| 25．美奈代ー１ 美奈代は現在18歳、大学１年。 ボーイフレンドには不自由しないだけの器量を持ち合わせていたが、最近、どうしても会いたいと思うオトコがいた。 そのオトコの名前は、川口 雅也、小学校の同級生だった。 何故、そんなに会いたいのかと言うと、それは小学校の４年生の時の雅也の行為が原因していた。 小学校４年１組の教室・・・・。 美奈代と雅也は机を並べてくっつけていた。 ふたりの通っていた小学校では、ふたりずつ席をくっつけて座るのが通常で、学期ごとに席替えをしていた。 ふたりが机を並べていたのは２学期のことだった。 窓際の最後列に美奈代が座り、その横に雅也が座っていた。 ある日の授業中、突然、雅也が美奈代のスカートに手を伸ばしてきた。 スカートのファスナーを下ろすと、そこから手を入れ雅也は美奈代の股間を触り始めたのだ。 「雅也君、何を・・・・！？」 「シッ！静かにしないと先生が来るだろ！ここの席は一番後ろの隅だから、静かにしてれば気づかれないよ！」 「ぅぅ、だから、何をしてるの？」 「美奈代は、いいから黙ってジッとしてればいいんだよ！」 雅也は小声だったが威圧的に美奈代を黙らせた。 ふたりは家も近所の幼馴染で、兄妹のような関係だった。 だが、この時の雅也は、日頃の雅也とは別人のようだった。 美奈代は雅也に何か考えがあるのだろうと、雅也の言うとおりにジッとしていた。 雅也は美奈代のふっくらち膨らんだワレメの辺りを、懸命になって擦り始めた。 （なるほど・・・・雅也君、どこで教わってきたのか・・・・どこまで知ってやってるのかな〜？） 美奈代は不器用な手つきで股間を擦る雅也が、誰かの入れ知恵で愛撫をしてるということは分かった。 怖々と擦る雅也の指で、美奈代のワレメから淫らな液が滲み始めた。 （あぁ・・・・自分でするより少しは感じるみたい・・・・） まだ生理も始まっていない美奈代だったが、セックスに関するひと通りの知識はあった。 オナニーは半年ぐらい前に偶然から始めていた。 だが指で弄っても、そんなに感じることは無く、枕を股間に挟んで圧迫した方が気持ち良く感じる程度だった。 「あぁん、ダメだよ！雅也君・・・・ここじゃマズイってば！」 「だけど、少し、ヌルヌルしてきたよ」 「そりゃ、雅也君が擦ってるから・・・・でも、それ以上は・・・・」 「じゃあ・・・・どうすれば？」 美奈代自身、オトコの性器に興味があった。 「今度の日曜日、町内会でお母さんたち出かけるよね？」 「あぁ、確か・・・・そんなことを言ってた」 「だったら、その時に・・・・ネッ！だから、今はヤメテ」 「あ、うん、分かった」 雅也は日曜日に続きが出来るのだったらと、一応納得した。 雅也の待ちに待った日曜日になった。 美奈代の両親と雅也の両親が出かけるのと同時に、雅也は美奈代の家に向かった。 「雅也君、早いよ〜」 美奈代の家に飛び込むようにやってきた雅也に、美奈代は少しお姉さん気分で雅也に言った。 （雅也君よりは知ってるんだから、上手くリードしないと・・・・） 美奈代の思いなど関係なく、雅也はせっかちに美奈代に迫った。 「なぁ、早くしようよ！」 「チョッと待って・・・・ねぇ、雅也君、雅也君がしたがってることって、簡単に言うとセックスだよね？」 「エッ！そぅ、そうだけど・・・・美奈代、ハッキリ言うんだな」 「雅也君、どこまで知ってるの？」 「どこまでって・・・・あれだろ！そのぉ〜男のオチ×チ×を女のアソコに入れて、それでオチ×チ×からアレが出て・・・・だから、その前に、この間のように入りやすくするんだろ！」 「まぁ、そうだけど・・・・オナニーしてるの？」 「エッ！・・・・うん、この間、聞いて・・・・それで・・・・」 「へぇ〜気持ち良かった？」 「あ、あぁ、出る時に・・・・美奈代は？」 「女は何かが出て気持ちがいいっていうんじゃないから・・・・」 「ふぅ〜ん、難しいんだ・・・・」 雅也はよく分からなかったが、今は自分の興味と欲求を満たしたい気持ちの方が先行していた。 美奈代は浴室に行って、湯を溜め始めた。 「何だ？お風呂に入るのか？」 「そうじゃなくて・・・・ねぇ、誰も居ないんだから、ふたりでお風呂でやらない？」 「エッ！何を？」 「わたしも雅也君のオチ×チ×、見てみたいし・・・・雅也君だって、わたしのアソコ、見たいんじゃない？」 「あぁ、そりゃぁ・・・・」 「だったら、お風呂の方が、すぐに洗えるからいいんじゃない？」 「そう、そうだな！うん、そうしよう！」 ふたりは戸締りをして、浴室に向かった。 悪いことをするんだという気持ちがどこかにあった。 だが、それよりも、興味と欲求の方が強かった。 ふたりは幼馴染だったが、好きだとか嫌いだとかの感情は、お互いに意識したことは無かった。 火遊びと同じような気持ちなのだが、未知の世界が待っているという期待感が膨らんでいた・・・・。 |
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| 2007.12.3掲載 |
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