、大きいの、太いの、入ってくる・・大きい・・」
　うわごとのように瑤子が言う。
「お願い、奥まで入れて、突いて、、」
「いやあ、だめえ気持ちいい。こんなの、、ああん感じるう」
「はああ、当たるう、奥に、、だめえ、ああ、いいの、いいの、もっと」
　武士の動きに腰を合わせ瑤子は白く張ったヒップを揺らし続ける。垂れ下がった胸が前後に揺れ快感で顔をゆがませる。特に引き抜く動きは瑤子の襞を掻き出すようで、今まで感じたことのない激しい愉悦だ。
「いくう、だめエ、もうもういっちゃうの」
　棹を締め付け瑤子がいくのを感じながら武士は動きを止めない。
「だめえ、だめえ、お願い、ああ気持ちいい、感じすぎちゃう」
「また、もうだめっ。いくいくう、、」
　連続して瑤子は達してしまう。顔を床につけはあはあと震えている。
　武士は瑤子をベッドに引き上げると大きく足を広げ二つ折りにすると、見学者にその部分が見えるように再び差し込んでいった。
　瑤子の汁はアヌスを伝い流れて光っている。
　抜き刺しするたびに襞がめくれて中から汁が伝った。
　顔を左右に振りシーツを握り締めながら必死に声を殺し快感を全身で受け止めている瑤子の乳房は大きく揺れ、乳首が硬く突き出すように尖りそれを武士に指で痛いほどつままれながら再び瑤子は達した。
　三度目の絶頂を迎えた瑶子を武士は自分の上に乗せた。
　ひざを折ってしゃがむようにさせ、瑤子が武士のひざに手を付いた格好で下から突き上げる。
「だめえ、おかしくなっちゃう、漏れちゃうよう、、」
　突き上げられているその部分からジュブジュブと潮が溢れだした。
　瑤子は自分から激しく前後に腰を振りながら自分の乳房を指が食い込むほど握り締め指の間に乳首を挟みながら再び潮を噴き出した。
「奥に当たる・・たけちゃんのが当たるの・・大きいよう、もっと突いて・・」
「だめええ、また漏らしちゃう・・いっちゃうよ・・」
「いくう、、いっちゃう、、」
　手を緩めて仰向けに倒れた瑶子に武士は体を入れ替え重なっていった。そろそろ限界だ。

　大きく足を広げた瑶子に容赦なく突き立てる。
　瑤子はシーツをつかみ必死に声を殺しながら快感に震えている。
「一緒にいこう」
「きて、きてえ、気持ちいいの、だめエいく、いっちゃう、、、」
　その瞬間武士は引き抜くと、瑤子の顔に向けて熱いほとばしりを発射した。
　瑤子は口を開け、舌を出してそれを受け止めるように応えた。
　ドクドクと噴出すスペルマは勢いよく頬や鼻に飛び散り流れ落ちるものを瑤子は舌で舐めすくった。
「ああ、はああ・・・」
　武士はそのまま棹を瑶子の口に近づけると、瑤子は舌を出しにじみ出てくるものを舐めとりそして口に含むと唇でしごき棹の中に残る一滴まで絞り飲み込んだ。
　ドアの外の影はゆっくりと動き出し、音も無くドアが閉まった。