| 40．知香ー４ 知香の意識は朦朧となっていた。 有坂は知香の乳房を両手で優しく揉んでみた。 知香は目を閉じたまま拒絶するような反応は示さなかった。 （あぁぁぁ、いぃゎ・・・・どうしよう、わたしこのままじゃ・・・・） 夫を裏切るようなことは考えもしなかった知香にとって、今の無防備な自分は不思議としか言いようがなかった。 有坂は知香の両脚を少し開き、淡い恥毛を手のひらで軽く擦り、そのまま指を伸ばし知香の淫唇を擦った。 「あふっ・・・・」 ピクッと知香の身体が震え、妖しい声が洩れた。 有坂は既に淫らな液を滲ませているワレメを何度か擦り、淫唇を左右に開き、小さく膨れているクリトリスを優しく擦った。 「あはぁっ！・・・・・・・・ああっ・・・・ハッ！」 知香は身を硬くし、クリトリスを弄る有坂の手を抑えた。 「ダ、ダメッ・・・・それ以上は・・・・」 「奥さん、心身共に癒すには、全身が解れた今こそ、身体の芯から快感を感じることが一番です。家族、妻、世間、その他いろいろの縛りから解放されないと、奥さんの魅力はどんどん衰えてしまいますよ」 有坂は知香の耳元に口を寄せ、息を吹き込むように囁いた。 （そうかも・・・・ダメだゎ、拒みきれない！） 知香は自分が既に有坂の淫らな行為を受け入れている自分に気づき、有坂の手を制している力が弛んでいった。 有坂は知香の手から力が抜けると同時に、クリトリスへの愛撫を続け、舌を絡ませるように舐め、指を淫壷の奥へと挿入していった。 「あぁ、あぁ、あいっ・・・・あふっ、あふっ、あいっ・・・・」 有坂の指は知香の淫壷の中を動き回り、知香の敏感なスポットを２箇所、的確に探り当て責め始めた。 淫壷の奥と入口上部の２箇所を同時に愛撫され、知香は瞬く間に昇りつめていった。 「あぁぁ、いぃ〜っ、あふっ、あっ、ソコッ・・・・あぁ、いぃ〜っ、あはぁっ・・・・はっ、はっ、あっ、イッ・・・・くぅぅぅ〜〜〜〜」 有坂の指を締め付け、知香は両脚を突っ張って昇りつめた。 （あぁぁ、凄い！奥も入口も、一緒に同時に感じちゃって・・・・こんな風に責められたの初めて！） 知香はもっと感じたいという淫らな欲が沸きあがった。 有坂は知香の両脚をＭの字形に立てて開き、診察台の端まで移動させた。 （わっ！こんな格好、したことないわ！でも凄く嬉しいような・・・・） 知香は自分の中の淫らな何かが覚醒したかのように、さらなる淫悦を味わいたい気持ちでいっぱいだった。 （感じ方が・・・・何か、凄く鋭く敏感になってる！） 知香は元来セックスに執着心は無く、淡白のほうだった。 だからこそ、今こうしている自分が不思議で仕方が無かったが、その疑問より、こうしていたいと言う気持ちの方が強かった。 Ｍの字に開いた知香の淫部に顔を寄せ、有坂はクリトリスを舐め、長い脚を両手で擦っていた。 その舌はクリトリスから淫壷、アヌスまで舐め、知香は自分の乳房を掴んで身悶えた。 （もぅ、もうダメッ！早く、早く欲しい・・・・） 知香は一時も早く肉棒を挿入され絶頂に達したかった。 有坂はなおも知香への愛撫を続けていた。 知香が欲しがっているのは分かっていたが、敢えて挿入を遅らせた。 有坂はＭの字の両脚を押し上げ、淫壷とアヌスを目の前にし、舌でアヌスを集中して愛撫しながら淫壷の２スポットを責めた。 「あぁ〜あぁ〜うぅぁああああっ・・・・ダメ・・・・もぅ・・・・あぁぁぁ、またイク、あっ、イッちゃうぅぅぅ〜〜〜」 淫壷とアヌスの萎んだ菊蕾がピクピクと小刻みに収縮した。 有坂はそれをしっかり目で確認すると、今度はクリトリスを口に含んで舐め回しながら、淫壷と菊壷の両方の淫穴に指を入れ、同時に激しく責め立てた。 