| 43． 直斗ー４ 恵美は筋骨逞しい直斗の胸を洗い、引き締まって筋肉の分かれた腹筋を洗った。 （どうするの！？アレも洗ってあげないと・・・・でも、胸や腹筋だけでもドキドキしてどうしようもないのに・・・・） 恵美は直斗の肉棒を前に、以前のことを思い出していた。 ・・・・あれは、直斗が小学校６年の時、恵美が高校２年だった。 いつものように直斗の身体を洗っていた。 最後に直斗を立たせ、お尻と肉棒を洗っていた時だった。 （もう大きくなるのかしら？） 年頃になった恵美は、直斗の少し大きくなった肉棒に興味を持った。 玉袋を洗い、肉棒を擦って終えるのだが、この時は単に肉棒を洗うのではなく、握って扱いたのだ。 （わっ！大きくなってきたわ！） 恵美は自分の手の中で太く大きくなった肉棒を慌てて放した。 （あの時、わたし・・・・直斗に・・・・） それから恵美は、直斗を意識し始めたのを思い出していた。 （あの後も、何度か・・・・直斗が気持ち良さそうな顔をして・・・・それ以上はどうしても出来なかったけど、直斗は覚えているのかしら？） 恵美は毛深く逞しい直斗の脚を洗い終えた。 「じゃあ、立って！」 以前のように恵美は直斗を立たせた。 直斗の背後に回り、キュッと引き締まったお尻を洗い、太股の裏側も洗い流した。 （凄くカッコイイお尻・・・・本当に魅力的になったのね・・・・） 恵美の中で何かが変わってきた。 再び直斗の正面に回った恵美は、膝立てして肉棒と向かい合った。 丁度目の前にそそり立つ直斗の肉棒は、小学生だった直斗の肉棒とは大きく異なり、泌尿器としての肉棒ではなく、性的な魅力ある肉棒だった。 そんなに多くの性経験があるわけではなかったが、恵美が知っている男たちの肉棒の中では一番逞しく見えた。 （長い一生、オンナにとってセックスは重要な要素だわ！アメリカ映画を観てても、事前にセックスの相性を確かめる。他の条件が同じようなら、セックスで決まるんだわ！） 22歳の恵美にとって、男の価値観の大きな要素になっていた。 恵美は少し小さく堅くなった玉袋を優しく揉み洗い、片手で肉棒を掴み、泡だったスポンジで肉茎を擦るように洗った。 （直接掴むと、また感じが違うわ！堅くて太くて弾力があって・・・・） 直斗は閉じていた目を開いて、眼下で肉棒を洗う恵美を見ていた。 恵美はやっと洗い終えてホッとし、手を引こうとした。 「エッ、恵美さん、前のように擦ってくれないと・・・・」 恵美はギョッとして顔をあげ、直斗を見た。 （お、覚えていたんだわ！・・・・わたし、どうしたら・・・・） 直斗は自分を見て、すぐに顔を伏せた恵美に再び声を掛けた。 「前と同じようにして・・・・あの頃、楽しみにしてたんだ。セックスなんて知識はなかったけど、気持ちが良くて・・・・」 「それって、わたしのしてたことを責めてるの？」 恵美は後ろめたい気持ちで直斗に聞いた。 「まさか・・・・僕なんか、ずっと恵美さんのオッパイ触ってたし、まだ小さい時から、凄く膨らんできた時も・・・・」 「じゃあ、気にしてないの？」 「今にして思えば、もっとして欲しかった・・・・あの後まで」 「フッ、まぁ〜出ちゃったらどうしたの？」 「さぁ〜？多分、恵美さんの素敵なお口で大きくしてもらって・・・・ひょっとしたら、そのまま恵美さんに色々と教えてもらってた？」 「フフッ、そうね！そうだったかも・・・・」 「女の人も興味を持つんだって、後になって知って・・・・」 「自分を抑えないで、素直になっていたら良かったかも？」 「うん、だから、今日は素直になって欲しいなぁ」 「エッ、そ、そうね・・・・」 恵美は思わず固唾を呑んで直斗の肉棒を見つめた。 恵美は再び直斗の肉棒を掴み、以前のように扱き始めた。 いつの間にか恵美は、直斗の術中にすっかり嵌っていた。 堅く太く昂っていた肉棒は、さらにその逞しさを増していった。 