| 46． 孝ー６ 裏の建屋の中には木の棚が多くあり、数多い乾燥された薬草が分別され、奥の棚には木箱が積まれていた。 その木箱のひとつを開けると、見たことのあるような原石があり、別の木箱には研磨された宝石が数多く納められていた。 「これは・・・・」 「信じられない？そうね！日本で取れるとはね・・・・薬草もそうなのよ。国内では珍しい、否、無い品種が取れるの」 「へぇ〜凄い・・・・これで不足した物を？」 「えぇ、年に何回か人里に出て・・・・」 「香さんは、連れて行かないのですか？」 「えぇ、いつかはと思っているうちに今日まで・・・・知らない方が幸せなこともあるんじゃない？皆、同じ一生・・・・長短はあっても長い歴史の中じゃ、ほんの一瞬・・・・何が幸せで、何が不幸なのか？あなた答えられる？」 「そうですね・・・・」 妙は木箱を棚に仕舞い始めた。 孝はそんな妙を支えようと手を伸ばしたが、それが逆に邪魔をする形になり、妙はバランスを崩した。 「アッ！」 孝は妙を背後からしっかりと抱きかかえた。 「すみません！危ない目に遭わせてしまい・・・・」 「いいのよ。親切でしてくれたことだし、何でも無かったんだもの。それより、その手は？」 気づくと、孝は妙の乳房を衣服の上からしっかり掴んでいた。 「アッ！重ねてスミマセン・・・・」 だが、孝はすぐに手を放さなかった。 妙もまたそのままジッとしていた。 「妙さん・・・・妙さんも僕を介抱してくれたんですか？」 「エッ、えぇ・・・・」 「じゃあ、僕の裸も？」 「えぇ、18年振りに男性の裸をジックリと見させてもらったわ！結構、逞しい身体なのね・・・・」 「エッ、じゃあ、香さんを産んでから一度も男性とは？」 「フッ、そうよ。わたしが男とのセックスに溺れたたら・・・・香のことを思ったら何も出来なくて・・・・そのうち忘れてしまったわ！セックスも快感も・・・・」 「そうなんですか・・・・」 「あら！わたしのお尻の下で堅くなってるのは・・・・」 妙は手を伸ばして自分のお尻の下に入れた。 「まぁ〜元気になったのね！エッ！わたしに欲情して勃起してるの？」 「スミマセン・・・・妙さんがあまりにも魅力的で・・・・」 「フッ、久し振りだわ・・・・わたしに反応してなんて・・・・」 妙は孝の昂った肉棒を擦りながら言った。 だが、すぐに妙は身体を孝から放した。 「孝さんと言うのね。あなた学生さんのようだけど、これからどうするの？」 「来年は就職の年で・・・・今の社会に疲れて、この夏は誰も知らない場所に・・・・そう思ってひとり旅していたら足を滑らせて・・・・」 「そう・・・・じゃあ、将来を決めてるわけじゃないのね・・・・まだ夏休みは長いでしょ？お願いがあるけど、聞いてくれる？」 「そりゃあ、命の恩人のおふたりの願いとなれば・・・・」 「そう、じゃあ、此処に居る限り、香に勉強を教えてほしいの。もう18歳、だけど一度も学校に行っていないし、世間のことも何も知らなくて・・・・」 「えぇ、構いませんが・・・・」 「わたしが教えられる範囲は教えてきたけど・・・・」 「じゃあ、どういう風に教えればいいか、相談しましょう」 「そうね！」 ふたりは建屋を出て、香の居る部屋に戻った。 部屋に戻ると、香が懸命に夕飯の支度をしていた。 「アッ、お母さん、疲れたでしょ？ご飯の前にお風呂に入って汗を流したら？さっき、孝さんが入ったけど、今、薪を足して焚いたから」 「そう、ありがとう。じゃあ、そうしようかな」 妙は奥の部屋から着替えを持ってきて、お風呂場に向かった。 「ねぇ、孝さん・・・・お母さんの身体、洗ってあげて」 「エッ！？」 