| 52． 奈緒ー５ 奈緒は隆雄の逞しい胸に涙を押し当て、そのまま眠った。 隆雄はそんな奈緒が可愛く愛しく思えた。 翌朝、隆雄が目覚めると、もう奈緒の姿はベッドになかった。 隆雄はガウンを裸に着け、キッチンに行ってみた。 「あっ、おはようございます」 「あぁ、おはよう」 奈緒はショートのサマーパンツに大きなＴシャツ姿で、せわしく朝食の支度をしていた。 「もう出来ますから・・・・」 少し恥かしげな表情で、奈緒は隆雄に告げた。 隆雄は奈緒の表情と肢体に欲情し、キッチンに入っていった。 「もぉ、お義父さん、ここは狭いから」 「大丈夫！ここのキッチンは外から見えないからね！」 隆雄は薄地のパンツの上から奈緒のお尻を擦り、大きなＴシャツの裾から手を入れ、ノーブラの奈緒の豊かな乳房を掴んで揉みしだいた。 「あはっ・・・・あっ、ダ、ダメッ！」 隆雄は片手で乳房を揉み続けながら、もう一方で淫唇を弄り、淫壷に指を入れて折り曲げ圧し擦った。 「止めようか？」 隆雄が奈緒の耳元で囁いた。 「あうっ、エッ、イヤ、うぅん、いぃっ・・・・あ、はぁぁ、はぁ・・・・」 隆雄はしばらくそのまま奈緒を愛撫した後、奈緒のパンツを引き下ろし、お尻を引き寄せ肉棒を挿入した。 「あぁあああああっ・・・・あっ、い、いぃぃ〜〜っ・・・・あはぁ〜っ、あぁ、いぃ〜いぃ〜いぃ〜あ、イッ・・・・くぅぅぅ〜〜〜」 奈緒はお尻を隆雄の股間に強く圧しつけ、昇りつめていった。 その後、立て続けに２度、昇りつめた奈緒は、自ら隆雄の肉棒を抜いて隆雄の前に屈みこみ、隆雄の昂った肉棒を舐め回し、隆雄の精液を放出させ飲み込んだ。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・お義父さんたら！」 「ん！良くなかったか？僕は最高に感じて嬉しかったけどなぁ〜」 「んもぉ〜意地悪なお義父さん！良かったに決まってるでしょ！それに美味しかったわ！」 「奈緒さん、よく飲み込めたね？」 「えぇ、昨日の夜が生まれて初めての経験で・・・・オルガも精液を飲み込んだのも、みんな初めてでわたし・・・・」 「じゃあ、今日は早く帰って来ようかな？」 「ホ、ホント！？」 奈緒は心底嬉しそうな表情を見せた。 ふたりは肝心なことには一切触れずにいた。 生さぬ仲・・・・許されない関係であることは百も承知だった。 一週間が過ぎ、隆一が出張を終えて帰ってきた。 だが、それでも奈緒と隆雄の関係は続いた。 僅かな時間でも、ふたりきりになれば、服を着たまま淫らな悦びを求め合い交わった。 隆一が入浴している間でも、ふたりは時間を惜しんで淫交した。 奈緒のワンピースの裾を捲ると、剥き出しのお尻が現れた。 「奈緒さん！」 「だって、この方が時間の節約でしょ！」 隆雄は奈緒の柔肉を舐め、アヌスを舌先で突くように刺激し、淫液の溢れる淫壷に背後から肉棒を挿入した。 「うぅぁあああっ・・・・」 「奈緒さん、声をあげちゃダメだよ！」 淫らな声を押し殺し、隆一の存在を気にすればするほど、奈緒の快感は高まっていった。 １ヶ月が経過した・・・・。 奈緒は隆雄とのセックスに溺れ、離れられなくなっていた。 隆雄も奈緒の若い身体と、日毎に淫らになっていく奈緒に、夢中になってしまっていた。 「おい、お父さんは？」 お風呂から出た隆一が奈緒に隆雄の所在を尋ねた。 「もう部屋に入ったわよ」 「そうか・・・・早いなぁ」 「何か用事だったら、お部屋に行けば？」 「イヤ、用事は無いんだけど・・・・じゃぁ、僕も先に寝るよ！今日は何かと疲れたから」 「えぇ、わたしもお風呂に入ったら片付けして寝るわ」 隆一は奈緒に頷いて２階の部屋に向かった。 それからまもなく隆雄が自分の部屋から出てきた。 「隆一はもう降りて来ないかな？」 「えぇ、最近、仕事が忙しいので、わたしも求めてこないんです。