巨根が二本喘ぐ人妻の口に突き入れられていた。
　半裸で正座している順子の両側で男達が仁王立ちで突っ込んでいる。
　一本は極太で二本目は人並みであった。順子は二本揃って受け入れている。
　愛らしい口は男達の物の過半を飲み込んでいた。
　二本の太さが違う事もあり、端正な口が大きく歪になっている。
　どちらの男も順子の顔を見て笑っている。
「奉仕しろ」と四つの眼は叫んでいた。
　二本揃えて出し入れしようと努力したが太すぎて無理だった。
　くわえるのがやっとだった。くわえる口の端から涎が垂れている。
「俺達が動いてやろう」二人が言った。四本の手が人妻の後頭部を押さえ固定する。
　ずるりと口の中の二本が動いた。
　二本揃って抜けた後、直ぐに揃って入ってきた。さっきよりも深い侵入だった。
　人妻の口に二本が根元まで一気に入り込む。
　喉の圧迫に順子が眉をしかめた。限界だった。
　息をするのも辛い。驚きが眼を見開かせた。
　突き刺さった二本の肉棒が別々に回転していた。
　回転しながら二本が揃って遅延無く出し入れされていた。
　互いに逆方向に反転しながら抜き刺ししている。
　飲み込んでいる喉を愛撫されているようだった。

　薬の効力だろうか？男達の技術であろうか？喉でも感じている。
　喉も性感帯となっていた。
　二本の男根を太い飴のように口に含みながら上目使いで二人の顔を順子が見上げた。
「くくく、どうだ？」男達が笑いながら見つめ返してきた。
　男達の動きが速くなった。激しく出入りしている。
　二人が揃って満足気な声を出した。
　突然、ベットの上に投げ捨てられた順子の携帯が鳴った。着信音が部屋に響く。
「多分、旦那からだぜ」腰を振りながら浩介が言った。
「出るな。お楽しみ中だぜ」尻を回しながら太一が言った。
　着信音が響く中、二人掛かりの口腔性交が継続されている。
　男達の腰の動きが速くなった。
　人妻の涎が付着した肉棒が激しく口から出入りする。

「おおおお」男達が叫んだ。
　四本の太股に震えが走る。絶頂が近い。くわえていた二本が出て行った。
　順子が弾け出た二本を掴んだ。両手でしごきながら交互に舐めていく。
　太一の巨根を舐めた後に浩介の物をしごきながら舌を絡める。
　浩介の物を口に含んだ時、含んだ物が口の中で脈動した。
　含んだ肉棒の先で浩介の尻が震えている。
　口内の肉棒が蠢動と共に生暖かい液を奔騰させる。
　苦く不味い汁が口腔に広がっていく。広がる汁が口の中で一杯になった。
　くわえている口の端から汁が漏れた。耐えられなくなった。
　吐き出そうとしたが浩介が許さなかった。
　順子の後頭部を押さえて逃げるのを阻止する。窮して順子が男の顔を見た。
「飲め」と男は言っていた。
　仕方なく生暖かい液を順子が飲み込んだ。
　人妻の喉が動いた。飲み込んでいる。

　飲み込んでいる順子を見ながら自分のものをしごいていた太一が震えた。
　何をされるのか理解し順子が自分から目を閉じた。
　浩介の物をくわえたままだった。口腔性交中の横から人妻の顔へ太一が汁を飛ばす。
　固体とも思える白い塊が鼻と眉との間に当たり白い飛沫を周りに飛ばした。
　飛び散った液体は人妻の白い顔の全面に大小の被膜を残した。
　目を閉じたまま順子が息を止め汚液の匂いに耐えている。
　太一の陵辱はそれだけに留まらなかった。
　肉棒を掴み刷毛のように飛ばした汚液を人妻の顔に満遍なく広げる。
　顔全体への塗り込みには浩介の物も手助けした。
　二本が人妻の顔に白い汁をなすり付けた。
　顔全体に精液を塗り付けられた女の顔は白くぼやけたように見えた。
　顔を汚した事に満足した男達がまだ堅いままの二本を突き出してきた。
　噴出が終了した二本が揃って順子の口に突き入れられる。
　口の間から太一の汁が口内に入り込んだ。
　混じり合う二人の汁を順子が嚥下する。
　順子が二本から滴る残り汁を舌で拭い取り綺麗に掃除していった。
　舌で慰められる二本が硬度を取り戻していく。
　ベットの上の着信音は依然として鳴り響いていた。

