| 36．彰ー６ 一度目の淫猥な時間を過ごしたふたりは、浴室にいた。 お互いの身体を洗い合い、湯に浸かった。 「感じすぎて疲れるなんて・・・・こんなの初めてよ」 「僕もこんなに素敵なセックスは初めてです」 彰は祥子の乳房を揉み、祥子は彰の肉棒を弄っていた。 「わたし、あなたに本気になりそう・・・・」 「僕も祥子さんに夢中になりそうです」 彰は祥子を背後から抱きかかえ、優しく乳房を揉み項を舐めた。 （ここで挿入してもいいけど・・・・少し間を置いた方がいいかな？） 彰は敢えて挿入するのを避け、祥子を優しく包み込んだ。 浴室を出たふたりは、冷たいもので喉を潤した。 祥子は鏡台の前に座り、少し濡れた髪にブラシを入れていた。 彰はそんな祥子を持ち上げて鏡台のストールに座り、祥子の淫壷に下から突き刺すように肉棒を挿入した。 「あぁぁぁ、い。いぃぃ・・・・」 彰はすぐに突き上げることはせず、祥子の股間に手を回し、肉棒の挿入されたすぐ上のクリトリスを愛撫し始めた。 「ほら、祥子さん、見て・・・・」 「エッ、あっ、イヤ・・・・」 「ダメですよ！今夜は信じられないくらい淫らにならないと・・・・祥子さん、キレイですよ！それに艶っぽくて魅力的で・・・・祥子さん、入れられているところ、見たことがありますか？クリトリスを弄られて・・・・益々、淫らな液が溢れて・・・・」 「あぁぁ、凄いゎ・・・・こんな風に・・・・初めて見たわ」 祥子は自分が挿入され弄られている姿を鏡で見ているうちに、それだけで淫悦が込み上げてくるのを感じていた。 彰は祥子に肉棒を挿入したまま立ち上がり、祥子の身体を持ち上げて窓際に座った。 「僕の部屋が見える・・・・誰かが何処からか見ているかも・・・・」 彰はそう言うと、祥子の淫壷を肉棒で突き上げ始めた。 「あぁああああっ・・・・もっと、もっと突いてぇ〜〜あぁぁ、いぃ〜〜っ・・・・あはぁっ、あぁ、いぃ、いぃ〜〜っ・・・・」 祥子は彰に揉まれている乳房じゃない方の乳房を自分で強く掴み、片手を下に付いて身体を激しく上下させた・・・・。 ・・・・淫猥な時間が明け方近くまで続いた。 祥子も次第に大胆になり、自らリードして彰の上で乱れ、いろんな形で彰を求めた・・・・。 やがて、ふたりは淫悦に浸りながら仮眠を取ることにした。 翌日の朝９時頃、彰が目を覚ますと、祥子の姿は無かった。 彰は裸のままで部屋を出た。 祥子は素肌にエプロン姿でキッチンに立ち、朝食の支度をしていた。 彰はそっと祥子の背後に回り、剥き出しのお尻を擦った。 「キャッ！・・・・あ、もぉ〜〜フッ、起きたのね、今、簡単な朝食だけど、支度が出来たわ！」 彰は祥子のお尻を擦りながらお尻から淫部を舐めた。 「あっ、はぁぁぁ・・・・ぁん、ダメ・・・・はぁぁ、欲しくなっちゃう！」 「ダメと言っても、裸にエプロンだなんて、見せたかったんでしょ？」 「うふっ、そうよ・・・・男の人の喜ぶ姿をしてみたかったの！だけど、この格好、男の人だけじゃなく、わたしも興奮するわ」 「じゃあ、下のお口にも朝食を食べさせてあげましょう・・・・」 彰は立ち上がって祥子のお尻を引き寄せ、肉棒を挿入し、右手でエプロンの中の乳房を揉み、左手でクリトリスを弄った。 朝食後、シャワーで身体を洗い、祥子は身支度を整えた。 髪を整え、化粧をし、スーツに身を包んだ祥子は別人になっていた。 「あなた、スーツ持ってる？」 「え、はい！一着だけですが・・・・」 「フッ、大丈夫よ！緊張しなくても・・・・わたしはわたし・・・・ビジネスの祥子もわたし・・・・じゃあ、スーツに着替えて」 「エッ！何処に行くの？」 「わたしの会社、一緒に行ってほしいの！いいでしょ？」 「あ、はい・・・・」 「会社、今日はお休みだけど、警備の人がいるので・・・・」 「あぁ、そう言うことですか！分かりました」 彰はマンションを出て自分のアパートに向かった。 祥子はスポーツタイプのＢＭＷに乗り、彰のアパートの前で待った。 「凄いですねぇ〜ＢＭですか」 「趣味の車よ。商用の車は別にＴ.Ｐ.Ｏ.で準備してるわ」 祥子はキリッとした表情で車を発進させた。 （やっぱり別人だ・・・・しかし魅力的だ！公の時の祥子さんは、本当に切れそうな雰囲気を持ってる。公私のどちらも素敵な女性か・・・・そう居るものじゃない！） 彰は運転する祥子の横顔を見ながら、祥子にすっかり惹かれている自分を感じていた。 祥子の運転するＢＭＷは間もなく警備の居る駐車場に着いた。 「あれ？社長さん、今日はお休みじゃぁ」 「えぇ、ご苦労様です。今日は学生さんに説明を・・・・」 「あぁ、大変ですね！社長さん自らだなんて」 「いえいえ、うちのような新しい会社は何でもしないと、じゃぁ」 祥子は車を地下の駐車場に入れた。 地下の駐車場からエレベータで祥子の会社のオフィスへ向かった。 「Ｍビルの中にあるんですね」 「えぇ、まだ自社ビルを持てなくて・・・・」 「いえ、そうじゃなくて、こんな一等地のＭビルにあるのが凄い」 「来客も多いから・・・・会社の格もあげたいし・・・・」 まもなく祥子の会社のフロアーに着いた。 「ここと下のフロアーを借りてるの」 「エッ、２フロアーですか！大変ですね」 彰は何故、祥子が自分を会社に連れて来たのかと考えていた。 （自分の会社に僕を入社させたいのかな？それとも・・・・エッ！） 彰はオフィスの会社名を見て驚いた。 （『○○○○株式会社』って、あの・・・・？） 彰が目にした社名は、33歳の彰の住む次元では人気の大手企業だった。 （そうか・・・・気づかなかった！そう言えば、社長は女性だと・・・・） 彰は祥子の後から会社の中に入った・・・・。 |
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| 2007.12.29掲載 |
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