多分、すぐに熟睡しちゃうと思います」 「そうか、じゃあ、隆一の分まで奈緒さんを求めないと」 そう言うと、隆雄は奈緒の横に座り、スカートの裾から手を入れ、パンティの上から淫唇を擦り始めた。 「あぁん・・・・まだ、ダメです・・・・龍一さんが・・・・」 「そんなことを言って、もう濡れてるじゃないか！」 「いやぁ〜ん、お義父さんの言い方、イヤらしいわ」 「奈緒さんは、そう言う言い方の方が好きじゃなかったかな？」 言葉遊びをしながら、隆雄の指は奈緒のパンティの端から中に入り、淫らに濡れた淫唇の中を弄り始めていた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・お、お義父さん、続きはここじゃ・・・・」 「どこならいいんだい？」 「龍一さんにお風呂に入るって言ったから、お風呂の中で・・・・」 「分かったよ。じゃあ、僕は部屋で脱いでくるよ。 隆一が降りてきても脱いだ服がなければ・・・・」 隆雄は奈緒の口唇にキスをして部屋に戻り、奈緒は浴室に向かった。 ３ヶ月が過ぎた頃、隆雄は奈緒にさらなる淫欲を抱いた。 （日毎にオマ○コは具合が良くなった！だが・・・・奈緒のお尻を見てると、どうしても入れたくなる・・・・） 隆雄は奈緒にアナルセックスを仕込むことにした・・・・。 奈緒ー６ 隆雄は奈緒と交わる度に、指を奈緒の未開拓のアナルに入れた。 最初は表面だけ、次は指先だけ、そして次第に奥へと・・・・、そのうち奈緒も少しずつ感じ始めていた。 隆雄と奈緒が関係を始めてから６ヶ月が過ぎようとしていた。 この日は休日で、夫の隆一は会社の同僚と出かけていた。 隆雄と奈緒は、隆一が出かけるとすぐに奈緒の部屋で淫交を始めた。 「はっ、はっ、はぁぁぁ・・・・どっちで感じてるのか分からないわ！前も後ろも凄く良くて・・・・あぁ、どうしよう・・・・」 奈緒は前後の淫穴でオルガを感じるようになっていた。 だが、アナルは指の挿入に留まっていた。 「奈緒さん、今日はお尻にオチ×チ×を入れてもいいかな？」 「エッ！・・・・う〜ん・・・・チョッと怖いわ・・・・わたし、お尻をキレイにして準備しておくから次に、ネッ！」 「フッ、仕方が無いなぁ・・・・じゃぁ、今度、きっとだよ！そうだ！前後の穴で同時に感じる為に、いいものを買ってくるよ！」 隆雄はそう言うと、奈緒をそのままにして出かけていった。 隆雄が出かけて行って30分位経った頃、奈緒の元に信じられない悲報が入った。 『お宅のお父様が交通事故に遭われ、今、救急車で病院に』 『エッ！間違いなく義父なんですか？』 『えぇ、間違いありません。ご存知の方がいらっしゃって確認を』 『ど、何処の病院なんですか？義父の様子は？』 『○○総合病院の救急に・・・・誠に言いにくいのですが・・・・ほとんど即死で』 『エッ！・・・・・・・・』 奈緒は身体中の血が凍りついたような気がした。 そして・・・・現在、遺影を前に奈緒は隆雄に語りかけていた。 「お義父さん、これって、やっぱり天罰よね・・・・。でもお義父さんにだけ罰が下されるのは不公平だわ。隆一さんを裏切り、してはいけない淫らなことを・・・・義父と。ふぅ・・・・、でも、わたしの身体はもう・・・・お義父さん無しでは・・・・これからどうすればいいの！」 奈緒は喪服の裾から手を入れ、隆雄の遺影を見ながら疼いて仕方がない淫部を慰め始めた。 「あぁぁあああああ、ダメ！やっぱり自分でやってもダメだわ！お義父さん、あぁ、せめてもう一度だけでも・・・・今は後悔ばかり・・・・。せめてお義父さんのしたかったアナルセックスを叶え、いえ、わたしだって、本当はやって欲しかったの！お願い！わたしの一生に一度だけの願いを・・・・」 奈緒は隆雄の遺影を見ながら涙ながらに祈っていた。 翌日、隆雄の物を整理しようと隆雄の部屋に入った。 