| 65．舞ー２ 舞は恐怖で身体が凍りついた。 初めての経験で何が何だか分からず、かといって、逃げるの逃げられす、友達の和美を探したが、人ごみで所在が分からなかった。 （わたしは中学２年、まだ子供よ！） だが、誰が見ても、浴衣姿の舞は、17〜8歳、否、それ以上に見えた。 老けているわけではなく、ひとつは舞の成長が良すぎたこと、もうひとつは、舞の顔立ちが大人っぽく見えることだった。 舞は中学生になった時には、身長は160cm近くあり、スリーサイズも上から85・59・86ぐらいあった。 １年以上経った今では、さらに女っぽい身体になっていた。 男と付き合うことやセックスに興味が無かった舞は、自分がどう見られているかなど考えたことも無かったので、自分の身体つきなど自覚することも無かった。 男は舞のムッチリとした素肌を手で味わうように撫で回し、パンティの上から手を入れ、素肌のお尻も擦り始めた。 「ジッとしてれば、いい気持ちを味わえる。だが下手な真似をすれば、とんでもないことになる」 男は念を押すように舞の耳元で囁いた。 （止めて！どうしよう？どこまでやるつもり？） 舞は固まったままで男の為すがままになっていた。 やがて男の手は舞の股間に伸び、恥毛の下の淫唇を指がなぞった。 （あっ！） 舞は生まれて初めて他人に淫部を触られた。 「おっ！濡れてるじゃないか！オマエも結構好きモノなんだな〜」 男は淫唇を何度かなぞった後、中に指を入れてきた。 （う、ウソ！濡れてるわけが・・・・） だが男の指の動きで、舞は濡れてることを自覚した。 （何で濡れてるの？わたしって変態？） オナニーは中学校に入った頃に経験はあったが、人が言うほど感じないので今は全くしてなかった。 クチュクチュと音が聞こえてきそうなほど淫液が出ていた。 （あぁ、どうしよう？本当に淫乱だと思われるわ！） 舞の気持ちとは裏腹に、舞の淫部は痴漢の男の指に反応していた。 男の指は舞のクリトリスを弄り、淫壷の中まで入ってきた。 「結構、締りのいいオマ○コじゃないか！こりゃ、気持ちがいいだろうな」 処女の舞は男の指を受け入れていた。 （どうしよう！感じちゃったら・・・・わたし・・・・） そう思っていた時、男がさらに囁いた。 「このまま後ろ向きに歩くんだ。身体を支えているから、そのまま後ろに歩けばいい」 舞は男の言うとおりに後ずさりするように歩き出した。 しばらくすると、小さな社のような建物があった。 その裏に回ると、花火の見物客からは全く見えない場所だった。 「そのまま振り向かずに両手を前に付くんだ」 舞は男の言うとおりにするしかなかった。 男は舞の浴衣の裾を捲り上げ、舞の頭を後ろから包むように、パンティを引き下ろし脱がした。 （エッ！お尻が丸見えになってる！） それでも恐怖で身動き出来なかった。 さらに浴衣の一部で舞の口を塞ぎ、男は舞の前側に両手を回し、胸元を左右に開いてブラジャーを外した。 豊かに膨らんだ乳房が零れるように揺れ、男はその乳房を掴んで揉みしだいた。 （い、痛い！） 強く乳房を揉まれ、舞は痛みしか感じなかった。 舞は素肌のお尻に少し冷ややかな肉を感じた。 （エッ！何？） 男は自分の昂った肉棒を取り出していた。 舞には男の興奮した荒い呼吸だけが聞こえていた。 （何をする気？） 男の肉棒が舞の柔らかなお尻の肉を割り、その下で熱く濡れていた淫壷に挿入されていった。 （いぃ〜〜っ、痛〜〜い！！） 舞はあまりの痛さで気が遠くなりそうだった。 声を上げるにも上げられず、逃れようにも逃れられず、舞は見知らぬ男の肉棒を処女の淫壷に受け入れていた。 「うおっ！・・・・ん？何だ、処女だったのか！こりゃラッキーとしか言いようがないな｝ 男は舞の淫壷から破瓜の血が出ているのを喜び、痛がる舞を気遣うことも無く、激しく腰を動かした。 「うぅぅ〜〜〜た、堪んない！」 時間にすれば僅か２〜３分だったが、舞にすれば永遠に続く時間のように感じられた。 男はドクドクと大量の精液を舞の淫壷に放出すると、バタバタと身支度を整えた。 「良かったぞ！オマエのオマ○コ、いいオマ○コになるぜ」 そう言うと、男は闇に紛れて消えていった。 舞はそのまま動けなかった。 突然の痴漢・・・・処女喪失・・・・激痛・・・・、舞は呼吸が止まってしまっているような気がしていた。 男が去って、どのくらいの時間が経過したか・・・・。 「舞〜舞〜！」 一緒に来た友達の和美の自分を探す声で息を吹き返した。 舞は口に詰められた浴衣の端を取り出し、浴衣を下に降ろした。 「か、和美〜〜」 舞の呼ぶ声に駆けつけた和美は、何があったのかひと目で分かった。 「舞・・・・舞、あなた・・・・」 「か、和美・・・・」 舞は声を上げて泣きじゃくった。 和美は舞の浴衣を直し、身体をさせるようにして病院に連れていった。 舞が犯されてから２週間ほど経過し、舞が妊娠していることが分かった・・・・。 舞ー３ 舞は中絶手術を受けた。 警察には届けたが、犯人の手がかりは何も残っていなかった。 学校には病欠ということで、詳細報告はしなかった。 舞は自分がオンナであることを実感したが、オトコに対する恐怖感のようなものを強く感じるようになった。 