「凄い・・・・」 恵美は思わず声を洩らし、さらに扱いた。 「え、恵美さん・・・・」 「ん！直斗、我慢できなくなったの？」 「うん、だって、大好きな恵美さんに扱いてもらって・・・・」 「じゃあ、チョッと待って」 恵美は太く暴発寸前の亀頭をパクッと口の中に咥えた。 （うあっ！ここまでは想定してなかった・・・・） 恵美は肉茎の根元を指で扱き、口に咥えた亀頭を口唇で扱いた。 「うっあっ！で、出るっ！」 直斗は我慢できずに恵美の口の中に勢いよく精液を放出した。 「うぐっ・・・・ゴク、ゴクッ、あ、あぁぁ、ふぅ〜〜」 「恵美さん・・・・」 「うふっ、直斗の精液、飲み込んじゃったわ！凄く勢いがあって、濃いのね・・・・うぐっ・・・・」 恵美はそのまま直斗の肉棒を再び深く咥え、全体を舐め回し始めた。 「ううっ・・・・あっ・・・・いっ・・・・」 直斗の肉棒はすぐに復活した。 「凄〜ぃ、すぐに大きくなって・・・・直斗って逞しいのね！」 「恵美さんが上手だから・・・・」 「あら！そんなに経験、無いのよ。ただ、あの頃の分まで想いを込めて・・・・そうしたらすぐに・・・・直斗がエッチなんじゃない？」 「ふっ、そうかも・・・・大好きな恵美さんにしてもらって」 直斗は少し屈んで恵美を引き上げ立たせた。 直斗は恵美の細い肩を優しく掴み、大きな瞳を見つめた。 「は、恥かしいわ！そんなに見つめないで・・・・」 恵美は直斗の視線をスッとかわした・・・・。 直斗ー５ 直斗は気恥ずかしい表情を見せる恵美を優しく抱き寄せた。 「今度は僕の番・・・・以前のようにオッパイを・・・・」 そう言いながら、直斗は以前のように恵美の乳房を擦っていた。 「う、うん、いいけど・・・・」 「恵美さんのオッパイ、凄くキレイに形も素敵になって・・・・前とはこうしてて感触が違う・・・・」 「そぉ〜あの頃より小さくなった気がするけど・・・・」 「そうじゃないよ！すっきりキレイになって、揉んだ感じは、さらに良くなってるよ！そう言えば・・・・あの頃、こうされてて感じなかったの？」 「エッ！うん、最初は感じなかったんだけど・・・・段々、感じるようになってたわ・・・・」 「じゃあ、もっとこうしてほしいなんて想ったんじゃない？」 「そぅ、もっと全体を・・・・とか、乳首も・・・・とか、あ、恥かしい！」 恵美は顔を手で覆って、顔を赤らめた。 ふたりは淫猥な行為をしているのだが、それに全く気づかないと言うか、そうしているのが自然だった。 直斗は恵美の乳房を恵美の反応を確かめながら擦ったり揉んだりし、恵美が悦ぶように心がけた。 「あふっ・・・・あ、いぃっ・・・・」 恵美は立ったまま瞳を閉じ、直斗の愛撫に集中した。 直斗もさらに恵美を悦ばせようと乳首を舌で舐め回し、口に含んで舌で転がし、軽く乳首を噛んだりもした。 「あうっ、あいっ・・・・あっ、そぅ・・・・あ、いぃわ！」 恵美は無意識に直斗の肉棒を掴み、扱いたり擦ったりし始めた。 （もぅ少しだ！恵美さんを死なせはしない！僕が幸せにするんだ！） 直斗は淫欲だけではなく、むしろ必死の思いだったのだ。 直斗は乳房を揉みながら、乳首も舐め、もう一方の手を下ろして恵美の股間に指先を忍ばせた。 「ああっ！・・・・あふっ・・・・」 恵美は瞳を閉じたまま頭を後ろに反らし、小さく口を開けて淫声を洩らし、股間を自ら少し開いた。 恵美の淫唇からは既に淫らな液が溢れるように滴り、太股の内側を伝って落ちていた。 直斗は指でその淫らな口唇を優しく擦った。 「あ、いっ・・・・あはっ、あはっ、あいっ・・・・あぁぁぁ・・・・」 恵美の肉棒を握った手は、激しく動き始め、空いていた手は直斗の逞しい胸板に圧しあてられていた。 直斗の指は恵美の淫唇の中に入り、淫核を弄り、淫壷の縁を擦った。 「あぁあああっ、あっ、もぅ・・・・あ、ダメッ・・・・あ、いいっ！」 