３．レンタル

「先生とはって・・・タバコいいかな？」
　田中は呆れた顔で言った。
「うん、いいよ」
　千絵は、頷いた。

「まぁ〜いいか・・・じゃ〜、次の質問・・・今まで、何人くらいと付き合ったの？」
　田中は、タバコに火を付けた。
「・・・４人」
「浮気とかしたことある？」
「・・・あるよ」
「初めて浮気した時ってどんな感じだった？よかったら教えてくれないかな？」
「高１の時・・・中間テストが終わった後、友達にCD貸す約束してたんだけど、その時、私の部屋で・・・」
　再び、千絵は話し始めた。

「何か、そわそわしてない？」
　黒田の変化に気づいた千絵は、悪戯っぽく訊いた。
　千絵は、昨日、彼氏の三村と喧嘩してイライラしていた。
　憂さ晴らしに黒田をからかうつもりで、わざと太腿やパンティが見えるような姿勢をとっていた。
「するわけないじゃん・・・そんなことないよ・・・」
　慌てて千絵の言葉を否定する。
　黒田は、密かに千絵に好意を寄せ、告白のチャンスを窺っていた。
　だから、半年前、千絵から隣のクラスの三村と付き合い始めたと訊いた時は、ショックを受けた。
「そうかなぁ〜・・・」
　千絵は、さっきから下半身に注がれるクラスメートの熱い視線に気づいていたが、わざと気がつかないふりをした。

「高木さ、パンツ隠せよ。お前・・・」
　黒田は、千絵の彼氏である三村とは、同じ中学出身で、親友だった。
　黒田は、三村と千絵が付き合っていることを知って以来、千絵のことは諦めていたが、千絵とのSEXを想像して自分で自分を慰めたことは一度や二度ではない。
　黒田の男根は、すでにスラックスの中で熱く硬くなっている。
「なんで・・・気になる？」
　千絵は、からかうような目でクラスメートを見つめた。
「いや、なんないけど・・・とりあえず隠せよ・・・」
　黒田は、目のやり場に困ったように俯いた。

「黒田君さ〜、私としたいと思ったことある？」
　千絵は、黒田の言葉を無視して膝を立てると、紺色のハイソックスを引き上げた。
「・・・したいって何を？」
　黒田は顔をあげると、少女のほっそりとした太腿と白いパンティに釘付けになった。

「エッチ・・・」
「思わないよ・・・だってさ、俺、高木の彼氏のコトも知ってるし・・・」
「私のこと嫌い？」
「いや、嫌いじゃないよ、好きだよ・・・likeだよ、like・・・」
　高木を抱きたい！・・・黒田は、身体の奥から湧き上がる激しい衝動を押さえ込もうと必死に言葉を並べた。

「ふ〜ん・・・なんだ・・・せっかく誘ってんのに・・・」
　千絵は、つまらなさそうに顔をそむけた。
　千絵の呟きに、黒田の理性が弾けとんだ。
　黒田は、千絵をベッドに押し倒し、荒々しくのしかかり、初々しい唇に唇を押し付けた。
　千絵は口を開けて、黒田の舌を迎え入れる。
　そのままの姿勢で、二人は舌を絡めあった。

「お前、俺のこと試してるんだろ・・・」
　黒田は、千絵の首筋に舌を這わせながら、少女の耳元で囁いた。
「そんなことないよ・・・」
　千絵は、瞳を閉じて囁き返した。

　黒田は、制服の上から両手で１６歳の乳房を揉み上げた。
「ああん・・・」
　千絵は、甘えた声を漏らした。

「黒田君・・・」
　大きな瞳を潤ませて、少女は黒田を見つめた。
「何？」
「終わった後も友達だよね？」
　千絵は、黒田を見つめたまま不安そうに訊く。
「ああ、友達だよ・・・本当にやるよ、俺・・・」
　黒田は、少女を見下ろしながら、制服のブラウスのボタンを外し始めた。
「いいよ・・・」
　千絵は、瞳を閉じて小さく頷いた。

　黒田は、白いブラジャ−をずり上げ、少女の胸をむき出しにした。
　初々しい胸元にはうっすらと汗が滲んでいる。

　千絵の小さいが、ハリのある乳房を、黒田は両手で揉みたてた。
「あっ、あっ、ああんっ・・・」
　千絵は、切なそうに肢体を震わせた。
　黒田は、少女の柔らかい乳房に顔を埋めると桜色の乳首を口に含み、舌で舐め転がしながら、制服のスカートの中に手を差し入れ、白いパンティの上から少女の割れ目を優しくなぞった。
「あっ、あっ、いい・・・」
　千絵は白い喉を仰け反らせながら、黒田の頭を抱きしめた。

