「・・・・・・ふぁ〜・・・、まだ眠ったいなぁ〜・・・それしても、何であんな夢見たのかな？」
　夢の内容は目覚めた今でも、はっきり覚えている。

　あれは・・・今から２５年以上も前、僕が高校３年生になったばかりのことだから・・・。
　どうして本当にあった出来事を、こんなに長い年月が経って夢で見たのか？
（そうか、由香のせいだ・・・。由香との信じられない出逢いと、あんなことがあったせいで、高校時代の真弓を連想したんだ・・・）

　あれは・・・僕が高校３年生の５月、その年の新入生で、僕が部長していたクラブに入部してきたのが『真弓』だった。
　数名、新入生が入部してきたが、真弓はそのうちのひとりだった。
　秋田県の出身だったためか、肌が透き通るようにキメ細かな女の子、そんな第一印象の女の子だった。
　５月の文化祭が終わった休み前の日、真弓が部室にいた僕のところに来て言った。
「部長、明日お時間あります？」
「ん？・・・どうしたんだい？・・・それと、僕はもう部長じゃないよ、文化祭が終わったんだから・・・」
「あっ、そうですね、フッ、お疲れ様でした。これからは大学受験に向かって頑張ってください！」
「ありがとう〜だけど、受験のことは・・・憂鬱だな〜・・・。そうだ！何なんだい？明日って・・・？」
「実は・・・デートしてもらえませんか？」
　僕は唐突な真弓の申し出に面食らっていた。　　
　ふと真弓を見ると、白すぎるぐらい透き通った頬を赤く染め、はにかんだ表情で僕を見ていた。
「いいけど・・・部室の片付けも済んだし、来週からは君が言うように受験地獄の始まりだし・・・」
「ホントですかぁ〜嬉しいぃ〜ありがとうございます」
「それで、どこに行くの？」
「ハイキング・・・早霧湖に・・・もちろん、お弁当はわたしが作って持って行きますから・・・」
　真弓は僕の反応を窺うような顔をして返事を待っていた。
「うん、分かった・・・それで、どこに何時に行けばいいのかな？」
「１０時に駅の前で・・・」
「じゃぁ明日！」
　僕は丁度気分転換にいいと思っただけで、特別な感情は抱かなかった。
　何と言っても、１７歳と１５歳・・・今、思い出しても幼かった・・・。

