| 54． 亜衣ー１ 亜衣は現在20歳、母親とふたりで暮らしていた。 父親は亜衣が５歳の時に亡くなり、その後は母親は再婚せず、亜衣とふたりで生きてきた。 母親は近くのスーパーで正社員として働き、亜衣を育てた。 亜衣も高校卒業と同時に近くの印刷会社で働き始めた。 可愛くてプロポーションのいい亜衣は、すぐに会社や取引先でも人気が出て、誘いも多かった。 だが亜衣は何故か誰からの誘いも受けず、相手が傷つかないようにサラリと上手くかわしていた。 亜衣は会社で事務をしながら、通信教育でイラストを勉強していた。 （いろんなイラストを描けるようになり、わたしだけの世界を創れるようになりたい・・・・。そう言えば、広告会社に勤めていた慎吾さん、今、どうして？） 亜衣は高校卒業まで隣に住んでいた慎吾を想い出していた。 （慎吾さんとの別れ・・・・辛かったなぁ・・・・転勤で名古屋に引っ越して、そのままになって・・・・子供できたのかな？それとも・・・・？あぁ、逢いたいなぁ・・・・） 亜衣にとって慎吾は特別な存在だった。 亜衣が慎吾に出会ったのは、亜衣が高校２年の冬だった。 ２ＬＤＫの賃貸マンションに住んでいた亜衣の部屋の隣に、若い夫婦が引っ越してきた。 真田 慎吾、美奈子の夫婦で、慎吾は26歳で広告会社に勤務し、美奈子は24歳で看護師をしていた。 「まだ結婚して１年で、お互いに仕事を頑張ろうと・・・・だから、当分はふたりだけの家族となります。宜しく・・・・」 引越しの挨拶に来た慎吾は、明るい好青年だった。 亜衣はひと目で慎吾に惹かれた。 （素敵なひと・・・・だけど美奈子さんも優しそうな女性だわ！） 亜衣は早くに父親を亡くしたこともあり、大人の男性への憧れだった。 ある日の夕方、亜衣は急いで帰宅した。 「寒〜〜ぃ！早く帰って暖房をして、お風呂で温まろうっと！」 亜衣はバタバタと部屋に入っていった。 （アッ、亜衣ちゃん・・・・） 慎吾は早く帰ってきた亜衣を見つけ、回覧板を渡そうと思ったが、声を掛ける間もなく亜衣は部屋に入っていった。 （フッ、全く可愛いなぁ〜後で届けに行くか！） 慎吾は少し間を置いて亜衣の部屋に向かった。 （突然、回覧板を目の前に出して驚かせよう！） 慎吾は悪戯心を起こして、静かに亜衣の部屋のドアを開けた。 （どこに居るのかな？） 慎吾が玄関から中に入ろうとした時、亜衣が洗面所から飛び出してきた。 「あぁ〜やっと温まった・・・・エッ！うあっ！！」 亜衣は慎吾を見て大きな声をあげて驚き、次の瞬間、その場に蹲った。 「アッ、ご、ゴメン！知らなかったんだ。コレ、この回覧板を持ってきただけなんだ」 慎吾は慌てて亜衣の部屋を出て、自分の部屋に戻った。 （うわぁ・・・・見られた！しかも素っ裸の前を全部・・・・） 亜衣は浴室から出て身体を拭い、そのまま出てきたのだった。 （まさか誰かが居るなんて・・・・だから着替えは部屋の中に・・・・あぁ〜〜どうしよう？ショック！ショックだわ〜） 亜衣は部屋に入って塞ぎこんでいた。 １時間ほどして亜衣は慎吾の部屋を訪ねることにした。 （向こうもショックだったかも・・・・まぁ、お詫びも兼ねて、レトルト夕食でも） 亜衣は慎吾の部屋の呼鈴を鳴らした。 「はい！あぁ、亜衣ちゃん」 「どうも、さっきは驚かせちゃって・・・・コレ、レトルト」 「フッ、どうぞ！」 慎吾は亜衣を部屋の中に入れた。 「いつもレトルト食品かい？」 「まぁ、多いかな〜お母さん、今日も11時ぐらいだし」 「そうか、スーパーも大変だよね！