　黒田は、ほそりとした太腿を撫でていた手をヒップの方にまわす。
　黒田の意図を感じ取り、千絵は腰を浮かせて協力する。
　パンティをずり下げ、足首から抜き取ると、瑞々しい太腿を押し広げた。
　大胆に広げられた少女の太腿の間に顔を埋めると１６歳の陰部は、男を誘い込むようにヒクヒクと収縮を繰り返しながら、愛液を滴らせていた。

　黒田は、千絵の愛液を味わうように、舌全体を使って少女の花ビラを舐め始めた。
　派手な音を立てて舐め上げ、膣内に舌を根元まで潜り込ませる。

「あっ、ああん・・・はあっ・・・」
　腰を大きく弾ませ、千絵は甘えた声を上げた。

「高木・・・お前、いつも、こんな風にアイツとやってるのか？」
　愛液を滴らせた千絵の美しい性器から顔を上げ、黒田は、少女を見つめた。
「・・・いけない？」
　千絵は、潤んだ声で囁いた。
「いけなくは、ないけど・・・」
「今は、そういうこと言わないで・・・」
　少女は、瞳を閉じるて、顔をそむけた。

　黒田は、愛液を滴らせる少女の膣内に指を沈めた。
「あっ、ああーっ」
　千絵は、黒田の指の動きに合わせるように腰を淫らにうねらせた。
　黒田の指が勢いを増し、大きく掻き回すと、湿った音が溢れ、少女の甘えたような泣き声が部屋に響いた。

「凄い・・・グチョグチョいってる・・・」
　黒田は、千絵の内腿を丹念に舐めながら、激しく指を動かした。
「ああん、黒田君・・・いっちゃう、千絵、いっちゃう！」
　千絵は、上気した顔を両腕で覆うと、幼い身体を激しく痙攣させた。

　少女の痴態に、我慢できなくなった黒田は急いでベルトを外した。
　スラックスとトランクス脱ぎすてると、黒田の欲棒は、先端を透明な汁を滲ませ天を仰いでいた。

　ぐったりと横たわる千絵の紺色のスカートをたくし上げる。
　左脚を持ち上げ、男根の先端を少女の花ビラに押し当てる。
　千絵は、トロンとした瞳を宙を彷徨わせていた。

　黒田は、ひくひくと痙攣する膣内にいきり立った肉棒を一気に沈めた。
「はあんっ！」
　千絵は、熱いものに貫かれた快感に、よがり声を上げた。
　16歳の膣内は狭く、膣内の肉ヒダが黒田に絡み付いてくる。
　黒田は、こみ上げる射精感を堪えながら、ゆっくりと動き始めた。

「あっ、あっ、いやぁ・・・ああんっ・・・」
　黒田の腰使いに、少女の吐息がしだいに荒くなり、切ない喘ぎが唇から漏れた。
　千絵の白い腕が、しがみつくように黒田の首に回される。
　千絵は唇を求めてきた。
　少女の頬を両手で挟み、黒田は荒々しく少女の唇を貪った。
「んん・・・あっ、ああんっ」
　千絵は、黒田の舌を進んで迎え入れ、大胆に舌を絡ませた。
　汗ばんだ下半身から粘膜のこすれ合う音が聞こえる。

　黒田は上体を起こすと、千絵の両脚を抱え上げ、激しく腰を突き動かした。
「あっ、あっ、いい・・・」
　千絵は、激しく突き入れてくる黒田の腰に夢中で両脚を絡みつかせた。
　黒田は息を乱し、興奮で我を忘れて腰を突き動かした。
「あっ、ああーっ・・・だめっ、いく、また、いっちゃうー！」
　千絵は華奢な肢体を奔放に弾ませ、甘い叫びをあげた。
　少女の淫襞が黒田の肉棒を強い力で締めつける。
　黒田は、少女の一番奥に突き入れると、堪えていた欲望を一気に解き放つ。
　続けて、二度、三度と大きく腰を弾ませ、千絵の中に白濁液を迸らせた。

　黒田は欲望を全て千絵の胎内に注ぎ込むと、制服を肌蹴させた少女に身体を預け、荒い息を吐いた。
　若い黒田の男根は、一度射精しただけでは、力を失わなかった。
　黒田は、体を起こし千絵の上から男根を引き抜き、仰向けに横たわった。

「・・・ごめん・・・」
　黒田は、かすれた声で謝った。
　千絵に対して謝ったのか、三村に対して謝ったのか、自分でもわからなかった。
「うん・・・」
　千絵の膣から、放出したばかりの白濁液が太腿を伝わり、流れ落ちた。

「中出しされちゃったんだ・・・黒田君とは、今も仲がいいの？」
「うん、友達だよ・・・昨日も一緒にカラオケ行ったし」
　千絵は悪戯っぽく答えた。

　あれから、三村とはすぐ別れたが、黒田とは何度もセックスしている。
　昨日も、千絵は、カラオケボックスで何度も高い声を上げて、黒田にしがみついた。
　今では、付き合い始めたばかりの哲夫より、黒田は、千絵の身体を上手に扱うようになっていた。