| 57． 三起也ー２ 由布はまるで姉が弟の手を引いているように、三起也の手を引いて自分の住むワンルームまで連れて行った。 部屋の中は由布の性格を反映して、キチンと整理されていた。 玄関の脇にはトイレ、洗面所、浴室があり、突き当たりは窓がありベランダに出るようになっていた。 こじんまりとしたキッチンの横には小さな冷蔵庫があり、７畳の洋間には、ベッドと机、テレビが整然と並び、クローゼットの中には、洋服がキチンと整理されていた。 由布は三起也をキッチンのすぐ前にある小さなテーブルの椅子に座らせ、冷蔵庫から冷たい飲み物を出し、グラスに氷を入れて持ってきた。 「君のしていることは犯罪なのよ！分かってるの？」 三起也は由布から出された冷たい飲み物を飲んでいた。 「うん、分かってるさ！でも仕方がないよ、だってお姉さんがキレイでつい・・・・」 「エッ！思ってもいないようなことを言い訳にして」 「ほ、本当だよ！いつもバスに乗ってる時、見ていて・・・・でも近寄り難くて・・・・そんな時、今日は乗客がいなくて・・・・」 三起也は真面目な顔で由布に気持ちを告げた。 （本当に？わたしを？・・・・初めてだわ、こんな風に言われたのは・・・・） 相手が小学校６年生の子供とは言え、由布は自分に憧れて痴漢行為をしたという三起也を怒れなかった。 「わたしは森下 由布、大学４年生よ。君は？」 「僕は高坂 三起也、小学校６年です」 「三起也君、あなた、女性と経験したことあるの？」 「エッ！経験って・・・・？」 「セックスって知ってる？」 「え、う、うん・・・・どういうのかは・・・・」 「でも経験は無いのね！それでも興味はあるから痴漢行為を？」 「う〜ん・・・・そうなのかな？僕、小さい時から悪戯してて・・・・でも、お姉さん、由布さんのことは・・・・素敵だと思って・・・・」 由布は子供の言葉だと思いながらも、悪い気はしなかった。 由布はしばらく考え込んでいた。 三起也もどうしていいのか分からず、由布を見ているしかなかった。 （僕はどうなるんだろう・・・・？このまま警察に・・・・なんてことになったら、どうしよう！） 由布は縮こまって小さくなっている三起也の肩に手を置いた。 「三起也君、女性の身体に興味があるのね・・・・わたしの身体を見てみたい？」 「エッ！そ、そりゃぁ・・・・由布さんのだったら」 「そう・・・・じゃあ、見せてあげてもいいけど、約束してくれる？もう、あんな痴漢的なことはしないって」 「う、うん！しない！しないよ、約束する！」 三起也はその場しのぎのウソをついていたが、由布には三起也の真意など分かりようも無かった。 初夏の部屋の中は窓を開けていれば過ごしやすかった。 由布はその窓を閉め、カーテンを引き、エアコンを入れた。 「さぁ、こっちに来て」 由布は三起也をベッドに誘った。 「わたしも裸になるから、三起也君も裸になるのよ」 三起也はすぐに頷いて服を脱いだ。 （どうして僕まで裸になるのかな？由布さんだけでいいのに・・・・） 三起也は裸になって由布が服を脱ぐのを見ながら不思議に思った。 三起也は由布より10cmほど身長は低かったが、骨格は逞しくなりつつあった。 （わっ！す、凄い・・・・オンナの人の裸って・・・・） 全裸になった由布の全身を見て、三起也はドキドキしていた。 股間の幼い肉棒は無意識のうちに堅く勃起していた。 日頃、痴漢行為をしているふてぶてしさは姿を消し、思春期を控えた少年そのものだった。 由布は裸になるとベッドに座り、三起也を横に座らせた。 「触ってみたい？」 「うん！」 三起也は目をギラギラさせ、由布の裸体を見ていた。 