「だって・・・・わたしにしてくれたように、母にも・・・・」 「でも、どうして？」 「お母さん、ずっとわたしのためだけに働いて・・・・孝さん、お母さんのこと、どう思う？」 「うん、素敵な女性だと思うよ。だけど、僕は君が・・・・」 「ありがとう。それはそれ、これはこれ・・・・いけないこと？」 香は無垢な瞳で孝を見つめて言った。 孝は否定することなど出来ないと思った。 （妙さんは素敵だし・・・・経験できれば嬉しいけど・・・・） 孝は香に頷き、お風呂場に向かった。 お風呂場の戸を開けると、妙が湯船の中で湯に浸かって憩いで居た。 「エッ！どうしたの？」 「香さんから・・・・あなたの背中を流してあげてほしいって」 「ホント！？フッ・・・・全く、香は男女の区別も無いんだから・・・・あの娘にも男女のことを教えないと・・・・ふぅ〜ん・・・・」 「あのぉ〜」 孝を無視して物思いに耽っている妙に声を掛けた。 「アッ、ゴメンなさい！服を着てたら濡れちゃうわよ」 「エッ、じゃあ」 孝はすぐに裸になって戻った。 湯船から出た妙の姿は、まさしく妖艶なオンナそのものだった。 束ねてアップした髪が何本か乱れ顔に掛かり、それが汗と湯で濡れて頬に着いていた。 孝が入って来たのを見た妙の目には妖しい女性の艶が光り、孝はゾクッとするほど、その魅力に惹かれた。 香の形良く象られた乳房に、さらに柔らかい肉を付けたような乳房、日頃、全身を動かしているせいか、引き締まった肢体、無駄な肉が無く、香より張って盛り上がったお尻、どこをとっても魅惑的としか表現のしようのない肢体だった・・・・。 孝ー７ 妙の視線は昂った孝の肉棒に釘付けになっていた。 （凄いわ！あんなに大きく堅そうに反って・・・・久し振りに目にしたけど、こんなに逞しかったかしら？） 妙は亡くなった夫以外の勃起した肉棒を目にし、キュンと子宮が疼くような感じがしていた。 孝は香の時と同じように妙の身体を洗い始めた。 ドキドキしながら妙のお尻を洗い淫部を洗い終えると、妙はすっかりオンナを取り戻していた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・いけない人ね！孝さんは・・・・」 「え、えぇ、妙さんのような魅惑的な裸を前に、何もしないでいるなんて、拷問のようなものですよ！」 「まぁ〜お世辞も言うのね！ウフッ・・・・でも、まだ洗っていないところがあるんだけど・・・・」 「エッ！？」 孝は妙の魅惑的な裸体を前に考え込んでいた。 「奥まで洗ってもらわないと・・・・」 妙は孝に背を向け言った。 （アッ！そうか、だけど・・・・いいのか？） 孝は妙を柔らかく弾力に富んだお尻の柔肉を掴んで引き寄せた。 妙は黙って孝に従い、両手で湯船の縁を掴んでお尻を突き出した。 孝は夢なのか現実なのか分からなくなりそうだったが、昂った肉棒を妙の淫壷に挿入していった。 （うっ！凄く狭い・・・・そうか、ずっと経験していないから・・・・） 無理に挿入すれば妙が痛がると思い、再度、屈んでアヌスやクリトリスを舐めながら淫壷に指を入れた。 「アッ！ご、ゴメンね・・・・ずっとしていなかったから・・・・」 孝の意図を飲み込んだ妙は、孝の愛撫に気を集中した。 妙の淫壷は指さえもキュキュッと締め付け、久し振りの異物の挿入を拒むかのように締め付けを繰り返した。 孝は時間も気になったので、急いで淫壷の中を弄った。 「あっ、あぁ〜〜っ・・・・あぁ、いぃ〜いぃ〜〜っ・・・・はぁぁ、はぁ、はっ、はっ、はあっ・・・・あぁ、いぃ、いぃ、わぁっ、あぁ、来る！