　太一がしごきながら順子の前に回った。
　人妻の上体を押し倒し白い下肢を限界まで広げた間に自分の腰を割り込ませた。
　青い下着は履いたままだ。着けたままやろうとしている。
　そうする為の下着だった。巨根の先端が順子のそこに当たった。
　いよいよだと思った。
　二人掛かりで骨の髄まで犯される。性器も肛門も唯では済まないだろう。
　肛門性交は未経験だった。夫にも許していない。
　二人のどちらかに処女を捧げることになるだろう。
　両足は膝の裏からたくし上げられた男の両腕で固定されている。
　順子の両足は男の肩に掛かっていた。
　蛙のような恥知らずな格好だった。

　太股の間で黒い縮れ毛に囲まれた熱く息づく濡れた門を太一の人並み外れた肉棒の先端がつついていた。
　どちらの性器も結合する準備は整っていた。後は合体するだけだった。
　足を広げられながら「浮気とは簡単なものだ」と順子が思った。
　夫の顔が浮かんだが直ぐにかき消されていった。

「欲しいか？」上に乗った男が言った。
「欲しいわ」と順子が答えながら両足を更に広げた。裏切り行為だった。
　男の目が貫こうとする場所を眺めた。
　これから自分が入り込む部分をとっくりと観察している。
「いや」頬を赤らめて順子が手で隠そうとした。
「又、配信してやろうぜ、今度は入っているところを旦那によ」
　笑いながら太一が隠す手を退け浩介に言った。
　返事の代わりにカメラの駆動音が部屋に響いた。
　撮られてる事が人妻に発想の転換をもたらした。
　どうせなら一度とことんまで狂ってみようかと思った。

「早く来て、」太股の後ろから左手を回し順子が自分から女の部分を広げた。
　にちゃ、と広げる時にそこが音を立てた。
　広げた性器の左右の壁を分泌液の糸が繋いでいる。
　女が自分の物を広げて誘う淫乱さに堪らず太一が突き入れた。
　先端が濡れた花弁を押し広げ順子の体内に没入する。
　待っていたとばかりに順子が太一にしがみついた。
　男根はそれ以上入って来なかった。前進はそこで止まっていた。
　太一が精一杯に我慢をして焦らしている。
　毛むくじゃらが脂汗をかいて我慢している顔は何とも不細工であった。
　犯す男は夫より明らかに不細工であったが同時に夫より明らかに素晴らしい男根の持ち主だった。
　太一との交わりを通じて順子は男は顔ではないと再認識させられた。
　これほどの快楽を夫のそれは与えてくれないだろう。
　眼前の男はそれが出来る物を持っていた。
　過去に体験した事の無いような快感を味合わせてくれると。
「ああ、もっと入れて、奥まで」順子が足をばたつかせ腰をくねらせた。
　繋がっている太一の物を掴み自分から押し込もうとする。
　性に狂った人妻の狂態であった。

　狂態に応えるように太一が熱く太く入ってきた。
　ぶぶぶう、と放屁のような音を立てて順子の膣が巨根の全体を飲み込んでいく。
「はああああ」圧倒的な膣の充足感に順子が満足の溜息を漏らした。
　これが男だと思った。夫とは違う意味で順子は太一を愛していた。
　お互いに舐めあった二つの性器が難なく根元まで結合した。
　膣が男の物の全てをくわえ込んでいる。幸せだった。
　幸福感で満面に笑みを称え順子が入ってきた男にしがみついた。
　男の腰が動き始める。出し入れが開始された。
　愛し合う男女の営みだった。
　肉体のぶつかり合う音と結合部の濡れた音がベットに響いた。
　その横で順子の携帯が鳴り響いていた。