由布は何気なく三起也の股間に視線を遣った。 （エッ！12歳ぐらいで、大きくなるの？そう言えば、結構、身体つきはしっかりしてるのね・・・・） 由布は三起也の幼い肉棒と全身を観察していた。 （大人のオチ×チ×とは比べようもないけど・・・・可愛いい！しゃぶってみたいわ、うふっ！） 三起也はまだ射精の経験は無かった。 マスターベーションすることも夢精も経験は無かった。 由布は何となく気持ちが高揚していた。 由布はベッドに仰向けになった。 「いいわよ、触っても・・・・」 三起也は少し躊躇したが、大きく息を吐いて由布の乳房に触れた。 「柔らかい・・・・由布さん、本当にキレイだ・・・・」 何気ない三起也の誉め言葉に、由布は完全に淫欲モードに入った。 「優しく擦るようにして・・・・そ、そぅ・・・・あぁ、いぃゎ・・・・乳首を軽く擦って、舐めてみて・・・・あっ、そ、そぅ、はぁぁ・・・・」 三起也は由布の言うとおりにしていた。 （気持ちがいいんだ・・・・そうか、こうすればオンナの人は悦ぶのか） 三起也は日頃の中途半端な痴漢行為とは違う行為に興奮していた。 「三起也君、女の人のアソコって分かる？」 「アソコ・・・・？」 「男と女はお互いに気持ち良くなるためにセックスをするの。男の人の堅くなったオチ×チ×を女の人のアソコに入れて・・・・・、子供が出来る心配が無ければ、男はアソコに射精するのよ」 由布は丁寧にセックスの方法や手順を三起也に説明した。 三起也は思わず堅くなってる自分の肉棒を見た。 「射精・・・・って？」 由布は三起也の勃起した幼い肉棒を軽く握った・・・・。 三起也ー３ 三起也の幼い肉棒は亀頭が剥き出しになっていた。 （包茎じゃないのね・・・・この状態ならセックスできるわ） 由布は三起也の肉棒を軽く扱いた。 「あっ！・・・・はっ、はぁぁ・・・・」 「どう？気持ちがいいでしょ？」 「う、うん！」 「こうして擦ったり、舐めたりしても精液が出て気持ちが良くなるし、勿論、女性のアソコに入れて擦れば、気持ち良くなって出るのよ！セックスってのは・・・・・」 由布の説明で三起也はセックスの意味や快感を初めて理論的に知った。 由布は両脚を開いて、その間に三起也を導いた。 「ココがいわゆるオマ○コ・・・・この中は、クリトリスというのが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、じゃあ、触って舐めてみて」 由布は三起也に淫部の愛撫方法を丁寧に教えた。 三起也は初めて見るオンナの淫部に驚きながらも、由布の言うとおりにクリトリスを弄って舐め回し、続いて淫壷の中に指を入れて、中の肉壁の擦り方や感じる箇所を教えた。 由布は三起也に教えながらも、快感を感じていた。 「あぁ、いぃ・・・・そぅ、そぅよ、はぁぁ、その調子で・・・・あぅっ・・・・」 三起也はそんな由布を見て女性の不思議さを実感していた。 （今までの悪戯なんて子供だましだ！） 由布はさらに三起也に盛り上がったお尻も愛撫させ、三起也は感触を充分に楽しんだ。 由布は起き上がって三起也を仰向けにした。 「今度はわたしが三起也君を気持ち良くしてあげるわ！さっき、説明したように、オチ×チ×を舐めても気持ちが良くなり、射精するように出来てるのよ！ もしも気持ちが良くなって射精したくなったら、そのまま射精してもいいわよ」 そう言うと、由布は三起也の幼い肉棒を握って軽く何度か扱き、堅いがまだ太さや大きさが未成熟な肉棒をスッポリと口の中に咥えた。 「うわっ！」 三起也は肉棒が咥えられるとすぐに身体が震えた。 （何なんだ？生温かくて気持ちが良くて・・・・ぅああっ！） 