「ただいま〜・・・・・・あれっ？」
（お母さん、いないのかな〜？・・・まっ、いいか）
　由香は受験が終わったので上機嫌で帰ってきた。
　靴を脱いで階段を上がろうとした時、
「あぁ〜ぁ〜〜いぃ〜〜〜もっとぉ〜・・・・ あ、あっ、そ、こぉ〜・・・い、いくぅ〜〜」
　部屋の奥から淫らな嬌声が聞こえてきた・・・。
（えっ？・・・うそぉ〜・・・、お母さん・・・？）
　由香の顔からスゥ〜と血の気が引いた。
（・・・やっぱり、お母さんの声だわ・・・何？）
　由香の頭の中でいろんな言葉が浮かんできた。
　泥棒？痴漢？強姦？・・・・・・
　だけど、悦びに喘いでいるとしか思えない声に、由香は戸惑いを感じた。
（どうしよう・・・？ わたしが帰って来たと知ったら・・・ショックを受けるよね・・・）
「う、あ〜・・・まだ、だめぇ〜・・・また、また、イッちゃぅ〜・・・・・・・」
　また、母親の激しい快感の声が聞こえてきた。
　耳を塞ぎたい気持ちと、まだ４０そこそこの熟れた女性であるという思いが交錯した。
　由香はバッグと上着をリビングに置き、暫時、物思いに耽った。
（考えてみれば・・・お母さん、わたしがお義父さんとあんなになって・・・３０代の女性といえば、成熟した大人のオンナの時期だったのに・・・欲求があったって不思議じゃないよね・・・なのに、わたし・・・）
　由香は自分のせいで母親に我慢を強いてきたんだという悔恨の念が強く湧き上がってきた。
　同時に、母親もひとりの女だと思い、そういう母親を認めてあげたいと思った。
（これからはお母さんもひとりの女として生きていって欲しい・・・だけど・・・すごく激しい感じ・・・・・・一体どんなことしてるのかしら・・・？）
　由香は下腹部がキュンとなる感じがして興味が膨らんできた。

　足音を忍ばせ声のする部屋の前まで来た。
「あん、あ〜〜ん・・・、い、ぃ・・・・・」
　間断なく喘ぎ声が廊下まで聞こえていた。
　由香はドアのノブに手をかけ、静かに息を殺しながらノブを回した。
　少しだけドアを開き、その隙間から中を覗き込んだ。
　妖艶な母親の姿態が目に飛び込んできた。
（あっ！・・・）
　由香は思わず声をあげそうになったが、かろうじて飲み込んだ。
　母親が男の上に跨り、髪を振り乱し、腰を揺すり、奇声を発し、自ら快楽を求めている。
（う、そ、・・・あれって・・・お母さん？）
　男女のセックスを目の前で見たことなどない由香は、それだけでも驚異なのに、自分の母親が淫らな姿で悦んでいるなんて・・・すぐに現実として信じられなかった。
（だけど・・・お母さんって、きれい・・・今まで気づかなかったわ・・・・・・。
　胸はツンと上を向いてピチピチに張ってるし、ウエストラインなんてわたしより
　きれいに括れて・・・すごく魅力的だわ〜）
　由香は母親の悶える姿態に釘付けになった。
（うわぁ〜なぁ〜に、アレ〜・・・スゴ〜ィ、オ×××ン・・・迫力あるぅ〜）
　母親が上下するたびに見え隠れする肉棒を見て、由香は次第に自分のヌメリを感じていた。
（はぁ〜はぁ〜はぁ・・・・・・）
　中のふたりに聞こえるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見入っていた。
　男が上体を起こし母親のきれいな形の乳房に吸い付き、下から抱え込むように揉み始めた。
「あっ！」
　その横顔に由香は愕然とした。
（どうして？・・・どうしてなの？・・・先生がお母さんと・・・）
　由香には何が何だか分からなくなってきた。
　自分を義父の呪縛から解放してくれた先生が、母親と獣のように淫欲を貪りあっている。
（ひょっとしたら・・・先生、わたしを心配して訪ねてきて・・・それで・・・）
　その先は、どうしても答えが見つからなかった。
　しばらく茫然としていたが、ふたりの行為が激しさを増したので、答えのことなど考えられなくなり、大きな瞳を凝らして見つめていた。
　先生は母親と向き合った体位から、そのまま立ち上がり、母親の身体を宙に浮かした。
　母親は先生の頭を押さえつけながら下から突き上げられる快感に絶頂を極めていた。
「また、また、・・・あぁ〜〜〜もう・・・い、いくぅ〜〜〜〜〜」
　母親は全身を痙攣させ先生にしがみつき、やがて上体を仰け反らせていった。
　先生は、母親と結合したままベッドに下ろし、ゆっくりと挿入を再開した。
（この間の先生も凄かったけど、今日は、それ以上だわ・・・）
　無意識のうちに由香は自分の手をスカートの下からパンティの中に忍ばせ、興奮の蜜で溢れている自分の中心に差し込みオナニーを始めていた。
（はぁ〜はぁ〜はぁ〜・・・・・・）
　もう一方の手で服の上から乳房を掴み、力を入れて揉んだ。
（あぁ〜いぃ〜ぃ・・・せんせい・・・もっとぉ〜〜〜〜）
　由香は自分も先生と交わっているような気持ちで気を集中させた。
　クリトリスから蜜壷に指の行為はエスカレートし、床の上には大腿を伝って滴り落ちてきた蜜が溜まってきていた。
（あぁ〜〜〜あっ、違う！こんなんじゃない！先生のは〜もっと、もっと・・・あぁ〜〜〜）
　由香はオナニーに夢中になっているうちに、ブラウスの前をはだけブラも外し、自分の蜜で濡れたパンティも脱ぎ捨て、廊下で狂ったように悶えていた。