　パソコンが動画の受信を裕之に知らせた。
　停止させられた配信の再送信だった。
　慌ててIDとパスワードを入力し動画を画面に出力させる。出力は音声も同時だった。
　男と女の荒い息遣いと喘ぎ声。
　何かをこねくる濡れた音と肉体同士がぶつかり合う衝撃音。
　ベットが軋む音とCCDカメラの駆動音。

　画面を見つめていた裕之の喉が鳴った。
　出力された画像は交合の真最中だった。青い下着を着けたままの男が突きまくっている。
　二つの身体は汗を噴いていた。画面には男と女の結合部が大きく映し出されている。
　大きく白い股を広げた女の肉襞を画面の上から生えた男の剛根が刺し抜いていた。
　白い女の下肢のか黒い陰毛にまみれた秘所から青筋を立てた
　毛むくじゃらの男根が出入りしている。
　上下する巨根の側面に女の性器が絡みつき湿った音を立てている。
　繰り返される男根の出し入れで泡立てられた女の場所から分泌される愛液は出し入れの度に男根全体をぬらぬらと満遍なく白く濡らし、男の腰が打ち込まれる度に女の部分と男の物から糸を引かせていた。
　滴る愛液は振りたくられる男の腰が纏っている青の下着にも染みを付けていた。
　性臭が漂ってくるほどの結合動画だった。
　青い下着を付けて必死に腰を動かす男は見ている人間に一種の滑稽さを誘っていた。
　間の抜けた滑稽男に妻が犯されている。
　逆にその滑稽さが淫猥さに拍車をかけていた。

　結合画面の端で煽り気味の女の顔が映り込んでいた。
　女はやはり順子だった。
　桃色に頬を染め、自分のそこから出入りしている物を見つめている。
　ずるずると驚く程長大な物が汁を絡ませて肉襞の中から抜け出て来るところを。
　抜け出た巨大な肉棒が汁を付着させながら肉襞の中にずぶずぶと潜り込むところを。
　見つめる視線の先で太い男の物が濡れた花弁を貫きながら掻き回していた。
　男の物が上下する度に顔全体に精液をこびり付かせた女の眉が恍惚に歪んだ。
　繋がる二つの性器は動く度にぐちゃぐちゃと音を立てた。

　自分の物が勃起するのを裕之が感じていた。
　画面の中で自分の妻の順子が犯されていた。
　さっきまでは口を汚されていただけだ。しかし今度は・・
　妻と他人とのセックスが今、眼前で展開されている。
　画面の中で上下する巨根を見ながら勃起した物をつかみ自分でしごいた。
　中断していた自慰を再開する。
　パソコンの横に置いてある携帯はコールしたままだった。

　二人目の男が携帯を手に順子の顔の横に膝を付いた。
　前の動画配信で確認していた男だった。緑の下着を着けている。
　勃起した男の物が順子の眼前に突き出された。
　突き出された物は結合している男根と違い人並みの代物だった。
　携帯を受け取りながら順子が顔を捻じ曲げ突き出された物の先端を吸った。
　画面の手前では依然として別の男の腰が激しく動いている。
　ずるりと肉棒の大半が人妻の口の中に入り込んだ。
　携帯を手に頬を膨らませながら順子が二人目の男に奉仕を始めた。
　口から肉棒を吐き出し茎部の腹に舌を這わせる。
　携帯のコールが止まった。画面内の順子が携帯の通話ボタンを押したようだった。

「もしもし」舌を使いながら順子が気だるそうな声を発した。
　声は男根を舐めている為か雲っている。
「何をやってるんだ？」自分の物をしごきながら裕之が言った。
　最愛の妻が画面の中で二人掛かりで犯されている。
　性器と口はどちらも男達の物で塞がれていた。
「貴方が勝手にしろって言うから二人に好きにさせているわ」
　言って直ぐ男の物に口を戻した。
　緑男の腰が前進する。順子の口がずっぽりと喉の奥まで男の侵入を許す。
　結合している男も動きに余念が無かった。