由布が舌で亀頭の周囲を舐め回すと、三起也は生まれて初めて感じる快感に震えていた。 「うぅぁあああああっ！ぅあっ・・・・あっ・・・・」 由布の口の中の肉棒が急に太く膨らんだ。 （いいわよ！さぁ、出して！） 由布は三起也の初めての射精を口の中で受け止めようと思った。 「ゆ、由布さん、ぅあっ、あっ、いっ・・・・あぁふぅ〜ふぅ〜はぁぁ・・・・」 三起也は由布の口の中に初めての射精を経験した。 「ゴクン！ふぅ〜三起也君、どうだった？」 「う、うん・・・・はぁ、はぁ・・・・凄く、気持ちが良くて・・・・由布さん、大丈夫？飲み込んじゃって？」 「うん、平気よ！そのままジッとしてて」 由布は起き上がろうとする三起也を制し、再び幼い肉棒を咥えた。 三起也の射精で萎えた肉棒は、みるみるうちに復活していった。 「わぁ〜すぐに大きくなるのね！三起也君はやっぱりエッチなのかな？うふっ・・・・」 三起也は由布のその顔にドキッとした。 （由布さん・・・・本当に素敵だ・・・・） それが三起也の由布に対する初恋の気持ちだったのかもしれない。 だが、この時の三起也は、初めてづくしの快感に夢中だった。 由布は起き上がって三起也の腰を跨いだ。 「わたしのココに入れるわよ！いぃ？」 「う、うん」 三起也は初めてのセックスに胸が破裂しそうだった。 肉棒を握り、由布はゆっくりと淫壷の中に入れていった。 淫壷を引き締め、三起也の肉棒が擦れるように腰を下ろしていった。 「うぅぅぁあああああっ・・・・あふぅ〜はぁ、はぁ・・・・す、凄ぃ・・・・これがオンナの人のオマ○コ、これがセックス・・・・由布さん、凄く生温かくて、擦れて、凄く気持ちがいい」 「うふっ、じゃあ、もっと気持ち良くしてあげるわ」 由布は腰をゆっくりと上下に動かし始め、前後左右にも動かした。 三起也は肉棒を根元から刺激され、すぐに射精感が込み上げてきた。 「由布さん・・・・」 「もう出そうなの？もう少し我慢して・・・・そうしたらいいわよ！」 由布は自分で乳房を揉み上げ、腰を激しく動かし始めた。 （す、凄い！由布さん、なんて素敵なんだ！） 三起也は自分の身体の上で淫らに乱れる由布を素敵だと思った。 「うっ、ああっ・・・・ゆ、由布さん・・・・あいっ！」 三起也の肉棒から再び若くて勢いのある精液が放出された。 「うぅぁあああああっ・・・・あっ、いっ・・・・イクッ！」 由布も淫壷を激しく収縮させ、昇りつめていった。 その後、そのまま肉棒を三度復活させた三起也を、由布は正上位で迎え入れ、淫らな悦びを感じあった。 「どうだった？」 「さ、最高です！こんなに気持ちがいいなんて・・・・」 「じゃあ、もう悪戯しちゃダメよ！」 「うん！でも・・・・もっと由布さんに教えて欲しい・・・・」 「フッ・・・・いいわよ！ふたりだけの秘密よ！守れる？」 「うん！絶対に！じゃあ、明日も・・・・」 三起也は初めての性体験に心踊らせ帰っていった。 三起也は次の日も、その次の日も、毎日のように由布と会い、セックスの悦びを次々と経験し、覚えていった。 ３ヶ月、半年・・・・、三起也の肉棒から幼さが消え、逞しくなっていた。 由布との淫猥な時間は、三起也にとって得難い日々だった。 だが、それも、由布の大学卒業と就職で、幕を閉じることになった。 「いつか会えるよね！」 「もう三起也君も中学生、大人の入口に立つんだから、わたしのことなんか忘れて、しっかり勉強してね！」 三起也にとって由布との別れは、ショック以上のものだった・・・・。 |
| あなたのひと言が作者の励みとなり、新たな作品が生まれます。ご感想宜しくお願いします。 |
| 2008.3.11掲載 |
秋水さんの作品群→ |