| 12．紗央里ー４ 男は快感でグッタリとした紗央里の身体を椅子から抱き上げ、ワンピースの後ろのボタンを外し、上半身も露わにした。 出産していない紗央里の乳房は、その美形をブラジャーに隠していた。 「ほぉ〜〜オッパイも見事な形をしているようだな・・・・」 そう言うと、男は紗央里のブラジャーも外し、乳房も露わにした。 プルンと揺れて露わになった乳房は、洋梨のように膨らみ、浮き出た鎖骨とは対照的で、男をさらに欲情させた。 「形良く膨らんでツンと突き出して・・・・こりゃ、美味しそうだ！」 男は紗央里の乳房を揉みしだき、舐め回し、乳首を舌で転がした。 「あぁあああああ・・・・・・・・」 紗央里は後ろの倒れそうなくらい身体を反らし、その腰を男がしっかりと抱き支えていた。 男は紗央里を背後から抱え直し、なおも乳房を揉み、片手を伸ばして淫らに濡れて敏感になっている淫唇を弄った。 「もういいだろ！」 男は紗央里に両手で座席の背もたれを掴ませ、お尻を突き出させた。 （あっ、入れるのね・・・・はぁぁ、早く・・・・早く欲しい！） 紗央里は待ち切れないように振り向いて男を見た。 男は怒張った肉棒を取り出していた。 （大きい！はぁぁ・・・・舐めてみたい・・・・） そうは思っても、今の紗央里は早く挿入されたかった。 「こうして見ると、尻の張りも肉付きも堪らないな！」 男は呟くように言いながら、その柔肉を掴んで引き寄せ、太く昂り切った肉棒を、淫らに濡れて火照る淫壷に挿入していった。 「うぅっ、ぁぁ、あぁぁっ・・・・・・・・あ、ふぅ〜ふぅ〜あぁぁ・・・・」 紗央里は一瞬呼吸を詰め、挿入の深い快感に息を吹き返した。 男は紗央里の見事な乳房を掴んで揉みながら、深く挿入した肉棒を角度を変えながら突き出した。 「あぁ〜あぁ〜あぁあああっ・・・・あいっ、あいっ、あいぃ〜〜っ！」 紗央里は狂喜し淫声を上げ、身体を弓なりに反らして昇りつめた。 （あぁぁぁ・・・・凄い・・・・もぅ、これで・・・・） 紗央里は望み以上の快感を感じ、深い快感に浸っていた。 しかし、男はまだ果ててはいなかった。 暫く紗央里の淫壷の感触を楽しんでいた男は、再び腰を激しく繰り出し始めた。 「うぁあああああ〜〜〜〜あ、イヤッ！あ、もぉ、ダメッ！あふっ、あいっ、あぁ、いぃぃぃ〜〜イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 紗央里は淫壷の肉壁を窮屈なほど圧迫して擦り続ける肉棒に、かつて経験の無い快感を連続して感じ続けていた。 「おぉぉぉ・・・・良く締るオマ○コだ・・・・なら、後ろの穴はもっと締まるんじゃないか・・・・」 紗央里は男の呟きが聞こえなかった。 男はスッと肉棒を淫壷から抜くと、その上の方で小さく萎んだ菊壷を押し開け、ゆっくりと感触を楽しむように挿入していった。 「うあっ！・・・・・・・・ぅぅぅぅっ、ぁぁ・・・・」 指でお尻を弄られ快感を感じた紗央里だったが、肉棒の挿入は衝撃だった。 息が出来ない・・・・否、それ以上の衝撃を感じた。 お尻が裂けるのではないかと思うほどの圧迫と異物感を感じ、しばらく身動きできない時間が続いた。 「おっ！は、初めてだったのか！？・・・・凄い締め付けだ！」 男は肉棒を引くに引けず、だが、菊壷の締め付けを楽しんでいた。 しばらくジッとしていると、無意識に肉棒を締め付ける時の感覚と、男が微妙に肉棒を動かす感触に、今まで経験したことのない痛みでもなければ快感でもない、何とも表現のしようのないものを感じ始めていた。 「ぅぅっ・・・・ぁっ・・・・」 次第に奥深い場所からジワジワと込み上げてくる感覚に、紗央里は淫壷とは異なる新たな快感を覚え始めていた。 「あ、ふぅ〜っ・・・・あぃっ、あぅっ、ぁぃぃ・・・・」 紗央里の締め付けが弛んだのを感じた男は、肉棒の挿入をゆっくりと繰り返し始めた。 「おっ、いぃぞ！・・・・いっ、イキそうだ！」 男は窮屈な紗央里の菊壷に射精感が込み上げてきた。 「あっ、ま、待って！・・・・もぅチョット・・・・もぅ少しで・・・・」 紗央里の言葉に男は射精感を堪え、片手で乳房を揉み、もう一方で淫壷の肉襞を擦り、肉棒を菊壷深くに挿入したまま、ゆっくりと回転させた。 「あぁあああああっ・・・・あ、いっ・・・・イクッ！・・・・あ、イクゎ！あぁ、凄っ！あぁああああっ、イッ、くぅぅぅぅ〜〜〜〜」 紗央里は前後の淫穴を激しく収縮させ、生まれて初めての大きな快感を感じ続けた。 男も紗央里と同時に、菊壷の中に大量の精液を放出して果てた。 紗央里が気づいた時には、もう男の姿は無かった。 映画館の座席に座り、気を失っていたようだ。 「ふぅ〜〜何だったのかしら・・・・本当にあったことよね・・・・」 前後の淫穴に残る深くおおきな快感が、それが事実であったことを物語っていた。 紗央里はやっと立ち上がり衣服を整え、映画館の化粧室に向かった・・・・。 異次元POSTは、確かに願いは叶えてくれる。 だが、それが原因で、多くの人々の歴史を変えてしまうこともある。 過去に戻り、願いを果たしたことで、それに関係した人々の、その後の人生を左右することもあるのだ。 紗央里は現在において願いを叶えたが、割り切ったはずの異常な状況のセックス体験は、その後の紗央里のセックスを大きく左右してしまった。 今までは、それなりに満足できた淫らな快感も、異常な快感を覚えてしまった紗央里の身体は、気持ち以上に大きな快感を求めて止まなかった・・・・。 |
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| 2007.9.29掲載 |
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