「好きにさせてるって何をさせてるんだ？」裕之が聞いた。
　自分の物をしごく力が次第に強くなっていく。
　貫いている男の動きが一段と速くなった。順子の上体が仰け反る。
　くわえたまま喘ぎ声を上げた。男が激しく突き上げてくる。
　くわえたままで収まらなかった。
　喉の奥まで侵入を許していた男根を吐き出して喘ぎ声を上げる。
　男の動きは激しいままだった。突きまくっている。
　順子が絶頂を迎えようとさらに上体を反らした。
　反らした状態で体勢を維持する。
　肉体のぶつかり合う音と結合部の濡れた音が大きくなった。
　男の汗が飛び散った。

「もうわかってるでしょ？」息も絶え絶えになりながら順子が答えた。
「おおおおおお」男が叫んだ。叫びは携帯からも聞こえて来た。
　叫びながら更に激しく腰を上下させる。
　凄まじい速さで肉棒が順子の秘所から出入りした。
　びちゃびちゃと結合している部分が大きく恥知らずな音を立てる。
「いやああああ」携帯を手に順子も叫んだ。
　叫びながら保持した上体を激しく弛緩させる。
　男の物をくわえ込んでいる順子の秘所から透明な液体が迸った。
　順子の性器が潮を噴いていた。潮は大量だった。
　裕之との行為でも噴いた事はあったが此処まで大量なのは初めてだった。
　噴いた潮は男の下肢と青の下着を濡らした。
　小水のような飛沫の中で男は下半身を汚しながら怯まず腰を使っていく。
　順子の弛緩は間を置いて直ぐに再発した。二度目の絶頂だった。

　痙攣し続ける女体を尻目に男の腰が最後の瞬間を迎えた。
「うらあああ」掛け声の後に最後の突出状態のまま腰を固定する。
　男の尻と太股に震えが走った。満足の溜息が聞こえる。
　尻の下で揺れていた毛まみれの袋と根元まで女の性器に突き刺さった青筋だらけの茎部が大きく脈動を開始した。人妻の奥深くに精液を注入している。
　男の性器には避妊具は装着されていない。
　脈動する男性器を眺めて裕之の心が痛んだ。
　根元までくわえこんで汚液を注入されている女の下肢に三度目の痙攣が走った。
　激しい痙攣の中、埋没した男根の脈動は暫く続いていた。
　注入は時間を掛けて実施されていた。

「代わってくれ、次ぎは俺の番だ」舐めさせていた緑男が宣言した。
　奉仕している口から離れ、順子の前に回り、結合中の男を押し退けようとする。
　欲情の為か膝を使いながら移動した。

「今度は彼にやって貰って、その後でまた入れてあげるよ」
　小声で囁く男の声がした。順子の耳元で優しく囁き結合していた男が離れた。
　根元まで順子の秘所に埋没していた巨根がゆっくりと抜け出てくる。
　愛液と精液の混じったどろどろの白い液体を纏って肉棒が現れた。
　白い混合液が滴る茎全体が抜け出た後に花弁を大きく広げて巨大な先端が抜けた。
　男の物が抜けた後も先端と女の物を混合液の糸が繋いでいた。
　先端が抜けた女の秘所から男の注入した液が溢れ出てくる。
　溢れた大量の白い液体は女の付け根を縦に走り尻の下に大きな溜りを作った。

「すげえ」入れ替わりで順子の前に来た男が言った。緑の下着を着けている。
　液の滴る性器を眺めている。液の滲む性器が男の指で左右に広げられた。
　広げた瞬間、どろりと白い塊を順子の秘所が吐き出した。
　尻の下の溜りに新たに吐き出された物が融合しさらに大きな溜りを作った。
　男達が順子の性器が吐き出した液の量を見て感嘆の声を上げた。
「だから、何をしているんだ？」画面を見つめながら裕之が言った。
　荒い息をついていた。しごく手は一段と速くなっていた。
　自慰で絶頂に達しようとしている。