うちの奥さんも、今日は当直で病院にお泊りなんだ」 「そうなの！看護師さんていうのも大変なんだ・・・・じゃあ、夕飯は？」 「作ってあるのを温めて食べるんだよ」 「エッ、それって、レトルトと似たり寄ったりじゃない？」 「ハハ、そうかも」 ふたりは揃って夕食の準備を始めた。 亜衣は慎吾たちが越してきてから、ふたりを慕っていた。 母子家庭で育った亜衣には、ふたりが兄、姉と感じていたのだ。 慎吾も美奈子も、そんな亜衣を妹のように接していた。 「あぁ〜あ、美味しかった！」 「フフッ、そうだね。レトルト食品も美味しいよね」 「そんなことを言ってると、美奈子さんに怒られるよ」 「大丈夫！亜衣ちゃんは優しいから告げ口しないよ」 「さぁ、それは分かんないよ〜」 「亜衣ちゃん、コーヒー飲む？」 「うん！」 ふたりは楽しく夕食を済ませ、食後のコーヒーを飲み始めた。 ふたりはコタツに移動してコーヒーを飲んでいた。 「ホットカーペットをつけてると、コタツは電源入れなくても中は温かいよね」 「うん、この方が変に熱くなくていいよ！それはそうと、今日はビックリした？」 「あぁ、そりゃあ、もう、ドキッとして・・・・」 「思わず欲情してしまった？」 「ば、バカ！そんなこと・・・・」 「ホント？本当は、ドキッとして、その後、困ったんじゃない？」 「亜衣ちゃん、自分のプロポーションに自信があるんだ？」 「う〜ん、比べたことないから・・・・美奈子さんと比べて、どう？どっちの方が魅力がある？」 亜衣は慎吾の横に座り、詰め寄って聞いた・・・・。 亜衣ー２ 亜衣も慎吾もジャージの上下を着ていた。 「亜衣ちゃん、高校２年と言うことは、17歳か・・・・」 「何それ？わたしがまだ子供だと言いたいわけ？」 「イヤ、そうは言わないけど・・・・そうだな・・・・確かにビックリするほどプロポーション良く見えたよ」 「美奈子さんと比べると？」 「ふぅ〜ん、美奈子は細身だから、亜衣ちゃんには敵わないよ」 「そう、わたしのサイズ、予想できる？」 「そうだな・・・・86、60ぐらいかな？」 「あれ？ヒップは？」 「あぁ、前から見えただけだから、お尻までは・・・・」 「じゃあ、お尻も見たかった？」 亜衣は大人の慎吾をからかうように聞いた。 慎吾は困った顔をしていたが、亜衣に付き合って答えた。 「そりゃぁ、見たくないと言えばウソになるかな？サイズは当たっていたのかい？」 「うん！凄〜ぃ、慎吾さんのエッチ度が分かるよ！バストもウエストもピッタリ！良く見てたんだ〜」 「そうか！当たったんだ。じゃあ、ヒップも予想で85かな？」 「エッ！バストより小さいと思うの？」 「あぁ、亜衣ちゃんは肩幅が狭い割りにプロポーションがいい！バストはトップとアンダーの差が大きい気がしたんだ。ヒップも若いからアップしてると思うけど、幅が狭い分・・・・」 「へぇ〜凄い観察力と洞察力だわ」 亜衣は慎吾の身体に寄り添うように座っていた。 （ヤバイなぁ、さっき見た亜衣ちゃんのオッパイがちらつくよ！傍で体温も感じて・・・・これじゃ、大人しくしていないよ） 慎吾は股間が盛り上がりつつあるのを感じ困っていた。 亜衣は慎吾の太股に手を置いて話しを続けた。 「わたし顔が子供っぽいから、身体とアンバランスだって」 「エッ！それって、男の子に言われたの？」 「あっ、わたしが処女じゃないと思ってる？」 「イヤ、そうじゃないけど・・・・亜衣ちゃんなら誘われても」 慎吾は太股を擦られ、益々、妙な気分になってきた。 