| 69．直樹ー１ 直樹が住んでいる街の一角に洋風の屋敷があった。 大学生の直樹は、毎日、その屋敷に新聞を配達していた。 身寄りの無かった直樹は朝夕の新聞配達をし、さらに夜は工事現場で働き、大学に通っていた。 直樹19歳のある日のことだった。 いつものように朝一番に、その屋敷に新聞を配達した。 「毎朝、ご苦労様。これを飲んでいって」 新聞受けに新聞を入れようとした直樹に、屋敷から出てきた美麗な女性が、直樹に飲み物を差し出した。 「エッ！あ、ありがとうございます」 直樹はその女性の美しさに驚きながら飲み物を受取った。 「大変ね！毎日」 「いえ、慣れてますから」 「ひとりで生きていくのは、それだけで大変よね」 「え、えぇ」 「わたしもひとりなの」 「エッ！ここにひとりで？」 「えぇ、１年前に事故で両親を亡くして・・・・」 「あっ、すみません！ご馳走さまでした」 「気をつけて」 直樹はドキドキしながら頭を下げ、次の配達先に向かった。 屋敷に住む女性は、西之園 京香、24歳、京香が言ったように両親を事故で亡くし、ひとり暮らしだった。 昔からの資産家の家で、京香は両親の遺した財産で暮らしていた。 この日から毎日、直樹は京香から飲み物を貰い会話をしてから、配達を始めるようになっていた。 「明日は、新聞、最後にして」 「エッ？」 「配達の最後の時刻は６時頃？」 「えぇ、６時半ぐらいですが・・・・」 「じゃあ、明日は６時半頃に来てくれる？」 「えぇ」 直樹は京香に言われるままに頷いていた。 （どういうことだろう？） 直樹は首を傾げ思案したが、何が何だか分からなかった。 その日の昼過ぎ、京香の家には京香の他にもう一人居た。 「いい加減に言うことをきいたらどうだ！」 「イヤよ！どうしてあなたに両親の遺産を譲らなきゃいけないの」 「オレはオマエの父親の遠縁なんだから、当然の権利だ。それに、オマエの初めてのオトコなんだから・・・・ほら、こっちに来るんだ！早く欲しいんだろ？」 男は京香の腕を引っ張って引き寄せ、自分の肉棒を京香の口に咥えさせた。 男は足利 康氏と言い、京香の両親が亡くなった直後に現れ、遺産の相続を主張した。 西之園家は古い家柄だが次第に縁戚も無くなり、両親からは親戚は無いと聞いていた。 「しかし、いい女だな・・・・」 足利が初めて京香の前に現れた日、遺産の分配を主張した後、京香を舐めるように見ながら言った。 「変な目で見ないで！人を呼ぶわよ！」 「フッ、呼んでみろよ！オマエの他に誰が居ると言うんだ」 「・・・・・・・・・・・・」 足利は京香の身体を押し倒し、衣服を引き裂いた。 「ヤ、ヤメテ！」 「嫌がる女をモノにするのは堪らないぜ」 足利は京香の下着も引き裂いて剥し、アッと言う間に裸にした。 「いい身体してるじゃないか！細くてつまらない身体に見えたが、着痩せするんだな・・・・乳房も尻もタップリ肉付いて、揉み甲斐があるな」 京香がいくら声を上げようとも、屋敷から外に聞こえようもなかった。 足利は京香の透き通るような肌を舐め回し、乳房を揉みしだき、大きく脚を開いて淫部に顔を埋めて舐め回した。 「キレイなオマ○コだな。こんなにキレイなのは初めてだぜ」 足利は京香の淫部を舐め回し、指で弄り回した後、ズボンとトランクスを脱ぎ、昂った肉棒を京香の淫壷に挿入した。 「いいぃぃぃ〜〜〜っ、痛〜〜ぃ！！」 「おっ！何だ、処女だったのか！こりゃ、得したな」 泣き叫ぶ京香を無視し、足利は自分の淫欲だけで突き進んだ。 足利は京香の清楚な身体を弄び、何度も繰り返し犯した。 「いい身体だ・・・・飽きることのない身体だ！これから、オレがオンナとして仕込んでやるから、感謝の気持ちも込めて、財産を譲るんだ！」 この日から足利は、逆らえない京香を犯し続けた。 京香は歯を食いしばり屈辱に耐えていたが、次第に経験したことのない快感を感じるようになっていった。 そうなると弱いもの・・・・、京香は足利とのセックスに夢中になり、自分からも淫猥な行為を望むようになっていた。 （このままじゃ、本当に全てを失くしてしまうわ・・・・何とかしないと、あの男の言いなり、奴隷になってしまう） 京香は足利を何とかしようと考え始めていた。 足利が京香を訪ねてくるのは、お昼から夕方までと決まっていた。 それがどうしてなのか、京香は足利に尋ねてみようとはしなかった。 （何か理由があるのだろうけど、そんなことはどうでもいいわ！それより、どうしたらいいのか・・・・） そんな時、京香は真面目な苦学生の直樹に目を付けたのだ。 （ああいうタイプは、一途になる気がする・・・・それを上手く利用できれば・・・・） 直樹は京香に指示された時刻に、屋敷を訪ねて行った。 「おはようございます。新聞です」 「約束どおりね。さぁ、中に入って！」 直樹は少し戸惑ったが京香の誘いに応じ、家の中に入った・・・・。 直樹ー２ この日の京香はチャイナドレスに身を包み、しなやかな身体のラインが流れるように描かれて見えた。 