| 37．彰ー７ パーテーションで仕切られたブースにはＰＣと電話があり、一番奥に社長室があった。 ドアロックを外し中に入った祥子は、笑顔で彰を迎え入れた。 「ふぅ〜〜会社って疲れるわね・・・・そこに掛けて」 祥子は彰を応接用のソファに座らせた。 「どう思う？うちの会社」 祥子は彰の前に座り聞いた。 「そうですね・・・・通常の派遣だけでなく、各方面へのエキスパートを養成し、より付加価値をつけて高く派遣し、利益向上を図る。組織化していない家庭教師を全国規模の組織にする。ネットの活用をビジネス化し、先んじてシェア確保する・・・・」 彰は矢継ぎ早に意見を述べた。 自分の生きる時代を考え、この12年前に即した案を言った。 「す、凄いわ！あなたほど、わたしに最適のパートナーは居ないわ！ねぇ、この会社に入って、わたしと一緒に・・・・どぉ？」 「僕は・・・・今は、高校教師になることしか考えていないので・・・・」 彰は即答でＯＫしたかったが、いつ元の次元に戻されるか分からない以上、何も約束できなかった。 祥子は少し肩を落として話しを続けた。 「わたし、自分のためじゃなく、みんなの為に役立ちたいの！・・・・・・・・ゆっくりと考えて、お願い！それはそうと、あなたをここに誘ったのは、あなたをこの会社に入れたいという気持ちだけじゃなく、あなたと一緒に生きていきたいと感じたから・・・・フッ、可笑しいでしょ？わたし、あなた以外に考えられないわ！ねぇ、オフィスでセックスっていうのも、いいんじゃない？」 彰はお互いに惹かれあっていたんだと思ったが、ここでそれに応じるわけにはいかなかった。 （もし、ここで元の次元に戻されたら・・・・あのアパートにも、もう住めないんだ。21歳の僕は・・・・） 彰は努めて明るく振舞うことにした。 「そうですね！将来のことはともかく・・・・今、この時は、ここでのセックスを楽しむのは賛成ですよ」 社長室は個室なので刺激が少ないと思った祥子は、彰を窓際のブースに連れていった。 「そうだわ！チョッと、そうね・・・・10分ほど待ってて！お願い・・・・そこのコーヒーでも飲んでて」 祥子は何かを思いついたらしく、両手を併せてウィンクをした。 祥子の言ったとおり、彰はコーヒーを飲んで待っていた。 （離れたくない・・・・だけど、それは出来ない相談・・・・せめて、今この次元に居る間に、祥子さんの力になれれば・・・・） 彰はブースのＰＣを立ち上げ、メモ帳を開いた。 当時のＰＣやアプリを思い出しながら、彰は会社の今後の方向性を箇条書きにまとめていた。 15分ほどして祥子は戻ってきた。 「ゴメンなさい！チョッと時間をとっちゃって・・・・あら、何をしていたの？」 「あ、いえ、チョッとＰＣを見ていただけです。それより、祥子さん、ここに来て」 彰は祥子を自分の居るブースの中に誘った。 （本当にキリッとして、さながらにキャリアウーマンだ！この差が何とも言えない・・・・どんな風に乱れるんだ？） 祥子は彰の待つブースの中に入った。 「言っておくけど、わたし今までに会社でセックスなど・・・・」 「分かっていますよ！公私の区別はハッキリしていると思いますよ」 彰は祥子の手を取り、椅子に座っている自分の膝の上に座らせた。 ブランドのスーツの上着を脱がして机の上に置き、彰は祥子のブラウスのボタンを上から２つ３つと外し、後ろから祥子の乳房を掴み、優しく揉み始めた。 「あぁぁぁ、本当にあなたとの相性の良さを感じるわ・・・・」 「えぇ、僕もそう思います・・・・」 彰は片手で乳房を揉み、片手をタイトスカートの中に潜り込ませた。 太股を擦り、その付け根の薄い小さな生地に包まれた中心を、指先でそっと擦った。 「あ、はっ・・・・ああっ・・・・あぁ、いぃぃ・・・・」 既に祥子の中心部は淫らな液で濡れていた。 彰はなおも小さな布の上から淫唇を強弱をつけて擦り続けた。 祥子は次第に堪えきれなくなってきた。 「ね、ねぇ・・・・あ、ふっ、お願い・・・・ねぇ、い、入れて・・・・」 彰は祥子を立たせ、スカートを脱がそうとした。 「あっ、ダメッ！スカート脱いだらオフィスらしくないわ！」 彰はその通りだと思い、ブランドスーツのスカートをたくし上げた。 小さな布もゆっくりと引き下ろし、祥子のお尻を引き寄せた。 祥子は彰の肉棒を掴み、自分で淫壷に挿入した。 「うぅぁああああ・・・・あ、はぁっ、ぃぃっ・・・・はぁ、はぁ・・・・」 祥子は安堵したような声を洩らし、お尻を上下させ始めた。 「あうぅ〜っ、あぅっ、ああっ・・・・あ、いぃ、イッくぅぅぅ〜〜〜」 祥子はアッと言う間に昇りつめていった。 続いて祥子は机の上に座り、両脚も机の上にのせ開いた。 片足首には小さなパンティが丸まったまま、ヒールも履いたままだった。 （こんな女性と毎日楽しめたら・・・・あぁ、それだけで幸せだ！） 目の前の祥子の美しさと卑猥さは、何とも言えず絶品だった。 彰は思わず祥子の淫部に顔を埋め、淫唇を舐めクリトリスを舐めた。 「あぁああああ〜〜〜はぁあっ・・・・あ、いぃ・・・・」 祥子は彰の頭を抑え、自分の淫部に密着させ、淫悦の声を上げた。 彰は警備員が来るんじゃないかとヒヤヒヤしていた。 彰は舌と指を駆使し、祥子を再び昇りつめさせた。 祥子の淫欲はまだ納まらず、今度は大きな窓ガラスの前に立った。 「祥子さん、見えちゃいますよ！」 「大丈夫、今日はオフィス街は休日よ！」 「でも、警備の人や休日出勤の人も・・・・」 「あぁん、だからいいんじゃない？ネッ、見られないうちに早く、早く来て！」 彰は窓ガラスに張り付いた祥子の背後に立った・・・・。 |
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| 2008.1.5掲載 |
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