「後ろを向いて尻を突き出せ。」前に来た男が声を発した。
　男の命令にうなずきながら順子が自分から男に尻を向け高く掲げた。
　掲げた尻の中央から白い汁がまだ垂れている。
　入った物が巨大過ぎたのか膣は黒い穴を穿ったまま中々閉じなかった。
　その黒い穴から白い汁が糸を引いている。
　携帯から聞こえる裕之の声を無視して順子が視線を左に向けた。
　視線の先にベットの外周に設置されたCCDカメラの一つがあった。
　カメラのレンズが此方を向いている。
　それが自分達を撮影している事ぐらいは容易に想像できた。
　さっきまでの自分の痴態が全て収録されている。
　これからする恥知らずな自分の姿も全て撮影されるのも間違いなかった。
　その撮影記録はこれから様々な用途で男達が活用するであろう事も。
　ネットで配信される可能性もある。
　男達が淫猥な行為を強要する脅迫道具として使用する可能性もある。
　男達の自慰に活用される事も。
　二人の男に責められ恥辱に狂う自分の姿を見て自慰にふける男達の姿を想像した。
　自分もそれが欲しかった。汚される自分の姿を見て自慰をしたかった。

　順子が四つん這いになった。カメラの前で・・
　白い尻が男の眼前に突き出された。
　形の良い大きい尻だった。
　太一が出した精液が性器から垂れ太股を伝っている。劣情を誘う光景だった。
　尻を視姦していた男の口が歪んだ。笑いの形に・・

「もっと尻を上げろ。」男が命令した。
　女の尻がさっきより高く上がった。
　上体をシーツに伏せ尻を突き出している。
　男が後ろから眺めている。順子は見られている。
　尻の付け根がさらけ出されている。性器も肛門も男の前で丸出しになっていた。
　丸出しの女尻の後からの眺めはとりわけ劣情を誘う光景だった。
　堪らず男が尻を広げた。付け根が更に露呈する。男の息が付け根に当たった。
　性器と尻の穴の付き位置、付け根に生える陰毛の生え際まで確認されている。
　自分がどんな格好を強要されているのかを想像して順子は顔を赤らめた。
　しかもそれをビデオで撮影されている。
　携帯から裕之の荒い息遣いが聞こえて来た。
　自分でしごいているのが容易にわかる息遣いだった。

「奥さんには悪いがさっき撮った映像は旦那さんも見ているよ。
　でも安心して、旦那さんは奥さんが何をされても別れる気は無いと言ってるから、それに携帯から聞こえる旦那さんの声を聞いてごらん、奥さんの姿を見て我慢できなくて自分でしてるよ、」
　太一が前で四つん這いの順子に優しく言った。

「旦那さん、奥さん、いい尻してるよ、」
　携帯に向かってコメントを吐きながら浩介が突き出された順子の尻を後ろから膝立ちで撫で回していた。
　桃尻の二つの曲線を確かめるように両手で撫でている。
　時々、両手は強く尻を掴んだ、溢れた肉が指の間からはみ出る。
　滑らかな表面を持った大きく肉の詰まった尻であった。

「ああ、たまんねえ、旦那さん、そろそろ入れるぜ」浩介が言った。
　いきり立った物を掴んで順子の性器と自分の腰位置を合わせている。
　期待が順子を貫いた。いよいよだと思った。またいける、と思った。
　裕之が見ている。他の男にやられるところを見て裕之が自分でしごいている。
　広げられた尻の付け根に男の物が当たるのが分かった。
　男の物が性器に当たった。直ぐには貫いて来なかった。
　精液を垂らし濡れて熱く息づくその部分に先端を擦り付けている。
「欲しいか？」背後の男が聞いた。嬲りだった。
「欲しいわ」と順子が答えた。二回目の男にも同じ事を言った。
　浩介が入ってきた。太一の精液が貫いた場所から滲んでいたがかまわなかった。
　今日、二本目の男根だった。
　巨根が侵入した後の為か順子の物は容易に浩介の物を飲み込んだ。
　太一が前に回り順子の眼前に精液と愛液にまみれた巨根を突き出した。
「お前の後だから広がっちまって緩いぜ、くそったれ」
　腰を使いながら浩介が前に回った太一に言った。