　僕は真弓が失神したので、気づかせようとして身体を起こした。
（あれ〜？）
　妙に甘い香りが部屋の中に入ってきた。
　閉めてあったはずの部屋のドアが少し開いていた。
（おかしいなぁ〜？・・・あっ！この匂いは由香のアソコの・・・）
　僕は身体をずらせドアの隙間から外を覗いた。
（やばい・・・由香だ、何してるんだ・・・そうか・・・）
　真弓と繋がったまま３時間以上の時間が過ぎていた。
　相変わらず僕の肉棒は真弓の蜜のせいで絶倫状態にあった。
　もう何回射精したか・・・数える気にもなれない。
　それでも、さすがに真弓も疲れが出たのか、大きな波を感じたと同時に失神していた。
　僕は必死の思いで真弓の中から自分の分身を抜き、真弓に気づかれないようにベッドから下りた。
（ふぅ〜っ・・・、凄いな〜まったく・・・魔力だな・・・。おかげで？疲労感もない・・・）
　僕は静かにドアを開け廊下に出ると、しっかりドアを閉めた。
「あっ！先生・・・」
　由香が僕を見て思わず声を漏らした。
「シィ〜〜〜ッ！」
　僕は口の前に指を立て、静かにするように目で制した。
　由香の散らばった衣服を掴み、片手で由香の手を引き二階の由香の部屋に連れていった。
「あぁ〜〜先生・・・もう由香、我慢できない・・・」
　部屋に入るや否や、由香は僕にしがみつき、ほとんど全裸の身体を押し付けてきた。
「由香、時間が無いから・・・お母さんが気づくから・・・一回だけだよ！」
「先生、どうしてぇ〜？お母さんと・・・」
「その訳は、また、後で・・・いいかい！良く聞くんだ、夜１２時頃になったら、この窓から入ってくるから・・・その時に説明するから・・・いいネっ！？」
「うん！」
「それから・・・この後、一時間ぐらい外にいて、もう一回帰っておいで！」
　由香は朦朧とした目で頷くと僕の肉棒を弄り始めた。
「ダメだよ、いいから後ろを向いて・・・」
　僕は由香の可愛い口に自分のモノを咥えさせたかったが必死に堪え、立ったまま由香を後ろ向きにして、両手を壁に突かせ両脚を開かせた。
　由香は我慢が出来ない様子で形のいい双丘を振り僕を促した。
　由香の蜜壷から淫香が立ち上り始めた。
（マズイ・・・ここから離れられなくなってしまう）
　僕は机の上にあったマスクを由香に気づかれないように手に取り慌ててつけた。
　由香の双丘を掴んで目いっぱい左右に開き、菊蕾と蜜壷を露にした。
　僕は挿入する前から、あの日味わった生きているような蜜壷を思い出し興奮していた。
　真弓の蜜で膨張した肉棒を由香の蜜壷にゆっくり沈めた・・・。
「あ、あぁ〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・・・」
「うっ、あ〜ぁ・・・・・・」
　ほとんど同時にふたりは呻き声をあげた。
「先生・・・キツ〜ィ・・・・・・」
　由香の膣壁を押し広げるようにズブズブと深く挿入した。
　押し返すように由香の壷は絞まり収縮を繰り返した。
（本当に名器だな・・・由香は・・・真弓も凄いけど由香も・・・）
　僕の肉棒を攻めてくる由香の蜜壷の襞に負けないように我慢しながら、激しく由香の双丘に腰を打ちつけた。
　グチュ、グチュ、グチュ、・・・　・・・
　一気に由香を昇天させようと中指を菊蕾に差し込み小刻みに震わせた。
「ああああああ〜〜っ・・・」
　頭を仰け反らせ白い尻を突き出しながら、由香は爆発したように昇りつめた・・・。
「・・・・・・・・・」
　僕はイキそうな衝動を抑え、由香をベッドに寝かせ、階段を下りていった。

　その後・・・どうなったか？
　それは、また、別の機会に・・・・・・。（完）