直斗は淫核を擦りながら淫壷の中に指を入れ、一気に責め立てた。 「あぁあああああ・・・・・・・・イッ、イッ、イッくぅぅぅ〜〜〜」 恵美は立ったまま、お互いの性器を弄り合うという淫らな行為で、アッと言う間に昇りつめていった。 ふたりはバスタブに浸かり、なおもお互いの性器を弄り合っていた。 「ハッ、ハッ、ハッ・・・・」 「恵美さん・・・・」 自然と口唇を重ね、貪り合うように舌を絡め吸い合った。 「もぅ、もぅ、ねぇ〜」 恵美は直斗の肉棒を掴み、何とかしたい気持ちを直斗に伝えた。 「恵美さん、ここで・・・・？」 「う、うん・・・・は、早くっ・・・・」 直斗は部屋で挿入する予定だったが、とにかく挿入することにし、恵美を抱き起こし、お尻を突き出させた。 （うわぁ、恵美さんのお尻って、こんなに素敵だったんだ！） 直斗は恵美の柔らかなお尻を掴み、肉棒を挿入し始めた。 「うぅぁああああっ・・・・あ、はぁぁ、はぁ、はぁぁ・・・・」 恵美は肉棒を挿入された安堵感と快感の声を洩らした。 （うっ、結構、キツイ！） 直斗は肉棒全体を圧迫されるような感じを受けながら、ゆっくりと腰を繰り出し始めた。 「はっ、はっ、はっあっ・・・・あっ、いぃ〜っ・・・・あはぁぁ・・・・いぃゎ、直斗・・・・あぁ、いぃ〜〜っ！あ、イクッ・・・・あ、はっ・・・・あ、もぅ・・・・イッ・・・・くぅぅぅ〜〜〜〜」 恵美は魅惑的なお尻を直斗に強く圧し付け、ギュゥ〜ッと肉棒を締め付け、昇りつめていった。 「あっ、恵美さん・・・・」 直斗は恵美の淫壷の締め付けに堪え切れなくなりそうだった。 「ダメ・・・・もぅ１回・・・・ネッ、その時、一緒に・・・・」 直斗は恵美の言葉に射精感をグッと堪え、再び腰を繰り出した。 「はっ、はっ、はっ、は、あっ・・・・あいっ・・・・あいっ・・・・うぅあっ・・・・いぃ〜いぃ〜あぁぁ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 「恵美さん、僕も・・・・」 直斗は恵美の淫壷に精液を吸い取られるように射精した。 ふたりは繋がったままバスタブに座り、深い淫悦の心地良さに浸っていた。 「まだ大丈夫？」 「えぇ、勿論！愛する恵美さんとなら、何回でも」 「フッ、直斗って、本当に変わらないわ！」 「エッ？」 「小さい頃から、わたしのお尻ばかりついてきて・・・・」 「じゃあ、そのお尻も含めて、ベッドで・・・・」 「ふふっ、いいわよ！」 お互いの身体を拭き合い、寄り添うように２階に上がった。 直斗の部屋に入ると、ふたりは倒れ込むようにベッドで重なり合った。 体位の形などどうでもいいように、ふたりはお互いの性器を貪るように愛撫しあった。 「キレイなんですね、恵美さんのオマ○コ」 「そういう言い方されると、凄くいやらしくて感じちゃう！直斗のオチ×チ×、また大きくなって・・・・素敵よ！」 荒い呼吸とお互いの性器をしゃぶる音だけが、部屋の中に響いていた・・・・。 直斗ー６（孝ー１） ふたりは夕方まで時間を惜しむかのように淫らに交わりあった。 「もぅ、家に戻らないと・・・・」 「う、うん・・・・そうだね。もう夕方になってたんだね・・・・」 お互いに言わなければならない言葉が出てこなかった。 「恵美さん・・・・」 「エッ！」 「僕のこと・・・・男として考えてもらえます？」 「・・・・・・・・少し待って・・・・こんなことをしておいて、ダメだとも言えないけど・・・・やっぱり直斗はわたしにとって・・・・」 「待ってて欲しいんだ！どうしても！必ず、恵美さんのこと、幸せにしてみせるから」 「ぅ、・・・・その結論は、本当にチョッと待ってて・・・・わたしも将来を考えてみるから・・・・」 「うん、分かった・・・・じゃあ・・・・」 恵美は身支度を整え始めた。 その夜、直斗は自分の部屋で考え込んでいた。 （なんとかしないと、恵美さんが死んでしまう・・・・この時代にいつまでいることができるのかも分からない・・・・とにかく、早く恵美さんの了解を得なければ・・・・） 父親も寝てしまった深夜、直斗はどうすることもできずにいた。 コ〜ン！ 窓ガラスに何かが当たった音がした。 直斗が不審に思い窓を開けると、隣の２階の部屋から恵美が手を振っていた。 声を出すと両方の家に気づかれるので、直斗は首を傾げて、恵美の用件を待った。 すると恵美が両手で大きな○を作り、指でＯＫサインを出した。 （ホ、ホント！？） 直斗は大袈裟な仕草で喜びを恵美に伝えた。 元の次元に戻った時にどうなっているのか分からないが、直斗としては、この次元でできるベストだと思った。 窓を閉め自分の部屋のドアを開けた。 （アッ！ここは・・・・） そこは元の次元、自分の住むマンションだった。 （もう戻ってしまった・・・・恵美さん、どうなったんだ！？） 直斗は不安を感じながらドアを閉めた。 「あら！ダメじゃない！そんな所で大事なモノを出して！もぉ〜本当にエッチが好きなんだから〜」 直斗の前に現れたのは、エプロン姿の恵美だった・・・・。 恵美は本当に救われたのか？ 運命を変えることが出来たのだろうか・・・・？ 孝は都内の大学に通う21歳の学生。 昨年の夏、孝は気ままなひとり旅に出て不思議な体験をした。 （不思議と言うか・・・・何と言えばいいのか？） 孝は今、判断を迫られていた。 昨年の夏休み・・・・、孝は何かと気忙しい現実から少しでも離れたいと思い、人里離れた山間の空気と自然を楽しみながら歩いていた。 （深い所まで来てしまったなぁ・・・・本当に何も無い・・・・ここじゃ、携帯も圏外で使えないな・・・・） いつの間にか、山間の奥まで歩いてきた孝は、人里まで戻れるのかと少し不安な気持ちになっていた。 （ん！これは・・・・人工的に掘られた洞かな？） 茂みに隠れた洞穴に気づいた孝は、奥を覗いてみた。 （人の手が入っていると言うことは、中に行けるということ？） オイルライターを点し、洞の中に入っていった。 「ワッ！！」 少し入ったところで足を滑らせた孝は、大きな声を上げ、そのまま滑り落ちていってしまった。 「アッ、気づいたのね！」 「うぅ、ここは・・・・僕は・・・・？」 どのくらいの時間が経ったのか？ 孝は見知らぬ家で気を取り戻した。 「どうしてここに？あうっ！」 「まだ寝ていないと・・・・怪我は大したこと無かったけど、身体のアチコチを打っていたから・・・・」 孝は起き上がろうとしたが、身体が痛く重たかった。 足と肩には湿布のようなものが貼られていた。 「助けてくれたのは・・・・君が？」 「えぇ、母と一緒に」 気がつくと、裸で蒲団に寝ていた。 「あぁ、服は洗って繕ってあるわ！擦り切れていたから・・・・荷物は向こうに、足と肩は薬草を塗ってあるからすぐに治るわ。最初の夜は熱が出て凄い汗で・・・・一晩中、身体を拭いて」 「すみません。大変な迷惑を・・・・それで僕は、何日、ここで？」 「えぇ〜と・・・・４日、４日間眠っていたわ」 「・・・・・・・・」 孝は何とも言えない気分だった。 目の前には美少女と言う他、言葉が見つからないような女の子、自分は全裸で身動きもままならず、しかも介抱されていた。 （どうしてこんな山奥に、こんな美しい女の子がいるんだろう？） 孝は恥かしさを感じながら、どうにも出来ない状況だった。 「そのぉ〜お母さんは？」 「母は今出かけています。少し、何か食べた方がいいわ。チョッと待ってて」 まもなく少女は台所から温かい粥を作ってきた・・・・。 |
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| 2008.1.28掲載 |
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