「うあっ・・・・あっ、あっ、あっ・・・・いいぃぃぃ〜〜〜凄っ・・・・凄っ・・・・あぁああああ〜〜〜いぃ〜イッくぅぅぅ〜〜〜」 立て続けに絶頂を感じ、知香は初めてふたつの穴で感じた。 （こんなことって・・・・こんな・・・・わたしが・・・・初めて・・・・） セックスに執着心の無かった知香には、信じられない現実だった。 有坂は昂った肉棒を取り出し、立ったまま知香の股間を引き寄せた。 「奥さん、入れますよ」 「えぇ、入れて・・・・は、早く・・・・」 有坂は知香の淫壷に亀頭を押しあて、ゆっくりと挿入し始めた。 ズブズブ、ブシュブシュ・・・・ 静かなマッサージ室に淫らな音が響いた。 「うぅっ・・・・あいっ・・・・いい、いぃぃぃぃっ・・・・あはぁぁぁ・・・・」 淫壷の肉壁を押し広げるように有坂の肉棒が知香の淫壷に挿入された。 「おぉ、奥さん・・・・凄く、いぃオマ○コしてるよ！ううっ・・・・」 知香も有坂の太い肉棒の挿入に、最初はキツク感じていたが、亀頭で肉壁を圧し擦られていくと、その窮屈さは大きな快感となった。 有坂は知香のＭの字に開いた脚を両手で押し上げ、腰をゆっくりと前後に繰り出し始めた。 「あうぅ、あぅぅ、ああああっ・・・・あ、いぃ〜〜っ・・・・あ、あ・・・・はぁ、はぁ、あいぃ〜あいぃ〜あぁぁ、もっと・・・・」 有坂は腰の動きを早め、指でクリトリスを擦り、さらにアヌスも責めた。 「あぁ〜い、いぃ〜〜っ！・・・・あ、凄っ、あ、イクッ・・・・あぁ、いぃ〜いぃ〜ああっ、イク、イク、イッ、くぅぅぅ〜〜〜」 知香はかつて経験のないような大きな快感に飲み込まれていった。 亀頭の部分だけを吸い込むような知香の淫壷の締め付けに、セックスの強さを自認していた有坂は必死に堪えていた。 「奥さん・・・・この奥に温泉治療の部屋があるのですが・・・・」 「エッ、えぇ、お任せします」 有坂は知香の淫壷に肉棒を挿入したまま知香を抱き起こし、そのまま抱えて奥の温泉のある部屋に運んでいった・・・・。 知香ー５ 有坂は知香の淫壷に肉棒を挿入したまま、温泉に浸かった。 知香を抱きかかえて座った有坂は、形良く膨らんだ乳房を揉み、乳首を舐め、首筋から耳まで舐めた。 「あぁ、凄い・・・・ずっと、イキ放しよ・・・・こんなの初めて」 知香は無意識に有坂の肉棒への締め付けを繰り返していた。 有坂は知香のお尻の淫穴、菊壷に指を深く挿入し、下から肉棒を突き上げ、知香の身体を上下させ責めた。 「あぁ〜あぁ〜あぁあああ〜〜〜」 知香は有坂の頭を両手で抱えて乳房に強く圧しつけ、深く大きな快感に全身を硬直させた。 「奥さん、奥さんの中に出してもいいですか？」 「エッ！えぇ、いぃわ！出して、あなたも出して、感じてぇ〜〜」 有坂は知香の身体を持ち上げ、一旦肉棒を抜き、知香に両手を壁に付かせてお尻を突き出させ、すぐに抜いた肉棒を淫壷深く再挿入した。 知香の感じやすいスポットの１箇所を肉棒で狙い撃ちするように、有坂は亀頭で圧し擦るように、意識して腰を繰り出した。 「あぁ〜い、いぃ〜〜っ・・・・あぁ、いぃ〜イッて、イッて、あはっ・・・・わたし、また、イッちゃうぅぅぅ〜〜〜」 有坂も知香の淫壷の収縮に堪えきれず、精液を放出した。 その後、そのまま温泉に再び浸かり、有坂は知香の乳房を優しく擦るように揉み、首筋にキスをしていた。 「ははっ・・・・はっ、はっ、ふぅぅぅ・・・・わたし・・・・どうして、こんな・・・・」 「奥さん、奥さんの中に眠っていた悦びが目覚めただけですよ」 「そぅ・・・・そうなの・・・・でも初めてのことばかりで・・・・」 「じゃあ、癖になっちゃうかな・・・・」 「えぇ、どうしよう・・・・」 「明日も来ますか？ここに・・・・」 「え、えぇ・・・・いいんですか？」 「勿論、僕が奥さんを目覚めさせたんだから・・・・昼間ならいつでもＯＫですよ！