・・・・あっ、イッ・・・・イッ、くぅぅぅ〜〜〜」 妙は激しく淫壷を収縮させ昇りつめていった。 孝は妙の興奮が少し鎮まるのを待っていた。 （キレイなオマ○コ・・・・子供を産んだとは思えない！すぐにご主人が亡くなったせいか、未発達な気がする・・・・それに香さん同様、アヌスのキレイさは堪らない！） 妙が大きく息をつくと、指の入っていた淫壷が少し弛んだ。 孝はそのタイミングを待っていた。 妙のお尻の柔肉を再び掴んで引き寄せ、昂りきった肉棒をゆっくりと挿入していった。 「うぅぁあああああっ・・・・あっ、あっ、あぁぁぁ、はぁぁ・・・・す、凄〜〜ぃ、アッ、もぅ・・・・アッ、イクッ・・・・あぁああああっ、イッくぅぅぅ〜〜〜〜」 妙は18年振りのセックスで、激しく肉棒を締付け昇りつめていった。 「大きな声を出したら、香さんに・・・・」 「はぁ、はぁ、エッ！あぁ、そう、そうね・・・・」 妙は繰り返し訪れる淫悦の高波を感じていた。 （凄い！堪らないわ・・・・アッ、すぐにイッちゃう！何回も・・・・） 孝は不規則に締め付ける妙の淫壷に堪えきれなくなっていた。 「た、妙さん・・・・」 「エッ、あぁ、ダメ・・・・出さないで・・・・でも、もう少し・・・・」 妙はまだ肉棒を放したくなかった。 孝も妙の気持ちを察し、目一杯堪えに堪えていた。 それから暫くして妙の方から肉棒を抜いた。 「あっ、はぁ・・・・あうっ！」 孝は暴発寸前の肉棒を握り、その場に立っていた。 「ゴメンなさい！わたしもまだ欲しかったけど香が・・・・」 「えぇ、そうですね」 「出したいでしょ？」 「えぇ、もぅ・・・・」 「じゃあ、わたしの口の中に・・・・」 妙は孝の手を退けて肉棒を掴み、根元まで咥えるようにして上顎と舌、口唇で扱き始めた。 「うあっ！ああっ・・・・あっ、イクッ！」 妙が肉棒を咥えて数秒後だった。 孝は堪えきれずにドクドクと妙の口の中に射精して果てた。 「はっ、はっ、はぁぁぁ・・・・・・・・」 「ゴクッ！・・・・あぁぁ、久し振り・・・・ふぅ〜〜」 「スミマセン、凄く良かったです」 「わたしも、凄く良かったわ！ まさか、こんなに久し振りでイクことが出来るなんて・・・・しかも、凄く良かったの！もっと感じたかったわ！」 妙は孝の萎えた肉棒を弄りながら言った。 「もし、良ければ・・・・夜、香さんのことを相談した後で・・・・」 「そうね！その頃なら、香も寝てしまって・・・・」 ふたりは後始末をして、お風呂場を出た。 食卓には夕食が並んでいた。 「もぉ〜ふたりとも遅いから・・・・すっかり冷めちゃったわ！」 「あぁ、ゴメン、ゴメン！孝さんが丁寧に洗ってくれたから・・・・」 上気した妙の顔を見て、香は孝に少し頷いてみせた。 孝も妙に気づかれないよう頷き返した。 食事を終えた３人は、香の勉強の内容を検討した。 「・・・・・・・・、と言う事で、明日から宜しくお願いします」 「じゃあ、お願いします」 「はい、こちらも宜しく」 「はい！じゃあ、香は部屋で休みなさい」 「はぁい。おやすみなさい」 香はいつもどおりに部屋に入っていった。 「いつもこんなに早く寝るんですか？」 「そうよ！ここには時計が無いけど・・・・大体これぐらいに」 「そうなんですか・・・・」 電気も無ければ何も娯楽が無いこの地なら仕方がないと頷けた・・・・。 |
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| 2008.2.6掲載 |
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