| 14．祐樹ー２ 佳織は部屋を出る前に祐樹に声を掛けた。 「あまりエアコンは効き過ぎない方がいいと思うから、抑えておくね！本当にお医者さんに行かなくて大丈夫なの？」 「あ、はい・・・・少し眠れば・・・・」 「そう、じゃあ、わたしシャワーで汗を流したら、リビングに居るから、何かあったら声を掛けてね！」 「すみません・・・・急に迷惑掛けて・・・・」 「何言ってるの！いいから休んで」 佳織は優しさを感じさせる瞳をして、部屋を出て行った。 祐樹は窮屈なズボンを脱ぎ、これからの展開を考えていた。 （シャワーか・・・・ここで浴室に行って迫るのも手だけど、少し強行過ぎるかな・・・・でも、想像するな〜佳織さんの裸・・・・） 祐樹はトランクスの中の肉棒が、堪えきれないほど強張っていた。 （14歳の身体じゃ、すぐに復活するけど・・・・） 祐樹は肉棒を抑え、さらに考えを展開した。 （慌てないでもチャンスは必ずくる！自然な形でセックスまで持っていけるようにしたい・・・・） 一方、佳織は汗を流し、リビングで冷たいドリンクで喉を潤し、ホッと一息ついていた。 （祐樹君、きっと不安でいっぱいだわ！両親がふたりとも居ないから・・・・優しくしてあげないと・・・・中学２年か、まだ子供なのに身体は大きいから変よね） 佳織は自分より遥かに背の高い祐樹だったが、自分より10歳も年下の中学生だということを再確認し、優しく接しようと思った。 ノースリーブのワンピースに着替えた佳織は、祐樹の様子を見に和室に向かった。 「祐樹君、入るわよ」 小さく中の祐樹に声を掛け、襖を開いて中に入った。 祐樹は背中を少し丸めて横になっていた。 「寝てるの？・・・・あぁ〜ぁ、ズボン脱ぎ放し・・・・」 佳織は祐樹のズボンをキチンとたたみ、蒲団の横に置いた。 （祐樹君て結構可愛いのよね・・・・いつも顔をあわせると恥かしそうな笑みを浮かべて・・・・） 佳織は少し乱れたタオルケットを掛け直した。 「うぅ〜〜ん・・・・あ、佳織さん」 「あ、ゴメン！起こしちゃった？」 「いえ」 「どぉ？少しは落ち着いた？」 「え、あ、はい・・・・」 「どこか痛いところや具合の悪いところある？」 祐樹はチャンスだと思った。 「えぇ、少し・・・・」 「どこなの？」 佳織は心配そうな顔をして祐樹に寄っていった。 「チョッと手を貸して」 祐樹は佳織の手を掴むと、タオルケットの中に引き込んだ。 「エッ！な、何！」 「ダメ！放さないでください！お願いだから・・・・」 佳織は頼りげない祐樹が必死に懇願する顔に、強く対応できなかった。 タオルケットの中では、祐樹が佳織の手に堅く勃起した肉棒を握らせていたのだ。 「ど、どうして？」 「佳織さん、最初に会った時から憧れて・・・・今日も、佳織さんを身近に感じたら、どうしようもなくて・・・・」 「で、でも・・・・」 「分かってます！新婚で幸せな佳織さんに迷惑は掛けられない・・・・そうは思っても、どうしても気持ちを抑えきれず・・・・偶然、今日、こんなことになって・・・・少し落ち着いたら急に佳織さんへの想いが募ってしまい・・・・ゴメンなさい・・・・重ねて迷惑を掛けてしまい・・・・」 佳織は真正面から気持ちをぶつけてくる祐樹に戸惑っていた。 （どうしよう・・・・？拒絶するのは簡単だけど、祐樹君の家は中に入れないし・・・・ここで拒絶して外に出すわけにはいかない・・・・） 祐樹は一気に攻めた。 「初めての女性が佳織さんだったら、それだけで充分だと・・・・一度、一度だけでいいんです！僕に女性を教えてください！優しくて素敵な佳織さん以外に考えられない・・・・それ以上の迷惑は絶対に掛けません！だから、お願い・・・・」 佳織は祐樹の幼さの残る瞳に涙が浮かんでいるのを見た。 （ここで拒絶したら、祐樹君、どうなるのか・・・・） 佳織はどうしていいのか、本当に困ってしまった。 しばらく膠着状態が続いた。 どのくらいの時間が流れたのか・・・・、佳織は重い口を開いた。 「わたしは祐樹君より10歳も年上なのよ。最初の経験は若い女性の方がいいんじゃないの・・・・それに、わたしも結婚してから日も浅く、そんなに経験豊富じゃないから、祐樹君に教えるなんて・・・・」 「いいんです！いえ、佳織さんじゃないと一生後悔する！」 そう言うと、祐樹の肉棒は一層膨らみを増した。 （わっ！凄い・・・・身体も大きいけど、ここも大人と一緒！うぅん、それ以上かも・・・・主人のより太くて堅いのは確かだわ！） 佳織は自分の手の中で堅さと太さを増した祐輔の肉棒に驚いた。 祐輔は佳織に肉棒を握らせたまま佳織の方を向き、佳織のワンピースの裾から手を伸ばして入れ、太股を擦った。 「あっ、ダメッ！」 佳織はビクンと身体を震わせ、膝頭を強く併せて閉じた。 「すみません・・・・でも、どうしても佳織さんじゃないと・・・・佳織さん、僕は相手にするに値しない男ですか？僕が嫌いなんですか？」 祐樹は起き上がって佳織に迫った・・・・。 |
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| 2007.10.8掲載 |
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