夜は、11時以降なら・・・・明日は、11時まで仕事があるので・・・・」 「今、何時？」 「もう12時近く」 「エッ！皆のところに戻らないと・・・・」 知香は無我夢中で淫悦を貪っていたので、時間が分からなかった。 「で、でも・・・・チョッと待って！」 知香は有坂の胡坐からお尻を上げると、有坂を温泉の木枠の縁に座らせた。 「萎えてるの？」 「えぇ、今、奥さんの中に出したばかりだから」 「でも大きいわ・・・・チョッと舐めてもいいかしら？」 「エッ、えぇ」 知香は有坂の萎えた肉棒を根元まで咥え、舐め回し始めた。 知香はあまりフェラも経験が無かった。 だが今はとにかく肉棒をしゃぶりたい気持ちでいっぱいだった。 「うっ・・・・」 無我夢中で肉棒を舐め、吸い、扱き続けた。 「お、奥さん・・・・」 「エッ！？」 知香は有坂の肉棒を口から放し有坂を見た。 「もう大きくなっちゃいました」 「あっ、本当だ！夢中だったので分からなかったわ・・・・」 「奥さん、舐めるのが上手ですね」 「うぅん、こんなことするのも慣れてなくて・・・・」 「そうだったんですか・・・・でも凄く良かったですよ！」 有坂の優しく微笑む口に、知香は思わずキスをしてしまった。 「ふぅ〜〜ゴメンなさい！わたし・・・・どうかしてる」 「いいんですよ！思ったとおりにした方が、健康的ですよ」 「そう・・・・そうよね！また大きくなってるけど・・・・大丈夫？」 「えぇ、もう一度でも二度でも、奥さんとしたいけど、奥さん、戻らないといけないんでしょ？フッ、大丈夫、明日まで我慢しますから・・・・」 「あ、ありがとう！じゃあ、明日、必ず」 知香は有坂に身体を拭いてもらい、浴衣を着て部屋に戻った。 部屋では皆、酔って熟睡していた。 （あぁ〜あ、こんなことなら、あのまま続けてればよかったわ！） 知香は凄く惜しい気がしたが、心地良い疲れが睡眠を誘った。 翌朝、７時過ぎに皆目覚めた。 「知香さん、昨日は大丈夫だった？」 真代が知香に声を掛けてきた。 「え、えぇ・・・・少し休んでいたら・・・・でも、今日もまだ少し・・・・」 知香は有坂との約束を思い出し、日中の居残り理由を作っていた。 「わたしたち、皆、酔って寝ちゃったから、ゴメンなさいね！今日は朝食の後、夕方までバスで観光するけど・・・・知香さんは無理しない方がいいかもね」 「えぇ、そうね。適度に温泉に浸かって静養するわ」 「うん、その方が・・・・会長さんにはわたしが言っておくわ」 朝の身支度を整え、軽く朝食を摂った。 10時頃から知香を残して、他の皆は観光に出かけた。 （観光したかったけど・・・・こんなチャンスは２度とないし・・・・） 知香は昨夜のマッサージ室に向かった。 マッサージ室のドアノブを回すと、鍵は掛かってなかった。 「すみませ〜ん・・・・」 知香は小さな声で中に声を掛けた。 （居ないのかしら・・・・？） 知香はドアを閉めてロックし、奥の部屋に向かった。 「あっ！」 「奥さん、来てくれたんですね！」 知香は奥から出てきた有坂の胸にぶつかった。 「えぇ・・・・」 「大丈夫ですか？」 「えぇ、わたしオッチョコチョイだから」 「フッ、奥さんは可愛くて、でも魅力的な妖しい艶があって・・・・」 「エッ！わたしに、そんなの・・・・とてもとても」 「そんなことはありませんよ！奥さんはもっと自信を持たれるべきです。奥さん自身、自分の姿を自覚すれば、きっと素敵になりますよ！」 「ホント・・・・」 知香は有坂の胸にもたれていった・・・・。 |
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| 2008.1.21掲載 |
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