５．真弓ー２

　 真弓は１kwの照明の横から身を乗り出して舞台を見ていた。
　 高樹は危ないと思い、注意しようと真弓を見た。
　 前屈みになった真弓の胸元からは、92cmの乳房が深い谷間を作っていた。
（うっ！凄い・・・・おい、乳首まで見えてるよ！）
　 高樹の股間は信じられないほど昂っていた。

　 暑い夏の夜、照明室は熱が篭り、ふたりとも汗が噴き出していた。
　 真弓の汗で濡れた乳房はブラウスに張り付き、何ともエロティックな感じに透けて見えていた。
「あ、あまり身体を乗り出すと危ないよ！」
　 高樹の注意は聞こえているはずなのだが、真弓はわざと応答しなかった。
　 高樹は一旦、真弓の後ろに下がった。
（た、堪んないよ！）
　 真面目な高樹の目の前には、真弓のプルッとしたお尻が突き出され、薄い生地のパンティが汗で濡れ、太股にも汗が光っていた。
　 高樹の興奮は否が応にも高まり、理性の殻が壊れそうだった。
　 真弓は高樹の荒い息遣いを感じ、さらにお尻を突き出した。
（触りたい・・・・）
　 白くキメの細かな真弓の肌が火照って朱く染まり、汗に光っていた。
　 その上には高樹の知らないオンナが小さな薄い布に隠されていたが、手を伸ばせば確実に触れる距離だった。
（真弓君・・・・その姿勢は、ＯＫということだよな・・・・）
　 高樹は真弓の一連の行為を、無言の了解と感じた。

　 真弓は胸が破裂しそうにドキドキしていた。
　 高校１年にしては見事すぎる肢体、いつも潤っているような瞳は、年齢以上に大人の艶を感じさせ、セックス経験豊かな印象さえ周囲に与えていたが、実はまだキスさえもしたことが無かったのだ。
（高樹さん・・・・もうどうしたらいいのか・・・・）
　 真弓は自分が今、高樹の目にどのように映っているのかさえ、全く分からない状態で高樹を待っていた。
　 高樹も股間は熱く痛くしていたが、演劇一筋の高校生活でセックス経験は無く、踏み切れないでいた。
（もぅ・・・・我慢出来ない！）
　 高樹は目の前の淫欲をそそる真弓の下半身に寄っていき、汗の光る太股をそっと擦った。
「あ、はぅっ！・・・・・・・・」
　 真弓は驚きと高樹に触られたという悦びに声を上げた。
「ま、真弓・・・・」
　 高樹は思わず手を放し、真弓の方を見遣った。
　 真弓は振り返ろうと思ったが、そのまま頭を項垂れた。
（あれは、ＯＫ・・・・）
　 高樹は真弓が項垂れたのを同意と理解し、再び顔を戻した。

　 高樹の目の前には、再び真弓の白い太股とパンティに包まれたお尻があった。
　 高樹は戸惑いながらも、両手で真弓のお尻を擦った。
（パンティが邪魔だ・・・・はぁ、はぁ・・・・）
　 ぎこちない手つきでパンティの上端を掴み、ゆっくりと足首まで引き下ろした。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」
　 高樹の荒い息遣いだけが照明室に響いていた。
（どうするの？）
　 真弓は高樹の動向を気に掛けていたが、今、ここまできたら、任すしかないと思いジッとしていた。
　 高樹は真弓の小さなパンティを足首から抜くと机の上に置いた。
　 自然と真弓の両脚は広がり、剥き出しのお尻を突き出す格好になった。
（凄い・・・・これが、女の子の・・・・）
　 初めて目にするオンナのお尻に、高樹は暴発寸前だった。
　 高樹は改めて真弓のお尻を直に素手で触ってみた。
「あっ、あぁん！・・・・」
　 真弓は思わずお尻の双つの柔肉に力が入り、キュッと引き締めた。
（柔らかで・・・・しっとり滑らかで・・・・ふぅぅぅ、ゴクッ・・・・）
　 高樹は初めて味わう感触に驚きと興奮を覚えた。

　 力の弛んだ真弓のお尻の谷間には、小さく萎んだアヌスがあり、その下には高樹が想像しようと思っても不明確だった淫唇が濡れ、白い太股の内側に淫らな液を滴らせていた。
　 高樹は真弓の股間の下に潜り込むようにし、指で淫唇を擦った。
「ああっ！あふっ、あいっ・・・・・・・・」
　 真弓は初めてオトコに触れられ、飛び上がるような衝撃を受けた。
（これが・・・・温かい・・ヌルヌルしてる・・・・この中にあるんだ！）
　 高樹は指を前後に動かして淫唇のワレメを擦った。
「あぁん、あぁ〜あぁ〜ああっ・・・・」
　 何とも言えない心地良い快感が真弓を震えさせた。
　 高樹はさらに指を伸ばして驚いた。
（エッ！・・・・？）
　 生えているはずの恥毛がほとんど無かった。
（パイパン？・・・・見てみたい！）
　 高樹は真弓の淫部に興奮し、真弓を移動させようと思った。

　 そんな時だった。
「お〜い！照明室に誰かいるのか！？」
　 真弓は思わず屈みこんだ。
　 高樹はスポットの横から顔を出し、指導の先生に答えた。
「あ、はい！部長の高樹です！」
「おぉ！高樹か、早く片付けて帰るんだ！」
「え、あ、はい！分かりました・・・・」
　 その間に真弓はパンティを穿き、身支度を整えていた。
「あっ・・・・真弓君・・・・」
「高樹さん・・・・」
　 高樹は思わず真弓を抱き締め、年齢に似合わず艶っぽい口唇に自分の口唇を重ねた。
　 無我夢中で真弓の口唇を吸い、豊か過ぎる乳房を掴んで揉んだ。
「お〜い！早くしろよ〜！」
　 再び先生の声が聞こえた。
「じゃ、また・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
　 真弓は黙って頷いた・・・・。