舞の悲劇はさらに続いた。 ３ヶ月ほどが経過した。 舞の股間からやっと違和感のようなものが消えた初秋の日曜日、舞は１時間ほど離れた祖父母の家を訪ねた。 気分転換と祖父母の優しさで癒されたいと訪問し、その思いは舞が帰る頃には叶っていた。 少しは明るくなり、舞は直通の電車に乗って帰路に着いた。 最寄り駅まで直通で１時間弱、この日の電車は行楽帰りの人々で混み、舞は車両の隅に立っていた。 （アッ！ウ、ウソ？ヤメテ！） 舞の背中を覆うようにして男が被さっていた。 その男の手が舞いのワンピースの上からお尻を擦っていたのだ。 舞は今度こそ大きな声を上げようと思った。 だが次の瞬間、舞は叫ぼうとした声を飲み込んだ。 男の手がワンピースの裾から素肌を這い、パンティの中に入り、お尻の柔肉の谷間を擦って淫唇に達した。 （あうっ！あっ、ふっ・・・・あぁ、ぃぃぃっ・・・・） 自分でも信じられないことが舞の中で起こった。 男の指が淫唇のワレメをなぞった瞬間、舞は今までに経験のない快感を感じてたのだった。 （な、何、この気持ち良さは・・・・これが快感？） ３ヶ月前に犯され中絶した舞の淫部は、それが原因なのかどうかは分からないが、性的な快感を強く感じるようになっていた。 （そう言えば・・・・あの時の男が・・・・『いいオマ○コになるぜ』って言ってたけど・・・・） 舞は恐怖感を感じずに、次第に大きくなる快感を感じていた。 男は慣れた手つきで周囲に分からないように舞の淫部を愛撫していた。 クリトリスを弄り、淫壷の中に指を入れ、肉壁を擦った。 （あ、あっ！・・・・あ、はぁ〜〜っ・・・・あいっ、あうっ、いぃぃ・・・・） 舞は思わず洩れそうになる淫声を押し殺し、男の指の動きに神経を集中していた。 （す、凄い！だんだん快感が強くなってくる・・・・） 身体の芯まで痺れるような快感が走る。 舞は立っていられないほど感じ、男が背後から抱えてくれていなければ崩れ落ちそうだった。 男は衆目の中、誰からも気づかれないように舞のパンティを下ろし、自分の肉棒を取り出し、舞の快感に震える淫壷に挿入していった。 （うあああっ！！・・・・あっ・・・・あっ・・・・あ、いぃ〜〜っ！） 舞は今度は激痛ではなく、さらに大きな快感を感じていた。 男は自分が動くと周囲に悟られると思い、舞のお尻を掴んで前後させた。 「うっ・・・・」 舞の耳に、小さい声だったが男のイク声が聞こえ、それと同時に舞の淫壷に、ドクドクと精液が放出された。 その肉棒の感触に、舞は目の前が真っ白に光って昇りつめたのだった。 舞の淫壷は男の肉棒を放さなかった。 射精された男の肉棒は、舞の淫壷の中で締めつけられ、さらに微妙な刺激を受け、次第に堅さを取り戻していった。 （凄いオマ○コだ！こんな経験は初めてだ・・・・） 痴漢をして挿入まで果たした男は、舞の淫壷の良さに驚いていた。 舞が意識してそうしたわけではなかった。 大声で拒絶しようとしたが信じられない性的快感を感じ、このまま一度きりで終わりたくない気持ちが、そういう結果になったのかもしれなかった。 男は自分の肉棒の復活に気を良くし、身体を舞に密着させていた。 舞の淫壷の良さを肉棒でジックリと味わっていた。 だが、それも長くは続かなかった。 「うがっ・・・・」 突然、男を快感が襲った。 肉棒を動かしてはいないのに、扱かれているようだった。 舞も身体を小刻みに震わせていた。 （あぁ、い、いぃぃ・・・・凄く気持ちがいぃゎ・・・・） 舞とは別の生き物のように、淫壷が反応していたのだ。 舞の震えがピタリと止まり全身が硬直するのと同時に、男の肉棒は淫壷に精液を扱き取られるように射精していた。 電車が到着するまでの約50分ほどの間に、男は一度も舞の淫壷から肉棒を抜けず、５回も射精させられた。 やがて電車が駅に到着し、ドアが開いた。 混んでいた乗客が波のように車外に押し出されたが、ふたりは固まったように動けなかった。 「おい、もう勘弁してくれよ！オレが悪かった」 「エッ、えぇ、ふぅぅぅ・・・・」 舞が大きく呼吸をすると、やっと男の肉棒は解放され、男はバタバタと逃げるように舞から離れ、電車から去っていった。 （わたし・・・・どうなっちゃたの？） 舞自身、自分でも何がどうなったのか分からなかったが、確かなことは、性的な快感を感じたという事実だった。 この日を境に舞の気持ちが大きく変わった。 （いつかは経験するもの・・・・それが偶然、ああいう形になっただけ。結果として、セックスの気持ち良さが実感できたんだから・・・・） 自分からセックスを求めることはなかったが、不思議なことに、痴漢に遭うことが多くなっていた。 電車、地下鉄、バスだけでなく、劇場や図書館などでも・・・・、その度に、舞は痴漢の指の動きに快感を感じて悦び震えた。 肉棒を挿入されることは無かったが、舞にはそれでも充分だった・・・・。 |
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| 2008.4.14掲載 |
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