「あれ！何なの？」 部屋の入口の脇に、郵便POSTのようなものがあった。 「あなたの願いを叶えてあげます。願いを紙に書いて投函してください。信じて投函すれば、必ず願いは叶います・・・・異次元POST。 本当・・・・？今は信じるしかないわ！」 奈緒は早速、願いを書いて投函した。 『お義父さんが事故に遭う前、わたしとの時間に戻して！お義父さんの願いを叶えたいの！その結果、出掛けなければ事故に遭うことも無い・・・・そうなれば幸せな日々が続く・・・・でも・・・・亡くなることが運命ならば、わたしも一緒に死にたい！』 奈緒は隆雄が居なければ、生きていても仕方がないと思った。 無気力で虚脱感に包まれた奈緒は、重い足取りで２階の自分の部屋に戻っていった。 （この部屋で・・・・お義父さんと・・・・あぁ、まだ信じられないわ） 隆雄が亡くなったという事実を、奈緒は受け入れれないでいた。 ガチャッ・・・・ 「奈緒さん、早くこっちに来て、もう待ちきれないよ！」 奈緒が自分の部屋のドアを開けると、全裸で肉棒をそそり立てた隆雄がベッドの上で待っていた。 （エッ！？・・・・・・・・、本当に？エッ、本当に願いが・・・・） 奈緒は夢でも見ているのかと、我が目を疑った。 （現実よね！あのPOST、本当に願いを聞いてくれたんだわ！） 奈緒は涙が出そうなほど、胸が熱くなった。 「もぉ〜お義父さんたら！今日は隆一さんが帰ってくるまでタップリと時間があるのよ」 「そうだけど、コイツが奈緒さんを欲しがって・・・・」 隆雄はそそり立った肉棒を掴んで奈緒に言った。 「それはお義父さんの分身だから、やっぱりお義父さんだわ！」 奈緒は着衣を脱ぎながら、隆雄の待つベッドに向かった。 奈緒はこれが最後のセックスになるかも知れないと、最初から激しく求め乱れていた。 「はっ、はっ、はぁぁぁ・・・・どっちで感じてるのか分からないわ！前も後ろも凄く良くて・・・・あぁ、どうしよう・・・・」 「じゃあ、今日はお尻にオチ×チ×を入れてもいいかな？」 全く同じ会話が繰り返されていた。 （来たわ！隆雄さんの願いを叶えてあげないと・・・・） 奈緒は隆雄の欲求を受け入れようと決めていた。 「えぇ、もう大丈夫よね！でも、まだ時間が早いわ！もっともっと感じあってから」 「そうだね！じゃあ、今日は頑張って２回射精しようかな」 「えぇ、いいですよ！２回でも３回でも・・・・最後はわたしの処女のお尻の中で気持ち良くイッて下さいね」 隆雄は喜び勇んで奈緒を抱き締めた。 お昼を挟み、ふたりは飽くことなく淫欲を貪りあった。 そして、最後の時が来た・・・・。 奈緒ー７（麻里子ー１） 夕暮れが近づいていた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・もう時間ね？」 「ふぅ〜そうだね。じゃあ、最後の仕上げにいきますか！」 隆雄は奈緒の身体を四つん這いにさせた。 先ずは淫壷に肉棒を再挿入し、ゆっくりと腰を動かし始めた。 「はっ、はっ、はっ・・・・あぁ、い、いぃ〜〜っ・・・・」 奈緒はしなやかに身体を弓なりに反らせ、お尻を突き出していた。 「もぅ、いいかな？」 「エッ、えぇ・・・・」 隆雄は指で充分に解しておいた奈緒のアナルに、淫壷から抜き出した肉棒をゆっくりと挿入していった。 奈緒は大きく呼吸をして力みを弛めた。 「うぅぁああああああっ・・・・あ、いっ・・・・あ、はぁ、はぁ・・・・」 「おぉっ・・・・す、凄っ・・・・奈緒さん、凄くいいよ」 隆雄は肉棒を全体を扱かれるように強く締め付けられていた。 「あぁ、お義父さん・・・・あ、はぁぁ、いぃ〜あ、いぃ〜いいっ・・・・」 奈緒も思った以上の快感を感じていた。 （こんなにイイのだったら、もっと早くに・・・・） 奈緒は次第に込み上げてくる新たな快感に震え始めていた。 