　動き出した浩介を胎内で感じながら順子が巨根に舌を這わせる。
　浩介の動きを感じながら太一の物に舌と同時に手を使う。
　舌で先端を舐めまわしながら右手で巨根を強くしごいた。
「おおお、気持ちいいぜ、見てるか？旦那、」
　舐められながら太一が叫んだ。自慢気な声だった。
　太一の物を掴みながら順子が尻を打ち振った。
　浩介の突きに合わせて恥じらいも無く尻を激しくこねくる。
　搾り出すような感嘆の声が後ろから上がった。
　激しい女側の動きが浩介を容易く頂点近くまで押し上げた。
　浩介がたまらず両手で順子の尻の動きを止める。

「いきそうだ、俺も奥さんの中に出すぜ、旦那さんよ」
　猛烈に出したそうにしながら浩介が言った。声は震えていた。
　答える携帯の息も荒い。画面の前の裕之もいきそうだった。

「おい、代われ、俺も入れる」舌で慰められていた太一が言った。
　浩介が無視して激しく背後から突きまくっている。
　尻は固定されたままだ。順子の動きを止め自分主体で腰を使っている。
　固定している手を横目で確認しながら順子が太一の物をくわえて微笑んだ。
　自分の尻が自由になれば背後の男は簡単に昇天するだろう。
　素晴らしい身体になりつつあると順子は思った。
　それだけの身体と技術を眼前の太一が交わる事で教えてくれた。
　これほどの快楽を体験できることも。

「おい、早く終われよ」太一が再度急かした。
　口に含みながら順子が背後の浩介を濡れた眼で睨み付けた。
　背後から挑んでいる女は完全に太一の女になっていた。
　二人の男を同時に相手をしている女は浮気相手の所有物になっていた。

「うるせえな、今は俺の番だから我慢しろよ、」
　腰を使いながら浩介が言った。余裕の無い表情だった。
　余裕の無さが浩介に油断を与えた。固定した手が順子の尻から離れていた。
　手の離脱を認識して順子が尻を打ち振った。
　小悪魔的な笑みを称えて激しく尻をこねくりまわす。
　犬の悲鳴のような声を上げて浩介が容易く絶頂に達した。
　汚い尻が震えその震えが太股に走る。
　男根が脈動し精子を人妻の膣内に吐き出そうとした。
　順子は浩介の胎内への射精を許さなかった。
　下半身を故意に浩介の前進に逆らい強く背後に突き出した。
　翻弄している順子の大きな尻が大きく浩介に当たった。
　浩介が大きく白い尻に弾かれた。性器が抜け、結合が外れた。

　突き飛ばされながら浩介が射精した。
　勃起した浩介の肉棒から白い精液が空中に迸った。
　ベットの上でうずくまりながら浩介が精を吐き出している。
　屈辱の体勢だった。

　携帯から裕之の絶頂のうめきが聞こえて来た。
　射精しているようだった。どちらも情けない男達だった。

「何しやがる、この女」浩介が起き上がり怒声を発した。
　揺れる男根の先端が精液の白い糸を引いている。
「何を怒っている、次ぎは俺の番だぜ、お前は入れたきゃ尻にでも入れろ」
　太一が順子の後ろに回っていく。
　浩介の目に宿った怒気が薄れた。欲情の色が濃くなっていく。
　発想の転換が欲情への変化を促したようだった。