慎吾も亜衣の太股をジャージの上から軽く擦った。 亜衣は少しピクッとしたが、そのまま拒絶はしなかった。 「確かに誘われるよね・・・・でも高校生じゃ子供っぽくて」 「じゃあ、大人の男性を相手にするのかい？」 「まぁ・・・・慎吾さんは、わたしに性的魅力を感じる？」 「そうだね・・・・今日は特に強く感じるかな」 慎吾の手が亜衣の太股から股間の方に動いていった。 それに呼応するように、亜衣の手も慎吾の股間に移動していった。 慎吾は思い切って亜衣の股間に指を滑らせた。 （あふっ・・・・） 亜衣はジャージの上からだが、淫唇辺りを擦られ声を洩らしそうになった。 亜衣も慎吾の股間に手を伸ばし、次の瞬間、一瞬手を引いた。 （もう大きくなってる！やっぱり慎吾さん、欲情してたんだわ） 亜衣は改めて手を伸ばし、ジャージの上から勃起した肉棒を擦った。 「うっ・・・・」 「あれ！慎吾さん、どうかしたの？」 「イヤ、何でもないよ」 「慎吾さん、わたしのお尻も見たいって言ってたよね？」 「あぁ、オッパイだって、もう一度、見たいよ」 「そう！慎吾さんて、そんなにエッチだったんだ。美奈子さんに怒られるんじゃない？」 「そりゃそうだけど・・・・亜衣ちゃんのを見たら誰だって」 「そう・・・・身体だけか・・・・わたしのことを思ってくれるんじゃないんだよね・・・・」 「そ、そんなことはないよ！亜衣ちゃんだって大切にしたいさ」 「でも・・・・見るだけで我慢できるの！」 亜衣は擦っていた肉棒をジャージの上から強く握った。 慎吾には亜衣の気持ちは分かっていた。 （そんなに強く握らなくても、分かってるさ！だけど・・・・難しい問題だよな・・・・） 慎吾は手を亜衣のジャージのズボンの上から中に入れた。 （エッ！下着、着けてないのか！） 慎吾は亜衣の素肌の下腹部に触れ、気持ちがさらに昂った。 「あっ！」 「あれ？亜衣ちゃん、どうかしたのかな？」 「ふん！何でもないわ！慎吾さんて、本当にエッチなんだから」 「亜衣ちゃんは、エッチ嫌いなのかい？」 「気持ち良くなるんなら亜衣に限らず、皆、嫌いじゃないんじゃない？慎吾さんだって、違う？」 亜衣は慎吾のジャージに手を入れ、昂った肉棒に直接触れた。 「あうっ、そ、そりゃ、そうだね！」 「わたしは独身だし未成年なんだから、守られてるけど・・・・慎吾さんは、越えてはいけない一線があるんじゃない？」 「そうだね・・・・僕は妻帯者で成人だから、マズイ面は多いよね」 「結果に責任が持てればいいと思うけど・・・・」 「そうだね・・・・」 慎吾は亜衣に肉棒を直接弄られ、平常心を失っていた。 慎吾の手は亜衣の股間に伸び、濡れた淫唇を軽く擦り、指を中に入れてクリトリスを弄り始めていた。 亜衣は快感に小刻みに身体を震わせ始めていた。 （こんなことをするんだ。亜衣ちゃんは非処女に間違いない！） 慎吾は亜衣が処女でないことを大義名分に、次第に大胆な行為に移っていった。 「まだ７時前、亜衣ちゃんのお母さんが帰って来るまで４時間、美奈子は帰ってこないから・・・・」 慎吾は亜衣の淫壷の中に指を入れ、感じやすそうな肉壁を探して擦り始めた。 「あっ、ふぅ〜〜っ・・・・」 亜衣は慎吾の肉棒を握って淫らな声を抑えていた・・・・。 |
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| 2008.2.25掲載 |
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