腰の辺りまで切れ上がった太股は、チラチラとその肌を見せ、直樹は目のやり場に困ってしまった。 京香は長い髪をアップしてまとめ、中国美人のようだった。 「そこに座って・・・・今、朝食を作るわ」 「エッ！あのぉ〜どうして僕にそこまで親切に？」 「う〜ん、どうしてかしら？朝夕、一生懸命に新聞を配り、勉強をしているあなたを見て、何故か、何かしてあげたくなってしまい・・・・ご迷惑？」 「迷惑だなんて、とんでもない！ありがとうございます」 直樹はキッチンに立って朝食の支度をする京香に、素直に感謝したい気持ちになっていた。 「ハムエッグにトースト、コーヒーでいいかしら？」 「あ、はい！」 身体のラインがクッキリとしたチャイナドレスの京香に、若い直樹の股間は素直な反応を見せていた。 （ダメだ！親切な女性に・・・・何という不埒な下半身なんだ！） 直樹は昂った肉棒を抑えながらも、美しく妖しい肢体の京香から目が離せなかった。 品のある微笑を浮かべ、京香が朝食を運んできた。 「ひとりって言ってましたが、お手伝いの方とか？」 「両親が亡くなったのと前後して辞めてしまい・・・・その後は、わたしだけだから・・・・ノンビリとやってるの」 直樹はアッと言う間に朝食を食べた。 「ご馳走さまでした」 「あら、早いのね。足りないのなら、何か・・・・」 「い、いえ、充分です」 直樹は美麗で品のある京香を前に、完全に舞い上がっていた。 （何処に入ったのか分からないよ！それにしてもキレイだ・・・・ん！透けてる？） 直樹は初めて京香のチャイナドレスの生地の薄さに気づいた。 （気づかなかった！乳房の膨らみが・・・・うっ、堪らない！） シルクの薄い生地のドレスは、京香の身体を透かして見せていた。 直樹の座っている位置からは、乳房は目の前だった。 「ねぇ、わたしって、どんな感じ？」 京香は直樹が自分の身体を意識したのを悟り、モーションをかけてきた。 「どんな、感じ・・・・って？」 「わたしのような女は嫌い？」 「エッ、いえ！とんでもないです。素敵過ぎて・・・・」 「ウフッ、本当にあなたって・・・・そういうところ好きよ」 直樹は京香の口から好きという言葉を聞き、身体中の血液が股間の一箇所に集中するような気がした。 京香は食卓の席を立ち、コーヒーだけを残して片付け始めた。 「あっ、僕も」 直樹もコーヒーを残し、２枚の皿を持ってキッチンに向かった。 「あら、ありがとう。まだ、時間、あるんでしょ？」 「あ、はい」 直樹の視線は自然と京香の乳房から下半身に向けられた。 流れるようなボディラインは美しく、滑らかにアップしたお尻にはパンティラインは無かった。 （ひょっとしたら裸？あぁ、触ってみたい・・・・） 直樹は半分透けて見えるチャイナドレスを目を凝らして見つめていた。 「どうしたの？汗が凄いわ」 京香は敢えて何気ない口調で直樹に聞いた。 「あっ、いえ・・・・」 「あら！元気がいいのね」 「エッ！アッ、これは・・・・」 「そうね・・・・若いのに毎日、仕事に勉強じゃ大変よね。女の子と遊ぶ暇も無いなんて・・・・」 京香はジャージのズボンの股間を膨らませている直樹に優しく言った。 「す、すみません！ご親切いただいているのに、不謹慎で」 「わたしに感じて・・・・」 京香はわざと少し考え込むような顔をした。 （軽蔑されて追い出されるかな？） 直樹は京香の悩む顔を見ながら諦めていた。 京香は直樹の懸念を他所に、意外な行動に出た。 「いいわ・・・・いつも頑張っているご褒美になるかしら？」 京香は直樹の昂った肉棒を、ジャージの上からそっと擦った。 「うわっ！ああっ・・・・京香さん」 直樹は思わず腰を少し引き、京香の顔を見た。 美麗な顔に少し憂いを浮かばせた京香は、妖しく艶やかに見えた。 「どうすればご褒美になるのかしら？」 「もぅ、もう充分で・・・・」 「エッ！もういいの？」 「あ、いえ、えぇ・・・・」 「どっちなの？わたしは魅力無いのかな？」 直樹は我慢できずに京香の身体を背後から抱き締め、細い身体に似合わず膨らんだ乳房を両手で掴んで揉んだ。 「あっ、ダメよ！そんなに乱暴にしちゃ」 「す、すみません！」 直樹は反射的に京香の乳房から手を放した。 「お風呂で汗を流して・・・・」 「あ、はい」 京香は直樹を浴室に案内した。 脱衣室で直樹はバタバタと裸になった。 「うわぁ〜逞しいのね！」 「いえ、夜、工事現場で働いていますので・・・・」 「男の人は、やっぱり逞しくないとね！素敵よ・・・・ココも」 京香は逞しく反り返っている直樹の肉棒を擦った。 「うあっ・・・・僕に脱がさせてください」 「フッ、じゃあ、お願い」 直樹は京香のチャイナドレスを優しく脱がし始めた・・・・。 |
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| 2008.4.30掲載 |
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