「じゃあ、お前が下だ、俺は後ろから尻の穴に入れてやる」
　浩介が言った。淫火が目に宿っている。
「嫌、止めて」何をされるのか予感した順子が男達を制止した。
　制止は無駄だった。男達は止まらなかった。
　二人が順子に揃ってにじり寄っていく。
　太一が順子の前で仰向けに大の字になった。
　極太が股の中心で天を突いている。
　順子が浩介に促され向き合って太一の下肢を跨ぐ。
「足を開いてしゃがめ」
　浩介が順子の腰と太股に手を添えて天を仰ぐ怒張の上に腰を降ろさせる。
　小水をするような格好をさせられた。下で太一の巨根が待ち構えていた。
　男達が好む恥知らずな格好で男の物を迎えようとしている。
　前後、左右、どの方向からでも結合が見える格好だった。
　太一の先端が順子の性器の入り口に当たった。
「自分で入れろ」結合する部分を見つめながら男達が言った。
　順子が左手で太一の物を掴みあてがった。
　浩介がかがみ込み順子の尻を広げ太一と順子の結合を観察する。
　順子が性器の位置を合わせゆっくりと腰を沈め始めた。
　ずるりと肉襞を押し分け太一が入ってきた。三度目の合体だった。

「おお、入ってく、でかいのが入ってくぜ、凄え」
　ゆっくりと巨根に刺し貫かれていく女の花弁を見て浩介が実況した。
　先端が没入した。茎部の半分が吸い込まれる。
　強烈な異物感に順子が眉をしかめる。
　かまわず股を開きながら順子が更に腰を沈めた。
　陰茎が全て埋没し陰嚢と女性器が接触した。太一の全てを順子のそこが飲み込んでいる。
　順子が目を閉じ受け入れた太一の物を堪能している。
　腰を回した。嫌らしい音を立てながら陰嚢の上で汁を垂らす陰唇が動いた。
　順子の中で太一の物がねじられる。巨根の弾力と硬度を膣全体で味わっている。
「ごりごりと中で当たってるぜ」
　太一が結合部を見つめながら順子の内部の感想を言った。
「嫌らしい尻だ、たまんねえ」浩介が結合している尻の表面に舌を這わせていた。
　順子の尻が上下動を開始した。
　濡れた花弁から汁をまとった肉棒の出し入れが始まった。
　巨根の出入りに男達の目は釘付けだった。

　観賞していた浩介が膝立ちになった。
　順子が浩介に背を押され上体を太一に押し付けられる。
　順子が腰を動かせなくなった分を太一の腰が補った。
　下から巨根で突き上げてくる。
　突きながら太一が順子の膝裏から腕を回し白い下肢を固定した。
　尻を突き出す体勢になる。

　浩介が膝立ちのまま結合する二人の背後に回った。
　上下に動く二人の結合部を背後から観察する。
　観察する目の下で力に溢れた男根が揺れていた。激しく勃起している。
　貫かれている尻の間に浩介の鼻面が入った。
　浩介は舌を突き出している。舌先が人妻の肛門をつついた。
　両手で尻の穴を広げ、広がった皺だらけの穴に思うさま舌を這わせる。
　舌先が穴の中に少し入った。
　肛門の内側をほじくり返す浩介の舌は殊のほか心地よかった。

「旦那にこれを見せるのは酷かな？」下から貫いている太一が耳元で囁いた。
「こっちはバージンなんだろ？さっきの礼だ、旦那には悪いが俺が処女を貰ってやるよ
　その後でさっきした事をとっくりと後悔させてやる。自分が女だって事を嫌って程思い知らせてやる。」
　リモコンと携帯を手に結合した尻を広げながら背後から肛門舐めを止めた浩介が言った。
　声は上ずっていた。
　浩介が自分の肉棒を掴み腰を屈め挿入位置を探る。
　先端が人妻の肛門をつついた。
　三人でしか体験できない事をしようとしていた。

　動画受信が遮断された。
　携帯の通話も途切れた。
　裕之だけが取り残された。
　妻を寝取られようとしている旦那が立ち上がった。
　自慰は終わっている。
　妻の居る場所は配信された動画から確定していた。
　プリンターには動画を分解した静止画を出力させていた。
　出力した画像にはホテル名が入っている。
　娘が寝ている事を同居の両親に伝え、夜の玄関を出て行った。