「な、奈緒さん、もぅ・・・・ウッ！あぃっ・・・・イクッ！」 隆雄は射精と同時に目の前が白光に輝き、意識が消えた。 「あぁあああああ〜〜〜〜アッ！ああっ、うぅぁあああああっ・・・・あぁ〜あ、あぁ〜あ、あ、はぁっ・・・・ダ、ダメェ〜〜〜〜〜ッ！」 奈緒は新たに感じる大きな快感に目の前が真っ白に光り、そのまま意識が遠くなっていった・・・・・・・・。 麻里子は中学校の日本史教師として赴任が決まり、社会人としてスタートする前に、 以前から登りたかった玄岳にひとりで向かった。 （ひとりで山に行くのは初めてだけど、日帰りだから・・・・） 麻里子は軽装で出かけていった。 だが、山の天候は気まぐれだった。 （どうしよう！空が真っ黒に・・・・それに道が・・・・） 急に気温も下がり、軽装だった麻里子は右往左往するばかりだった。 歩けば歩くほど深みに嵌る気がした。 （ど、どうなるの・・・・このままじゃ、わたし・・・・） 雨が次第に強く降り始め、麻里子の身体は芯から冷えた。 足は重く判断力も無くなっていった。 「アッ！あれは・・・・」 もうこのまま遭難して死んでしまうと諦めかけていた時、古い山小屋が遠くに見えた。 （あそこまで行ければ・・・・） 麻里子は必死の思いで山小屋に向かった。 「酷い・・・・」 やっとの思いで着いた山小屋は荒れ放題だった。 それでも雨は何とか凌げるだろうと、小屋の中に入った。 中は日中だと言うのに薄暗く寒かった。 雨に濡れた衣服は麻里子の身体を芯まで冷やしていた。 （とにかく雨風を防いで・・・・それと火を、火が先だわ！） 少し残っていた薪に持っていた紙に火を点けて燃やした。 「はぁぁ、温かいわ・・・・服、乾かさないと・・・・」 麻里子は上着を脱いで火の傍に置き、穴の開いていた板の隙間に、散らかっていた布を詰めた。 「食べ物は？飲むものは？」 麻里子は自分で持ってきた飲食類を取り出し並べた。 「これだけ・・・・」 麻里子は余りにも手持ちの飲食物が少ないことに唖然とした。 すぐに小屋の中を探し始めた。 荒れた小屋の中には、目ぼしい物は何ひとつ無かった。 麻里子は火の傍に座り少量の飲食物を見ていた。 ガタン！ そんな時だった。 小屋の戸が外から開けられ、男がひとり入ってきた。 「いやぁ〜酷い天気になった」 「あ、あなたも道に迷って・・・・？」 「あっ、どうも！僕は大島 暁、君は？」 暁はリュックを下ろし、火の傍に寄って聞いた。 「わたし？わたしは三上 麻里子・・・・」 「君は道に迷ったのか？僕は天候の急変で避難したんだ。天候が回復すれば、下山する予定だよ」 「じゃあ、その時、わたしも連れて下りてください」 「あぁ、構わないけど・・・・その格好で登ったのかい？」 「えぇ、まさか、こんなに酷くなるなんて・・・・」 「山をなめたか・・・・でも仕方がないよな。ここまでこの時期に天気が崩れるのは珍しいから」 暁は食料を出し、ビニール袋の中の着替えを出した。 「着替えは？」 「いえ・・・・」 麻里子は濡れた衣服を見ながら答えた。 「男物だけど・・・・」 暁はトレーナーを１枚、麻里子に手渡した。 「着替えないと大変だよ」 「えぇ」 暁は麻里子に背を向けて着替え始めた。 麻里子も濡れた衣服を脱ぎ、パンティだけの姿にトレーナーを着けた。 暁は着替えを済ませ麻里子を見て驚いた。 「目の毒だな！」 「エッ！え、はい、すみません」 麻里子は長い素肌の両脚を晒し、乳房の膨らみを感じさせていた。 知的な美人タイプの顔とは不釣合いな肉感的な身体だった・・・・。 |
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| 2008.2.20掲載 |
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