　次の日はいい天気だった。
　ポカポカ陽気で、湖を散策するには気分のいい天気だった。

　ふたりは手をつなぎ、緑の新鮮な空気を吸いながら歩いた。
　真弓はホットパンツにトレーナーのラフな格好、僕はジーンズにボタンダウンのシャツ、少し肌寒い気もしたけど暖かい陽気だったので気にしなかった。
（真弓って、近くでゆっくり見ると美人だなぁ〜大人っぽいし、スタイルもいいし・・・）
　真弓の身長は１６０cm、体重は不明だが、バストは９２cm、ヒップは８７cm。
　どうして知ってるかというと、同級生がいつだったか調べたと言って僕に教えてくれた。
　別に知りたかったわけではないが、遊び好きな同級生の趣味のようなものだった。
　僕らは人影のない湖畔の木陰に、樹木にもたれかかるようにして話をしていた。
「部長！・・・じゃなかった、まぁ、いいですよね？」
「うん、まぁ・・・」
　真弓は僕の横に立って話し始めた。
「あのぉ〜わたし・・・好きなんです！付き合ってください！」
「ん〜・・・？」
「だから〜・・・わたし、部長こと、入部したときから好きになって・・・もう部長・・・文化祭が終わったから、クラブに出てこなくなるから・・・わたし・・・」
　横を見ると、真弓が俯き加減で恥ずかしそうにモジモジしていた。
「そうだったんだ・・・」
　正直、ビックリしていた。
　女子高の生徒から誘われたことは何度かあったけど、意外な感じがした。
「迷惑ですか？・・・たまに逢っていただければ・・・」
「いや、そんなことはないけど・・・僕は、女の子と付き合ったことなんてないから・・・どうしていいか分からないし・・・」
「じゃぁ〜ＯＫですね！良かったぁ〜・・・よろしくお願いしま〜すっ！」
　真弓は少しおどけて最敬礼して見せた。
（可愛いなぁ〜・・・でも・・・キスもしたことないし・・・）
　僕は笑顔で真弓に応えて真由美の両肩に手を置いた。
　途端に、真弓は真顔になって僕の目をジッ〜と見てから、静かに目を閉じた。
（これって・・・？キス・・・？）
　初心だった僕はドキドキしながら真弓の柔らかい唇にキスをした。
　ファーストキスだった。
　真弓にとっても初めてだったようで、少し震えているのが分かった。
　どう言う訳か、この日の僕は異常で、キスをしながら真由美の豊満な胸に手をあて揉んだ。
「あっ！」
　小さく声を出したが、真弓の抵抗は無く、僕は自分の手のひらより大きな乳房の感触を味わった。
（堪らないなぁ〜女の子って、気持ちいいなぁ・・・・・・）
　本では知っていたが、当時の僕はバンカラな高校生で、何もかもが初めての経験だった。
「あぁ〜部長〜気持ちがいぃ〜・・・」
（えっ？１５歳だろ・・処女だよな・・・・？・・嘘みたい・・・）
　本当に驚いた僕は、この際だから・・・なんて気持ちで、真弓のトレーナーの下から手を入れ、後ろから抱え込むようにして９２cmの乳房を直に掴んだ。
　フロントホックのブラはすぐに両側に開き、僕は両手で吸い付くような大きな乳房を、羽交い絞めにするような格好で下から持ち上げながら揉んだ。
「あぁ〜あぁ〜いぃ・・・」
　真弓はうっとりした表情を浮かべ僕に身体を預けるようにして浸っていた。
　益々信じられない現実に戸惑いながら、僕の行為はエスカレートしていった。
　そのままの姿勢で、真弓のホットパンツのホックを外しジッパーを下ろした。
　初めてなので、どうしていいか分からなかったが、とにかくその下のパンティーに手を入れた。
「あっ、部長・・・そこは・・・」
　さすがに抵抗を感じたように、真弓は自分の手で軽く僕の手を制した。
「いいから・・・今日は触るだけ・・・ここでは結ばれたくないから、アレは次の時に・・・ネッ！」
　本当は、どうしたらいいか分からなかっただけなのだが、見栄を張ってその場を言い繕った。
　僕の言葉に安心したように真弓は手を離した。
　柔らかい毛に触れた・・・（あまり多くない・・・いや、少ない・・・見たいなぁ・・・）
　その下に手を伸ばすと、ツルっとした肌の感触があり、その中心からヌルッとした液が溢れていた。
　大陰唇の周りには毛が生えていなかったので、幼い子どものアソコのような感じを想像した。
　しかし、その割れ目から溢れてくる蜜には驚いた。
　指をその割れ目に少し挿入すると、さらに蜜は溢れ出てきた。
「あぁ〜〜〜い、いぃ〜〜〜・・・」
　真弓は僕の下腹部に預けた形になっている豊かなお尻を押し付けながら震えていた。
（後で聞いた話だが、この時、真弓は未だ処女だった。但し、オナニーをしていたらしい）
　真弓は喘ぎながら後ろ手で僕の股間を弄り、僕の肉棒を確認すると擦り始めた。
　僕は必死に堪えながら真弓の首筋を丹念に舐めながら、真弓の蜜壷を激しく弄った。
「あぁ〜〜〜もう・・・もぅ・・・・・・イ・・・イクゥ〜〜〜〜・・・・・・・・・」
　真弓の喘ぎ声は歓喜の嬌声に変わり絶頂に達した。
　ただただビックリするばかりの時間だったが、なんとかなったという気持ちだった。
　しばらくして真由美は僕の方に向き直ってしゃがみこみ、僕のジーンズのジッパーを下ろした。
　窮屈そうに堪えていた僕の肉棒はブリーフを突き破りそうな勢いで盛り上がっていた。
「す、すご〜ぃ・・・・・・」
　真弓は呟くと同時に唇を舐め目を輝かせながらブリーフを引き下ろした。
　勢い良く跳ね上がった僕の肉棒は透明な液を出してピクピクしていた。
「部長・・・今度ネッ！」
　そう言うと、真弓はいきなり根元まで咥え指と唇でしごき始めた。
（いったい？・・・この子は、どこでこんなこと覚えたんだろう？・・・だって高１の春だよ・・・）

　今から２５年以上も前の話・・・今では珍しくもないことかも知れないが、当時としては驚きだった。
　これが今朝見た夢の内容であり、実際あった昔の話。
　高校生という由香との共通点やセックスの巧みさ、姿勢など、共通点が多かったからかもしれない。
　肢体の素晴らしいさ・・・背中からヒップへのビーナスライン・・・形良く象られた乳房・・・
（そう言えば真弓はどうしているのか・・・？）
　あれから僕の方が躊躇って、実は・・・真弓とはセックスしなかった。
　今にして思えば、全く勿体無い話し・・・今度、電話でもしてみようかなぁ〜？